「この中で自分自身に自信が持ててない人〜?」
ワンネス研修の中でたまにトレーナーが受講生に聞きます。
少し前は、心の中で(はい!)とそれはもう自信満々で手を上げていたのはここだけの話。
自信ってなんだろう。
わたし自身のことを振り返ってみたときに、
最近は“自信がないわたし”とよく出会いますが、
絶対に“自信があるわたし”もいました。
今回は自信が持てない人に少しだけヒントになるといいなと思って書きます。
フラップスプランの笑顔担当。一児の母。歌を愛し歌に愛された女。 働く人のサードプレイスとしてワンネス経営アシスタントトレーナー&毎月50名のメンタリングを担当。東京マラソン2023でサブ4達成!
自信って結局なんですか?
自信がある!とか、自信がない!とかよく言いますけど、
あれ、全部ウソですよね。
だって見たことないもん。
自信満々な人の肩の上に自信が乗ってるとか見たことないです。
結局、自分の心の中の思い込みなんですよね。
だから“自信があると自分に言い聞かせなさい”とか言われるんですけど、
そんなことは分かってるんですよ。
それでも、どうもうまくいかないから困ってるんです。
だから、聞いてみました。
勝手に始めます。
「教えて!福永トレーナー!」のコーナー!!
水越:自信ってなんですか?おいしいですか?
福永:そうね。なんだろね。(おいしくはないよ)
水:どうやったら自信って身につくんですか?
福:いい質問だね。
結論から言うと、複合的理由によるから端的な回答は困難です。
水:漢字が多くてわかりません。
福:自信って目に見えない。それでもあったりなかったりするよね。
まずは自信の正体から明らかにしてみよう。
自信の正体
福:自信の正体は、
- 自己重要感
- 自己効力感
- 自己肯定感
この3つの要素の組み合わせだと考えています。
水:自己◯◯感が大事ということですね。
福:たまたまだけどね。まずは自己重要感。本来は「自分を大切に思える」という感情だけど、スタートで大事なのは、自己重要感を感じる環境です。
つまり周りの人が、当人にがんばれる環境を与えてあげるところが大事です。
水:確かに。安心してがんばれるから力が発揮できますもんね。失敗した瞬間叱られると萎縮しちゃう。
福:その通り。
その環境で次に大事なのが自己効力感。これは「自分もやればできる」という感情。そのためには、自分で積み重ねる努力が必要なんだよね。継続する努力ね。
水:なるほど。うう、ちょっと苦手。
福:そこをどれだけがんばれるか?がんばらせてあげられるか?が本人とマネジメントの関係性だと思います。外的要因が関係ない自分の努力だけで変化が出ることがとても重要です。例えば、資格取得とか会社の環境整備を徹底する。とか。
水:自分でやれたかどうかがわかること。が大事なんですね。
福:さすが実践者。最後に自己肯定感です。チャレンジできる環境で、自助努力によって自己効力感が高まると、私を肯定できるようになってきます。この感情のミックスのことを自信と呼ぶのではないでしょうか。
特に一点にポイントを絞って努力をするとそのことに関しては「自信がある」と認識しやすくなる。その体験をいくつもすると、自分自身に自信がある。と言えるようになってくる。
水:なるほど。だからジョギングとか英語とかなんでもいいってよく言うのはそう言う理由からだったんですね。
福:そうです。まずは自分の関心があることに夢中に取り組んでみること。そこから始めるといいと思います。
水:今日もわかりやすかったです!ありがとございました!
まとめ
いかがでしょうか?
自信ってなんだ?が少しだけ分かってきた気がします。
確かに私は歌を歌うことに関してはきっと普通の人よりかなり努力したと思います。
誰かと比較して、あの人よりうまいとか下手って言っていたらキリがありません。
でも歌うことそのものには確かに自信があります。
それは、自己効力感と自己肯定感が確かにあるからです。
そして今、わたしは今まで体験したことのないお仕事をさせてもらっています。
そりゃ自信がないのは当たり前ですよね。
だからこそ、自己重要感を感じさせらもらえる環境で、自分の努力を積んでいくしかありません。
きっとマラソンもいっしょですね。
小さくていいから一歩を踏み続けること。
そうすれば必ずゴールに辿り着けるはず。
自信がない。って悲観して終わるのではなく、いっぽいっぽ踏み出し続けましょう。
わたしもがんばります!