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インナーブランディングを解説

 

 

インナーブランディングと聞くと、どのようなことをイメージされますか?

 

会社の組織作りにインナーブランディングが必要だということを聞いたことはあるけれど、実際はどうしたらいいのか? なかなか理解できていない人も多いはずです。

 

ここでは一般的なインナーブランディングの意味と重要性、そして具体的な手法についてご紹介いたします。

 

 

インナーブランディングとは?

 

■インナーブランディングとは?

 

ブランディングには2方向あり、顧客に向けた取組みのアウターブランディングに対して、インナーブランディングとは社員やステークホルダーに対しての取組みを指します。

 

一般的には

・自社のブランドの価値や理念などを知り、浸透させていくこと。

・理念などを知ることで社員のエンゲージメントが高い状態をつくること。

・共通の言語、共通の価値観を持って仕事ができる状態をつくること。

と、定義されています。

 

私たちはこれをさらに進めて

社員に会社をもっと好きになってもらい、

働く時間をもっとたのしくおもしろくすることで、

生産性の高い職場にするということ。

と定義しています。

 

 

 

インナーブランディングの必要性

ブランディングというと、どうしても顧客に向けた商品価値の説明や、他社との比較でアピールする「アウターブランディング」の方が重要視され「インナーブランディング」は軽視されやすいのかもしれません。

しかし、アウターブランディングを実現するのは、他ならない自社の社員です。

自社内部に向けた取り組みの重要性を再度認識する必要があります。

 

 

インナーブランディングで目指すこと

 

 

適切な行動の理解による一体感

社員が会社の理念やこれから向かう方向を理解する事はとても重要です。なぜなら、会社と自分との位置関係を理解し、自分が取るべき行動が明確になり能動的に働く事ができて会社に一体感が生まれるからです。会社の向かう方向に向かって社員が全員で進んでいる理想的な状態と言えます。

 

 

社員のエンゲージメントを向上させる

ここでいうエンゲージメントとは会社のビジョンと個人の幸せをつなげて社員と会社が互いに貢献し合える関係性のことです。会社の一体感は社員のエンゲージメントの向上に大きく貢献します。エンゲージメントが高い会社は社員一人ひとりと会社が信頼し合い、お互いの成長に向けて意欲的に取り組む事ができます。結果として事業の業績向上にも結びつきます。

 

 

アウターブランディングにも良い影響

会社に一体感が生まれ、社員のエンゲージメントも向上することで、社員は自社に対する誇りや愛着が高まり、能動的に本来の目的のために行動できる状態になります。

インナーブランディングによる効果は、社内には留まらず顧客など社外に向けたアウターブランディングにも良い影響をもたらします。結果として業績の向上にも繋がるのです。

 

 

 

 

インナーブランディングの具体的な手法

 

では具体的な事例についてご紹介します。何をすべきかがわからない場合には、まず以下のような手法から取り組みやすいものを選んで試してみてください。

 

・社内報

定期的に発行する社内報は理念やビジョンを共有する事ができます。またリモートワークなどが増えた近年、直接的なコミュニケーションの機会が減ってしまった分、社内外の出来事を社内報で発信していくことは有効と言えます。

 

・社内チャット

社内専用のチャット機能やSNSを導入することで、部署の垣根を越えたコミュニケーションが実現できます。特に業務連絡だけでなく日々の気づきなどを共有できるチャットがあると相互理解にとても効果的です。

 

・クレド(行動指針)

クレドはラテン語で「信条」や「志」、「約束」を意味する言葉で、会社が活動する上でのポリシーやあるべき社員の行動の基準や指標をわかりやすく記したものです。クレドを作成し、社内で共有して浸透させることで、社員の意識がまとまり、主体的に行動する社員が育成される効果があります。持ち歩きできるカードの様な形にして配布するのが一般的です。

 

・社内イベント

通常業務から離れた社内イベントは、上司や同僚、部下の業務では見る事ができない一面を垣間見るきっかけとなります。普段は見る事ができない視点からお互いを見ることで、関係性をより深めることができ、業務におけるコミュニケーションのハードルを下げることにつながります。

 

・研修やセミナー

研修やセミナーを通じて、会社の理念やこれからのビジョンを浸透させる方法もあります。社員に対して直接的に伝える方法であり、直接的な分ほかの手法以上に効果が出やすいという特徴があります。自社が抱える経営課題や事業の重要性などを伝える場としても適しているでしょう。しかし、押し付けになってしまわないように、実施方法などは注意が必要です。

 

・日報

日々の業務の報告をしている日報もインナーブランディングのひとつです。

部下が何を考え、何を行っているかを把握するために有効ですし、上司からのコメントにより会社の在り方や方針を伝えることもできます。もちろん、心理的なつながりを感じるという効果もあります。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

インナーブランディングとは社員に理念やビジョンを浸透し、共通の認識をもって互いに貢献し合える関係を築くためにとても重要なものです。会社に一体感が生まれ前向きに働く社員が増える事で結果として事業の業績にも良い影響を与えてくれます。

 

しかし、インナーブランディングを成功させることは簡単な事ではありません。会社が本気で目指す価値を実現するという強い信念を持ち、会社全体を巻き込んで取り組む必要があります。

 

一人一人の行動が変われば、必ず成果が出ます。

社員に会社をもっと好きになってもらい、働く時間をもっとたのしくおもしろくすることで、生産性の高い職場にしていきましょう。