近年、新型コロナウィルス感染対策の一環でリモートワークを取り入れる企業が増加しました。
効率面などでメリットが大きいリモートワークですが、その一方で思わぬコミュニケーションの行き違いも起こりがちです。
リモートワークを導入したものの、社内のコミュニケーションに課題を感じている担当者も多いのではないでしょうか。
対策を検討されているのであれば「オンラインコミュニケーション研修」がおすすめです。
今回の記事では、オンラインコミュニケーションでのポイントをお伝えし、併せてオンラインコミュニケーション研修についても紹介します。
オンライン上でのコミュニケーションのポイント
企業でリモートワークを取り入れている場合、業務連絡にはSlackなどのチャットツールを、会議や打ち合わせにはZoomなどのオンライン通話ツールを利用するケースがほとんどです。
こういったオンラインコミュニケーションを中心としたリモートワークには、良い点だけでなく、出社して働く場合と異なる課題も出てきます。
例えば、チャットツールは手軽に連絡がとれて便利な反面、意図している内容が伝わりづらいといったデメリットがあります。
テキストのみのやりとりは表情が見えないため、「冷たいことを言われた」など、意図しない受け止められ方をされてしまう可能性が生まれます。
また、オンライン通話ツールでは、お互いの顔は見えるものの、画質や通信環境によっては細かな表情がわかりにくいといった現状があります。
直接話す場合に比べて、相手の気持ちや感情を推し量ることが難しいかもしれません。
さらに、ビデオ会議においては、発言のタイミングが計れず未消化で終わってしまうケースもあります。
オンラインで円滑なコミュニケーションを行うには、こういった課題をクリアする工夫が必要です。
以下の3つの工夫がコミュニケーションのポイントになるので、しっかり押さえておきましょう。
- 相手に与える印象の工夫
- 伝える工夫
- 受け取る工夫
それぞれ説明していきます。
相手に与える印象の工夫
オンラインでは非言語な部分がわかりづらいため、表情や姿勢、映り方などを工夫して好印象を与えることが重要です。
特に、画面に映る時はカメラの位置に注意すると、印象がかなり変わるのでおすすめです。
カメラを目線よりも下にしない、近づきすぎないことで威圧的な雰囲気がなくなり、また、照明を工夫すれば明るい印象になります。
話す時は、画面ではなくカメラを見ながら話すと相手の目を見ることになり、より印象力が上がります。
伝える工夫
対面の場合と異なり、オンラインでは音声が聞き取りづらかったり集中が続かなかったりといったことが起こりがちです。
そのため、重要なキーワードやパートをしっかり発音するなど、伝える工夫も必要になります。
ポイントは大きな声を出すのではなく、テンポや抑揚をつけて話すように心がけることです。
できるだけ感情を込めるように、いつもより3割増しの表現を心がけると伝わりやすさがアップします。
受け取る工夫
オンラインでのコミュニケーションには、伝える工夫だけでなく、受け取る工夫も欠かせません。
業務内容を確実に受け取るのはもちろん、相手の感情や気持ちの部分も受け取れる対応力が重要です。
話をまとめて「〜ということですね」と伝えれば、受け取れていることが明確になるので相手も安心します。
チャットの場合は、スタンプの積極的な利用がおすすめです。
「伝わっていますよ」とレスポンスすることで、相手側は安心感や信頼感を抱きます。
オンラインコミュニケーション研修について
こういったオンライン上でのコミュニケーションに難しさを感じる場合、オンラインコミュニケーション研修を検討するのも一つの方法です。
オンラインコミュニケーション研修は、以下のようなポイントで行われます。
- 積極的傾聴や視覚・聴覚情報の重要さを学び、実際のスキルを習得する
- 話すタイミングや相手の心情を理解する
- グループワークを通した意見の共有・実践を繰り返す
一般的に、オンラインコミュニケーション研修では、Zoomなどを利用して講師と受講者が双方向でコミュニケーションを取りながら行います。
ライブ配信での研修になるため、オンラインでのコミュニケーションがどのようなものなのか体感しやすいはずです。
通常のコミュニケーション研修とは違い、オンラインに特化したコミュニケーション研修になっている点が特徴だといえます。
まとめ
リモートワーク時代に入り、オンラインでの円滑な社内コミュニケーションが必須となりました。
オンラインコミュニケーションを円滑に行うには、印象の工夫や伝える工夫、及び受け取る工夫といったこれまでと違うポイントを押さえることが重要です。
このような工夫を身につけるためには、オンラインコミュニケーション研修でオンラインならではのコミュニケーションを学び、実践することをおすすめします。
業務遂行やチームワークの向上を図るためにも、検討してみてはいかがでしょうか。
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事務局:スズキヒラク