2023.02.21
チームづくり
目次
さまざまな社内研修の中でも、「階層別研修」は多くの企業で実施されているオーソドックスな研修です。
ただし、実際に階層別研修を行う場合、どうやったらいいのか困るケースもあるのではないでしょうか。
階層別研修は、その概要について知っておくことでスムーズな導入が可能です。
今回は、階層別研修の特徴や目的、導入のポイントをご紹介します。
階層別研修について詳しく知りたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「階層別研修」とは、役職や勤続年数などで社員を階層別にわけ、それぞれで必要となるスキルや知識、姿勢を身につける研修のことです。
代表的なものとして、「新入社員研修」や「中堅社員研修」「管理職研修」などがあり、各階層に応じた適切な内容の研修を実施するのが特徴です。
例えば、新入社員研修の場合は基本的なビジネスマナーや業務知識の習得、中堅社員研修の場合ではより専門的な知識の習得、管理職研修の場合はマネジメントスキルの習得などが主な内容となります。
各階層に求められる内容を身につけていくことで、個人の能力向上はもちろん、会社全体のレベルの底上げにもつながる点がメリットです。
階層別研修と比較されやすいものとして「選抜研修」がありますが、選抜研修は次の階層にステップアップする前に必要なスキルや知識を身につけるための研修です。
一方、階層別研修では、各階層の全員に必要な一定のスキルや知識を習得してもらい、底上げを図ります。
今いる階層での社員一人ひとりのレベルアップによって全体的な底上げを目指す、いわゆる「底上げ教育」が大きな特徴と言えます。
それでは、階層別研修にはどのような目的があるのでしょうか。
主な目的として、下記の3つが挙げられます。
それぞれについて解説します。
スキル・知識の習得で、階層や組織を底上げすることが階層別研修の目的の一つです。
基本的に、階層別研修はその階層に就いた後に実施するため、参加者はその階層に必要な素質はすでに持ち合わせている状態ですが、その先の応用やパフォーマンスにはさらなるスキル・知識の習得が欠かせません。
階層別研修では、各階層に適した内容でスキルや知識を習得し、階層全体のレベルの底上げを図ります。
また、階層の底上げによって安定感のある人材が定着し、組織全体の底上げにもつながります。
業務への意識向上や求められる能力を自覚するといった姿勢を一人ひとりに身につけてもらうことも階層別研修の目的です。
階層別研修に参加することで、自分が社内でどの階層に所属しているか改めて意識するようになります。
さらに、同じ階層の社員とコミュニケーションをとることで自らの能力レベルを客観的に判断し、現状で何が足りないのかが把握可能です。
さまざまな気付きを促すことで意識や自覚が向上し、積極的に業務に向かう姿勢が醸成されます。
人材育成には多くのコストや時間、手間がかかるのが一般的です。
その点、階層別研修は研修の内容や進め方がある程度決まっていて実施しやすく、マニュアル化も可能です。
低コストで行うこともできるため、人材育成のコストを削減する目的で行うケースがあります。
次に、階層別研修を導入する際のポイントを紹介します。
まずは、下記の3つのポイントを押さえておくと良いです。
それぞれについて説明します。
社内研修を行う場合、目標をしっかり設定してからの実施が推奨されています。
階層別研修においても目標設定は重要ですが、その際それぞれの階層ごとに期待するスキル・知識や役割の明確化が必要です。
また、階層で期待されるスキルや役割だけでなく、会社全体の目標を提示することで、研修内容のスムーズな習得が可能になります。
階層別研修の参加者には、各階層における役割や会社からの期待などを認識した上で参加してもらうことをおすすめします。
動機づけがあると研修に意欲的に取り組むことができ、効果が高まります。
ただし、研修で学んだことは業務の中で実践して初めて効果がわかるため、参加者の上司にも研修内容を理解してもらうと良いです。
階層別研修を行う際は、経営層から研修を実施し、中堅層、若手層、新人とトップダウン式で行い社内に浸透させていく流れが理想的です。
例えば組織改革が大きな目標の場合、研修で若手や新人の意識が向上しても、最終決定権を持つ経営層の意識が変化していなければ理解を得づらいことが多いです。
そのため、最初に経営層から研修を受けてもらうトップダウン式の研修方法をおすすめします。
多くの企業で取り入れられている階層別研修は、社員それぞれが所属する階層にわけて実施する研修です。
各階層において必要なスキルや知識を習得し、レベルアップを図ることで会社全体の底上げにつながります。 ぜひ、階層別研修の特徴や目的を把握して、導入を検討してみましょう。


この記事を書いた人
泉水 ちか
東京都在住のWEBライター。フリーランスで様々なジャンルのライティングをこなす。人のこころに興味があり、心理学・カウンセリングの資格を多数取得。マーケティングにも活かすべく奮闘中。趣味は映画鑑賞(ホラーやアクション!)と温泉・銭湯めぐり。長年、放送業界にいたため音楽に詳しい。運動嫌いのインドア派だが夏フェスは好き。ラーメンと寿司と焼肉があれば大丈夫。
2025.07.02
「レディネス」とは?意味や注目される背景、取り入れるメリットについて解説
チームづくり現代のビジネス環境において、人材育成の効果を最大化するために注目されているのが「レディネス」という概念です。 多くの企業が研修や教育に注力しているにもかかわらず、期待した成果が得られないという課題を抱えています。 その原因の一つが、受講者のレディネスが十分に形成されていないことにあります。 今回の記事では、レディネスの意味から、なぜ現在注目されているのか、そして企業が取り入れることで得られる具体的なメリットまで解説します。 ぜひ、参考にしてみてください。 レディネスの意味 レディネス(Readiness)とは、心理学用語で学習を効果的に行うために必要な「準備が整った状態」を指します。 具体的には、新しい学習の前提となる知識や経験、そして学習に向かう心身の準備性が備わっていることを意味し、この状態が整っていなければ新しい内容を習得することは困難になります。 身近な例として、子どもが文字を書けるようになるには、まず話し言葉が十分に発達していることが必要です。 この場合、話し言葉の能力が書き言葉を学ぶためのレディネスとなります。 レディネスが備わっている学習者は積極的に学習を進められる一方、不足している場合は学習効果を上げることが困難とされています。 この概念の重要性は、アメリカの心理学者ゲゼルの一卵性双生児を用いた階段登り実験で実証されました。 早期から訓練した双子より、適切な時期から始めた双子の方が短時間で習得できたという結果は、早期教育よりもレディネス形成の重要性を示しています。 ビジネス研修においても、事前学習の提供やオリエンテーションでの目的説明など、受講者のレディネス作りが重要な取り組みとして行われています。 レディネスが注目される背景 現代の教育現場やビジネス環境でレディネスへの関心が高まっている背景には、次のようなものが挙げられます。 基礎的な能力の必要性 人材の定着率改善 変化する社会への対応力強化 それぞれ解説します。 基礎的な能力の必要性 社会人には、職場や地域で多様な人々と協働するための基礎的な能力が求められています。 経済産業省が2006年に提唱した「社会人基礎力」では、この能力を「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの要素で構成しています。 基礎力の重要性はますます増大しており、個人が自らのキャリアを主体的に築いていくためには、継続的な自己振り返りを通じてレディネスを形成していくことが必要です。 人材の定着率改善 早期離職増加の背景には、長期的で安定した雇用システムが整備されていない業界の存在が指摘されています。 従業員が企業内の変化に適応できない状況が続くと、仕事に対するレディネスが低下し、結果として早期離職のリスクが高まります。 転職が一般化した現代の労働市場において、優秀な人材の流出を防ぐためには、従業員一人ひとりのレディネスを継続的に高める取り組みが重要です。 変化する社会への対応力強化 経済社会の活性化と産業競争力の向上には、既存の枠組みにとらわれない革新的なアイデアやビジネスモデルを生み出せる「競争力人材」の確保が必要です。 このような人材を育成・活用するためには、現在の社会情勢の変化を正確に把握し、一人ひとりのレディネスの状況に応じて適切な関係性を構築しなければいけません。 レディネスを取り入れるメリット レディネスを取り入れるメリットとして挙げられるのは、主に次の3点です。 優秀な人材の定着促進 労働生産性の大幅改善 企業ブランド価値の向上 それぞれ解説します。 優秀な人材の定着促進 効果的な研修プログラムを通じたレディネス向上で、従業員の離職を大幅に減少させることが可能です。 特に若手従業員の早期退職は多くの企業が直面している深刻な問題であり、持続可能な人材定着策の構築が急務となっています。 業務に必要な基礎知識や経験を習得できる環境を整備することで、レディネスが従業員の内的なモチベーション向上の原動力となり、結果的に長期的な雇用関係の構築につながります。 労働生産性の大幅改善 企業の経営資源である「人材」「設備」「資金」の中でも、IT技術の進歩とともに「人材」の価値がより一層重要視されています。 従来は入社時点での個人の能力や資質が生産性向上の主要因と考えられていました。 しかし現在では、体系的な人材育成を受けた後の従業員の成長と発展こそが、全体の生産性向上に決定的な影響を与えると認識されています。 企業ブランド価値の向上 これまで中小企業には、厳しい労働環境を連想させる否定的なイメージが存在していました。 高度な専門知識や技術力が要求される業務であっても、低賃金や過重労働といった先入観が人材採用の障壁となっていたのです。 しかし、人材育成に積極的に投資し、従業員のレディネス形成を組織的に支援する取り組みを継続することで、優秀な人材を獲得しやすくなります。 さらに業界内外における企業の評判と信頼性も大幅に向上させることが可能です。 まとめ レディネスは、企業の人材育成における重要な概念の一つです。 学習者の「準備状態」を整えることで、教育投資の効果を劇的に向上させることができます。 人材の定着率向上、生産性の改善、企業ブランド価値の向上という3つのメリットは、多くの企業が直面している課題解決につながります。 ぜひ、レディネスの重要性を理解し、人材育成に取り込むことを検討してみてはいかがでしょうか。
2022.08.30
リテンションとは?メリットと社員の定着率を上げるための対策を解説
チームづくり「社員の定着率を上げるにはどうすればよいだろうか」 「リテンションを自社で活用するにはどのような方法があるだろう」 近年、社員のリテンションに注力する企業が増えています。 ビジネスにおいて、リテンションは「人材の確保と維持」を意味します。 リテンションが注目される背景には、雇用状況の悪化や転職希望者数の増加、副業の自由化などが挙げられます。 人材不足が深刻化しているなかで企業はどのような対策を講じる必要があるでしょうか。 本記事では、リテンションに取り組むメリットと対策について解説します。 そもそもリテンションとは? リテンション(retention)とは、「維持、保持」を意味する英単語です。 ビジネスにおいては、優秀な人材の流出を防ぐための施策のことを指します。 人材の流出を防げれば、必然的に定着率も上がるため、リテンションは「定着率を高めるための取り組み」ともいえるかもしれません。 リテンション対策の中で、代表的なものは以下の通りです。 給与・福利厚生などの待遇改善社内コミュニケーションの活性化能力開発の促進 定着率を下げている要因を正しく見極めたうえで、最適なリテンション対策を選ぶようにしましょう。 リテンションに取り組む3つのメリット リテンションに取り組むメリットは以下の3つです。 ノウハウを蓄積できる優秀な人材を確保できる長期的な事業戦略ができる それぞれの理由を以下で解説します。 ノウハウを蓄積できる リテンションに取り組み定着率が上がるということは、社内にノウハウを蓄積できるということです。 社員が退職すると、社内の技術やノウハウが社外へ流出してしまうリスクもあります。 リテンション対策することで社員が自社にとどまれば、ノウハウの流出を防ぐことが可能です。 結果的に、自社の強みを保ち続けることにつながります。 優秀な人材を確保できる 定着率の高い会社は、ポジティブなイメージを持たれやすく対外的な印象が良くなります。 それに伴い、社外から優秀な人材が集まってくる可能性も高まるでしょう。 また、採用・育成コストの面においても、メリットがあります。 リテンション対策によって社員の定着率が上がれば、新たに人材を雇う必要がなくなるため、採用コストが下がります。 さらに、新しい人材を育成するためのコストを抑えることも可能です。 長期的な事業戦略ができる リテンションに取り組むことにより優秀な人材を確保できる状態が続けば、企業のビジョンに基づいた長期的な事業戦略を立てることもできます。 また、事業の進行中に担当者が変更になるといった事態も起こりにくくなるので、対外的に見ても企業への信頼に繋がるでしょう。 定着率を上げるためのリテンション対策とは? 定着率を上げるために企業が取り組むべきリテンション対策としては、以下の3つが挙げられます。 ワーク・ライフ・バランスへの取り組みコミュニケーションの活性化研修制度の整備 それぞれ取り組むべき理由と具体例について解説していきます。 ワーク・ライフ・バランスへの取り組み 残業が多すぎることや有給が取得しづらいといった不満は、定着率を下げる大きな原因となっています。 内閣府の「平成30年度版 子供・若者白書」では、「就労等に関する若者の意識」という特集が組まれています。 ※参考:内閣府 平成30年版 子供・若者白書| 特集 就労等に関する若者の意識 この特集の「仕事選択に際して重要視する観点」において、平成29年度と平成23年度に内閣府が行ったアンケート調査が比較されています。 平成29年度の調査で「仕事よりも家庭・プライベートを優先する」と答えた人の割合は63.7%にのぼるのに対して、平成23年度の調査では「52.9%」でした。 この調査結果から考えると、「ワーク・ライフ・バランスを意識する人は増えている」といえるでしょう。 ワーク・ライフ・バランスを支援する具体的な対策としては、 残業時間の管理・削減有休取得の励行産休・育休を取得しやすい風土を作る在宅勤務やフレックスタイム制度を設ける などの取り組みが有効です。 コミュニケーションの活性化 社員同士、上司・部下との関係で何かしらのコミュニケーションに不満を抱えている人は意外に多くいます。 人間関係を理由に離職に踏み切る人が多いことからも、社内コミュニケーションを活性化することは重要です。 具体的には、定期的なレクリエーションや懇親会の開催、1on1面談、メンター制度の活用など、多くの方法があります。自社に合った方法を取り入れてみましょう。 研修制度の整備 向上心のある優秀な社員ほど成長を感じられない職場では、不安や不満が募り、離職につながることもあります。 そのため、会社が社員の能力向上の機会として、マネジメント研修やスキルアップ研修といった研修制度を導入していくことも重要な施策です。 社員が成長し続けられる環境を作ることが、定着率の向上につながります。 まとめ 人材不足が深刻化している現代において、リテンション対策は企業の存続と発展に関係する重要な取り組みといえるでしょう。 効果的なリテンション対策を行うことで、優秀な人材を確保し、企業の成長のために長期的な戦略を打ち立て実行に移すことができます。 また、フラップスプランでは、企業向けのリテンション研修を行っております。 「会社のビジョンと個人の幸せをつなげる」ことを一つの目的とし、効果的なリテンション研修を実施しております。 お気軽にお問い合わせください。 インナーブランディングの強化を通じて、業績の向上に貢献するワンネス経営®︎プログラム 人材育成がうまくいっていないもっとチームの生産性を向上させていきたい社内に共通の言語、共通の価値観がなくコミュニケーションに課題がある こんなお悩みをお持ちの方に是非ご検討いただきたいのがワンネス経営®︎です。 研修の特徴や効果をわかりやすくまとめた資料をこちらからダウンロードいただけます。 どんな些細な事でもご相談ください! 資料のダウンロードはこちらから!
2025.04.30
マトリクス組織のメリット・デメリットを解説!成功させるポイントも紹介
チームづくり「マトリクス組織」は、複数の組織軸を組み合わせて専門性と連携を両立させる組織形態です。 自社へのマトリクス組織の導入を検討する場合、メリット・デメリットやポイントを知っておきたいという方も多いのではないでしょうか。 概要や種類を紹介した前回に続き、今回の記事ではマトリクス組織のメリット・デメリット、取り入れた際に成功させるポイントについて解説します。 ぜひ、参考にしてみてください。 マトリクス組織のメリット マトリクス組織のメリットは、次の3点です。 業務効率化が図れる 管理者の負担が軽減される 新たな事業に取り組みやすい それぞれ解説します。 業務効率化が図れる マトリクス組織では部門間の壁を越えたコミュニケーションが促進し、組織全体の視点から業務を進められるのがメリットです。 また、各部署の専門知識やノウハウが共有されることで重複業務が削減されるため、工程の最適化が実現します。 人材を柔軟に配置できるので業務の繁閑に応じた人員調整が容易になり、組織全体の生産性向上にも役立ちます。 管理者の負担が軽減される 権限と責任がプロジェクトや機能ごとに分散されるため、トップ管理者への業務集中が緩和される点もメリットの一つです。 現場に近いマネージャーに意思決定権が委譲されることで迅速な判断が可能になり、各管理者は自分の専門分野に集中できます。 これにより管理の質が向上すると同時に、管理者のストレスや疲労も軽減されます。 新たな事業に取り組みやすい 各部門から必要な専門知識や技術を持つ人材を集めてチームを編成するため、新規事業や市場変化への対応がスムーズに進みます。 多様な視点を持つメンバーが集まることで創造的なアイデアが生まれやすく、既存リソースを新たな形で組み合わせてコスト効率の良い事業展開が可能になります。 マトリクス組織のデメリット メリットがある一方で、マトリクス組織には特有の課題も存在します。 主なデメリットは次の3つです。 パワーバランスが維持しにくい 従業員の負担が増える 人事評価が難しくなる それぞれ解説します。 パワーバランスが維持しにくい 各部門の管理者とプロジェクトマネージャーという複数の指揮系統が存在するため、権限のバランス維持が難しくなる傾向があります。 管理者間で方針や優先順位の食い違いが生じると、メンバーは相反する指示に板挟みになり業務が停滞します。 この問題を防ぐには、明確なルール設定と定期的な調整会議が欠かせません。 従業員の負担が増える 複数の管理者から指示を受けることで、従業員の心理的負担が増大するのもデメリットの一つです。 異なる期待に応えようとするストレスや複数プロジェクトの同時進行による時間管理の難しさによって、バーンアウトを招くおそれがあります。 また、報告や会議の増加により実務時間が減少するリスクもあります。 適切な業務量調整と優先順位付けが重要です。 人事評価が難しくなる 部門管理者とプロジェクトマネージャーでは評価基準が異なることが多く、評価の不一致が生じやすくなります。 また、プロジェクト期間と評価期間の不一致や貢献度の可視化の難しさも課題です。 複数評価者による総合的な評価システムと明確な評価指標が必要になります。 マトリクス組織を取り入れて成功させるポイント マトリクス組織を取り入れて成功させるには、次の2つのポイントを押さえておくとよいです。 管理者・マネージャーの連携を強化する 従業員のストレスケアに努める それぞれ解説します。 管理者・マネージャーの連携を強化する マトリクス組織では複数の管理者・マネージャーから指示が出るため、指示の不一致や矛盾が生じやすくなります。 これを防ぐには、お互いの定期的な情報共有と意思疎通が必要です。 また、プロジェクトごとに役割と責任を明確にし、指示系統の混乱を未然に防ぐことが重要です。 共通の目標設定や評価基準の統一を図り、協力体制を構築することで、マトリクス組織の強みを発揮できます。 従業員のストレスケアに努める マトリクス組織の従業員は複数のプロジェクトに所属することで、多方面への気遣いやタスク管理の複雑さから大きなストレスを抱えがちです。 業務量の偏りも生じやすいため、各従業員の業務状況を定期的に把握し、過度な負担がかからないよう調整することが重要です。 ストレスチェックやセルフケア研修の実施も効果的です。 また、コーピングなどのストレス対処法を教育し、従業員自身がストレスを軽減できる環境づくりをサポートすることで、マトリクス組織の持続可能な運営が可能になります。 まとめ マトリクス組織には業務効率化や新規事業への柔軟な対応などのメリットがある一方、パワーバランスの維持の難しさや従業員の負担増加といった課題もあります。 導入する際は、管理者間の連携強化と従業員のストレスケアがポイントになります。 今回の記事を参考に、マトリクス組織の強みを生かした柔軟な組織づくりを目指していきましょう。
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。