最高のチームの作り方 大嶋啓介 氏

今回はよりよいチームづくりの方法を学ぶため、

組織の可能性を引き出すスペシャリストとして有名な
株式会社てっぺん創業者の大嶋啓介さんをお迎えしました。

「最高のチームのつくり方」

についてインタビューをさせていただきましたのでご覧ください!

是非ご自身のチームづくりに生かしていってください!

大嶋啓介さんのプロフィール

 

大嶋啓介(おおしまけいすけ)氏
◯株式会社てっぺん 創業者
◯NPO法人居酒屋甲子園 初代理事長

 

■著書

◯『予祝のススメ 前祝いの法則
(共著:ひすいこたろう氏)
◯『すごい朝礼 たった15分で人生が変わる

 

2004年、居酒屋から日本を元気にすることを目的に居酒屋「てっぺん」を設立。
2007年には外食産業に最も影響を与えた人に贈られる「外食アワード」を受賞した。
「日本中に夢を広めたい」という熱い念いから、企業・学校・部活動へと活動の場を広げ、「夢を大切にする生き方」「人を惹きつける魅力的なリーダーの在り方」などのテーマで全国各地で講演を行っており、2018年6月に出版した「予祝のススメ 前祝いの法則」は7万部を突破!

大嶋啓介オフィシャルHP

 

チームづくりのポイント1
「目標が楽しいかどうか」

インタビュアー:経営者の悩みとして、「経営陣だけが燃えているけど、社員の元気がない。
ついてきてくれない。」ということがあるのですが、大嶋さん流の生き生きとしたチームづくりのポイントを教えてください!

大嶋さん:会社でもお店でも、何にしても
“目標がおもしろいかどうか”
がすごく大事だと思っています。

自分自身もお店の店長をしていた時やてっぺんの会社経営の時には、

みんながワクワク楽しめるような目標だったり、
みんなが楽しめるようなビジョンだったりを

すごく大切にしていました。

「社員にやる気がない」というのは、
社員が悪いのではなくて、目標がつまらないからで。

仕事にやりがいを持たせる方法はいくらでもあります。

やり方よりも
「全員でこの職場を楽しくする」とか
「全員でこの仕事をやりがいのあるものにしていく」とか

そういう意識を作ることが一番大事だと思います。

働く場所は変えられなかったとしても、
どんな仕事でも、どんな職場でも楽しんで働くことはできるんです。

大切なことはやっぱり“楽しい”なんですよね。

働く職場が楽しくてやりがいのあるものじゃないと続かないので。

会社経営者の方からしたら
「いやいや飲食はすこし特殊でしょ」とか
「目標を楽しくするって言われてもイマイチよく分からないよ」
って方も多いと思います。

私がもし飲食以外の業界の会社を経営することになったら、
まずは日本中で「働く人がやりがいを持って、生き生きしている同業の会社」ベスト5を探します。

そしてそこでは
「どんなチームづくりをしているのか?」
「どんな取り組みをしているのか?」
「なんでそんなに社員が楽しそうなのか?」

をものすごく学んで、自分のチームにどんどん取り入れるっていうことをやりたいですね。

チームづくりのポイント2
「社員育成は出番を作る」

インタビュアー:チームづくりにおいて男性、女性の違いで気をつけたり、
意識されていることはありますか?

大嶋さん:基本的にはスタッフに任せてしまうことが多いですね。

あんまり男性女性という分け方はしないですけど、チームの中で女性リーダーをつくって、その人に任せるということはよくやります。

とにかくその女性リーダーとたくさんコミュニケーションをとって、その人には自分の言いたいことが何でも言えるという関係性を作ります。

自分が店長だった時も女性のリーダーをつくって、その人の育成をしっかりやってました。

全員に対してももちろん関わるんですけど、その女性リーダーに任せることの方が多かったり、
スタッフからの相談ごとも集まるようにしたり、

なるべくその人の出番をつくるようにしていました。

男性でも女性でもうまくスタッフの出番をつくってあげることが大事だと思いますね。

チームづくりのポイント3
「コミュニケーションでチームづくり」

インタビュアー:職場の雰囲気を変えたい!と思っているリーダーに向けて
大嶋さんからアドバイスをするとしたらどんなことをされますか?

大嶋さん:先ほども言いましたが、私が職場を変えたいと思ったら、

まずはみんなで学びに行ったりして、何かきっかけをつくります。

例えば、私がいきなり社長をやることになって、

周りからの信頼もない、自分の技術も自信もない、

そんな状態からチームをつくっていくとしたら、

いきなり「こう変えよう!」というんじゃなく、

みんなと
「どんな職場だったら楽しいか?」
「どんな仕事だったらやりがいを感じるか?」

というアイディア出しを一緒にして、

自分の考えと合わせながら「みんなでこうしたい!」と思える方向を決めていきますね。

自分自身いろいろなお店の店長を経験した中で、

ほんとにコミュニケーションを通してチームづくりをしてました。

やっぱりみんなと一緒に成長していきたいし、人が成長できる環境ややりがいを見つけていくことを大切にしたかったので。

チームづくりのポイント4
「楽しさの追求が最強」

大嶋さん:とにかくチームづくりに欠かせないものは『楽しさの追求』です。

楽しいの追求は本当に最強です。

経営者の仕事は
「いかに社員さんを楽しませてあげるか」

楽しいといってもいろいろな楽しさがあるので、

「みんなは何に楽しさを感じるのか?」

ということを大切にしていきたいですね。

楽しいことをたくさんやる。

極端な話「毎月社員旅行に行く」とか。

1年間くらい利益は全部社員さんに還元して、
とにかく育成と楽しさに投資します。

もちろんただ楽しいだけじゃなくて、楽しさの中にチームづくりの要素を入れていきながらですけど。

私が職場を変えようと思ったらそのくらいやりますね。

チームづくりのポイント5
「職場が楽しくなる100項目」

インタビュアー:最後に明日から実践できるような行動のポイントがあれば教えてください。

大嶋さん:「職場が楽しくなる方法を100個考える」

とにかく楽しさを追求して、
どうやったら今より1ミリでも職場が楽しくなるか?

というアイディア出しをする。

一人でやるのもいいんですが、できれば幹部と一緒にやるといいと思います。

そのリストの中からできることを実践していく。

「今月はこの3つをやろう」とか
「今週はまずこれをやってみよう」とか

とにかく「楽しさの追求」これに尽きると思います。

インタビュアー:ありがとうございました!

まとめ

お話を伺って感じたのは、

インナーブランディング強化のヒントとなることばかりだということ。

ご本人はインナーブランディングについての意識はありませんが、

結果として、大嶋さんのお話は私たちフラップスプランが伝えたいことともリンクしていて
とても勇気をいただきました!

とにかくチーム作りで大切なことは
『楽しさの追求』

・働く社員が楽しく生き生きしている同業の会社さんTOP5

・職場を楽しくするための社員へのヒアリング、

・100個のアイディア出しなど、

すぐに実践できるヒントがたくさんあったと思います。

何か1つでもご自身のチームに取り入れることで変化を起こしましょう。

ぜひ、素晴らしいチームづくりにご活用ください。

これからも、私たちはもっとたのしくおもしろく働く人を増やして、

生き生きと成果を出すチームを日本中に増えることを応援していきます!

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