2022.09.08
リーダーシップ
みなさんの怖いものって何ですか?
地震?雷?火事?労基?
全く関係ないですが、怖いものの代表が地震、雷、火事、おやじなんていっていた時代からは信じられない状況になっていますね。
さて、たくさんの社員さんと話していて怖いといえば「変化」なんですよね。
さらに具体的にいうと「誰かの助言に従って今までと違うことをやってみること」に対してものすごく抵抗感がある人が多いです。
今回は、こんな成長痛とも呼べる変化と怖さについて解説をしていきます。

大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
まずは、この大いなる勘違いから紐解いていく必要性があります。
例えばこんな状況の時あなたはどんな行動に出るでしょうか?
あなたは、ある会社のある部署の課長で自分の可能な限り努力をしていた。
この課の今があるのは間違いなく自分の努力の成果だし、自信も持っている。
ところがある日、あなたの元に今までより数段レベルが高い部長がやってきて、
「残念だけど全然ダメ。私のいう通りに手法を変えてください」
とか言われてしまった。
さて、あなたは?
①腹を立てて「私は正しい」と反論する
②素直に「え?そうなんですね?すぐ変えます!」と受け入れる
③聞いたふりだけして何も変えない
いかがでしょうか?
実はこれは私の体験でして、即答で①を出して見事に不正解だったという体験談です。笑。
びっくりするぐらい受け取れないですよね。
この正解は②。
え?お前にはプライドがないのか?とか言われそうですけど、ちゃんと解説しますね。
ちなみに③が最低の答え、チームにもっとも悪となる人の答えです。
どういうことかというと、ポイントなのは、実力差が明らかな自分よりできる部長がきたと明記してあることです。相手の技量がわからないのではありません。今までより数段レベルが高い部長なのです。
私がしていたのは、私が見える範囲での努力でしかありません。
しかし、もっと経験値があり視座が高い人から見ると全くもって不十分だったのです。
それでも、なぜ助言が受け取り難いか?というと以下の3点の理由が考えられます。
このように、助言を受け取り難い理由は全て自分都合、自分本位の話であって、チームの成果の最大化には全く関係のない話なのです。
それなのに、相手の言い方がひどい、否定された感じがする、そんなんじゃやってられない。
つまりは私を否定しないで認めてほしい。ということをただ駄々をこねている子どもみたいになってしまっているということです。
こんなふうに、助言を素直に受け取って変化することを恐れる自分にもしも気がついた時に想像してほしいことがあります。
それは、あなたが大人なのに子ども用の三輪車に乗ってめちゃくちゃ一生懸命漕いでいる姿です。
あなたの欲求はもっとスピードを上げて走ること。つまりはもっと早くゴールに辿り着くことです。だから一生懸命漕ぎにくい三輪車を死に物狂いで漕いでいます。
そんなあなたを見かねたとても親切な人が教えてくれるのです。
「隣に置いてある自転車に乗り換えたらどうですか?」
あなたは答えます。
「いや、今まで自分はこれでやってきたんで」
「自分のやり方にプライドあるんで」
「今まではこれしかなかったんだからしょうがないじゃないですか」
とても滑稽だと思いませんか?
何を大切にすべきなのでしょうか?
自分の正しさでしょうか?
それならば早くゴールしたいなんて言わなければいいだけです。
あなたが早く走りたいというから、親切な人は
「残念だけど全然ダメ。私のいう通りに自転車に変えてください」
と言ったまでです。
決して今までのあなたのやり方を否定してダメージを与える目的などないのです。
プライドを傷つけられたとか、言い方が悪いとかそういうことを理由にして、本当は自分がもっと早く走る自転車を乗りこなせるのだろうか?とか、もしも転んだら危ないじゃないか?とか、そんな本当の恐れを隠そうと抵抗しているだけなのです。
あなたが本当に早く走ろう、成果を出そうと思えているならば、
②素直に「え?そうなんですね?すぐ変えます!」と受け入れる
の一択しかないということです。
あなたに対する助言、特に新しい考え方ややり方の提案は、決してあなたを否定してきているのではありません。
自分が変わることへの恐れを隠すために、わかりやすく言い訳がしたいだけなのです。
変化は過去の自分の否定ではありません。今までの自分があるから次の変化にも対応ができるのです。三輪車に乗っていた筋力があるから、自転車が漕げるのです。自転車に乗っていたから今度はバイクに乗れるのです。バイクに乗っていたから道路に慣れているので車にも乗れるようになるのです。
助言を否定されたと感じた時、三輪車で「速くなりたい」といっている自分を想像してください。助言を受け入れてしばらく経つとほとんどの人が「もっと早くやればよかった」ということを知っておいてください。
変化に対する恐れとは想像の中の産物です。
まずは恐れを手放してやってみるという事、指摘をされたときになるほどと受け取ってみること、頑なに過去のやり方に執着するのではなくて変化し続ける私であり続けること。
これが人生をスイスイ前に進めていくコツです。変化を恐れずにどんどん前に進んでいきましょう。
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事務局:スズキヒラク
この記事を書いた人
福永寿徳
大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
2022.12.15
コツコツ継続のコツ 2023
リーダーシップ2022年も残すところ16日!(えーーーーーー!)弊社は28日に大掃除をして仕事納めなので、営業日でいうとあと、9日!(ええええーーーーー!絶叫) 今年もアシスタントトレーナーとしてワンネス経営研修を何周り受講したのでしょうか。 依存・自立・相互依存♪と、夢にはまだ出てこない今日この頃です。 さて、今年も振り返りのお時間がやってまいりました! 2022年を迎えた時に立てた目標を覚えていますか? いくつ忘れていて、どれだけ達成できましたか? 他力本願寺の住職ならぬ、三日坊主さん必見!!!!!!← 2023年の目標を立てる前に、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。 フラップスプランの笑顔担当。一児の母。歌を愛し歌に愛された女。 働く人のサードプレイスとしてワンネス経営アシスタントトレーナー&毎月50名のメンタリングを担当。東京マラソン2023でサブ4達成! 投稿一覧へ なぜ三日坊主になるのか? わたくし、何を隠そう「他力本願寺の三日坊主さん」でした。 目標を立ててもなかなか辿り着けない とにかくコツコツ継続するのが苦手 最後は人頼み、もはや神頼み 人はなぜ三日坊主として出家してしまうのか? ここはひとつ、三日坊主って何ぞや?から理解してみましょう。 三日坊主 あきっぽくて何をしても長続きしないこと。 修行に耐えられず、三日で還俗(げんぞく。一度、出家した者が、再び俗人に戻ること)をしてしまう僧侶の意から。 「三日」は、きわめて短い時間のたとえ。 決めては飽き、飽きては忘れ、忘れては目標を立て・・・ アホなのでしょうか。 この負のスパイラルから抜けて目標達成するために大切なのは。 1.強い動機を作ること やらされではなく、やりたいと思える目標を持つこと! 特に、◯◯したい!という動機より、●●になりたくない!の動機の方が人間は強いです。具体的には、痩せて素敵と言われたい。より太ってデブと言われたくない。が強いのです。なので、そこそこの状態からさらにがんばることが一番難しいと言われています。 つまり最良の敵は良。 2.かしこく努力すること こんなに頑張ってるのに!なかなか成果が出ないと苦しくなります。 実は無駄な労力や努力になってることがよくある!(ありすぎる。泣) がんばっても報われないのが挫折の一番の原因。この根本原因をなくすためには、お手本を決める、時間を管理する。など、かしこく努力する必要性があります。 3.継続力 どれだけ素晴らしい取り組みでも、すぐにやめてしまったら絶対に効果はありません。どこかの偉い人が言っていました。本物の力とは継続していることだけだ。と。言ってることよりやってることが本物だ。と。継続できない原因は飽きる、舐める、サボるのどれか。気合と根性ではなく、仕組みで解決することがとても大事です。 この3つがとても大事なんだそうです! その中でも今回は継続力についてお伝えします。 わたしが実際にやってみて成功した作戦を大公開! コツコツ継続大作戦 大作戦1朝活を継続するためには、完璧主義を手放すべし! 昨年2021年、毎日1時間ランニングをする!という目標を立てて、もがき苦しみまくった水越選手。 なぜなら、 毎日! 1時間! ランニングをする! この3つが完璧にできないと意味がない!と思い込んでいたからです。 雨が降って今日はできなかった。 朝、起きれなくて30分しかできなかった。 体調が悪くて走れなかった。 続ければ続けるほど、できなかったことばかりを数えてしまう。 毎日できていないから、もうやる意味がない! 毎日できた月があっても、ただただ苦しい!楽しくない! もう、やめたーい!!!でした。 去年の反省を活かし、2022年の目標を朝起きたらすぐスニーカーを履く! に設定した結果、 朝6時に起きれるようになった。 1日30分 〜1時間運動できるようになった。 ランニングができた日に自分を褒められるようになった。 そして、日々積み重ねることで本来の目標であったトライアスロンとフルマラソンで自己ベストを達成するために週末のトレーニングに対応できる心と身体をキープすることができました。 完璧主義を手放し、最初から高い目標を設定するのではなく、目標を細分化して、スモールステップを設定する。 すると継続ができるようになり、毎月の目標達成率が上がりました。 特に新しいことを始めるときは、自然と習慣化していくまで少しずつ積み重ねていくことが大切です。 お散歩でも、ランニングでも、ヨガでも、ラジオ体操でもその日のベストを尽くせばいいのです。 まずはスニーカーを履くことから!可愛いウエアに着替えることから! とにかく最初の一歩を踏み出しましょう! 大作戦2仕事と家事を両立させるには「チーム自分」を結成すべし! 仕事でも家事でも「疲れたから、明日やろう!」「もう明日でいいや!」って思うことがよくあります。 それなのに、翌日のわたしはいつも「もー!なんでやってないの!これぐらい昨日やっとけよ!」ってなります。笑 他にも、 退社するときに、整理整頓をするだけで ゴミの日の前日にゴミをまとめておくだけで 寝る前に翌日の天気を確認して着る服を選んでおくだけで この「ちょっとだけ」で明日のスタートが気持ち良くなります。 すると、朝の準備が早くなり仕事や家事の効率がアップします! 明日の自分よろしくね。 昨日の自分ありがとう。 どうせやるのは自分!なことこそ、苦しいマラソンではなく、駅伝のように毎日バトンを繋いでいく! 最強のチーム自分を結成して、毎日えいえいおー!してできたら自分の中の自分が褒め称えあっています。 大作戦3どんな目標でも、うれしい!たのしい!を作る工夫をせよ! 私が実践しているのは「カレンダーに丸をつける」です。 年末になるとだいたいどこかの企業様からいただけるスタンド型の小さなカレンダー。 これと蛍光ペンを一緒にトイレに置いています。 できた!と心の中で呟きながら(ほぼ声に出てる)丸をすることで、嘘みたいにうれしい気持ちになります。 誰に褒められなくても、自分に丸を出してあげられることで当たり前のことかもしれないけど、たったこれだけで毎日うれしい!たのしい!だいすき!になれます。 最初は、トイレ掃除をしたら丸をつける!から始まって、今では、ほぼ毎日丸がつけたいから、トイレ掃除をしています。 朝1番でもいいし、眠る前でもいい、1日1回、自分に花丸をあげましょう! まとめ 2022年 毎朝1時間朝活ができるようになってきた! 仕事と家事を両立できるようになってきた! 何事も楽しんで継続できるようになってきた! 毎日できた!と積み重ねて、1日1日がより充実してきました。 そして、本当に継続していきたいことと、手放していきたいことが明確になってきました。 2023年ももっとたのしくおもしろく! コツコツ継続して色んなことに挑戦していきます!
2022.02.01
小さな革命を起こさせる
リーダーシップ「うちのスタッフになんて言ったんですか?」 先日、顧客企業の幹部から電話がかかってきました。 文字面だけ見るとクレームみたいですが、 逆でした。 「うちのスタッフになんて言ったんですか?私があれだけ言っても伝わらなかったのに。ものすごい変化です。めちゃくちゃ助かりました!」 めちゃ喜ばれました。笑。 というのも・・・ 大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。 投稿一覧へ とある1on1にて 私たちはインナーブランディングを強化するワンネス経営®︎というプログラムを提供しています。そのプログラムの特徴として研修と研修の合間に1on1(個人セッション)も実施するという他があまりやってないことをしているわけです。 その1on1の中で新卒で入った会社を半年ほどで辞めて転職して現職についた20代半ばの女性社員(冒頭の幹部の部下)の話を聞いていたときのこと。 ・今の仕事(総務経理系)に情熱が持てない・なぜなら、決して今の仕事をしたいと思って転職したわけではないから・前職の労働環境がきつすぎて、働きやすさを求めてきてしまった という、とても正直な気持ちを相談してくれました。 元々、クリエイティブ系の仕事に憧れがあり制作会社に入ったものの、ハイパー過酷な現実と直面した時、半年で身体がもたないことに気が付いたんだそうです。(弊社も以前は制作の仕事をしていましたから、その会社の内情と致し方なさはめちゃくちゃよくわかります) それで、自分の限界を感じ諦めと共に退職。もう仕事で消耗したくないという思いで職種は選ばず、労働環境だけで今の仕事を選択。そして2年経った今、なんだか仕事が楽しく無くなってきたというか、このままでいいのだろうか?と自問自答するようになってきたそうです。 しかし、今の仕事そのものを否定するようなことを上司や同僚に相談するわけにもいかず悶々としていたそうです。さらに、決して今の仕事が嫌で辞めたい、とかそういうわけではないからこそ、変な受け取られ方をすると嫌だという気持ちもあったと思います。 心のブレーキが見えてくる 私が感じたのは、まずこの人は仕事が好きなんだな。ということ。 そして、過去の情熱があった世界に挫折してしまって、傷が癒えるまでじっとしてたけどだんだん元気になってまたがんばりたくなったんだなということ。 しかし、人間という生き物は一度心の炎が消えてしまうと再着火するのには結構なエネルギーが必要なもの。 お祭りの中ではしゃいでいるときは楽しいけど、一歩離れて何やってんだろと客観的になってしまったらなかなか戻れない。そんな感じ。 そこには 「戻りたい」でも「また消耗したら怖い」や「戻りたい」でも「またがむしゃらにやるなんて少し恥ずかしさや照れがある」 というブレーキがかかっています。 だから、表面上は問題なく仕事をしますが、上司からするとその人の基礎能力ならもう少しレベルの高いことができてもおかしくないのにな?という、可もなく不可もなくという事なかれ主義の時間が経過していくのです。 上司はもっとできるんじゃないかと声かけしますが、打てども響かぬ鐘状態というか、なんなら打たれたら自分の手で音を止めてる感じでした。 気づきからどう変化するのか? そんなタイミングでの1on1でした。 改めて自分の中にある情熱ってなんだろう、自分のしたいことってなんだろう。と考えてもらうことで一つの結論に達しました。 それは、 「自分自身の創造性を総務経理で活かすとは?」 という質問です。 すると彼女は、 社内外の活動をスマホで撮影編集して社内報ムービーとして発信してはどうか?地域貢献活動をまとめて外部に発信してはどうか? そんなアイデアが出てきました。 私は答えます。 「そうだね。そういうのを広報って言うんだよ。」 ...「コウホウ。。。」 絶対カタカナでしたからね。笑。 相当な衝撃だったようです。 もちろん、彼女が広報という言葉を知らなかったわけではありません。 自分のやりたいクリエイティブと総務という仕事がリンクできると思えていなかったのです。 この気づきは極端に言えば、彼女が自分自身でコウホウという仕事を生み出した瞬間なのです。 人間は自己決定が大好き。自分が生み出した仕事以上に燃えるものはないはずです。 彼女はすぐにアクションを起こしました。 まずは上司に相談。もちろん通常業務に支障が出ないという条件で快諾。 現状はスマホ片手にメンバーの活動インタビューを集めて回っています。 まとめ 主体的に動くようになった彼女をみて上司は驚き、私に電話をかけてきました。 「うちのスタッフになんて言ったんですか?」 「なんも言ってません。本人が気がつきました。」 私のいつもの返答です。 他人を変えることはできません。本人が気がついて変わりたいと思ったときだけ行動が変わります。 そのためには本人の中で「小さな革命」を起こす必要性がある。大きな革命なんてできない。小さな小さな革命でいいんです。 ほんの小さな意識の変化が行動を小さく変えます。行動が小さく変わると自分に少し自信が湧いてきます。 少し自信が出てくると行動が大きく変わります。行動が大きく変わると、周りの評価が変わります。周りの評価が変わると、確信的な自信がついてきます。 確信的な自信がついてきたとき初めて、周りに良い影響を与えようと思えます。 周りに良い影響を与える人のことをリーダーシップと呼びます。 本人の中に小さな革命を起こさせること。 それはつまり、リーダーシップを覚醒させることができること。 それができるマネージャーがたくさん増えますように。 まずはあなたの中で小さな革命を起こしましょう。 部下への声掛けに自信がない! 部下への声掛けに自信がない。指導のコツがわからない。そんなお悩みがある方に是非ご登録いただきたいのがワンネス経営®︎の公式ラインです! 実例を交えながら指導のコツ・チームづくりのポイントを定期配信しています。 質の高いコミュニケーションによってチームの生産性を向上させていきましょう! 事務局:スズキヒラク LINE友達追加はこちら!ワンネス経営®︎公式LINE
2021.09.30
まだやる気を引き出そうとしてるの?昭和なの?
リーダーシップ指示待ちの社員 やらされ感が強い社員 つまらなさそうに働く社員 ハァ〜。とため息がつきたくなった管理職のみなさま。 社員のやる気を引き出さなきゃって思ってませんか? それはちょっと古いかも。 もう令和です。新しいステージに行きましょう。 大切なことは「目的と出口」という捉え方です。なんのために、どこに向かっているのか? そもそもそこが分かってないから、何してんの?となります。 大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。 投稿一覧へ スタッフのやる気ってどうなん?問題 「あなたの仕事はなんですか?」 この質問の回答で仕事を楽しめているかどうかが、だいたいわかってしまいます。 仕事が楽しくならない理由は、その仕事をなんのためにやっているのか 仕事を頑張るとどうなるのかが見えていないから。 いわゆる、やらされ仕事だからです。 やらされ仕事は楽しくない。 当たり前ですよね。。 このやらされ仕事をやりたい仕事に変えるポイントが 「目的」と「出口」です。 仕事を楽しめる人と楽しめない人の違い こんなお話があります。 ========= ある旅人が町を歩いていると、1人の男が道の脇で難しそうな顔をしながらレンガを積んでいました。 旅人は、その男のそばに立ち止まってたずねました。 「ここでいったい何をしているのですか?」 すると、男はこう答えました。 「見ればわかるだろう。レンガ積みをしているのさ。毎日毎日、雨の日も強い風の日も、暑い日も寒い日も1日中レンガ積みだ。なんでオレはこんなことをしなければならないのか、まったくついてない」 旅人は、その男に「大変ですね」となぐさめの言葉を残して歩き続けました。 しばらく行くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会いました。 しかし、その男は、先ほどの男ほどつらそうには見えません。そこで、また旅人はたずねました。 「ここでいったい何をしているのですか?」 すると、男はこう答えました。 「オレはね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これがオレの仕事でね」 旅人は「それは大変ですね」と、いたわりの言葉をかけました。 すると、意外な言葉が返ってきました。 「なんてことはないよ。この仕事でオレは家族を養ってるんだ。この仕事があるから家族全員が食べていけるのだから、大変だなんて言ったらバチが当たるよ」 旅人は、その男に励ましの言葉を残して歩き続けました。 さらにもう少し歩くと、別の男がいきいきと楽しそうにレンガを積んでいました。 旅人は興味深くたずねました。 「ここでいったい何をしているのですか?」 すると、男は目を輝かせてこう答えました。 「ああ、オレたちのことかい? オレたちは歴史に残る偉大な大聖堂をつくっているんだ」 旅人は「それは大変ですね」と、いたわりの言葉をかけました。 すると男は、楽しそうにこう返してきました。 「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ! 素晴らしいだろう!」 旅人は、その男にお礼の言葉を残して、元気いっぱいに歩き始めました。 ========= 引用:イソップ童話 さて、この3人の違いはなんでしょうか? 1人目は、やらされ仕事で不満が多く2人目は、家族のために目の前の仕事をがんばり3人目は、未来の人々が喜んでいる姿を目指して頑張っています。 言い換えると 1人目は、目的も出口もわからない2人目は、「家族を養う」という目的はあるけど出口はない3人目は、「たくさんの人を喜ばせる」という目的と「大聖堂を作る」という出口がはっきりしている 3人目の職人は目的と出口が明確だったからこそ 仕事を楽しむことができていたのではないでしょうか。 目的と出口を定めると仕事が楽しくなる この3人のレンガ職人の話を踏まえて「あなたの仕事はなんですか?」と聞かれたら、あなたはなんと答えるでしょうか? またチームメンバーには何と答えてもらいたいでしょうか? 目の前の仕事だけでなく、 未来のことまで考えられる方が楽しく仕事ができそうですよね! 自分たちがやっていることはなんのためにやっているのか?それを頑張るとどうなるのか? 「目的」と「出口」を意識すると、目の前にある仕事が とても楽しくて、やりたいことに変わっていきます。 まとめ いかがでしたでしょうか?やらされ仕事を抜け出すためには「目的」と「出口」が大切。 社員をを育てる立場にいる人こそ、 自分たちの仕事は 「なんのためにしているのか?」 「これを頑張るとどうなるのか?」 ぜひこの2つをチームメンバーに共有してみてください。 きっとスタッフもモチベートされるはずです! 視座高く前向きに働く組織づくりのために 今回の「あなたの仕事はなんですか?」の様に、生き生きと働き成果が出せる様になるためのコツは本当にわずかな工夫だったりします。 生産性が高いチームづくりには、コツを知っている状態を作り、即実践してみるとがとても重要です。 ワンネス経営®︎の公式ラインではすぐに取り組むことができるチームづくりの情報を定期的に配信しています。是非ご登録ください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。