2021.08.12
人をその気にさせる人材育成術!吉武永賀 氏
特集「スタッフ教育って何を大事にしたらいいんだろう」 「スタッフのやる気を引き出すポイントはなんだろう」 今さら聞きにくいけどリーダーが気になる人材育成のポイントを、「ミッショントレーナー」として活躍されている人育てのプロ 吉武永賀さんにお伺いしました! ミッショントレーナー吉武 永賀(よしたけ ひさよし) 氏 ○ 株式会社LPN 代表取締役○ 財団法人日本コアコンディショニング協会 名誉理事HP:https://missiontrainer.jp/ ■著書 セルフコーチングが身につく「成功のルール」【販売サイトはこちら】 ■プロフィール県立高校教員時代は体育教師の傍ら、陸上国体監督も務め、部作りではまったく0の状態から陸上で日本一を育てる。 39歳で独立起業。現在は、長年培ったコーチング能力を生かし、中小企業経営者や独立起業家、ビジネスパーソン等、成功者の育成をライフワークとして行なっている。「人をその気にさせる天才」との異名をもつ。 「自分らしさ」とは「好きで得意なこと」 聞き手吉武さんはスタッフと接するとき、どんなことを大切にされていますか?吉武さん流の人育てのポイントについて教えてください。 「吉武流の」といえるような大層なものはないですが、大切にしていることは、社員さんに「自分らしく働いてもらう」ということですかね。 自分らしく働くとは、その人の好きで得意なことで頑張るということ。 人は好きなことしか頑張れないし、頑張ったことでしか成果は出せないですからね。 今の仕事をする前は、高校体育の教員を19年間やっていました。教員時代ずーっと掲げていた級訓がありまして。『自愛』という言葉を掲げていました。「愛せる自分であれ」というメッセージです。 教育関係者からは「困難校」と呼ばれるような学校に勤めていたので、よく生徒が問題を起こすんですよ。その度に「おー、やっちまったなぁ。お前そんな自分を愛せるか?」と説いてました。 誰しも「愛せる自分でありたい」と思っているはずです。 じゃあどんな自分だったら愛せる自分・誇れる自分か?というのを実践することが「自愛に生きる」ということで、それが「自分らしく生きる」ということだと思うんですよ。 まずリーダーが社員の強みを理解して伝えてあげる みんな輝きたいとは思っているけれど、上司に命令された「やらされ仕事」で輝きたいわけではなくて、自分の強みと特徴が生かされて、それを評価された時に嬉しいと感じるわけです。 でも、悲しいことに自分で自分のことはよく見えません。 だから、その人が本当にやりたくて評価されたい何かをリーダーが見つけてあげることが必要なんじゃないでしょうか? 私自身、社員さん全員に取材をして、その人の好きで得意なことを言葉にして渡したりもしていました。 この前もちょうど大学3年生で就職活動中の娘からLINEが来たんですよ。「私の強みを教えてください」って。 「明るい・元気・謙虚!そして誰かの笑顔のために尽くせる貢献力!」と返しました。これは私が親として彼女を見ていて強みだなーと感じる部分です。 なので、まずはリーダーが社員さん一人一人の強み(好きで得意なこと)を理解して、本人にもそれを伝えて理解してもらうこと。そして本人とともにそれに取り組む。 その好きで得意なことに取り組んでいる人たちの集合体で、チームで勝つ。これが大事です。 やる気よりも「その気」を引き出す 聞き手たしかに。自分の強みがわかって、それが仕事に活きていると実感できればやる気も出てきますね!そのやる気を一時的ではなく、持続させるためには何が必要なんでしょうか? そもそも、やる気は長続きしないですよ。 やる気よりも上位にあるのが「その気」です。私は多分、人をその気にさせる天才でして。 そのおかげで高校陸上部の監督として、弱小チームを全国大会の常連校に導くことができました。 しかし、じゃあそこで「全国目指すぞー!」と言われて頑張れる人がいるかといえばあまりいません。私が勤めていた学校は勉強も運動も得意じゃない子が多かったので、「陸上競技が楽しいか?」と聞かれたら楽しくはないわけですよ。 目的が決まらない限り、練習なんて全然やる気も起きないから結果も出ません。 でもその中で勝つことの喜びを知った時に「どのメニューをやるとどうなるんだ」という話が選手に響くようになるんです。 名監督たちはみんな「こうなったらああなる」という因果関係を知っていて、ダメ監督たちは因果関係もわからず「やれー!」としか言わないんですよ。 因果関係というのは、例えば 「ハンマー投げで60m投げられればインターハイの8位までに必ず入れる。60m投げれば確実に全国入賞できるぞ。」 「そうしたらお前、大学行けるようになるぞ!就職も決まるかもしれんぞ!どうする?」と。 そしたら「やります!頑張ります!」となるわけですよ。 「だったらお前ウェートトレーニングで何キロ、後ろ砲丸投げで何mできないかん!」 「先生、何キロまで上がりました!」 「おー!いいぞ!あと何キロで絶対超えれるぞ!頑張ろうな!!」 ここまで分解できていたら頑張れそうな気がしてきませんか?これがその気ということですよ。 因果関係も見せずに「頑張れ!」と言ったって、その人の潜在意識は知ってるんです。「これ無駄になるかもしれん」と。だから頑張る気にもなれない。 これは仕事をする上でも全く同じですよ。社会ではこれをKPIといって管理していますよね。 スポーツでも仕事でも「こうしたらこうなる」という因果関係が本当に重要なんです。 人をその気にさせるのは、言語化と因数分解ですよ。 新人スタッフに必要なのは長期ビジョン 聞き手新人スタッフが入ってくる時に、リーダーとして意識した方がいいポイントはあるでしょうか? まずは「戦力になんかならん」ということです。 いきなりそこを期待したらダメですよ。 一番大事なことは「部(環境)になれること」生活が変わるわけですからね。 まずは新しい環境に慣れて、そこが楽しいと感じること。 つまりは、飛ばしすぎないことが大切です。 部活をやめる原因の98%は故障です。女子に関しては70%がケガ、残りの30%が人間関係。 きっと職場も一緒だと思います。 だから故障させないということが一番重要で、 新しく入ってきた子は「早く試合に出たい」「早く活躍したい」と張り切ってしまうけど、そこで無理をさせないこと。 仕事で言えば、頑張りすぎて体調を崩したり、心を病んでしまったり、そういうのをセーブしてあげるのがリーダーの役割でしょう。 約束と行動で信頼を得る 聞き手この記事を読んだ方が、明日から行動を変えるとしたらどんなことをしたらいいかアドバイスをお願いします! 最初は母性からというのを大事にするといいと思います。最初に父性から入っても通用しないんです。 母性というのは、お母さんのような優しさをもって接すること。 父性とは、昔のお父さんのように厳しく接することです。 みんなが欲しいのは信頼できる上司でしょう? じゃあ信頼を因数分解するとなんだと思いますか? 答えは「約束し、それを守ること」です。これを積み重ねたものが信頼なんです。 小さなことからでもいいので、まずは社員さんに宣言(約束)してその通り行動する。 そこから始めてみてください。 吉武さんのHPはこちら 書籍も販売中!セルフコーチングが身に付く 成功のルール ご購入はこちらから チームの生産性を高めるために ・どうして部下に伝わらなかったのか?・チームメンバーに理解してもらえたかわからない?などコミュニケーションの課題を感じたことはないでしょうか? チームビルディングやマネジメントは、ちょっとしたポイントやコツを理解し実践できているかどうかで大きく結果が異なります。 ワンネス経営®︎の公式LINEを受け取ることでチームづくり・マネジメントの実践的な学びを得る事が可能です。あなたのチームの生産性を高めるためにご活用ください。 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2021.08.10
A(当たり前の事を)B(馬鹿にせず)C(ちゃんとやる)アップデート
スタッフブログ「靴をそろえなさい!」「イスをしまいなさい!」「使ったものは綺麗に整理して戻しなさい!」 こんなことを言われた時、みなさんはどんな反応をしますか? (くううう、、今やろうと思ったのに!)(たまたま今回やってないだけだもん!) と頭の中でついつい言い訳をしてしまう? 僕と一緒ですね。(笑) 1999年3月6日生まれ(22歳) フラップスプランの新入社員。 山形生まれ長野育ち。4歳から高校2年生まで空手道に打ち込む。 全国大会出場も鼻血を出しながら初戦敗退。 大学2年生の冬、フラップスプランにインターン生として通い始め、 その後入社。今食べたいアイスは「雪見だいふく」 投稿一覧へ 僕も仕事中に 「もっと丁寧に作業をしないとダメだよ」「最後の確認が甘かったんじゃない?」 と言われると 「でも忙しかったんです…」と ついつい言い訳をして逃げてしまいがちです。 それではいけないと分かっているのですが… ですがこの間(ああ、こういう事か!)と気づく出来事がありました。 いつも綺麗な状態のお手洗いが!? …… その日、僕は会社のトイレ掃除の当番だったので、出勤して一番にトイレに向かいました。 すると…なんということでしょう。 あまりにも悲惨に飛散しているではありませんか。 コナン君じゃなくてもすぐわかります。 明らかに犯人は男性。 良く言えば掃除のしがいがあるトイレ。 本音で言えば目を背けて触りたくないトイレ(パンドラのトイレ)がそこにはありました。 実は前日、会社の方ではない方(工事で入ってくださっていた業者の方)にトイレをお貸ししていました。 会社には「トイレは綺麗に使いましょう」という暗黙のルールがあります。 ですから普段はとても綺麗なんです。 汚れるべきところが汚れ、掃除がとてもしやすい状態にあります。 さらに弊社のスタッフにはお上品な方がいます。 Tさん(男性)といいます。 使用するたびにトイレットペーパーを三角に折ってくださるのです。 ホテルじゃないんだから、そこまでやらなくてもいいのに。面倒くさいでしょ。初めて見たわ! なーんて今までの僕は思っていたのですが、 この飛散で悲惨なトイレを前にした僕はTさんを尊敬しました。 あぁ、Tさんはいつも丁寧に使っていることを見える化していてくれたんだ。 それは、次に使う人のことまで考えての行動だったんだ。と この無残なトイレに出会うまで、気づきのアンテナが弱かった僕には気づけなかったのです。 三角折はTさんの思いやりの表現なんだということに。 誰しも人から悪く思われたいとは思いません。 だからこそ人が見ているところではちゃんとする。ということができます。 しかし、それは本当の力ではなのかもしれないと思いました。 本当にすごい人は誰も見ていない所でも、ちゃんとしているのです。 自分さえ良ければいいという意識ではなく、周りの人の幸せもみえているのかもしれません。 僕は、掃除のしがいがあるトイレを前にして、Tさんを尊敬すると同時に、ついつい「これくらいはいいでしょ」思ってしまう自分を反省しました。 トイレをきれいに使う。これはすごく当たり前のことです。 ですが今回たったそれだけのことで、トイレをお貸しした業者の方に対してがっかりしました。 逆にTさんへの評価がものすごく上がりました。(なぜ僕が評価するのかわかりませんがプラス査定ですね。笑) そして、これはトイレだけには限ったことではない。と感じました。 靴をきれいに揃えない人、イスを出しっぱなしの人、借りたものを返さない人、はものすごくもったいないことをしている。当たり前のことを当たり前にしないというのはすごく相手をがっかりさせるんだと思いました。 「もっと丁寧に最後まで確認しなよ」と言われる僕はおそらく、丁寧な仕事ができない人という印象を与えてしまっているのでしょう。 「忙しかったんだもん!だって!」と子どもみたいな言い訳をしている僕は未熟者でした。 ほんのわずかな労力で、もうちょっとだけ頑張ればいい印象を持ってもらえる。 そんな小さな信頼の積み重ねが実は重要で、その結果、新たな仕事を任せてもらえるようになるかもしれません。 逆に「これぐらいいいか」と気を抜いて少しさぼることで信頼を失ってしまっているのです。 今回、僕はトイレ掃除を通して気づけました。 ヒラクがトイレで悟りを開いた事件 としてこれからも語り継いでいきたいと思いました。 大きく頑張る必要はありません。 いつもより少しだけ丁寧に思いやりをもってできるかどうかです。 A(当たり前の事を)B(馬鹿にせず)C(ちゃんとやる) そしてこの話を社長にすると 「それはABCアップデートというんだよ」 と教えてもらいました。 ABCアップデートとは A:当たり前のことを B:馬鹿にせず C:ちゃんとやる という意味だそうです。うん、その通り! そしてそれを少しずつアップデート 「当たり前」の基準を上げていくことが大切なんだそうです。 うん、間違いない。 これは大きなチャンスです。 だって頑張る量は大きくありません。 意識を向けられるかどうか、わずかな差です。 靴をそろえる、イスをなおす、トイレをきれいに使う。 仕事は提出前にいったん落ち着いて丁寧な確認をする。 自分のわずかな意識で相手がもつ印象は変わってきます。 僕もついついさぼりがち人間ですが、これなら頑張れると思いました。 まとめ 私と同じようにさぼりがちなみなさまも。 いつもの行動に少しだけ自分以外を意識してみませんか? いままで逃していたチャンスをつかむきっかけになるかもです! 私もますます成長できるようにがんばります! 尊敬できる人を想像してみてください 目標にしている人や尊敬している人は、当たり前の事を疎かにしていないはずです。 ワンネス経営®︎の公式ラインをご登録いただくと、ABCアップデートが出来ているか振り返る事ができます。 尊敬できる人に近づくため、そして自分も尊敬してもらえる人になるために、A(当たり前の事を)B(馬鹿にせず)C(ちゃんとやる)アップデートを徹底しましょう。 さらにLINEを登録する事で、心のあり方を高める気づきを受け取る事が可能です。ご登録者様限定ですので是非下のボタンからLINEを追加してください! 事務局:スズキヒラク 是非ご登録お願いいたします!ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2021.08.05
目標から逃げる。ことをやめる方法
スタッフブログ『目標を立てるのってつらくないですか???』 目標を立てるのってつらくないですか? 何かこう、自分を試されているというか。やれるのか?ん?って聞かれている感じというか。精神的な圧迫感が少しありますよね。 と、言いつつ。 わたしはよくなりたい自分に近づくために目標を立てがちです。 フラップスプランの笑顔担当。一児の母。歌を愛し歌に愛された女。 働く人のサードプレイスとしてワンネス経営アシスタントトレーナー&毎月50名のメンタリングを担当。東京マラソン2023でサブ4達成! 投稿一覧へ お正月には夢を100個リストアップしたりもしています。 「キラキラした毎日を送りたい」 「仕事もプライベートも充実させたい」 「自立した女性になりたい」 「かっこいいママでいたい」 漠然としていますが、だいたいそんな感じ。 そして、そのためにできること、やるべきこと、したいことを書き出していきます。 例えば、 「早寝早起きをする」 「毎日ランニングをする」 「毎月3万円貯金をする」 「資格の勉強をする」 ここまでは完璧なんです! 絶対できる!やってみせる! もう全部叶ってしまったかのようにわくわくして、ドキドキしてハッピーな気持ち。 ところがどっこい! どうしてでしょう、続かないんですねー!!! 目標を立てたときはわくわくしてるけど、長続きしない。達成できない自分が、なんにも出来ない最低な人間に思えてくる。 そして、目標を立てて挑戦することさえこわくなってしまう。日々のコツコツが果てしなくて、なんだかめんどくさくなってもう全部から逃げたくなってしまう。 今でも試行錯誤を繰り返しているわたしですが、教えてもらったことを実行して、少しずつ変化を感じるようになってきました。 目標は噛み付いてこない! まず、大前提に 『目標はできない自分を確認するためのものではない!』ということ ・達成できなかったらどうしよう ・出来なかったらかっこ悪いな ・信頼を失って嫌われないかな 絶対にそんなことありません!!! 目標を立てて宣言して、取り組んで失敗してもまた頑張る! かっこ悪くたって挑戦することを恐れて挑戦しないよりずっとずっとかっこいい!です。 「できたときには自信というプレゼントがもらえて、できなかったときには足りないところを教えてもらったと思えばいい」 と教えてもらいました。 そして「騙されたとおもってやってみ」と言われて、実践してみて 本当に騙されたように少しずつ自信がついてきた方法があるのです。 それは、日報を書く!こと。 どんなにちっちゃくてもいいから、 毎日3つ目標を立てて振り返ることを続ける。 目標を3つ書くことと振り返ること どちらかが出来なかった日も、 どちらも出来なかった日もあります。 何度も、もう書くのやめたい、全然書けてない! 3日間白紙になったときのつらさたるや!笑 意味なくない?と逃げそうになったし何度も逃げました。 それでも書くんです。 3つ目標を立てて振り返る 本当にどんなにちっちゃくてもいいんです! むしろ小さくすることが大事だと思います。 『資格の勉強を毎日する!』を 『資格の教科書を電車で1ページめくる!』 に変えてみたら30分勉強が出来た日や 『朝3km走る!』を 『朝起きたらすぐスニーカーを履く!』 に変えてみたら5km走れた日もありました。 自分で決めたちいさな約束を、その日の精一杯、ちゃんとできた日が気持ちよくてとっても充実感がありました。まんまと騙されました。 そして ・高すぎる目標をたててしまったり ・完璧を求めすぎて、99点でもわたしってダメ人間(もしも息子が99点とったら、スーパー褒めるのに) と思ってしまっている私とそこのあなた! 今日できなくてもちゃんと振り返って、「てへ」ってチャーミングに反省してまた明日トライすればいいんです! ちょうど本日、365ページあるダイアリーを420日かけて書き終えることができました。 正直、完璧にできた!最高!とか 継続できるわたしになれた!天才!とか かっこいい達成感はありませんが、 継続が苦手なわたしが 継続するために継続することができました。 連続記録ではなくて、数日休んでもすぐ戻せる 「日常的習慣」にすることに価値があります! どや。 今すぐできることを始めよう わたしが憧れる女性像は、自分で決めたことを実行し、達成し、地道にコツコツ継続している人です。 しっかりと計画を立てて取り組める人 目標に向かって頑張っている人って本当にかっこいいなって思います。 目標を達成するためには継続すること!!! たくさん逃げてきたけど これしかないみたいです、当たり前か。 当たり前が出来ない自分が当たり前すぎてもはや笑えてきます。 わたしみたいに生真面目なのに、 継続するのが苦手で すぐ飽きちゃう、長続きしない方 今すぐ出来ることがあります。 ノートを買いましょう! ペンを用意しましょう! ちっちゃくてもいいから、毎日3つ目標を立てて振り返る! 低いハードルを1つ1つ超えることで、なりたい自分に一歩一歩近づいていく。 今、こんな当たり前なことと 感じてしまうことも 当たり前にできるようになったことも 少し前までできなかったこと、 できるようになりたかったこと。 積み重ねた証は、くじけそうなときに 必ず背中を押してくれる財産になります。 そしていつかではなく、 今のありのままの自分も 今、愛せるように。 新しい日報の1ページ目 明日の目標3つ ・ワクチン副反応が出たら若い!と自画自賛 ・アップしたブログをSNSで全力でシェア! ・わくわくしながら、日報を書く! です! 人生がもっとたのしくおもしろくなるように 今日から一緒に始めてみましょう。 わたしも頑張ります!!!! 継続力を高め目標達成のために習慣をつくる どれだけ意識をしていても、悔しいですが、人は忘れてしまうことがあります。 ひとりでは継続が難しいときは、ワンネス経営®︎の公式LINEをリマインド機能としてご活用ください! チームづくりや目標達成のコツなど人生を豊かにするお役立ち情報を配信しています!メッセージが届いたときに、毎日3つ目標を立てて振り返る事ができているか確認するきっかけなどにしてみて下さい! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2021.08.03
お盆休みのお知らせ
スタッフブログ皆さんこんにちは新卒スタッフのヒラクです! 暑いですね。 いよいよ夏が本格化してきました。 避暑地として知られる軽井沢のすぐ近くに実家があり、そこで爽やかな風を感じながら育った私には都内の暑さはとても耐えられるものではありません。完全にオーバーヒートです。頭が回らないのも仕方がないので許していただきたい。(かれこれ上京してきて5度目の夏でした。)(暑さに慣れることはできないようです。) 暑い中頑張りすぎるのもよくないという事で、お盆休みのお知らせです! 弊社でもお盆休み(夏季休業)をいただきます。 ご不便おかけしますがご了承くださいませ。 【休業期間】 8月13日(金)~8月16日(月) ※休業期間中は電話等のお問い合わせをお休みさせていただきます。ご了承くださいませ。 (緊急のお電話は携帯にお掛け下さい。涼しい場所から精一杯対応させていただきます。) 8月17日(火)10:00~は通常営業を再開させていただきます。 新型コロナウイルスの流行が収まらない中で迎える、2回目の夏となりました。 感染症対策により大小様々な制限もあり、思うように休みの予定が立てられないなどもどかしさもありますが、対策をしたうえでしっかり体を休めて、しっかり遊んで充実した休みにしましょう! 皆様も良い休日をお過ごしくださいませ! 休暇中でもワンネス経営®️の学びが継続できる方法 ワンネス経営®︎では公式LINEとYoutubeチャンネルで生産性を上げる方法や、チームづくりのコツなどをお伝えしています。 具体的な行動方法まで詳しくお伝えしているため、何も知らない状態から→知っていて学びを活かせる状態になる事ができます。 休暇中でもこっそり学んで自分を成長させてしまいましょう! 事務局:スズキヒラク LINE友達追加はこちら!ワンネス経営®︎公式LINE Youtubeはこちら!チャンネル登録お願いします!ワンネス経営®︎公式Youtube
2021.07.29
「ちょっといいですか?」の価値
チームづくり大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。 投稿一覧へ 「コロナは時計の針を早く進めた」と言われています。 ウーバーイーツや出前館などデリバリー事業の拡充やNetflixなどのビデオコンテンツのサブスクリプション事業の私たち、いや、私に対する侵食を見れば明らかです。 その中でも特に顕著なのがテレワーク、リモートワークの拡大です。 今どき在宅勤務なんてけしからん!ビデオ会議なんてけしからん! っていう旧時代の人はなかなかないと思います。 間違いなく働く環境は未来へと時を進めています。 しかし、その急激な加速は同時に不具合も生み出しました。「テレワークうつ」や「サイレントうつ」と呼ばれるメンタルヘルスの低下です。 「在宅勤務って最高!!通勤もないし人間関係に疲れなくていいし!」と言っていたのは最初だけ。 実際に『月刊総務』の調査によると60%以上の人がストレスが増えたという結果になっています。 その原因の一つに「通勤がなくなった」ことが考えられています。 え?あんなに通勤がめんどうくさかったのに!? あんなにも満員電車がストレスだったのに!? 自宅とオフィスの間にある通勤という存在。 実は「気持ちの切り替え」という重要な役割が与えられていたのです。 仕事とプライベートの気持ちの切り替えができずメリハリのない生活がメンタルヘルスの低下を起こしていると考えられています。 そしてもう一つ失ってしまったのが同僚とのコミュニケーションです。 同様に60%の方が孤独感を感じていると回答しています。 『月刊総務』調べ 実際に私たちがサポートさせていただいているお客様でも、 ・「ちょっといいですか?」と気軽な声かけができた日々が懐かしい ・相手の表情で理解していたことって意外と多かった ・リモートの孤独感の高まりとモチベーションは反比例する ・同じ場所にいるということそのものが共通体験だった ・リアルでの会話の間とビデオ会議の会話の間にストレスを感じる というお声が異口同音に上がっています。 「テレワーク勤務のメリットや課題に関する調査結果」 概要 ・調査方法:インターネット調査 ・実施対象:500人(都内に勤務し過去3ヶ月以内にテレワーク勤務したことがあるビジネスパーソン) ・調査期間:2020年2月10日~17日 出典元:アドビ システムズ 株式会社 テレワークを実施して感じた心理的・身体的な課題として最も多かったのは「同僚とのコミュニケーションの量が減る(38.4%)」ということでした。 今まで意外とわずらわしいと感じていた人間関係。 意外と失ってみると重要だったりするわけです。 そこで遠隔でのコミュニケーションを図ろう!ということでズーム飲み。なんていうことがコロナの当初に流行りましたが、物珍しさだけで、好んでしたいと思う人は減ってきていると思います。 というのも、結局、話すのが得意な人がずっと話していて周りがそれを聞いている。という状況になりがちだからです。あの懐かしい日々である飲み会特有の同時多発的な局地盛り上がりがあって、参加者が同等に楽しいと感じることが難しいのです。 そこで、ぜひお試しいただきたいのが 業務時間内15分ほど行える『お題トーーク』です。 ズームなどのビデオチャットで一つのお題に沿ったトークを1人2分ぐらいずつしていきます。同時にルームに入る上限人数は6名前後がちょうど良いと思います。 例えば ・最近あった嬉しかったこと・最近食べた美味しかったもの・最近ハマっていること・実は内緒にしてたけど…・人生で結構がんばったこと などなど… 実際、どんなテーマでも構いません。ただあまりにも不自然なテーマだと構えてしまいますので、自分たちのカラーや親密度によって調整をしてください。 強いていうなら喜怒哀楽など感情や価値観を知ることができるテーマだと効果的です。 そして、1人が話し終わったら司会者が拍手〜。と促して拍手。 「それでは次の人を当ててください」と言って指名させると進行も楽です。 たまに1人の発言が終わった時にその人に対してフィードバックをしようとする人がいますが無理にする必要はありません。この流れで全員が話し終わるまで続けます。 最後の人が終わった段階で司会者が「それでは残りの時間、約3分間はフリートークです、先ほどのトーク内容への質問などあればどうぞ」と振って、自由に盛り上がります。 時間がきたら一旦終了します。所要時間15分で、かなり質の高いコミュニケーションが得られます。 たかがそんなこと?と思うかもしれません。 しかしこのメカニズムを知ると納得できると思います。 なぜお題に沿うと話しやすいのかというと、実は自由な発言のコミュニケーションはテーマ(話題)選びにセンスの差が出ます。 話題の選択で話の切り出しがうまくいかなかったり、興味がないと聞いてもらえなかったりしてしまうのです。だからお題を揃えることで全員が安心して発言できるようになるのです。 共通体験による共通認識から共通言語を手に入れるとコミュニケーションの速度と密度が高まります。 ============== ワーク『お題トーク』 環境:オンライン 概要:同じお題について率直に話す 時間:15分程度 人数:6名前後が最適 内一名が司会者(特にスキルは必要ない) 目的:話し、聞き、知ることでその人の価値観や背景を知り一体感につなげる。 注意点:そもそもの信頼関係があることが前提 ============== 今までよりコミュニケーションが減ってきているな。と感じているチームリーダーの方はぜひ、お題トークを試してください。対面じゃないからこそ、意外なあの人がしっかり発言してくれたりと、この環境だからこその嬉しい発見もあると思います。 「ちょっといいですか?」の価値は意外と高かったことを思い出しつつ、まずは土台を固めましょう。焦ることなくリアルとリモートそれぞれにおいて、質の高いコミュニケーションを目指しましょう。 働く人の心の安心がチームとしてハイパフォーマンスを継続していくためには欠かせません。積極的に心理的安全性を高める取り組みを行っていきましょう。 チームのコミュニケーションが足りないな。 と思ったらワンネス経営®︎プログラムがおすすめです!! コミュニケーションを円滑にして強いチームをつくるために 「もっとチームの生産性を高めたい。」そんなお悩みに効果的なのがワンネス経営®です! チームの生産性を高めるために、コミュニケーションの質を上げる方法や、自走するチームのつくり方のコツ・ポイントを公式ラインにて定期的に配信しています。 現在のチームメンバーで最大の成果を目指すために公式ラインをご登録ください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2021.07.27
毎日の『○○○日記』が影響力を高める!?
リーダーシップビジネスにおいて「影響力」は非常に重要な力といえます。 今回は、影響力に直結する“言葉を磨く”ための具体的なトレーニング方法をご紹介! しかも、同時に「◯◯◯力」も鍛えられる! とんでもなく一石二鳥なトレーニング方法です! ぜひ最後までお読みください。 大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。 投稿一覧へ 体験・体感が確信に変わった瞬間 私がこのトレーニング方法に出会ったのは、私の師匠(えのさん)が開催している「ESJ」というセミナーでした。 150日間で目標達成の習慣を身に着ける。という内容。 さまざまなレクチャーやワークがあるのですが、その中でも私自身が150日間欠かさずにやり続けたこと。 それが「◯◯◯を日記につけること」でした。 そのしばらく後に“ラーメン一風堂”の河原茂美社長の講演を拝聴しました。 「上司の仕事は部下のあり方を育てること」と明言されていたので、私は講演後、出待ちをして河原社長に突撃取材を試みました。 福永 河原社長!人のあり方を高めるためにはどうしたらいいですか!? 河原社長 そうやなぁ、毎日◯◯◯を書き綴ることやなぁ なんと! 名古屋のセミナーで体験したことと全く同じことを言われたのです。 名古屋のえのさんセミナーで体験、体感し、河原社長の一言で確信に変わったこのトレーニング。 それは、 日々の『気づき』を文章で書き綴ることです。 え?それだけ? と、思われるかもしれませんが、これがものすごく効果があるんです。 ポイントは2つ 1. 感想だけで終わらない 2. 短く書くこと 1.感想だけで終わらない 1つ目の「感想だけで終わらないこと」というのは 例えば、 「今日は、仕事で失敗してしまった。なんだか、周りの冷たい目が気になった。次は気を付けよう。」 この文章は【出来事】+【感想】 で構成されています。 これだとただの日記。 しかし、 気づきの日記はこのようになります。 「今日は、仕事で失敗してしまった。なんだか、周りの冷たい目が気になった。 気づけば相手の何気ない言動の中に自分を責めている言葉を探している自分がいた。人は世界を自分の見たいように見ている。だからこそ、本当に見たい世界をイメージする。」 このように気付きの日記は 【出来事】+【感想】+【考察】+【行動変容】 で構成されるのです。 特に【考察】の部分がとても重要です。 ・ なぜそうなったのか? ・ なぜそう考えたのか? そして、 【行動変容】 ・未来にどうつなげるのか? を書きます。 なんだか小難しい感じがするかもしれませんが、書いてみると意外とできるのでご安心ください。 2.短く書く事 そしてポイント2つ目。 それは「短く書くこと」です。 「長く書く」というのは意外と誰にでもできることなのです。 実は「短くまとめる」ことの方が難しい。 短くまとめるためには「物事の本質をつかむ」必要があります。 さらに、短くしないといけないので、【言い換え】を求められます。 【言い換え】を繰り返していくと語彙の豊かさが生まれます。 あの斎藤孝さんも本にしているくらい 語彙力は大切な力なのです。 (アマゾンへGO!) この気づき日記トレーニングによって ・思慮深さ ・論理性 ・小さな変化に気づける目 ・本質をつかむ力 ・語彙の豊かさ を養うことができます。 これらの力が統合されて言葉が磨かれていきます。 さらに気づき日記トレーニングを通して、 ・ 人生観 ・ 家族観 ・ 仕事観 など、自分自身の軸を明確にすることを何度も繰り返し、 『これだ!』 と自信をもって言える価値観が見えてくると思います。 まとめ 今回は言葉を磨いて影響力を高めるためのトレーニング方法をお伝えしてきました。 しかも気づきの力を高めるパワフルでお得なやつです! 気づきの力はあり方にとても関与します。 なぜなら気づかなければ改善することも、褒めることも、叱ることもできないからです。 何度も「整理整頓しなさい!」と注意してもできない人は、その人の基準では整理整頓されている可能性が高いのです。 気づきの力を養うには、気づこうと思う一歩目が必要です。 そのためにとても効果的な気づき日記。 ぜひ実践してみてください。 気づく力を養い、言葉を磨き、あり方を高めていきましょう。 影響力を高めるために更にできること 気づき日記を実践し、更に!ワンネス経営®の公式LINEをご登録いただくと、チームづくりが上手くいく秘訣を知る事ができます。より影響力が高いリーダーになる為に是非ご登録下さい! マネジメントやチームづくりの課題を解決する、お役立ち情報が満載です! 事務局:スズキヒラク 是非ご登録お願いいたします!ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2021.07.22
最高のチームの作り方 大嶋啓介 氏
特集今回はよりよいチームづくりの方法を学ぶため、 組織の可能性を引き出すスペシャリストとして有名な株式会社てっぺん創業者の大嶋啓介さんをお迎えしました。 「最高のチームのつくり方」 についてインタビューをさせていただきましたのでご覧ください! 是非ご自身のチームづくりに生かしていってください! 大嶋啓介さんのプロフィール 大嶋啓介(おおしまけいすけ)氏◯株式会社てっぺん 創業者◯NPO法人居酒屋甲子園 初代理事長 ■著書 ◯『予祝のススメ 前祝いの法則』(共著:ひすいこたろう氏)◯『すごい朝礼 たった15分で人生が変わる』 2004年、居酒屋から日本を元気にすることを目的に居酒屋「てっぺん」を設立。2007年には外食産業に最も影響を与えた人に贈られる「外食アワード」を受賞した。「日本中に夢を広めたい」という熱い念いから、企業・学校・部活動へと活動の場を広げ、「夢を大切にする生き方」「人を惹きつける魅力的なリーダーの在り方」などのテーマで全国各地で講演を行っており、2018年6月に出版した「予祝のススメ 前祝いの法則」は7万部を突破! ▷大嶋啓介オフィシャルHP チームづくりのポイント1「目標が楽しいかどうか」 インタビュアー:経営者の悩みとして、「経営陣だけが燃えているけど、社員の元気がない。ついてきてくれない。」ということがあるのですが、大嶋さん流の生き生きとしたチームづくりのポイントを教えてください! 大嶋さん:会社でもお店でも、何にしても“目標がおもしろいかどうか”がすごく大事だと思っています。 自分自身もお店の店長をしていた時やてっぺんの会社経営の時には、 みんながワクワク楽しめるような目標だったり、みんなが楽しめるようなビジョンだったりを すごく大切にしていました。 「社員にやる気がない」というのは、社員が悪いのではなくて、目標がつまらないからで。 仕事にやりがいを持たせる方法はいくらでもあります。 やり方よりも「全員でこの職場を楽しくする」とか「全員でこの仕事をやりがいのあるものにしていく」とか そういう意識を作ることが一番大事だと思います。 働く場所は変えられなかったとしても、どんな仕事でも、どんな職場でも楽しんで働くことはできるんです。 大切なことはやっぱり“楽しい”なんですよね。 働く職場が楽しくてやりがいのあるものじゃないと続かないので。 会社経営者の方からしたら「いやいや飲食はすこし特殊でしょ」とか「目標を楽しくするって言われてもイマイチよく分からないよ」って方も多いと思います。 私がもし飲食以外の業界の会社を経営することになったら、まずは日本中で「働く人がやりがいを持って、生き生きしている同業の会社」ベスト5を探します。 そしてそこでは「どんなチームづくりをしているのか?」「どんな取り組みをしているのか?」「なんでそんなに社員が楽しそうなのか?」 をものすごく学んで、自分のチームにどんどん取り入れるっていうことをやりたいですね。 チームづくりのポイント2「社員育成は出番を作る」 インタビュアー:チームづくりにおいて男性、女性の違いで気をつけたり、意識されていることはありますか? 大嶋さん:基本的にはスタッフに任せてしまうことが多いですね。 あんまり男性女性という分け方はしないですけど、チームの中で女性リーダーをつくって、その人に任せるということはよくやります。 とにかくその女性リーダーとたくさんコミュニケーションをとって、その人には自分の言いたいことが何でも言えるという関係性を作ります。 自分が店長だった時も女性のリーダーをつくって、その人の育成をしっかりやってました。 全員に対してももちろん関わるんですけど、その女性リーダーに任せることの方が多かったり、スタッフからの相談ごとも集まるようにしたり、 なるべくその人の出番をつくるようにしていました。 男性でも女性でもうまくスタッフの出番をつくってあげることが大事だと思いますね。 チームづくりのポイント3「コミュニケーションでチームづくり」 インタビュアー:職場の雰囲気を変えたい!と思っているリーダーに向けて大嶋さんからアドバイスをするとしたらどんなことをされますか? 大嶋さん:先ほども言いましたが、私が職場を変えたいと思ったら、 まずはみんなで学びに行ったりして、何かきっかけをつくります。 例えば、私がいきなり社長をやることになって、 周りからの信頼もない、自分の技術も自信もない、 そんな状態からチームをつくっていくとしたら、 いきなり「こう変えよう!」というんじゃなく、 みんなと「どんな職場だったら楽しいか?」「どんな仕事だったらやりがいを感じるか?」というアイディア出しを一緒にして、 自分の考えと合わせながら「みんなでこうしたい!」と思える方向を決めていきますね。 自分自身いろいろなお店の店長を経験した中で、 ほんとにコミュニケーションを通してチームづくりをしてました。 やっぱりみんなと一緒に成長していきたいし、人が成長できる環境ややりがいを見つけていくことを大切にしたかったので。 チームづくりのポイント4「楽しさの追求が最強」 大嶋さん:とにかくチームづくりに欠かせないものは『楽しさの追求』です。 楽しいの追求は本当に最強です。 経営者の仕事は「いかに社員さんを楽しませてあげるか」 楽しいといってもいろいろな楽しさがあるので、 「みんなは何に楽しさを感じるのか?」 ということを大切にしていきたいですね。 楽しいことをたくさんやる。 極端な話「毎月社員旅行に行く」とか。 1年間くらい利益は全部社員さんに還元して、とにかく育成と楽しさに投資します。 もちろんただ楽しいだけじゃなくて、楽しさの中にチームづくりの要素を入れていきながらですけど。 私が職場を変えようと思ったらそのくらいやりますね。 チームづくりのポイント5「職場が楽しくなる100項目」 インタビュアー:最後に明日から実践できるような行動のポイントがあれば教えてください。 大嶋さん:「職場が楽しくなる方法を100個考える」 とにかく楽しさを追求して、どうやったら今より1ミリでも職場が楽しくなるか? というアイディア出しをする。 一人でやるのもいいんですが、できれば幹部と一緒にやるといいと思います。 そのリストの中からできることを実践していく。 「今月はこの3つをやろう」とか「今週はまずこれをやってみよう」とか とにかく「楽しさの追求」これに尽きると思います。 インタビュアー:ありがとうございました! まとめ お話を伺って感じたのは、 インナーブランディング強化のヒントとなることばかりだということ。 ご本人はインナーブランディングについての意識はありませんが、 結果として、大嶋さんのお話は私たちフラップスプランが伝えたいことともリンクしていてとても勇気をいただきました! とにかくチーム作りで大切なことは『楽しさの追求』 ・働く社員が楽しく生き生きしている同業の会社さんTOP5 ・職場を楽しくするための社員へのヒアリング、 ・100個のアイディア出しなど、 すぐに実践できるヒントがたくさんあったと思います。 何か1つでもご自身のチームに取り入れることで変化を起こしましょう。 ぜひ、素晴らしいチームづくりにご活用ください。 これからも、私たちはもっとたのしくおもしろく働く人を増やして、 生き生きと成果を出すチームを日本中に増えることを応援していきます! さらに最高なチームづくりを行うために! マネジメントやチームづくりについてワンネス経営®︎では登録者限定に即活用できるお役立ち情報を配信しています。 目標達成や時間管理、チームの生産性を向上させる為のヒントが満載です! メンバーに仕事を楽しみながら成果を出してもらうコツは何か?主体的に取り組んでもらう為のポイントはどんなものか?などお悩みの経営者・管理職の皆さん是非ご登録下さい! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2021.07.20
「生産性を高める会議術」前田鎌利 氏
特集会議が前月の数字を報告するだけの時間になっている。定例会議がマンネリ化して、正直効果が感じられない。 会議やミーティングはチームを前に進める重要な機会ですが、ちゃんと意識しなければ、ムダな時間になってしまうことも。 今回は会議の生産性を高めるコツを、大手企業で会議術研修なども実施されている前田鎌利氏に伺いました! どれもすぐに実践可能な内容ですので、もし今の会議に少しでも疑問を持たれている方は取り入れてみてください。 前田鎌利(まえだ かまり)氏◯一般社団法人プレゼンテーション協会 代表理事◯株式会社 固 代表取締役◯一般社団法人継未 代表理事 HP:https://www.katamari.co.jp/ 著書◯『社内プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)◯『社外プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)◯『最高品質の会議術』(ダイヤモンド社)◯『最高のリーダーは2分で決める』(SBクリエイティブ社)◯『プレゼン資料のデザイン図鑑』(ダイヤモンド社) プロフィール17年にわたりIT業界に従事。2010年に孫正義社長(現会長)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考され初年度第1位を獲得。孫正義社長に直接プレゼンして幾多の事業提案を承認されたほか、孫社長のプレゼン資料づくりも担当。その後、ソフトバンク子会社の社外取締役や、ソフトバンク社内認定講師(プレゼンテーション)として活躍。2013年12月にソフトバンクを退社、独立。2016年7月、株式会社固を設立。ソフトバンク、ヤフー、ベネッセコーポレーション、Jリーグ、UQ、SONY、Panasonic、日テレ、松竹、TOPPAN、OKI、ニトリなど200社以上の企業・団体などで講演、企業研修などを行う。 ゴールを明確にしてからスタートする インタビュアー:会議をもっと生産性の高い時間にしたいと考えている方は多くいらっしゃると思います。会議の品質を高めるためにはどんなことが重要なのでしょうか? 前田さん:まず一番の問題点としては、ゴールが明確じゃない会議がすごく多いんですよね。 「定例会議です。集まりましょう。」 といって、大して共有することも議題もないんだけど、毎週集まってるからとりあえず集まりました。とか、 何かがあった時の緊急会議。必要で呼ばれるならいいけど、「とりあえず呼ばれたけど、なんのために集まったんだ?」みたいな状態。 会議の品質を高めるなら、 「今日集まってもらった理由はこうです。」「この会議のゴールはこうです。」 と最初にゴールを明確にしてからスタートすることが必要です。 インタビュアー:「なんとなく」で会議をしてはいけないということですね。 会議にもコストがかかっている 前田さん:人を集めるということは、その人のリソースをその時間全部拘束してしまうので、ある意味その人に払っているお給料の時間分は自分が預かってしまうということになるわけです。 例えば、時給2,000円分くらいで働いているスタッフがいるとします。 その人が2時間拘束されると4,000円コストがかかっていることになります。それが定例で毎週すると1ヶ月に16,000円。1年に直すと20万円近くになります。 1人ならまだいいとして、これが5人10人とかになったら、年間で100万、200万円のコストがかかっていることになります。 これはバカにできないですよね。 会議でかかったコストを回収するにはどれくらい売上を上げないといけないか? を考えていかないといけません。 会議をするときは必ずコスト意識を持つことが大切です。 会議の本質は決めること もう1つ重要なことは、会議の定義は「情報を共有して決定をすること」です。 ただ集まって、情報共有をするだけであれば、メールで展開するだけで十分ですよね。 みんなが集まるなら情報共有だけではなくて、必ず意思決定をする。 これがすごく大事なことです。 インタビュアー:確かに。何も決まらない会議だと「なんで集まったんだろう?」となってしまいますね。会議を主催する側と参加する側、それぞれの立場で気をつけるポイントはどんなことでしょうか? 会議をデザインする 前田さん:経営者やマネージャーなど、会議を運営する役割の方は、1時間ならその1時間の会議をどういう風にするか?と事前にちゃんとデザインしておかないといけません。 会議のはじめに「今日集まってもらったのはこういう主旨で、これを決めたいと思っていて、そのためにみんなから意見がほしい」みたいにきちんと共有できるようにしておくこと。 その上で、じゃあどんな質問をしたら良い意見が出やすいか?どのタイミングで誰に話を振るか?など 一時間後のゴールに向かう道筋をデザインしておくことが事前準備として重要です。 参加する側が遠慮しない 前田さん:次に、会議に参加する側のポイントは「遠慮しない」こと。 例えば、会議に社長や上の立場の人がいると、「結局その人が決めちゃうから言ってもしょうがないな。」とか、「忙しい中で、こんな質問したら申し訳ないかな。」とか。 結局、発言もしないまま会議が終わってしまう。 これなら、そもそも参加しない方がいいです。 でも、呼ばれているからには何かしら発言を求められているんです。そのためにはわからないことは遠慮しないで聞かないといけないですよね。 自分から発言をすれば、上の人も下の人もそれに応えてくれます。 もちろん前提として、発言しやすい空気作りも大切です。 会議に参加する時には、どんな主旨で、自分に何が求められていて、議題に対して何を伝えることが大事なのかを事前にちゃんと考えてから参加することが大切です。 インタビュアー:ありがとうございます!最後に会議の品質をさらにあげるために実践できるポイントがあれば教えてください。 ファシリテーションは持ち回りで 前田さん:オススメなのは、会議のファシリテーションをスタッフが持ち回りで行うことです。 会社のトップがファシリテーションをしてしまうとその人の言うことが全てになってしまうので、トップじゃない人、特に若手のスタッフが順番にやれるといいですね。 色々なスキルが磨かれるのでぜひ順番にやってもらいたいなぁと思います。 それと、うまくいっている会社ほどボトムアップの会議が多くなります。 「これやりたいんです、承認して下さい」「新しい案を考えました!どうでしょう?」 という下からの意見がたくさん集まってくる方が、会社はさらに好循環で回っていきます。 トップダウンで上の人が「これ決めたい」「あれ決めたい」だけだと、だんだん自走力がなくなっていくんですよね。 「どうせ上の人が考えるからいいや」とか「これ以上仕事増えるの嫌だ」「自分がパンクするだけだからやめとこう」とか、どんどんやらなくなってしまいます。 なので、ボトムアップで積極的に提案ができる雰囲気作りができている会社の方が成長スピードは早いですよね。 何よりも自分がやりたいことを提案するわけだから、一生懸命やってくれます。 ぜひ挑戦してみてください。 チームの成果を最大化する為に 会議の生産性を高め、チームの成果を最大化するために、即活用できるお役立ち情報を受け取ってください! ワンネス経営®︎の公式LINEではリーダー育成やチームビルディングのコツを定期的に発信しています。 チームの生産性を高める為にLINEの友達登録をしてメッセージを受け取ってください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2021.07.15
「自走するチームのつくり方」岡田優介氏
特集(※この記事は2019年6月のインタビューを再掲載しています。) 一人一人が自分の頭で考え、行動するチームをつくるために、リーダーはどんな振る舞いをすべきなのか? 今回は現役プロバスケ選手として活躍する傍ら、・日本バスケットボール選手会創設・飲食店経営・3人制バスケチームオーナーなど多方面で組織のリーダーとして活躍する岡田優介選手に、特別インタビューをさせていただきました! テーマは【自走するチームのつくり方】岡田さん流のチームづくりについてお伺いしました! 岡田優介さんのプロフィール 岡田 優介(おかだ ゆうすけ)氏◯プロバスケットボール選手アルティーリ千葉所属◯3人制プロバスケチームTOKYO DIMEオーナー◯一般社団法人日本バスケットボール選手会 初代会長◯2010年公認会計士試験合格 TOKYO DIME HP:https://dime-3x3.com/ プロフィール1984年生まれ。東京都出身。小学5年生からバスケットボールを始め、青山学院大学を卒業後、2007年にトヨタ自動車アルバルクに加入。その後、2016年シーズンより京都ハンナリーズに移籍。2009年に日本代表初選出、2013年には一般社団法人日本バスケットボール選手会を立ち上げ、初代会長に就任。プロ選手として活動する傍ら、2010年に公認会計士試験に合格。監査法人にて非常勤で勤務するなど、二足のわらじをはく。それに加え、私塾岡田優介会計塾の講師、3人制プロバスケットボールチームTOKYO DIMEのオーナー、バスケットボールスクールや渋谷の飲食店「Pizza & Sports DIME(2012年10月〜2019年5月)」の経営を行うなど、幅広く多方面で活躍している。 共通の課題が、チームを1つにする インタビュアー:岡田さんといえば、現役のプロ選手として活躍しながら公認会計士の資格を取得したことが注目されますが、なぜ公認会計士の資格を取ろうと思ったんですか? 岡田さん:今と違って当時のバスケ界はすごく暗い時代だったんです。リーグが分裂してしまったり、協会の不祥事が起こったり。そんな時代の中で、自分もバスケ界に何かできることがあるんじゃないか?と考えたのが1つのきっかけです。 やっぱり何か物事を変えたいと思ったら、力が必要だと思ったので。口だけではなく、自分で何かを学んで結果を示すことで、周りの人もついてきてくれますしね。自分の武器を増やすという意味でも(公認会計士の)資格を取ろうと思いました。 イ:なるほど!「バスケ界をなんとかしたい!」という想いが、その後の日本バスケットボール選手会の立ち上げにも繋がっているんですね? 岡:そうですね。2010年に公認会計士に合格して、選手会を立ち上げたのが3年後の2013年でした。 イ:選手会の立ち上げで、大変だったのはどんなことでしたか? 岡:一番大変だったのは「選手たちの足並みを揃えること」ですね。それぞれがアスリートとして色々な経験を積んできた人たちなのでとにかく個性が強くて。一筋縄ではいかなかったです。 イ:プロバスケ選手の個性、、すごそうですね。(笑)そんな個性の強い人たちを、どうやって1つにまとめ上げたんですか? 岡:選手会に限っていうと、必要だったのは「大義名分」です。何か課題があって初めて、足並みが揃うんですよね。わかりやすくいえば「打倒!〇〇!」みたいな。 そういう意味で、先ほど言ったバスケ界が暗い時代だったというのはいいことでした。業界全体に共通の課題があったからこそ、1つになることができたんだと思います。 イ:なるほど。バラバラな組織をまとめるには、全員で共通の課題に立ち向かうことが重要と言うことですね! 岡:特に立ち上げ期には、それが重要だと思います。 「余計な口出しをしない」 イ:立ち上げ期を越えてから、組織として成長し続けるために意識していることはありますか? 岡:選手会ではなくて、もう1つの自分が持っている会社の方では、「自分でやらない」ということを意識しています。 「なんでも自分がやる」ということは、「下が育たない」ということなので。 立ち上げ期は全部自分主導で引っ張ってやっていきますが、その後は自分でやらない。人にやらせるということを大事にしてます。 やらせるというか、“言わない”。 気になっても余計に口を出さない。そうしないと本人に“当事者意識”が生まれないので。これは実際にリーダーとして組織を回していく中で学んだことですね。 イ:どうしても我慢できなくて、つい口を出してしまうことはありませんか? 岡:放っとくことで組織がダメになってしまうようなら、それはまだ放っておく時期ではないということだと思います。「放っといて多少うまくいかなくても大丈夫」というところまで引き上げておくこと、その見極めが重要です。 イ:なるほど。ただ放っておけばいいという訳でもないんですね。。 岡:そうですそうです。「自分がやらないとしたら、この人がやってくれるだろうな」という目星をつけてから引くというか。全体を見た上で一歩引くことが大事ですね。 イ:その引くタイミングの見極めは、どこで判断されていますか? 岡:組織が回り出したときですかね。クリエイティブなことができ始めたときというか。組織に入ると、最初は“言われたことをとにかくやる”という状態だと思うんですけど、そこから自分の頭で考えて何か新しいことをやろうとするようになってきたら、組織が自走する予兆かなと捉えてます。 やっぱりただ言われて通りやるよりも、自分で考えてやった方が楽しいじゃないですか。 もちろん業種にもよると思いますけど、自分が考えてなかったことを現場で考えついたときが、放っておくべき時期の始まりなのかなと思っています。 どう伝えたら腑に落ちるか?が一番重要 イ:経営者として組織を回していく中で、大切にしていることはありますか? 岡:何かしらの区切りというか、目安は大事にしています。 そうすると周りにもスイッチが入るというか、ここからやらなきゃ!という思いになってくれるんですよね。 イ:ここでも“大義名分”が必要ということですね? 岡:そうなんですよ。組織にいるのは人間なので、モチベーション・心の部分というのは絶対に考えなきゃいけない部分だと思っています。 たとえ同じ結果、同じプロセスだとしても、みんながやる気を出して取り組むにはどうしたらいいかとか、どんな風に伝えたら腑に落ちるかなとかはすごく意識していますね。 イ:スタッフさんや選手への言葉がけで気をつけていることはありますか? 岡:「2つのレイヤーで伝える」ことを意識してます。 指摘することは小さなことなんですけど、その大元にある大きな目的も伝えるというか。 たとえば、ファンからの問い合わせへの返信が遅かったりしたら、「もっと早く返信しようよ。なんでそれが大事かっていうと、ファン満足度の向上に繋がるよね。」みたいな。 ただ小さなことだけを指摘されるとイラっとするじゃないですか、僕がそうなんですけど。笑 でも大きな目的があった上で、目の前の小さなことを言われると腑に落ちるというか。納得できますよね。 そして組織が成長してくるほど、大きな目的だけ伝えれば良くなってきて、小さなことは自分たちで考えて動けるようになってくるんですよね。 これはプロバスケ選手でもまったく同じことが言えるんです。大きな目標は優勝じゃないですか。でそれを細かく見ていくとオフェンスとディフェンスがあって、1つ1つのプレーがあって。 その大きな目標と目の前の小さなことが両方あって初めて優勝に近づけるんですよね。だから、あれやれこれやれって小言ばかり言ってたら、成長していくのは難しいですよ。 スポーツ選手のチームづくりも会社組織としてのチームづくりも、そういう部分は同じだと思いますね。 イ:なるほど。ただ作業の指示を出すだけでは成長できないんですね。他には何か意識していることはありますか? メリハリが仕事のクオリティを上げる 岡:他の部分だと「メリハリをつける」のも大事にしていますね。 普段は割とゆるい感じなんですけど、やっぱり“締めなきゃいけないとき”はあると思うんですよ。 バスケの現場では、よく練習に入る前に「締めていこう!」と声掛けをするんですけど、緊張感のある締まった空気の中でやる練習はクオリティが高くなるというのも経験則としてあります。 これは会社でも一緒で、ミーティングをするときとかは、空気を締めるようにしてますね。 イ:そうやってメリハリを大事にすることで、仕事のクオリティも上がっていくということですね? 岡:そうですね。毎日ピリピリしてたら疲れちゃいますから。(笑) たまにでいいと思うんです。人はモチベーションの中で生きてるので、365日120%で働くことはできないですからね。そういう意味でもメリハリを大切にしてます。 ただし、唯一社長だけは常に120%でいるべきだと思ってます。 いつどんな時でもフルパワーで対応できるように考え続けるのが社長の役目なんじゃないかと。僕自身のスタイルですね。 それがスタッフの安心にもつながったり、僕の姿を見て協力してくれる人が現れたり、いい連鎖に繋がると思っているので。 イ:さすが現役アスリートですね! でもそこまでストイックになると「自分はこれだけ頑張ってるのに!」とスタッフさんに対してイライラが溜まったりすることはありませんか? 岡:それは思わないですね。社長が一番働くのは当たり前だと思ってるので。当たり前だからフラストレーションはないです。 けど、自分とスタッフの間に“認識の違い”があることは最近すごく学んでいます。 たとえば、自分の中では30分で終わるだろうと思ってた仕事が2時間かかったりとか。そういう違いは自分が認識しなきゃいけないなと。 もちろん30分でできるように頑張ることは大事なんですけど、それを「できて当たり前じゃん」とか「なんでできないんだよ」みたいなマインドになると、どうしても組織に溝ができてしまいますよね。 アスリートであることの強み 岡:経営者になりたての20代の頃は、スタッフとの「頑張る」の基準の違いに驚きました。自分では「こんなん普通だろ」と思っても、相手にしてみればそうじゃなかったり。周りの頑張るの基準が低いのがすごく気になったりはしていました。 でも年齢を重ねるにつれて、だんだんそういう違いを認められるようになってきましたね。 僕もまだまだ経営者としては若造なんですけど、ここでアスリートである強みが生かされてるのかなと思います。 イ:アスリートの強みですか? 岡:普通の会社だと30代ってまだ若い方じゃないですか。でも、アスリートは30歳でベテランて呼ばれるので、全体を見てチームをまとめなきゃいけない立場になるんですよ。責任ある立場を早く経験すること。これがアスリートの強みだと思っています。 あとはその経験を社会にスライドして活かしていけばいいだけなので。 終わりが近づくのが早いのもポイントですね。 選手として活躍できる時間はそんなに長くないので、それまでに1つのキャリアを完結させて、次どうするかもすごく考えますし。 そういう環境にすごく成長させてもらっている気がします。 イ:たしかに。そう考えると納得ですね。“次のキャリア”というお話が出ましたが、今後の岡田さんのビジョンについて教えていただけますか? 岡:やっぱり世界を目指したいですね。3x3バスケ事業の創業当初からある「渋谷から世界へ」というコンセプトはすごくいいなと思っていて。 「バスケ界を少しでもメジャーにしよう」という気持ち始めて、本当に世界に挑戦できる機会が得られ始めています。これからも常に世界を視野に入れて展開していきたいです。 今、大阪・八戸と地方展開ができてますが、日本の外にもチームを作りたいですし、自分がまだ知らないところまで、どんどん広がっていきたいですね。 “応援は力になる” イ:ありがとうございます。最後に、この記事を読んでくださっている経営者に向けて一言アドバイスをお願いします! 岡:アドバイスとはちょっと違うかもしれませんが、1つ大切にしていることがあります。 チーム・会社を運営する上で「アスリートファースト」という言葉をずっと心がけています。 もちろん選手たちだけじゃなくて、事務局スタッフや関わってくれる全ての人に対してなんですけど「本当にその人のためになることは何か?」という問いを大事にしています。 これは究極的には「選手・スタッフの夢を応援すること」だと思うんです。今の時代、死ぬまでに一緒に働けるわけじゃない。でも、せっかく関わってくれたのなら何か1つでも夢に近づく、人生を充実させるきっかけにしてほしいと思っています。 なので、面接ではその人の夢や頑張りたいことを聞くようにしています。 なぜそれを大事にしているかというと、自分がそうだったから。 資格を取ろうとした時も、選手会立ち上げの時も、批判の声はやっぱりあるんですよ。 でもそんな中で応援してもらえた時はすごく嬉しくて、頑張る活力になったんです。だから、その原体験をみんなにも体験してほしい。 「応援は力になる」それを自分が一番感じているので、関わってくれる選手やスタッフを応援できる会社でありたいと常に思っています。 より良いチームづくりを行うために マネジメントやチームづくりは、いきなりできるものではありません。 チームメンバーに仕事を楽しみながら成果を出してもらうコツは何か?主体的に取り組んでもらう為のポイントはどんなものか?さまざまな事を学んでいく必要があります。 ワンネス経営®の公式LINEでは経営者と管理職向けのチームづくりについて情報発信を行っています! 自走するチームをつくる為にご登録下さい! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2021.07.13
「伝わるプレゼンの超基本」前田鎌利 氏
特集人前で話す機会は多いけど、正直得意じゃない。スライドを作っても文字ばかりでなんだかわかりづらい。 そんな悩みを抱えている方へ、ソフトバンク・孫会長のプレゼンも任されていたプレゼンテーションのプロである前田鎌利氏に「伝わるプレゼンの基本」についてお話を伺いました! とてもわかりやすくプレゼンテーションのコツ・ポイントを教えていただきました。 役職など関係なく皆さん必見の内容です! 前田鎌利(まえだ かまり)氏◯一般社団法人プレゼンテーション協会 代表理事◯株式会社 固 代表取締役◯一般社団法人継未 代表理事 HP:https://www.katamari.co.jp/ 著書◯『社内プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)◯『社外プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)◯『最高品質の会議術』(ダイヤモンド社)◯『最高のリーダーは2分で決める』(SBクリエイティブ社)◯『プレゼン資料のデザイン図鑑』(ダイヤモンド社) プロフィール17年にわたりIT業界に従事。2010年に孫正義社長(現会長)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考され初年度第1位を獲得。孫正義社長に直接プレゼンして幾多の事業提案を承認されたほか、孫社長のプレゼン資料づくりも担当。その後、ソフトバンク子会社の社外取締役や、ソフトバンク社内認定講師(プレゼンテーション)として活躍。2013年12月にソフトバンクを退社、独立。2016年7月、株式会社固を設立。ソフトバンク、ヤフー、ベネッセコーポレーション、Jリーグ、UQ、SONY、Panasonic、日テレ、松竹、TOPPAN、OKI、ニトリなど200社以上の企業・団体などで講演、企業研修などを行う。 ターゲットの明確化が基礎中の基礎 インタビュアー:人前で話す機会は多いけど、「正直プレゼンが苦手」というお悩みをよく伺います。伝わるプレゼンのためには、どんなことを意識するといいのでしょうか? 前田さん:プレゼンを考える上で大事な1つ目のポイントは、「そもそもターゲットは誰なのか」ということです。 社内のスタッフ向けなのか、組織外の人向けなのか、それだけで全然プレゼンの内容が変わってきます。 例えば内部の人なら、ある程度聞く姿勢ができているはずで、外部の人ならそもそも聞く姿勢ができていなかったり、専門用語が通じなかったりしますよね。 まずはターゲットが明確になっているかどうかというのが基礎中の基礎ですよ。テクニック的なことが大事になるのはその後です。 内部向けは、話しすぎに注意 インタビュアー:たしかに、誰に話すのかによって内容が大きく変わってしまいますね。では、ミーティングなど内部でのプレゼンで意識すべきことはどんなことでしょうか? 前田さん:内部向けのプレゼンでありがちなのは、(立場が)上の人の話が長くなってしまうことです。 上の人からすると、良かれと思ってたくさんのことを伝えてしまうんだけど、スタッフからすれば、一度に色々言われてもまず頭には残らない。 つい「内部の人だし、わかってくれるだろう」というスタンスで話しすぎちゃうんだけど、「いつも聞いてることだしな」って、経験の長いスタッフほど思っていたりします。 小学校の時の校長先生の長い話なんて聞きたくないじゃないですか。 あれと一緒ですよ。 朝礼やミーティングでトップが30分も喋ったらスタッフとしてもしんどい。 なので、3分〜5分ぐらいで終わるような内容にまとめないと、聞いてもらうのは難しいと思います。 話を短くわかりやすくまとめるためには、「伝えたいことを3つに絞ってから話す」のがおすすめですね。 もちろん1時間以上話すような内容があってもいいんですが、その場合に重要なことは「寝かせない」ということ。 じゃあ寝かせないためにはどうしたらいいかというと、最後までワクワク興味をもって聞いてくれるようなスライドを作ることですね。 「どんな内容であれば、寝ずに聞いてくれるか?」という意識を持ってもらうと、いいプレゼンに近づけると思います。 インタビュアー:ありがとうございます。スライドのお話が出ましたが、わかりやすいスライド資料のポイントについて教えていただけますか? スライドの文字量は少なく! 前田さん:これは伝わるプレゼンのための2つ目のポイントで、「スライド(投影資料)の文字数はなるべく少なくする」というのが大事です。 スライドに書いてある文字が多ければ多いほど、人はその文字を読んでしまうので、話している内容を聞いてくれないんですよ。 さらにプレゼンターは、書いてあることを話してもしょうがないという意識があるから、書いてないことまで話そうとする。 結果、伝えたいことが伝わらないっていうミスマッチが起こってしまいます。 パワーポイントなどを投影して話をする場合には、「なるべく文字量を減らす」というのを心がけてください。 特にキーメッセージは13文字以内にすると印象に残りやすいです。 最初に文字で全部見せるようなネタバレ感満載の資料ではなくて、最後までワクワクしてみてもらえる資料構成にするといいと思います。 アニメーションでワクワク感を演出する 3つ目のポイントは「アニメーション」 寝ずに聞いてもらうとか、ワクワク感を持ってもらうためには、視覚効果を使うことが大切です。 資料作りにパワーポイントを使う方が多いと思うんですが、「フェード」や「変形」という画面切り替えのアニメーションがオススメ。 バリエーションが多いので、いろんな種類を使いすぎると目がチカチカして逆に疲れちゃうので気をつけてくださいね。 「ターゲットを決めて」「なるべく文字量を少なく」「アニメーションを使う」 伝わるプレゼンの基本的なポイントは、その3つくらいかな。 インタビュアー:その3つを意識したら、一気にプレゼンのレベルが上がりそうですね!更にレベルを上げるために意識するといいポイントはあるでしょうか? 「比喩」で印象に残す 前田さん:プレゼンで大切なことは、「いかに伝えたい内容を印象的に見せるか。覚えてもらうか」ですよね。 私が特に印象に残したいことを伝える時は、「比喩(例え)」をよく使います。 伝えたいことがよりわかりやすく、理解しやすい例えを使ってあげるということです。 例えば、売上目標があるとしたらただ数字を掲げるんじゃなくて、「この売上は検診患者〇〇人分」とか「検診を受ける人数×検診の単価=目標売上」みたいに分解してみるとか。 聞いている年代に合わせて、例えを置き換えたりするとさらに共感が得られると思います。 内部に話すときほど、「わかってるでしょ」「伝わるでしょ」という意識になりがちなんですけど、そこを改めて「これで伝わるかな?」と見直してもらえるといいと思います。 インタビュアー:なるほど。たしかに例え話があるとすごくわかりやすくなりますね!最後に、「そもそもパソコンが苦手」という方もいらっしゃると思うのですが、そういった方へのアドバイスはありますか? PCが苦手ならホワイトボードで 前田さん:パソコンが苦手な方は、ホワイトボードでプレゼンをするのが一番いいですよ。 3つ話したいことがあるなら、1、2、3と最初に書いておいて、「1つ目がこれ、2つ目はこれ、3つ目はこれ」とその場で話しながら書いていく。 書く言葉は文章で書かずにキーワードにするといいです。 自分で最初に3つ書いておくと、何について話さなきゃいけないかを覚えていられるので、「じゃあまず1個目ね」といって話し始める。 話の途中で覚えておいて欲しいことは、キーワードをその場で書く。みたいにするといいと思います。 パソコンやデジタル機器が苦手な方はそういう方法でプレゼンをするといいと思います。 伝える力を更に磨くために プレゼンテーションなど伝え方のコツ・ポイントは学んで実践する事で上達していきます。 伝える為の工夫や、言葉を磨く為の効果的なトレーニング方法を公式LINEにて発信しています。 下にあるボタンから友達登録をしてメッセージを受け取ってください! 伝える力を磨き自分の市場価値をどんどん上げていきましょう! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2021.07.08
働く時間の話
リーダーシップ結局のところ “どう生きたいか?” は “どう死にたいか?” ということになる。 いきなり重たそうに聞こえるが、真実だ。 どう死ぬか?を決めるから、どう生きたいか?が決まる。 禅問答がしたいのではない。 武士道を語りたいわけでもない。 大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。 投稿一覧へ こんなふうに未来を見据えた考え方の逆にあるのは “今が楽しかったらいい!うぇいうぇい!” だろうか。 これに関しては全く異論がない。 その通りだと思う。 しかし、一点だけ気をつけなければいけないとしたら、 今の楽しさはそのまま続くのか? ということだ。 若さにはそれだけで価値がある。 見た目、体力、気力、全てにおいて充実している。 しかし、必ず歳をとり衰える。 私たちは変化する。 それが劣化となるか、進化となるか。 それを分けるのが生き方なのだろう。 私たちはつい、この“いい状態”がこのまま続くと錯覚してしまう。 だからこそ、今が楽しければいい、という生き方ではなく。 “今も未来も楽しい”という生き方が大事ではないだろうか。 だから今苦労しようぜ。という話でもない。 ちゃんと考えて向き合おうぜ。とお伝えしたい。 なぜなら、多くの人が目の前の苦痛を避けて人生で最大の損失をしているから。 人生最大の損失。それは“後悔”。 自分らしく生きればよかった。と後になって悔やむ。 だからこそ今すぐ働く時間を見直そう。 人が生まれて死ぬまで大体80年あるとして、多くの人が20歳前後で働き始める。 そして65歳前後までそれが続く。人生の1/3ぐらいは何かしら働いている。 この時間がつまらなかったり、おもしろくなかったりしたら結構きつい。 どんな仕事でも楽しむということが幸せに生きるための究極的なスキルなのだろう。 しかし、これは理想論だと思う。少なくとも私はそこまで人間ができていない。 自分の興味関心のあることにしか目は向かないし、好き嫌いという感情もある。 だからこそ、自分の好きで得意なことで人の役に立ちたい。 「好きなことで生きていけるわけがない。そんなに甘くない」 このように反応してしまう人はきっと 好きなこと=楽なこと。 と考えているのではないだろうか。 好きなことで生きることと、楽をして生きることは違う。 好きなことで生きていくことは楽(たの)しいけど、楽(らく)ではない。 間違いなく努力がそこにはある。 しかし好きなことをしている人は努力を努力とも思わず夢中になってやっているだけだ。 努力は夢中に敵わない。 逆に言いたい。 「嫌々仕事をし続ければいつか幸せになれる」 よっぽどこの考えの方が甘い。 その仕事が好きで得意な人には敵わない。 百歩譲って好きで得意とまでは言わなくとも、誇りを持っている人に絶対負けてしまうのだから。 絶対に私たちの人生には終わりが来る。 これは真実だ。 だったら、今日を思いっきり生きよう。 うじうじ後ろ向きに悩んでいる時間はもったいない。 不平不満愚痴に囲まれて被害者的に生きるのはもったいない。 決して「もっとあれもこれもしたかった」なんて言わないように。 あー楽しかった。と言える生き方をしよう。 そのためにも、好きで得意なことで人の役に立てる人になろう。 会社を働く人の目標や夢を叶える場所にしよう。 たらたらとごく普通のことを書いてしまったが。 改めて自分に向けて。 ちゃんと考えて"今"も"未来"も楽しもう。という話。 楽しみながら前向きに働くために 楽しみながら明るく前向きに働くためには、日々学んでいく必要があります。 そして学んだことを仕事で実践していくことは、さらに楽しみながら働くことにつながるのではないでしょうか? ワンネス経営®は公式LINEとYoutube チャンネルで組織づくりや生産性の向上方法について情報発信を行っています! スタッフ教育やチームづくりに課題感を感じている方必見の内容です!是非ご登録下さい! 事務局:スズキヒラク 公式LINEはこちら!ワンネス経営®︎公式LINEを追加! Youtubeはこちら!チャンネル登録お願いします!ワンネス経営®︎公式Youtube
2021.07.06
新入社員の電話に対する苦手意識
スタッフブログ☎︎プルルプルル ビクッ!!! 会社にかかってきた電話にオーバーすぎるリアクションをとるのは、 そうです。 僕です。 1999年3月6日生まれ(22歳) フラップスプランの新入社員。 山形生まれ長野育ち。4歳から高校2年生まで空手道に打ち込む。 全国大会出場も鼻血を出しながら初戦敗退。 大学2年生の冬、フラップスプランにインターン生として通い始め、 その後入社。今食べたいアイスは「雪見だいふく」 投稿一覧へ 電話対応が苦手 恥ずかしながら私は電話対応が苦手です。 電話が鳴ると ・はやく出ないと!・あぁぁメモ取るペンがない!・「お電話ありがとうございます。フラップスプランです。」が言えなかったらどうしよう!?噛んだらどうしよう?・1回ゆっくり練習したいなぁ もうプチパニックなんですよ。笑 僕と同じように電話対応が苦手という若者も多いのではないでしょうか? (東京オリンピックではほぼ同世代の選手が勇ましく戦っているのに、こちらは電話ひとつでビクビクしていて情けない。笑) なぜ苦手なのか、どうしてプチパニックを起こすのか? 若者を代表して少し言い訳もしながら説明させていただくと、 シンプルに電話に出た経験があまりありません。 まず実家の固定電話が鳴りませんでした。 実家の固定電話を使った記憶があるのは、たしか小学校入学当初の連絡網です。 冷蔵庫に貼ってありましたよね。(自分の次が好きな子の家でちょっと嬉しくなったり。笑) ですがその連絡網も個人情報の問題ですぐに廃止になり一斉送信のメッセージに切り替わりました。(オクレンジャーによって僕が好きな子の家に電話をかける機会は奪われたのです。)※オクレンジャーわかる人いますか?学校などが導入する一斉送信の連絡網システムのことです。 用事がある電話は両親の携帯に、 営業などよくわからない電話が家の固定電話にかかってくるようになりました。 防犯のため「知らない番号の電話は出ちゃだめよ。」 そう言われて僕は固定電話には出ないまま育ちました。 そして中高生になるとスマホを持たせてもらいます。 電話をするようになるかと思いきや... コミュニケーションツールは「LINE」の一択でした。 なんでもない日常のやりとりから、ちょっと急いでいる要件まで「LINE」を使います。 ヒラクこれちょっと急ぎなんだけどさー教えてくれない? 友達… ヒラクおーーい。 友達… ヒラクおーーい。気付いてーー。 友達ごめん。今見た。それはねー〇〇だよ。 みたいに... 電話使わないじゃん! そうなんです。 多少急いでいてもですよ。 多少急いでいてもLINEを使う。 僕らが電話を使うのは、 本当に今すぐ解決しないといけない事がある時だけだったんです。 ですから僕の中では「電話=緊急事態」となっています。 電話が鳴っている! うお!社長からだ!! 超緊急事態だ! 何かやらかしたかな!? 電話が鳴るとそれだけで反射的にプチパニックを起こします。 このまま僕は社会人になりました。 「さぁ、まずは電話対応ができるようになろう!」 まじかぁーーー。 です。笑 わかってるんですよ。 会社の電話は緊急事態ではないと。 いきなり何か怒られることもないと。 ですが電話にいいイメージがないから変によくない想像をしてしまうんです。 ・何か失礼な事をしてしまったら大問題にならないか。💦・お名前が聞き取れなかったら、聞き間違いをしたらどうしよう。💦・相手が何を言っているのか全く分からなかったらどうしよう。💦 などなど、まだ起こってもいない事を想像し1人で怯えるのです。 だってメールなどの文字情報だったらこんな心配いらないじゃないですか笑。 お名前はコピペすれば間違えません。 自分では内容が分からない場合も、わかりそうな人にメールを見てもらうことで解決できるでしょう。 言い回しなどで心配があればメールを送信する前に先輩に確認して貰うことで安心です。 でも... 電話は...笑。 抑えるポイントが分かれば簡単だった ずっとそう思っていたのですが、 電話対応をするようになり2~3ヶ月が経ち少し慣れてきました。 そして最近、世紀の大発見をしたのです。 . . . 「僕ややこしい電話受けることないわ。」 僕が受ける電話のほとんどが僕に用事がある訳ではなく自分以外の社内の人に宛てた電話です。 誰が、どんな要件で、どうしてほしいのか? 抑えるべきポイントは基本3つしかありませんでした。 株式会社○○の○○様から △△の件で確認のお電話をいただきました。 TEL00-0000-0000に折り返しのご連絡をお願いいたします。 このメモが作れたらそれで良かったんです!!! 上司:うん。そうだよ...(何を今さら言っているの?) すみません💦 僕はやっとそのことに気づいたのです。 えぇポンコツです。笑 僕の中ではもっと高度な事をやっているつもりでした。(本気で) まさに習うより慣れろ。 この2~3ヶ月で今までの人生で電話に触れてこなかった、 いわゆる空白の10年間を なんとかギリギリうっすら埋めることに成功しました。 そしたら変に想像して怯えていた問題も簡単に解決しました。 ・お名前が聞き取れなかったら→申し訳ありません。もう一度お願いできますか?と聞き直せばいい。 ・自分では分からない事だったら→わかる人(担当者)に繋げばいい。自己解決しなくていいというか出来るわけがない。 ・何か失礼な事をしてしまったら大問題にならないか→自分が話せる敬語を使い丁寧に対応すればそれでいい。 あとは明るくハキハキと喋れば問題ありません! まとめ ここまで読んで頂いて大変申し訳ないのですが、 これなんのブログ???ですよね。 ポンコツが電話対応に慣れました。という話です。 スッカスカの内容で申し訳ありません。笑 もし身近に電話が鳴るたびにビクつく若者がいたら 「あーこいつも電話に出る経験がないんだろうなー」 と思ってもう2~3ヶ月様子を見てあげて欲しいのです。 僕は今ピクッ!くらいは反応しますがだいぶマシになりました。 僕でも慣れたのですから誰でも慣れる事ができると思います。 そして僕のように電話が鳴るたびにビクビクしてしまう新入社員の方へ 絶対に大丈夫です。ある程度は本当に慣れなんだなと僕が身を持って実感しました。 頑張って苦手意識を克服しましょう。 学びを継続的に得る方法とは 気づいた事、学んだ事を忘れていってしまうのはとても勿体無い事です。 ワンネス経営®の公式LINEではコミュニケーションのポイントや生産性を上げる方法について定期的に情報発信を行っています! せっかくの学びを忘れないためにもワンネス経営®のメッセージを受け取ってください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。