2021.10.05
特集
「人材から人財へ」
これ系の表現はただの言葉遊びのようで、あまり好きではない。
特に仕事→志事とか、がんばる→顔晴るとかの表現はいまだに苦手だ。
しかし、少しずつ経営について、特に会計の資産についての理解が深まると、
人材だけは人財じゃないとだめだよな。
って思えるようになってくるから不思議だ。
人は資産計上されない。しかし実際には採用費がかかり、教育費がかかり、福利厚生費がかかっている。
これら人件費という投資に対して効果(利益)を生み出しているわけで、大きい視点で見れば資産でしかない。
※単純に投資金額より高い価値で評価できれば含み益が存在している。
となると「人材」を「人財」と呼んでも不自然ではないよな。という考えに至った。
人材を人財に、といえば!
私の中で日本一は大嶋啓介さん。
元々大変お世話になっている関係だが、改めて人財育成についてインタビューさせていただいた。

大嶋啓介(おおしまけいすけ)氏
◯株式会社てっぺん 創業者
◯NPO法人居酒屋甲子園 初代理事長
■著書
◯『予祝のススメ 前祝いの法則』
(共著:ひすいこたろう氏)
◯『すごい朝礼 たった15分で人生が変わる』
2004年、居酒屋から日本を元気にすることを目的に居酒屋「てっぺん」を設立。
2007年には外食産業に最も影響を与えた人に贈られる「外食アワード」を受賞した。
「日本中に夢を広めたい」という熱い念いから、企業・学校・部活動へと活動の場を広げ、「夢を大切にする生き方」「人を惹きつける魅力的なリーダーの在り方」などのテーマで全国各地で講演を行っており、2018年6月に出版した「予祝のススメ 前祝いの法則」は7万部を突破!
インタビュアー:福永寿徳 (フラップスプラン株式会社の代表取締役。愛知県出身)
インタビュアー福永:大嶋さん、改めてですが「人財」ってなんですか?
大嶋さん:おお直球だね~!
「人材」が会社にとっての宝である「人財」に成長するには、4つの条件があると思ってて。
1.ピンとくる感性の力
2.深く考え抜く思考力
3.迅速に行動する力
4.結果を創る力
ピンとくる力は情報キャッチ能力。マイナスの出来事を察知するだけでなく、良い考え方を出すためにもあらゆる方向にアンテナを貼って情報を受け取ることがとても大事だと思う。
次にとことん考え抜く力、思考力が必要。
福:ピンとくる力は感性、考え抜く力は論理ですね。
大:そうなんだよね。考えるということは人間の特権だから、感じてみてわからないことは、深く突っ込んで考えることが大事だと思う。
だから、三つ目の迅速に行動する力は、ピンとくる力と考える力を統合する大切な力なんだよね。
つまり、ピンときて、考え抜いたら、次はすぐに実行に移し、その結果を受けて、さらに考えを深めるという習慣を身につけるということ。
福:なるほど。特に今の時代はスピード命ですもんね。
大:そう。ピンとくると同時に深く考えて、すぐに行動に移す。すぐやる、サッとやる、素早くやることが重要だよね。
そして、四つ目にここまでの能力を駆使して結果を創り出す力。
あらゆる力を駆使して、仕事に臨んだとしても、結果を創らなければ誰も認めてくれない。結果を創っている「人財」は、間違いなくPDCAサイクルを高速で回している。
試行錯誤を止めないことが大事だと思います。
福:とても整理されてますね。
大:人に光を当てる経営って、
だと思う。
福:めちゃくちゃ同感です。
具体的にはどこから始めるといいのでしょうか?
大:人財育成には経営理念やビジョンなど会社の基本的な考え方を明確にすることから。
あと明確な教育指針や年度方針など、きちんとしたツールや基盤を整備することが大事。
福:え、意外。気合と根性じゃないんですね。笑
大:誤解されがちだけど。笑。でも最終的には部下に対する深い念いが大事だと思ってるよ。
最後には「人財」で決まると信じて、部下が育つまで待つ姿勢が必要だと思う。待ちながら、きちんと「人財」の必要性を訴えていくことを続けることだよね。
福:ついつい本質を磨くことを忘れ、表面的な能力ばかりを身につけようとしちゃいますもんね。
大:教育の基本は人間学であり、その次に必要な能力を磨くべきだよね。
人財=継続×投入量×念い
人財育成は勉強の投入量も抜群に多く、社長の念いや継続性の高さも必要になる。
だから、人間に光を当てる経営とは、ルールだけで縛るのではなく、人間を心から愛し、愛するもののために苦悩し、お互いが学び合う姿勢でなければいけないと思う。
そういう深い愛情に基づいて、その上での評価や制度やシステムは存在するべきだと思う。
福:めちゃ熱い。最高。具体的なポイントってありますか?
大:だから「人財」育成の大きなポイントはまず…
続きは#2 こちらから↓
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この記事を書いた人
福永寿徳
大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
2021.07.13
「伝わるプレゼンの超基本」前田鎌利 氏
特集人前で話す機会は多いけど、正直得意じゃない。スライドを作っても文字ばかりでなんだかわかりづらい。 そんな悩みを抱えている方へ、ソフトバンク・孫会長のプレゼンも任されていたプレゼンテーションのプロである前田鎌利氏に「伝わるプレゼンの基本」についてお話を伺いました! とてもわかりやすくプレゼンテーションのコツ・ポイントを教えていただきました。 役職など関係なく皆さん必見の内容です! 前田鎌利(まえだ かまり)氏◯一般社団法人プレゼンテーション協会 代表理事◯株式会社 固 代表取締役◯一般社団法人継未 代表理事 HP:https://www.katamari.co.jp/ 著書◯『社内プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)◯『社外プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)◯『最高品質の会議術』(ダイヤモンド社)◯『最高のリーダーは2分で決める』(SBクリエイティブ社)◯『プレゼン資料のデザイン図鑑』(ダイヤモンド社) プロフィール17年にわたりIT業界に従事。2010年に孫正義社長(現会長)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考され初年度第1位を獲得。孫正義社長に直接プレゼンして幾多の事業提案を承認されたほか、孫社長のプレゼン資料づくりも担当。その後、ソフトバンク子会社の社外取締役や、ソフトバンク社内認定講師(プレゼンテーション)として活躍。2013年12月にソフトバンクを退社、独立。2016年7月、株式会社固を設立。ソフトバンク、ヤフー、ベネッセコーポレーション、Jリーグ、UQ、SONY、Panasonic、日テレ、松竹、TOPPAN、OKI、ニトリなど200社以上の企業・団体などで講演、企業研修などを行う。 ターゲットの明確化が基礎中の基礎 インタビュアー:人前で話す機会は多いけど、「正直プレゼンが苦手」というお悩みをよく伺います。伝わるプレゼンのためには、どんなことを意識するといいのでしょうか? 前田さん:プレゼンを考える上で大事な1つ目のポイントは、「そもそもターゲットは誰なのか」ということです。 社内のスタッフ向けなのか、組織外の人向けなのか、それだけで全然プレゼンの内容が変わってきます。 例えば内部の人なら、ある程度聞く姿勢ができているはずで、外部の人ならそもそも聞く姿勢ができていなかったり、専門用語が通じなかったりしますよね。 まずはターゲットが明確になっているかどうかというのが基礎中の基礎ですよ。テクニック的なことが大事になるのはその後です。 内部向けは、話しすぎに注意 インタビュアー:たしかに、誰に話すのかによって内容が大きく変わってしまいますね。では、ミーティングなど内部でのプレゼンで意識すべきことはどんなことでしょうか? 前田さん:内部向けのプレゼンでありがちなのは、(立場が)上の人の話が長くなってしまうことです。 上の人からすると、良かれと思ってたくさんのことを伝えてしまうんだけど、スタッフからすれば、一度に色々言われてもまず頭には残らない。 つい「内部の人だし、わかってくれるだろう」というスタンスで話しすぎちゃうんだけど、「いつも聞いてることだしな」って、経験の長いスタッフほど思っていたりします。 小学校の時の校長先生の長い話なんて聞きたくないじゃないですか。 あれと一緒ですよ。 朝礼やミーティングでトップが30分も喋ったらスタッフとしてもしんどい。 なので、3分〜5分ぐらいで終わるような内容にまとめないと、聞いてもらうのは難しいと思います。 話を短くわかりやすくまとめるためには、「伝えたいことを3つに絞ってから話す」のがおすすめですね。 もちろん1時間以上話すような内容があってもいいんですが、その場合に重要なことは「寝かせない」ということ。 じゃあ寝かせないためにはどうしたらいいかというと、最後までワクワク興味をもって聞いてくれるようなスライドを作ることですね。 「どんな内容であれば、寝ずに聞いてくれるか?」という意識を持ってもらうと、いいプレゼンに近づけると思います。 インタビュアー:ありがとうございます。スライドのお話が出ましたが、わかりやすいスライド資料のポイントについて教えていただけますか? スライドの文字量は少なく! 前田さん:これは伝わるプレゼンのための2つ目のポイントで、「スライド(投影資料)の文字数はなるべく少なくする」というのが大事です。 スライドに書いてある文字が多ければ多いほど、人はその文字を読んでしまうので、話している内容を聞いてくれないんですよ。 さらにプレゼンターは、書いてあることを話してもしょうがないという意識があるから、書いてないことまで話そうとする。 結果、伝えたいことが伝わらないっていうミスマッチが起こってしまいます。 パワーポイントなどを投影して話をする場合には、「なるべく文字量を減らす」というのを心がけてください。 特にキーメッセージは13文字以内にすると印象に残りやすいです。 最初に文字で全部見せるようなネタバレ感満載の資料ではなくて、最後までワクワクしてみてもらえる資料構成にするといいと思います。 アニメーションでワクワク感を演出する 3つ目のポイントは「アニメーション」 寝ずに聞いてもらうとか、ワクワク感を持ってもらうためには、視覚効果を使うことが大切です。 資料作りにパワーポイントを使う方が多いと思うんですが、「フェード」や「変形」という画面切り替えのアニメーションがオススメ。 バリエーションが多いので、いろんな種類を使いすぎると目がチカチカして逆に疲れちゃうので気をつけてくださいね。 「ターゲットを決めて」「なるべく文字量を少なく」「アニメーションを使う」 伝わるプレゼンの基本的なポイントは、その3つくらいかな。 インタビュアー:その3つを意識したら、一気にプレゼンのレベルが上がりそうですね!更にレベルを上げるために意識するといいポイントはあるでしょうか? 「比喩」で印象に残す 前田さん:プレゼンで大切なことは、「いかに伝えたい内容を印象的に見せるか。覚えてもらうか」ですよね。 私が特に印象に残したいことを伝える時は、「比喩(例え)」をよく使います。 伝えたいことがよりわかりやすく、理解しやすい例えを使ってあげるということです。 例えば、売上目標があるとしたらただ数字を掲げるんじゃなくて、「この売上は検診患者〇〇人分」とか「検診を受ける人数×検診の単価=目標売上」みたいに分解してみるとか。 聞いている年代に合わせて、例えを置き換えたりするとさらに共感が得られると思います。 内部に話すときほど、「わかってるでしょ」「伝わるでしょ」という意識になりがちなんですけど、そこを改めて「これで伝わるかな?」と見直してもらえるといいと思います。 インタビュアー:なるほど。たしかに例え話があるとすごくわかりやすくなりますね!最後に、「そもそもパソコンが苦手」という方もいらっしゃると思うのですが、そういった方へのアドバイスはありますか? PCが苦手ならホワイトボードで 前田さん:パソコンが苦手な方は、ホワイトボードでプレゼンをするのが一番いいですよ。 3つ話したいことがあるなら、1、2、3と最初に書いておいて、「1つ目がこれ、2つ目はこれ、3つ目はこれ」とその場で話しながら書いていく。 書く言葉は文章で書かずにキーワードにするといいです。 自分で最初に3つ書いておくと、何について話さなきゃいけないかを覚えていられるので、「じゃあまず1個目ね」といって話し始める。 話の途中で覚えておいて欲しいことは、キーワードをその場で書く。みたいにするといいと思います。 パソコンやデジタル機器が苦手な方はそういう方法でプレゼンをするといいと思います。 伝える力を更に磨くために プレゼンテーションなど伝え方のコツ・ポイントは学んで実践する事で上達していきます。 伝える為の工夫や、言葉を磨く為の効果的なトレーニング方法を公式LINEにて発信しています。 下にあるボタンから友達登録をしてメッセージを受け取ってください! 伝える力を磨き自分の市場価値をどんどん上げていきましょう! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2022.04.19
インナーブランディング実践編|施策の3ステップと企業の成功事例3選
特集今回は、インナーブランディングの実践編として、インナーブランディングの活用方法を3ステップで解説し、企業の成功事例をご紹介していきます。 本記事を読むことで、具体的な実践の方法が分かり、インナーブランディングにより他の企業はどのように成功できたかを知ることができます。きっと自社の人材育成にとってのヒントが見つかるはずです。 インナーブランディングを成功させるための3ステップ 実際に、インナーブランディングを進める手順は、大きく分けて3ステップになります。 ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の策定社員への理念浸透フィードバック(効果計測) それぞれ以下で詳しく解説します。 ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の策定 ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)とは、企業の目指す姿、果たすべき使命、大切にしている価値観などを表したものです。 MVVとは ・ミッション(Mission)=企業が果たす使命・社会における存在意義 ・ビジョン(Vision) =企業が目指す未来の姿 ・バリュー(Values) =行動・判断の基準となる企業の価値観 これらを明確に定めることにより、社員一人ひとりが「この会社で働く意味はなにか」「自分が勤める企業はどんな目標に向かっているのか」「今どんな判断をしてどのような行動をすべきか」を意識できるようになります。 社員への理念浸透 インナーブランディングの成功のカギは、社員への理念浸透ができているかにかかっています。 具体的には、 社内報社内チャットクレド(行動指針)社内イベント研修やセミナー日報 など、理念浸透のための伝達の手段は様々です。 それぞれの手法については、こちらの記事をご覧ください。 https://flapsplan.co.jp/blog0006/ フィードバック(効果計測) インナーブランディングは短期間で成果があがるものではありません。 そのため、定期的にフィードバックとして効果測定を行うことが重要です。 調査手法として定量的調査と定性的調査があります。 定量的調査では、社員アンケートが一般的で、客観的な視点での設問や分析が有効であるため、社外に依頼するケースが多いです。 定性的調査は、グループインタビューが挙げられます。複数人のグループを作り、特定のテーマについて議論してもらいます。 これらのフィードバックで、改善点を見つけ出しPDCAサイクルを回していきます。 企業の成功事例 実際にインナーブランディングを導入し、成功した企業の事例をご紹介していきます。 スターバックスコーヒーの事例 インナーブランディングの成功事例として、有名なのが、「スターバックスコーヒー」です。 スターバックスコーヒーでは、広告に費用をかけるかわりに、人材育成に費用と時間をかけることでホスピタリティの向上に成功しています。 接客レベルの高さを築いているのは、マニュアルではなく、全てスターバックスで働くパートナーの自主性によるものなのです。 なぜ、自発的に質の高い接客を提供できるのでしょうか。 それは、充実した研修制度により、スターバックスコーヒーの企業理念・行動規範がパートナーに浸透しているからです。 研修の中で理念や行動規範について細かく触れる機会があるため、現場で働くパートナーは「お客様に心地よい接客体験」を提供するにはどうすればいいのか、と考えながら働くことができるのです。 その結果、スターバックスコーヒーは広告費をかけずに、パートナーの質の高い接客や「サードプレイス」としての環境がブランドとして確立し、多くの人々に愛されるカフェになっています。 サイバーエージェントの事例 サイバーエージェントでは、マネジメント・カンファレンスを取り入れた「あした会議」を開催しています。 「あした会議」は、役員がチームリーダーとなり社員とチームを組んで、サイバーエージェントの「あした」をつくる新規事業や課題解決を提案する1泊2日の合宿です。 「あした会議」は、サイバーエージェントの中でも事業創出、課題解決の手段として大きく機能しており、あした会議により決まった子会社28社から生まれた売上は累計700億円にのぼっています。 この取り組みにより、社員は社長はじめ役員の視点を学ぶことができ、部署を超えて社内情報の共有ができるため、会社を取り巻く状況についての理解を深めることができます。 また、主催する経営層にとっては優秀な人材をより成長させる場としても活用されています。 リッツ・カールトンの事例 リッツ・カールトンは、お客様の要望に応える心のこもったサービスを提供することを理念に設立された世界規模でチェーン展開しているホテルブランドです。 リッツ・カールトンのサービスに対する考え方は、 クレドサービスの3ステップモットーサービスバリューズ従業員への約束 からなるゴールド・スタンダードに集約されています。 リッツ・カールトンといえば「クレド」が有名ですが、世界中の従業員が常にゴールド・スタンダードが書かれた「クレド・カード」を携帯しています。 これは、リッツ・カールトンで働くホテルマンとしての誇りの表れともいえるでしょう。 これにより、従業員が「最高のサービスとは何か」を自分ごととして考えるようになることが、結果としてリッツ・カールトンらしさを作り出し、顧客の期待を超える感動のサービスを提供し続けているのです。 まとめ インナーブランディングの活用方法と企業の成功事例についてお伝えしました。 インナーブランディングは一朝一夕にできるものではありません。 しかし、今回成功事例でご紹介した企業は、社会において唯一無二の存在感を示しています。 これはつまり、インナーブランディングにより社員一人ひとりに理念浸透できることで、組織の駒ではなく企業の価値基準に基づく社員の自発的な仕事ぶりが、結果的にブランディングにつながる証左といえるでしょう。 インナーブランディングを強化することで業績の向上に貢献する インナーブランディングの強化を通じて、業績の向上に貢献するワンネス経営®︎プログラムを提供しています。 ・人材育成で課題を抱えている・個人と組織の生産性を向上させたい・社内で共通の言語、共通の価値観を持って仕事に取り組んでもらいたい など、お悩みをお持ちの経営者の方、どんな些細な事でもご相談ください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎プログラムの内容はこちらから!
2021.07.20
「生産性を高める会議術」前田鎌利 氏
特集会議が前月の数字を報告するだけの時間になっている。定例会議がマンネリ化して、正直効果が感じられない。 会議やミーティングはチームを前に進める重要な機会ですが、ちゃんと意識しなければ、ムダな時間になってしまうことも。 今回は会議の生産性を高めるコツを、大手企業で会議術研修なども実施されている前田鎌利氏に伺いました! どれもすぐに実践可能な内容ですので、もし今の会議に少しでも疑問を持たれている方は取り入れてみてください。 前田鎌利(まえだ かまり)氏◯一般社団法人プレゼンテーション協会 代表理事◯株式会社 固 代表取締役◯一般社団法人継未 代表理事 HP:https://www.katamari.co.jp/ 著書◯『社内プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)◯『社外プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)◯『最高品質の会議術』(ダイヤモンド社)◯『最高のリーダーは2分で決める』(SBクリエイティブ社)◯『プレゼン資料のデザイン図鑑』(ダイヤモンド社) プロフィール17年にわたりIT業界に従事。2010年に孫正義社長(現会長)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考され初年度第1位を獲得。孫正義社長に直接プレゼンして幾多の事業提案を承認されたほか、孫社長のプレゼン資料づくりも担当。その後、ソフトバンク子会社の社外取締役や、ソフトバンク社内認定講師(プレゼンテーション)として活躍。2013年12月にソフトバンクを退社、独立。2016年7月、株式会社固を設立。ソフトバンク、ヤフー、ベネッセコーポレーション、Jリーグ、UQ、SONY、Panasonic、日テレ、松竹、TOPPAN、OKI、ニトリなど200社以上の企業・団体などで講演、企業研修などを行う。 ゴールを明確にしてからスタートする インタビュアー:会議をもっと生産性の高い時間にしたいと考えている方は多くいらっしゃると思います。会議の品質を高めるためにはどんなことが重要なのでしょうか? 前田さん:まず一番の問題点としては、ゴールが明確じゃない会議がすごく多いんですよね。 「定例会議です。集まりましょう。」 といって、大して共有することも議題もないんだけど、毎週集まってるからとりあえず集まりました。とか、 何かがあった時の緊急会議。必要で呼ばれるならいいけど、「とりあえず呼ばれたけど、なんのために集まったんだ?」みたいな状態。 会議の品質を高めるなら、 「今日集まってもらった理由はこうです。」「この会議のゴールはこうです。」 と最初にゴールを明確にしてからスタートすることが必要です。 インタビュアー:「なんとなく」で会議をしてはいけないということですね。 会議にもコストがかかっている 前田さん:人を集めるということは、その人のリソースをその時間全部拘束してしまうので、ある意味その人に払っているお給料の時間分は自分が預かってしまうということになるわけです。 例えば、時給2,000円分くらいで働いているスタッフがいるとします。 その人が2時間拘束されると4,000円コストがかかっていることになります。それが定例で毎週すると1ヶ月に16,000円。1年に直すと20万円近くになります。 1人ならまだいいとして、これが5人10人とかになったら、年間で100万、200万円のコストがかかっていることになります。 これはバカにできないですよね。 会議でかかったコストを回収するにはどれくらい売上を上げないといけないか? を考えていかないといけません。 会議をするときは必ずコスト意識を持つことが大切です。 会議の本質は決めること もう1つ重要なことは、会議の定義は「情報を共有して決定をすること」です。 ただ集まって、情報共有をするだけであれば、メールで展開するだけで十分ですよね。 みんなが集まるなら情報共有だけではなくて、必ず意思決定をする。 これがすごく大事なことです。 インタビュアー:確かに。何も決まらない会議だと「なんで集まったんだろう?」となってしまいますね。会議を主催する側と参加する側、それぞれの立場で気をつけるポイントはどんなことでしょうか? 会議をデザインする 前田さん:経営者やマネージャーなど、会議を運営する役割の方は、1時間ならその1時間の会議をどういう風にするか?と事前にちゃんとデザインしておかないといけません。 会議のはじめに「今日集まってもらったのはこういう主旨で、これを決めたいと思っていて、そのためにみんなから意見がほしい」みたいにきちんと共有できるようにしておくこと。 その上で、じゃあどんな質問をしたら良い意見が出やすいか?どのタイミングで誰に話を振るか?など 一時間後のゴールに向かう道筋をデザインしておくことが事前準備として重要です。 参加する側が遠慮しない 前田さん:次に、会議に参加する側のポイントは「遠慮しない」こと。 例えば、会議に社長や上の立場の人がいると、「結局その人が決めちゃうから言ってもしょうがないな。」とか、「忙しい中で、こんな質問したら申し訳ないかな。」とか。 結局、発言もしないまま会議が終わってしまう。 これなら、そもそも参加しない方がいいです。 でも、呼ばれているからには何かしら発言を求められているんです。そのためにはわからないことは遠慮しないで聞かないといけないですよね。 自分から発言をすれば、上の人も下の人もそれに応えてくれます。 もちろん前提として、発言しやすい空気作りも大切です。 会議に参加する時には、どんな主旨で、自分に何が求められていて、議題に対して何を伝えることが大事なのかを事前にちゃんと考えてから参加することが大切です。 インタビュアー:ありがとうございます!最後に会議の品質をさらにあげるために実践できるポイントがあれば教えてください。 ファシリテーションは持ち回りで 前田さん:オススメなのは、会議のファシリテーションをスタッフが持ち回りで行うことです。 会社のトップがファシリテーションをしてしまうとその人の言うことが全てになってしまうので、トップじゃない人、特に若手のスタッフが順番にやれるといいですね。 色々なスキルが磨かれるのでぜひ順番にやってもらいたいなぁと思います。 それと、うまくいっている会社ほどボトムアップの会議が多くなります。 「これやりたいんです、承認して下さい」「新しい案を考えました!どうでしょう?」 という下からの意見がたくさん集まってくる方が、会社はさらに好循環で回っていきます。 トップダウンで上の人が「これ決めたい」「あれ決めたい」だけだと、だんだん自走力がなくなっていくんですよね。 「どうせ上の人が考えるからいいや」とか「これ以上仕事増えるの嫌だ」「自分がパンクするだけだからやめとこう」とか、どんどんやらなくなってしまいます。 なので、ボトムアップで積極的に提案ができる雰囲気作りができている会社の方が成長スピードは早いですよね。 何よりも自分がやりたいことを提案するわけだから、一生懸命やってくれます。 ぜひ挑戦してみてください。 チームの成果を最大化する為に 会議の生産性を高め、チームの成果を最大化するために、即活用できるお役立ち情報を受け取ってください! ワンネス経営®︎の公式LINEではリーダー育成やチームビルディングのコツを定期的に発信しています。 チームの生産性を高める為にLINEの友達登録をしてメッセージを受け取ってください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。