会社の玄関口にゴミが落ちていた。
特に何も考えずに拾って、捨てているとスタッフが「ああ、そういえばゴミ落ちてましたね。拾ってくれてありがとうございます。」と声をかけてきた。
「うん、いいよー。」と答えたものの、(あれ?気づいたの?それなら片付けてよ…)と思ったので、「次から見つけたら片付けてもらえないかな?」と言ってみた。
するとスタッフは、
「いやでも私、掃除当番じゃないんで。」
当番とかそういう問題じゃないだろう!!!
スタッフとコミュニケーションをとっていると、自分では当たり前だと思っていたことがそうじゃなかったり、なかなか自分の言うことを聞いてくれなかったり、頭を抱えるような出来事が多いですよね。
今回はそんなコミュニケーションの課題にぶつかった時に思い出してほしい『コミュニケーションの基本』についてお話しします!
3つの基本を抑えるだけでコミュニケーションは見違えるほどよくなります。
是非参考にしてみてください!
大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
コミュニケーションの基本1
『過去と他人は変えられない』
一つ目の基本は『過去と他人は変えられない』
どれだけスタッフにアドバイスしても本人が変わるかどうかは、その人次第です。
そして、起こってしまった出来事を変えることはできません。
なんでこんなに言ってるのにあいつは変わらないんだ!とか
あの時もっとこうしていれば、、、とか
変えられないことに頭を悩ませるのではなく、本人が変わりたいと思うには、どう伝えたらいいか?
ミスを繰り返さないためには、次どうしたらいいか?
変えられる自分自身のことに頭を使うようにしましょう!
コミュニケーションの基本2
『全ては自分が生み出している』
コミュニケーションの基本2つ目は
『全ては自分が生み出している』です。
火のないところに煙は立たない。という言葉があるように、突然スタッフが辞めてしまったり、なんだか奥さんの機嫌がすごく悪かったり、自分は悪くない!と、原因は自分の外にあると思っているうちは問題を解決することはなかなかできません。
あれ?もしかしたら自分が悪かったかも。
この問題を自分が生み出しているとしたら、どう行動を変えたらいいだろう?
自分の行動や言動を省みることがコミュニケーションの改善につながっていきます。
コミュニケーションの基本3
『理解してから理解される』
最後のポイントは『理解してから理解される』
病院で診察を受ける時を思い出してみてください。
最初に聞かれることはなんでしょうか?
まずは「どうされましたか?」と体調を細かく聞かれますよね。
お医者さんは最初にしっかり話しを聴いて、症状を把握してから
解決策として治療を行っていきます。
コミュニケーションにおいても同じです。
まずは相手の話をしっかり聴き、その人が何を思っているのかをちゃんと理解して初めて、自分の話に耳を傾けてもらえます。
普段のコミュニケーションの中で相手の話を遮り、自分の意見ばかりを伝えてしまっていないでしょうか?
これは、「どうされましたか?」と診察されずに、話も聞かれずに「たぶんこの人は盲腸だろう」と決めつけて治療を始められてしまうのと同じことなのです。
そう考えると怖いですよね。
まずは相手の話を最後まで聴き、ちゃんと理解する。自分の意見はその後で伝えるようにしましょう!
まとめ
コミュニケーションの3つの基本についてご理解いただけたでしょうか?
『他人と過去は変えられない』
『全ては自分が生み出している』
『理解してから理解される』
もしあなたが、スタッフや家族とのコミュニケーションの中でイラっ!としてしまうことがあったら、この3つの基本を思い出してみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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事務局:スズキヒラク