マネジメントとは?具体的に何をしたら良いのでしょうか

マネジメントの目的とは「組織の成果の最大化」です。

これはドラッカーさんが言っていますので間違いないと思います。

大きな意味でいうとマネジメント=経営そのものとなりますので、今回は一般的な中間マネジメント(ミドルマネジメント)についてのお話です。[以下マネジメントと表記]

では組織の成果の最大化のために具体的に何をしないといけないんでしょうか。

一言でいうと「すべきことをやらせること」これ以外ないんだと思います。

こういう言い方をすると「いやいや、牛や馬といった家畜じゃないんだから、そんな言い方はないだろう」と思われるかも知れません。(そうか、ここから社畜という言葉が生まれたのかも知れません)

でもこれが真実です。その理由をお伝えします。


大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。


リーダーとマネージャーの違い

マネジメントとは?について理解する上で、まずはリーダーとマネージャーの違いについて確認しておきましょう。

リーダーとマネージャー。
似た意味で使われることが多いですがあなたはこの2つの違いをどう認識しているでしょうか?

「7つの習慣(著:スティーブン・R・コビー、キングベアー出版)」 では、このように紹介されています。

————

ジャングルの中を進む探検チームがあります。チームのメンバーは生い茂る草木を斧で切り開いて前に進んでいきます。

このチームの中で、

リーダーの役割は、全体を見渡せる高い木に登って自分たちが進んでいる方向が目的地にちゃんと向かっているかを確認すること。

マネージャーの役割は、より早くチームが前に進めるようにチームの後ろで斧を研いだり、メンバーの役割分担を変更したりしてチームを効率化させることです。

————

つまり

リーダーの役割は、全体を見渡して進むべき方向を決めること

=どこにいくのか?の意思決定

マネージャーの役割は、リーダーの示す方向に、最短最速で効率よく進むように実際の現場を仕切ったり支援したりする人。

=どうやっていくのか?の立案、実施、検証をする実務者

これがリーダーとマネージャーの役割の違いです。

マネージャーの二大勘違い

しかし、マネージャーの役割を勘違いしてしまうことがあります。

特に陥りやすい二大勘違いは

  • 社長の伝書鳩
  • 労働組合代表

この2つです。

「社長の伝書鳩」とは、 社長が言ったことをただスタッフに伝達するだけの状態。

 「労働組合代表」とは、 スタッフたちの不平不満を集めて、社長に対して物申す!というスタッフの気持ちの代弁者的な立場になってしまうことです。
(新人マネージャーで役割が不明確だと、求心力の意味を勘違いしてこの状態になることがあります。)

どちらも「リーダーの示す方向に、効率よく進むように実際の現場を取り仕切る」 というマネージャーの役割とはかけ離れています。

マネージャー、幹部スタッフは 社長(リーダー)が示した方向に向かって スタッフをよりよく動かせるような経営陣とスタッフとの架け橋になることが大切です。

マネジメントとは「すべきことをやらせること」

冒頭で、マネジメントとは「すべきことをやらせること」だと書きました。

もう少し踏み込むと「すべきことをやらせ切ること」です。

なぜなら、自分が頑張るのではなく仲間をがんばらせて、その結果に責任を持たなければいけないからです。

(しかも、本来の意味合いからすると、自らの手を動かさずに仲間の成果に責任を持つわけですが、中小企業においてはほぼ無理です。ほとんどの場合が、自身もプレイヤーとして動いて、かつメンバーの成果にも責任を持たないといけません。正しくいうなら、プレイングマネージャーという役割が本質的です。だからさらに大変なんですよね。)

では「すべきことをやらせる」で、すべてがうまくいくか?というと、絶対にそうではありません。やらせる。で全員が思い通りにやってくれたら誰も苦労しないのです。

なぜ、思った通りにやってくれないのか?

ずばり、「やりたくない」からです。

え?まじ?となりますよね?

いやいや、うちのメンバーに限ってあり得ない。

いや、本当なんです。

絶対に、やりたいこと、楽なことから着手しています。

その結果、すべきことの優先順位が下がってできていないだけです。

「やらない」は「やりたくない」の意思表示だと思って考えてみる。

そうすると「やらせる」という言い方をやめて 「やりたくなる」をいかに作るか? という発想にたどりつくことが出来ます。

マネジメントとは、相手の人生を応援すること

「やらせる」では、やらないから、
「やりたくなる」を作る必要がある。

では、どうしたら相手はやりたくなるのか?

そのためにできることは

・仕組みによる施策
すべきことを簡単にするか、楽しくできるようにする

・関係性による施策
何を言うのか?ではなく誰が言うのか?

仕組みによる施策は、他の記事でも多く語られていますので、ここでは関係性による施策についてお伝えします。

誰から言われたらやりたくなるか

たとえば「ここ汚れているから掃除してもらっていい?」 という何気ないお願いでも、 いつも相談に乗ってくれる頼もしい上司から言われるのと、いつも理不尽な絡み方をしてくるうっとうしい上司から言われるのでは受け取り方が全然違いますよね。

簡単に言うと、好きな人に言われたらがんばるし、嫌いな人に言われたらがんばれない。

あなたは違います。ゴールに向かってすべきことをする人ですから。

でも、多くの人は好きと嫌いがものすごく行動に影響を与えるのです。

人が動く時には「何を言われるか」よりも「誰から言われるか」が重要視されるということです。

この人の言う事なら素直に聴こう!

そう思われる人とはきっと「私の人生の味方」をしてくれる人です。

具体的にいうなら「自分の理解者であり、夢や目標の応援をする人」。

応援するとは、直接的にその人の夢が叶うように手助けするということだけではありません。話を聴いてもらって承認されるだけでも人は嬉しいものです。

例えば、男性社員から 「マイホームが持ちたいんです」と言われても社長から「じゃあ、俺と一緒にモデルハウス行こう」 なんて言ってほしいわけがないのです。

きっと(いや、そういうの大丈夫なんで給料もっとください)となります。

本人が本来やる業務において、仕事そのものの充実感を感じられる環境を作ること。それを、個人の所得やプライベートの時間につなげていくこと。それが会社が社員を応援することの本質だと思います。

大切なのは相手の話をしっかり聴いて承認すること。そしてそれ以前に、周りから尊敬される自分であること。つまり、信頼関係を構築できているかどうか。

これがマネジメントにおいてとても重要なことではないでしょうか。

まとめ

人は1人では生きていけません。

同じように、多くの人は1人ではやり切れません。

人間はついつい自分に甘くなります。

楽な方に逃げようとします。

1人で全てやりきれる強い人ならば、上司は必要ありません。

ただ、その人はきっと会社には属しません。
(自分はセルフマネジメントできる!と勘違いをした愛すべきバカたちが独立しています。私も含めて)

だからこそ、人にマネジメントしてもらうというのは、あなたができるように応援してもらう。ということです。

マネジメントと聞くと管理という言葉が浮かんで嫌悪感を感じる人がいます。

これからは応援と読むといいかも知れません。

生産性の高い強いチームを作るヒントになれば幸いです。

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