ほうれん草。ホウレンソウ。報連相。
お馴染みの野菜だったのに。
働き始めたらいつの間にか意味が変わっていました。
初めてこれを思いついたのはきっとおじさん・・・。
“うまいこと言ったった顔”してたんだろうなぁ。
今回はその中でもわたしも苦手な相談について書いてみました。
フラップスプランの笑顔担当。一児の母。歌を愛し歌に愛された女。 働く人のサードプレイスとしてワンネス経営アシスタントトレーナー&毎月50名のメンタリングを担当。東京マラソン2023でサブ4達成!
相談って意外と難しい
「なんでもっと早く言わなかったの?」
仕事があんまり上手く進んでない時や、自分の体調があんまりよくない時など、とにかく困りごとを抱えている時。
限界の限界までガマンして、
もーーだーめーーだー。
となって。
その状況が周りの人たちに溢れて漏れて伝わった時に言われる言葉ランキング一位です。
たまに
「なんでもっと早く言わなかったの!!??(怒)」
と、語調が強い時にはもう一生穴から出ないぞと決め込んだモグラの気持ちです。
でも、この言葉を言ってくれるのは、間違いなくわたしのことを心配したり、大切にしてくださっている人たち。
今書いていて、最初に浮かんだのはお母さんだし、次に浮かんだのは会社の上司とトライアスロンのコーチ。うん。大切にされている。間違いない。
とっても信頼しているし、相手もわたしを大切に思ってくれている。
それなのになぜわたしは相談できないのでしょう。
なんで相談できないのか
理由は3つあります。
1.そんなこともわからないの?できないの?と思われたくない
わたしの大切な人たちだからこそ、残念に思われたくないという感情がとても強くなってしまいます。決してカッコつけたいとか、いいカッコしたいのではありません。とにかく最低限の期待を裏切りたくないのです。
でも結局できなくてバレて助けてもらうわけですから最初っから伝えたほうがいいに決まってます。
2.できないことが浮き彫りになるのが怖い
一つ目は相手からの期待でしたが、自分に対しての期待を裏切るのも嫌なのです。
自分の中でできてる、大丈夫。と信じていることが、まさかできないだなんて!相談してしまうと今のできない度合いが明らかになってしまいます。だから相談しない。相談さえしなければ明らかにならなくて自信が保てるわけです。コペルニクス的逆転の発想です。えへん。
いばってる場合ではありません。そんなに周りの大人たちの目は節穴ではないのです。甘くないのです。結局できないことはグサグサ指摘されてメンタルやられるわけですから、先に自分で認めてしまったほうが絶対に楽です。
3.相談しても何も変わらないという思いこみ
これは小さいときの体験が大きいのかも知れません。何か状況がひどくなってからお母さんに相談すると冒頭の「なんでもっと早く言わなかったの?(怒)」発動です。
そうすると、状況は何も変わってない→さらにお母さんを怒らせた→だったら言わないほうがよかった→ひとりで解決することがいいことだ。という論法です。
小さいときのわたしに言ってあげたい
「もうちょっと早く言ったらお母さんも優しかったと思うよ〜」
そりゃ何もできなくなって、手を貸せない状態で言われたら怒りの感情だって出てきますよね。(お母さんごめんね)早めに相談することが実は、自分も周りも助かるんです。
まとめ
今回、なぜ相談が苦手なのか?について書かせていただきましたが、きっと相談が苦手な人って結構多いと思います。わたしだけじゃないはず。
特に、一生懸命がんばって、できるようになりたい!一人前になりたい!と思っている半人前状態のとき、相談ができなくなってしまうと思います。
決して、素直じゃないとか、ひねくれているわけではないのです。
ちょっとだけビビっちゃうんですよね。
なので、相談が苦手な人は少しだけ勇気を出して、いつもあなたのことを大切に思ってくれている人に「相談が苦手なんです」って相談してみてください。
そして、部下や周りの人になんで相談してこないのかな?と感じている方。
きっと相手はこのブログに書いてある状況だと思います。
「なんでもっと早く言わなかったの!?(怒)」
の、(怒)をできるだけ抑えてもらえると相談しやすくなります。
相談が苦手選手権、日本代表からのお願いです。