てっぺん二代目のチームビルディングとは?[後編]

株式会社てっぺん二代目代表の和田裕直さんにチームビルディングについてお話を伺いました。
後編の今回はチームを一つにすることについて掘り下げます。

前編の記事はこちら

チームビルディングで大切なこと

福:あれだけ逆風のコロナ禍でどのように乗り越えたんですか?

和:やっぱり、改めて大切だなと思ったのは、目標の大切さですね。チームづくりに大切なことは、他にもいろいろあると思うんですが、あれだけの危機というか、緊急事態でしたからね。一つにならないと到底乗り切ることができなかったです。

福:相当早い段階で営業自粛を始めてましたもんね。

和:そうですね。一応、生意気かもしれませんが日本を代表する居酒屋という自負もあって何よりお客様と従業員メンバーの健康のことを考えて営業自粛をしていました。

福:めちゃきつかったですよね。

和:毎日、胃がもげそうでした。

福:でも笑ってましたよね。

和:笑ってましたね。今も笑い続けてます。笑。

福:それは目的があって?

和:はい、やはりリーダーが暗い雰囲気出しちゃったらチームが暗くなります。起きている現実は暗くても明るくても変わらないんで。だったらリーダーは明るくいようと。今月◯◯千万円飛んでったー!って明るく言おうと思いました。笑。

福:真剣になっても深刻になるな。まさに大変な時ほどリーダーの真価が問われるってやつですね。

和:いやそんな大したもんじゃないですよ。でも絶対何とかなるし、何とかするって決めてました。

福:先ほどの目標にもつながる話?

和:そうなんです。チームが一つになった時すごい力を発揮します。そのためには同じ方向を向くことがめちゃくちゃ重要になります。目標は絶対に欠かせません。

例えば、ラグビー日本代表って、普段一緒に練習してるわけじゃないし、ポジションによって役割が全く違うじゃないですか、ですけど、勝利するという目標は一緒です。だからこそ、それぞれが、それぞれの役割に徹して、やることはバラバラだけど勝利という一つの目標に向かっていけるんだと思うんです。

福:なるほど。確かにそうですね。

和:目標があるからこそチームが一つになれるんだと思います。この大変なピンチをどうチャンスにしていくのか。今もチームみんなで取り組んでいます。

これからの未来

福:では最後にこれからのビジョンというか展望を教えてください。

和:てっぺんの理念である「夢とありがとう」は何一つ変わることがありません。そして「日本中を明るく元気に」というビジョンも変わりません。

ただ今後は飲食だけではなく、ここまで蓄積した人育てのノウハウも最大活用してフィットネスや美容といった新しい分野での挑戦もしていきたいと考えています。

福:すごい挑戦が続きますね!

和:バックギアないんで!前にしか進めないんです!

福:さすがです。今日はありがとうございました。

和:こちらこそ!ありがとうございました!

インタビュー後記

てっぺんの朝礼は怖い。

12年ぐらい前に初めてその存在を知った時、自分はそう思っていた。

大きな声で叫ばされて、気合と根性だ!みたいなノリがとても苦手だった。

しかし、創業代表の大嶋さんや引き継いだ和田さんから、なぜ?それをやっているのか?という背景を聞いていくと、決して気合と根性のマインドコントロール朝礼なんかではなく、科学的で論理的な理由が存在していた。

私を含め人は見たいものだけを見たいように見てしまう生き物だ。

人が本気で自分と向き合う姿を目の当たりにした時、何とも言えない恐怖が襲ってくる。

それを正面から受け止めることができない自分の弱さを棚に上げて「気持ち悪い」と一言で済まそうとしてしまっていた。

しかし、自分と向き合う恐れから一歩踏み出して、初めて朝礼に参加した日。

本当にたまたまだったが和田さんが司会だった。

私は彼のスピーチで涙を流していた。魂が震えた体験だった。

その日から自分自身とてっぺんのことが少し好きになっている自分がいた。

そして今、てっぺんが新しいステージに進もうとしている。

より多くの人に元気と笑顔を届けて、日本中を明るく元気にするために。

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事務局:スズキヒラク

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