2021.09.07
チームづくり
強いチームを作りたい。
そう思ったなら強いチームとは一体なんなのか?という定義を明らかにしておくことが重要です。
今回はグループとチームの違いを比較することで強いチームづくりのヒントをお届けいたします。

大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
グループとチームの違いってなんでしょうか?
例えばサッカーチームというのは存在するけど、サッカーグループはありません。仲良しグループはあるんだけど、仲良しチームというのは存在しない。
どうやら
グループ:共通項の人の集まり
チーム:1つの共通の目標に向かって共に協力をし合う集まり
という違いがありそうです。
サッカーチームは、日本代表から少年サッカーまでどんなレベルでやっていても共通している目標があります。それは「自分たちがより強くなり、相手に勝つこと」です。
もちろんレベルの違いは存在します。思いの強さと実力が単純に比例するわけでもありません。しかし、一つだけ確かなのは共通の目標を持ち、そのための努力を惜しまないからこそ、そのチームに所属する資格があるということです。
では、そう考えたときに自分たちの会社はチームになれているでしょうか?
例えば、ある営業スタッフが当月売上目標を達成しなかった時。
A.上司から叱責されて、すぐにでもこんな会社辞めてやる!状態
B.「しょうがないよ」「よくあるよ」「気にしないで」と慰められて終わっている状態
C.上司から詰められて、胃は痛いけど次月こそは達成するぞ。と思っている状態
D.良くない行動について指摘をしてもらって、次月に生かそうという状態
みなさんのチームはいかがでしょうか?どこに当てはまりますか?
Aは負け犬グループです。心理的安全性も当事者意識・責任感もない状態。いつもビクビクしていなければならず、スタッフが早く仕事が終われと毎日思っているような会社です。
Bは仲良しグループの状態です。心理的安全性はあるけど、責任感がない状態。心地よいけど成果は出ません。
Cはキツいチームです。一昔前の軍隊のような会社です。それでも成果は出る分まだマシです。
Dは強いチームです。心理的安全性も当事者意識、責任感ともに高い状態。お互いに高めあうための指摘をし合える環境です。
強いチームとはどういうことか。
それは「伝えるべきことをちゃんと伝える」関係性であること。
これができているから強いチームであるとも言えるし、これをしたから強いチームになったとも言えます。
私たちはついつい大人ぶった人間関係にしてしまいがちです。
例えば、その人が特に周りに迷惑をかけていなければ、わざわざもっとよくなることについての指摘はしません。なぜなら人間関係を悪くしたくないからです。わざわざ波風を立てる必要はない。と言いますが、実は単純に嫌われたくないからです。
言いにくいことをちゃんと伝えること。
そして言われたほうは素直に一旦聞き入れること。
そのためには嫌われるかもしれないという恐れを手放して、相手のためを本当に想って発言するということがとても重要です。
日常から信頼関係を大切にしてお互いを高め合うための指摘を真っ直ぐすることで、強いチームを目指していきましょう!
強いチームをメンバー全員で目指すために、まず「強いチーム」の定義を揃えましょう!
ブログまたはこちらの動画を共有して、共通認識をつくることにご活用ください。
ワンネス経営®︎では定期的に、LINEやYoutubeを通じでチームビルディングのコツや、チームの生産性を向上させるポイントをお伝えしていきます。
チームづくりに課題を感じている方、是非ご確認下さい!
事務局:スズキヒラク
この記事を書いた人
福永寿徳
大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
2024.07.16
学習性無力感とは?陥りやすい人の特徴と職場にもたらす影響について解説
チームづくり職場において「意欲に欠ける従業員が目立つ」と感じる場合、背景に「学習性無力感」という心理現象が潜んでいる可能性があります。 この状態は、個人の生活や仕事に深刻な影響を与えるだけでなく、職場全体の生産性や雰囲気にも大きな影響を及ぼすことがあります。 そのため、「学習性無力感に陥る人はどんな人か知りたい」「最近やる気のない従業員が学習性無力感の可能性がありそうだ」という方も多いのではないでしょうか。 今回の記事では、学習性無力感とは何か、どのような人がこの状態に陥りやすいのか、そして職場にどのような影響をもたらすのかについて詳しく解説します。 ぜひ、参考にしてみてください。 学習性無力感について 「学習性無力感」は、1967年に心理学者マーティン・セリグマンによって提唱された概念です。 これは、個人が自分の行動が結果につながらないと認識し、努力しても状況を改善できないと信じ込んでしまう心理状態を指します。 セリグマンは動物実験を通じてこの理論を実証しました。 繰り返し制御不能な状況に置かれることで「どんな努力をしても無駄だ」と学習するという実験結果は、人間にも当てはまります。 こういった学習性無力感は、職場や日常生活のさまざまな場面で見られるのではないでしょうか。 学習性無力感の主な原因は、自分の行動が望ましい結果につながらない経験を重ねることです。 例えば、仕事で何度努力しても成果が出ない、あるいは繰り返し否定的な評価や叱責を受け続けるといった状況に置かれると、人は問題解決への意欲を失っていきます。 注目すべき点は、客観的には良好なパフォーマンスを示している場合でも、本人が自分の能力や成果を低く評価し続けることで学習性無力感に陥る可能性があることです。 つまり、外部からの評価よりも、個人の内的な認知プロセスが重要な役割を果たしているのが特徴です。 学習性無力感に陥ると、新しい状況に直面しても積極的に行動を起こそうとしなくなります。 職場においては「言われたことしかやらない」従業員を生み出す要因となるため、注意が必要です。 学習性無力感に陥りやすい人の特徴 学習性無力感に陥りやすい人には、下記のような特徴があります。 自己効力感が低い 完璧を求める 成功体験が乏しい それぞれ解説します。 自己効力感が低い 自己効力感が低い人は、自分の能力や価値を過小評価し、自信を持つことが難しいところがあります。 そのため、困難や失敗に直面すると「自分には能力がない」「価値のない人間だ」といった否定的な自己イメージを強化しがちです。 このような思考パターンは、新たな挑戦への意欲や困難を避ける行動につながり、学習性無力感を生み出しやすいと言えます。 完璧を求める 完璧を求める人は、自分に対して非常に厳しく、小さな失敗や欠点も許容できません。 常に高いプレッシャーにさらされているため、失敗に対する恐怖心が強くなり、学習性無力感を感じやすくなります。 また、現実的に難しいような高い基準を設定し、それを達成することに強くこだわる傾向があります。 目標を達成できなかった場合、自己評価を著しく下げてしまい、新たな挑戦を避けることになりがちです。 成功体験が乏しい 成功体験が乏しい人は努力が報われた経験が少なく、自信を築きにくい傾向があります。 失敗が続くと「どうせうまくいかない」「頑張っても意味がない」といった考えが強くなり、学習性無力感に陥りやすいです。 また、成功体験の不足は、困難を乗り越えるためのスキルや戦略を学ぶ機会の減少にもつながります。 その結果、難しい状況に直面した際の適切な対処法がわからず、学習性無力感がさらに強まるという悪循環に陥る可能性が高くなります。 学習性無力感が職場にもたらす影響 学習性無力感は、個人の心理状態にとどまらず、職場全体にも次のような影響を及ぼす可能性があります。 生産性の低下 イノベーションの停滞 組織文化の悪化 それぞれ解説します。 生産性の低下 学習性無力感に陥った従業員は意欲が低下し、仕事に対して積極的に取り組まなくなります。 新しいアイデアを生み出したり、問題解決に取り組んだりする気力が減少するため、業務効率が悪化しがちです。 また、周囲のサポートが必要になり、学習性無力感に陥った従業員が増えることでチーム全体のパフォーマンスも低下しやすいです。 結果として、職場全体の生産性が下がる可能性があります。 イノベーションの停滞 学習性無力感に陥ると、新しいプロジェクトや挑戦的な課題を避けるようになります。 さらに、職場での意見交換が少なくなることで、アイデアの共有や創造的な問題解決の機会の減少につながります。 多様な視点からの意見交換は、革新的なソリューションを生み出す源泉です。 新しい技術や手法の導入に消極的になることで市場の変化に適応できず、競合他社におくれを取るおそれがあります。 組織文化の悪化 悲観的な態度や諦めの気持ちが職場全体に広がり、ネガティブな雰囲気が蔓延するのも、学習性無力感が及ぼす影響の一つです。 例えば、問題が発生しても誰も責任を取ろうとせず、互いに押し付け合うような風潮が生まれるおそれがあります。 また、失敗を怖がるあまり、新しい挑戦や学習への積極性が減少します。 まとめ 学習性無力感は、個人の心理状態から始まり、職場全体に深刻な影響を及ぼす可能性のある重要な問題です。 自己効力感の低さ、完璧主義、成功体験の乏しさなどが、この状態に陥りやすい要因となります。 職場においては、生産性の低下、イノベーションの停滞、組織文化の悪化など、多岐にわたる悪影響が懸念されます。 職場環境の改善や個人の成長を目指すためには、学習性無力感の重要性を理解しておくとよいでしょう。
2024.07.09
リアリティショックが発生したら?2つの企業事例を紹介!
チームづくり新入社員などが、入社前に仕事に対して抱いていた理想と入社後の現実とのギャップに戸惑う状態を、リアリティショックと言います。 リアリティショックについてだいたい理解できているものの、「詳しい事例が知りたい」「発生した場合、どのように対応すべきか具体例を教えてほしい」という方も多いのではないでしょうか。 そこで今回の記事では、リアリティショックが起こった企業の事例と、その対応について紹介します。 リアリティショックの実際の例や企業が行っている事例を知りたい企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。 リアリティショックについておさらい 「リアリティショック」とは、入社前に抱いていた仕事への理想と実際に入社してからの現実との間にギャップがあることで、強いストレスや失望を感じる現象です。 特に入社後や異動・昇進後、復職後といった環境が変わるタイミングで起こりやすく、仕事内容や人間関係など、さまざまな原因が考えられます。 また、リアリティショックが発生することで離職率の増加や生産性の低下、社内の雰囲気の悪化などにつながります。 社員個人だけでなく、会社全体にも影響が及ぶため、放置せずにしっかり対応していくことが重要です。 リアリティショックが起こった企業の事例 ここからは、リアリティショックが起こった企業の事例を2つ取り上げて解説します。 株式会社オールハーツ・カンパニーの事例 株式会社オールハーツ・カンパニーは、世界一のベーカリー&パティスリーカンパニーを目指して2002年に設立された企業です。 同社の代表的なブランドには、マジカルチョコリングで知られる『Heart Bread ANTIQUE』や、人気のなめらかプリン『パステル』があります。 小さなベーカリーからスタートした同社は、現在では150店舗を超えるなどの急成長を遂げています。 創業当初から会社の理念や想いを変わらず大切にしているほか、取り組みを続けているのがリアリティショック対策です。 同社は「世界に一人のあなたと一緒に働きたい」という採用ポリシーを掲げており、この理念に共感して入社した新入社員が入社後にギャップを感じることがないよう、「100日日報」の制度を導入しました。 「100日日報」は、新入社員が入社後100日間、毎日上司に日報を提出する制度です。 これにより、価値観のすり合わせや不安の軽減を図るのが大きな特徴で、実際に「みんなで100日日報を見てもらっている安心感がある」との声もあり、好評だそうです。 さらに、日報提出率と自己評価でグラフを作成し、社員一人ひとりの離職予測を行うことで早期のケアにつなげています。 この取り組みは、複数店舗を運営する中で経営と店舗、また店舗同士のつながりが希薄になっているという課題に対応するものでもあるということです。 このような施策により、同社は新入社員のリアリティショックを軽減し、会社への帰属意識を高める努力を続けています。 株式会社ベイシアの事例 株式会社ベイシアは、東日本を中心に福島県から滋賀県まで広域でスーパーマーケットを展開する企業です。 小売業界では離職率が高いという課題があります。 同社ではこの課題に対応するため、以前から集合研修や合宿研修、従業員同士の交流を深めるイベントを数多く開催してきました。 しかし、コロナ禍の影響で研修やイベントを中止せざるを得なくなった結果、新入社員とのコミュニケーション不足が起こりました。 さらに、精神的に追い詰められて長期欠勤する社員が散見されるようになったのです。 また、「同期の顔が見えない」という不安の声も多く聞かれたとのことです。 この状況に対処するため、ベイシアでは下記のような新たなコミュニケーション施策を導入しました。 オンラインツールを活用したコミュニケーション促進 アプリ上での自己紹介の奨励 教育スタッフによる従業員へのメッセージカード送付 これらの施策を通じて、コロナ禍においても新入社員の孤独感を解消し、安心して働ける環境づくりに努めています。 同社の事例は、急激な環境変化に直面しながらも、社員の仕事への意欲を維持・向上させるための創意工夫を示していると言えます。 まとめ 理想と現実のギャップによって生じる「リアリティショック」は、離職率の増加や生産性の低下につながる重要な問題です。 この課題に対し、株式会社オールハーツ・カンパニーは「100日日報」制度を通じて新入社員と上司のコミュニケーションを促進し、株式会社ベイシアはコロナ禍でのオンラインツールを活用した新たな施策を実施しています。 これらの事例は、環境変化に適応しながら社員の不安を解消し、仕事への意欲や帰属意識を高める取り組みを示しています。 今回の記事を参考にして、リアリティショックに積極的に対応し、社員の定着率向上や職場環境の改善につなげていきましょう。
2023.11.21
サーバントリーダーシップでリーダーに求められるものとは?必要な10の特性について解説
チームづくりリーダー育成への取り組みを前向きに検討する際、サーバントリーダーシップの導入を考える方も多いのではないでしょうか。 サーバントリーダーシップを取り入れる際は、リーダーに求められる特性を把握しておく必要があります。 今回は、サーバントリーダーシップでリーダーに求められる10の特性について紹介します。 ぜひ、参考にしてみてください。 サーバントリーダーシップのおさらい サーバントリーダーシップは、部下のニーズを最優先に考え、それに基づいて行動するリーダーシップ理論です。 リーダーからのトップダウンによる従来の支配型リーダーシップとは異なり、リーダーが部下の話を聞いて理解し、ともに協力して目標を達成するのがサーバントリーダーシップの特徴です。 一人ひとりの強みや主体性を引き出すことで、部下は自分が大切にされていると感じ、より良いパフォーマンスを上げられます。 ただし、サーバントリーダーシップを発揮するには、必要とされる特性をリーダーが持っておかなければいけません。 この理論を提唱したロバート・K・グリーンリーフ氏は、サーバントリーダーシップにおいてリーダーに求められる10の特性を挙げて定義付けています。 サーバントリーダーシップでリーダーに求められる10の特性 サーバントリーダーシップでリーダーに必要な10の特性は次のとおりです。 傾聴(Listening) 共感(Empathy) 癒し(Healing) 気づき(Awareness) 説得(Persuasion) 概念化(Conceptualization) 先見力(Foresight) 執事役(Stewardship) 人々の成長への関与(Commitment to the Growth of people) コミュニティづくり(Building community) それぞれについて解説します。 1.傾聴(Listening) リーダーには、部下の意見や考えを真剣に聞き、理解しようとする傾聴力が求められます。 話に耳を傾けるだけでなく、相手の話を否定せず、柔軟に受けとめる姿勢が大切です。 2.共感(Empathy) 部下の立場に立ち、気持ちや感情に寄り添うこともリーダーには欠かせない特性です。 リーダーの共感の姿勢が見えることで、部下は自分が理解され、尊重されていると感じることができます。 3.癒し(Healing) リーダーは、部下に安心感を与え、場合によっては心を癒す役割も持ちます。 チームをまとめて成果を上げるには、部下への精神的なフォローやサポートが必要です。 4.気づき(Awareness) 客観的な視点を持って自己を認識し、周りの状況について偏見なく見極めることも重要です。 これにより、リーダーはより効果的な意思決定を行うことができます。 5.説得(Persuasion) リーダーには、信頼関係を維持しながら部下を説得する能力も欠かせません。 サーバントリーダーシップに基づき、自主的な行動を促すような説得スキルが必要になります。 6.概念化(Conceptualization) 部下に対してわかりやすく伝える、つまり概念化する力も求められます。 リーダー自身のビジョンはもちろん、組織全体の目標なども概念化して部下に伝え、理解してもらうことが大切です。 7.先見力(Foresight) リーダーには、現在の状況を把握して未来を予測し、その結果に基づいて意思決定を行う能力が必要です。 先見力によってさまざまな対策を講じることができ、危機管理にも役立ちます。 8.執事役(Stewardship) 部下に対して適切な指導を行う、執事的な役割も求められます。 これにより、リーダーは部下に対して信頼性と信用性を示すことが可能です。 9.人々の成長への関与(Commitment to the Growth of people) リーダーは、部下の成長を支援する必要があります。 一人ひとりの長所を理解して引き出すことで、成長につなげられます。 10.コミュニティづくり(Building community) チームや組織内でのコミュニティを構築し、一体感を高めることも必要です。 最適なコミュニティでは、部下は自分が大切な一部であると感じ、自主的に行動するようになります。 まとめ サーバントリーダーシップは、部下のニーズを最優先に考え、それに基づいて行動するリーダーシップスタイルです。 今回紹介した10の特性は、リーダーが部下を尊重し、支援し、成長させるために重要な要素です。 これを踏まえてサーバントリーダーシップを発揮することで、組織の目標達成につながります。 サーバントリーダーシップに取り組む際は、リーダーに求められる特性を理解しておくとよいでしょう。
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。