2024.06.18
チームづくり
目次
先行きが見えづらいVUCA時代において「求められる人材を知りたい」「生き残るための人材育成をしたい」という方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、VUCA時代で求められる人材や必要なスキルについて解説します。
どのような人材やスキルが必要なのか悩んでいる担当の方は、ぜひ参考にしてみてください。
VUCA時代において求められる人材の特徴は、次の3つです。
それぞれ解説します。
変化の激しいVUCA時代においては、さまざまな物事に柔軟に適応する必要があります。
適応力が高い人材は、固定概念にとらわれることなく活動をスムーズに進めることができます。
また柔軟な考え方ができる人材が揃うことで、組織全体としても環境の変化に適応しやすくなるのがメリットです。
VUCA時代では、責任感とコミュニケーション力を持っていることも大変重要です。
想定外のリスクにも責任を持って活動に取り組める人材は、組織内で信頼を得ることができます。
加えて、チームの成功のためには、率先してコミュニケーションを図れる人材が欠かせません。
高いラーナビリティ(学ぶ力)があることもVUCA時代に求められる人材の特徴です。
自分の知識やスキルが陳腐化することを前提として学ぶ意欲を持ち続けることが、VUCA時代を生き抜くカギとなります。
ただしラーナビリティを発揮するには、一人ひとりに適した学習方法が必要です。
効率的で効果的な学びによって、常に変化に適応し、価値を提供し続けられます。
VUCA時代に必要となるスキルは、下記の通りです。
それぞれ解説します。
情報収集力と情報処理力は、最も大切なスキルです。
VUCA時代では、膨大な情報の中から必要なものを収集し、物事の本質を見抜く力が求められます。
また、情報を収集するだけでなく、処理を適切に行うことも重要です。
これらをもとにして環境や自社の動きを把握し、的確な提案が可能になります。
場合によっては既存の認識をくつがえす必要があるVUCA時代には、物事を論理的に組み立てる仮説構築力が欠かせません。
仮説構築力を持った人材は限られた情報から最善案を出すことができるため、イノベーションを生み出すきっかけとなります。
VUCA時代では、不確実な未来であっても前向きに新しいことへ挑戦する行動力が大切です。
また、変化のスピードに乗るためには失敗を恐れず迅速に動く必要があります。
まずは実行してから改善を繰り返すといった方法での対応が求められます。
VUCA時代で求められる人材になるためには、次の3つの行動がポイントになります。
それぞれ解説します。
VUCA時代に求められる人材になるためには、自身のキャリアについて改めて見つめなおすことが重要です。
その場合、自分が大切にしたい価値観や欲求は何か把握しておくと良いです。
専門性を追求したいのか、社会貢献を重視したいのか、マネジメントに興味があるのかなど、自分の志向性を明確にすることで、これからのキャリア形成の指針となります。
VUCA時代では、常に変化し続ける社会の動向を敏感にキャッチすることが求められます。
幅広く情報を収集し、業界の動向や消費者のニーズを分析する習慣を身につけましょう。
日々アンテナを張っておくことで、予期せぬチャンスを掴む可能性も高められます。
VUCA時代に適応するには、自分のスキルや知見を見直す必要もあります。
そして「自分にはここが足りない」と感じた場合は、積極的に学び直しに取り組むことが大切です。
新しいスキルや知見を身につけることで、さらに幅広い分野での活躍が見込まれるはずです。
VUCA時代に求められる人材は、柔軟性や責任感、コミュニケーション力、学ぶ力を兼ね備えている必要があります。
また、情報収集・処理能力、仮説構築力、行動力といったスキルも重要です。
今回紹介した人材・スキルの育成を図ることで、変化に適応できる組織づくりにつながります。
ぜひ、参考にして取り組んでみてください。
この記事を書いた人
泉水 ちか
東京都在住のWEBライター。フリーランスで様々なジャンルのライティングをこなす。人のこころに興味があり、心理学・カウンセリングの資格を多数取得。マーケティングにも活かすべく奮闘中。趣味は映画鑑賞(ホラーやアクション!)と温泉・銭湯めぐり。長年、放送業界にいたため音楽に詳しい。運動嫌いのインドア派だが夏フェスは好き。ラーメンと寿司と焼肉があれば大丈夫。
2022.12.27
コンプライアンス研修のネタ探しのポイントや使えるテーマを紹介!
チームづくりコンプライアンス研修を実施する際はテーマや内容を決める必要がありますが、「なかなか決まらない」「ネタが尽きてきていて困っている」という方も多いかもしれません。 研修に使えるネタを見つけるには、いくつかのポイントを押さえておき、さまざまなテーマを把握しておくとスムーズに進められます。 今回は、コンプライアンス研修についておさらいをした上で、ネタ探しのポイントや活用できるテーマを紹介します。 コンプライアンス研修のおさらい 企業の不祥事防止や価値向上のため、仕事に関する法律や規律、コンプライアンスの重要性などを学ぶ研修のことをコンプライアンス研修と言います。 社員一人ひとりがコンプライアンスについて学ぶことで全体の意識も向上することから、今やコンプライアンス研修の実施は企業にとって欠かせないものとなっています。 コンプライアンス研修を実施する際は、まず目的を明確にしてからテーマや内容を決定し、対象社員と研修形式を決めていくことが一般的です。 そのため、目的を明確にした段階でネタを探しておく必要があります。 ネタ探しのポイント 研修内容・テーマのネタを探すためにはポイントを押さえておくと良いです。 ネタ探しのポイントとしては、主に下記の2つがあります。 事例から探す 公的な情報から探す それぞれ説明していきます。 事例から探す コンプライアンス研修は具体的な事例を交えながら行うことで、受講者の知識習得や学習意欲に大きな効果があります。 よって、研修のネタは事例から収集すると効率的です。 主な事例を紹介します。 同業種の事例 ネタ探しに最もおすすめなのが、同業種の他社による事例を集めることです。 同業種の事例をネタにすることで、コンプライアンスの問題やリスクがイメージしやすくなります。 また、仕事の状況とコンプライアンス違反が容易に結び付けられるため、自分の意識が高まるのはもちろん、今後の対策を考え出すきっかけにもなります。 メディアで取り上げられた有名企業の事例 近年、メディアで取り上げられた有名企業の事例をネタにするのも効果的です。 世間の関心が集まったニュースは受講者も関心が高い場合が多く、興味を持って研修に取り組めます。 自分の行動がどのように社会に影響を与えるのか、理解しやすくなる点もメリットです。 公的な情報から探す 省庁や関係団体のホームページでは、コンプライアンスに関する情報が公開されています。 最新の情報を確認できるだけでなく、違反事例が掲載されている場合も多いため、効率的なネタ収集が可能です。 コンプライアンスに関わる主な省庁として下記が挙げられます。 厚生労働省 法務省 経済産業省 消費者庁 それぞれについて説明します。 厚生労働省 ハラスメント防止の旗振り役として、各種ハラスメントや労働基準法、労働安全衛生法などの労務関連を取り扱っています。 ホームページには、ハラスメントを防ぐ方法や労働基準法の適用方法などが掲載されているため、目を通しておくことが大切です。 参考:厚生労働省|あかるい職場応援団 法務省 法令を扱う法務省では、企業の人権に関する研修について資料や動画を公開しています。 参考:企業における人権研修~企業の人権研修担当の方々へ~|法務省 経済産業省 外国為替や輸出入といった対外取引の管理や不正競争防止法に基づく違反の取り締まりなどを行っています。 ホームページには、外国企業との取引や為替取引の不正に関するコンプライアンス違反の事例が取り上げられています。 参考:経済産業省|安全保障貿易管理 消費者庁 消費者庁のホームページには、景品表示法に基づく不当表示や、消費者が商品を購入したり営業を受けた際にトラブルになったりした事例が掲載されています。 ネタ探しの参考になりやすい、身近で起こり得る事例が多い点が特徴です。 参考:消費者庁|消費者の皆様への情報提供等 コンプライアンス研修のテーマ 次に、ネタ探しに使えるコンプライアンス研修のテーマを紹介します。 主なテーマは下記の4つです。 ハラスメント 情報漏洩 著作権・意匠権・商標権 社内の不祥事 それぞれ解説します。 ハラスメント 「ハラスメント」は、コンプライアンス研修で最も取り上げられやすいテーマです。 2020年6月、通称パワハラ防止法と呼ばれる「改正労働施策総合推進法」が施行され、パワハラを防止する措置を取ることが中小・大手企業すべてに義務付けられています。 起こりやすい主なハラスメントは下記の4つです。 セクシュアルハラスメント パワーハラスメント マタニティハラスメント リモートハラスメント 罰則は適用されないものの、必要に応じて厚生労働省から企業に対し助言・指導・勧告が行われます。 企業名が公表されることでイメージを大きく損なう恐れもあるため、社員全員が認識しておく必要があります。 情報漏洩 情報漏洩や情報セキュリティに関するテーマもコンプライアンス研修のネタとして活用可能です。 情報セキュリティの知識が不足した状態で業務を行うと、ウイルスの感染、顧客の機密情報や個人情報の漏洩、システム障害など、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。 特に、社員のミスや不正による個人情報の漏洩は企業に大きなダメージを与えます。 そのため、事例を用いた研修で危機感を持ってもらうことが重要です。 著作権・意匠権・商標権 コンプライアンス研修のネタとして、著作権や意匠権、商標権などの知的財産権に関するテーマも使えます。 例えば、第三者が書いた文章の安易なコピペ使用、商標登録されているロゴマークの無断使用などは知的財産権の侵害にあたります。 発覚すれば莫大な損害賠償金を請求されるおそれがあるため、知識の習得が必要です。 社内の不祥事 社内の不祥事もコンプライアンス研修のテーマとして使いやすいものの一つです。 社内で起こり得る不祥事として主に次の5つがあります。 横領 背任 窃盗 誹謗中傷 サボり これらは注意喚起だけでなく、管理職の部下との関わりにも関連するため、研修の良い題材になります。 まとめ コンプライアンス研修を準備する際は、ネタ探しのポイントを押さえ、活用できるテーマを把握しておくことが大切です。 コンプライアンス研修のネタにはさまざまなものがあり、これまでと違った視点からも収集することができます。 ぜひ、今回の記事を参考にしてネタを見つけ、自社に最適なテーマ・内容の研修を実施しましょう。
2022.11.15
アダプティブラーニングについて|メリットや注意点を詳しく解説!
チームづくり人材育成の方法にはさまざまものがありますが、近年ではAIやICT(情報通信技術)といったテクノロジーを取り入れたものがトレンドになっています。 このようなIT技術を活用した人材育成に力を入れていきたい、と考えている方も多いかもしれません。 前回は、パーソナライズドラーニングと似ている言葉として「アダプティブラーニング」を取り上げ、その違いについて解説しました。 今回の記事では、アダプティブラーニングについてより詳しく、そのメリットや注意点などを解説します。 アダプティブラーニングとは? アダプティブラーニングは、「適応性のある」という意味の「Adaptive」と「学習」を意味する「Learning」を合わせた言葉で、「適応学習」と訳されることが多いです。 文部科学省は、「すぐにでも着手すべき課題」としてアダプティブラーニングの推進を取り上げ、その中でアダプティブラーニングのことを『学習データ等を活用した学習状況の「見える化」等による個に応じた指導』と定義しています。 具体的には、アダプティブラーニングとは、個々の学習進捗や正解率などを蓄積・分析して理解度を把握し、それぞれに合った教材などを自動抽出するといった仕組みになります。 アダプティブラーニングは、これまでの「個人授業」などに代わる新しい学習方法として教育現場での活用が期待されており、さらに企業の人材育成にも効果があるとして導入する企業が増加中です。 関連する言葉として、オンライン通信で学習する「e-ラーニング」がありますが、アダプティブラーニングでは双方向でのコミュニケーションをはじめとする、より多様化されたシステムが特徴となっています。 参考:Society5.0におけるEdTechを活用した教育ビジョンの策定に向けた方向性|文部科学省 アダプティブラーニングのメリット それでは、アダプティブラーニングを企業の人材育成に導入することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。 主な3つのメリットを下記に挙げてみます。 個々の習熟度に合わせた同時教育が可能になる 学習状況を可視化できる 指導のクオリティを均質化できる それぞれ解説します。 個々の習熟度に合わせた同時教育が可能になる アダプティブラーニングでは、社員個々の習熟度や理解度に合わせた効率的な同時教育が可能です。 それぞれのレベルに合わせた内容や課題が提供され、理解できないまま先に進んでしまうことや理解できている部分を何度も学ぶといったことがありません。 また、苦手な分野は集中的な学習で弱点をクリアしながら進めることができ、得意分野はさらにハイレベルな学習で実力を伸ばすことも可能です。 このような効率的な学習によって、同時に短期間での知識習得が可能なため、企業側としても人材を早い段階で戦力化できる点がメリットになります。 学習状況を可視化できる アダプティブラーニングでは、システム上で学習履歴を管理することができます。 学習内容や終わるのにかかった時間、課題の得点など、一人ひとりの学習状況を可視化できるのがメリットの一つです。 こういった学習履歴をもとに、管理者は社員に対してフォローやアドバイスを的確に行えます。 指導のクオリティを均質化できる ITによる客観的なデータの蓄積と分析に基づいた学習プログラムの提供が、アダプティブラーニングの大きな特徴です。 そのため、教える側の指導力による偏りがなくなり、指導のクオリティが均質化されます。 また、これまでの効果的な指導方法を仕組みに取り入れることで、高水準の学習が可能となります。 アダプティブラーニングの注意点 このように、メリットの多いアダプティブラーニングですが、一方、行うにあたって注意する点が主に2つあります。 ある程度のコストがかかる 学習意欲の維持が難しい それぞれについて説明します。 ある程度のコストがかかる アダプティブラーニングを人材育成に取り入れるには、通常、ある程度のコストがかかります。 例えば、適切な学習教材がそろったe-ラーニングシステムを導入するのはもちろん、管理する人のコストが発生する可能性もあります。 また、既存のe-ラーニングシステムが適さない場合、自社のニーズに特化したプログラムの作成を外部に依頼しなくてはいけません。 これまで利用していた学習内容をアダプティブラーニングに反映させるには、費用的にも人的にもコストがかかる点に注意が必要です。 学習意欲の維持が難しい アダプティブラーニングは、e-ラーニングを使った自発的な学習方法とも言えます。 そのため、集団での研修とは異なり、学習意欲を維持するのが難しい一面があります。 全員がしっかりと学習を進められるよう、解答提出の締め切りを設定したり、クイズ形式を取り入れたりする工夫が大切です。 まとめ アダプティブラーニングは、IT技術を用いて学習者個々に最適な学習を行う方法であり、近年では教育現場だけでなく企業での人材育成にも活用されています。 さまざまな学習メリットがある一方、コスト面などで注意すべき点もあるので導入には検討が必要です。 自社で効率的に人材育成を行うには、アダプティブラーニングについての理解を深めておくことをおすすめします。 インナーブランディングの強化によって成果をあげるワンネス経営®︎ 弊社が行うワンネス経営®のプログラムは、研修や1on1面談などのアプローチを通して、インナーブランディングを強化し企業が求める成果を達成していくプログラムです。 チームメンバーが主体性を持つことで自走するチームを築き上げます。 公式LINEやYoutubeチャンネルでチームづくりやコミュニケーションのポイントをお伝えしています。 皆さんのチームビルディングのヒントにワンネス経営®︎をご活用ください! 事務局:スズキヒラク LINE友達追加はこちら!ワンネス経営®︎公式LINE Youtubeはこちら!チャンネル登録お願いします!ワンネス経営®︎公式Youtube
2022.09.27
アンガーマネジメントの必要性を意義から実践方法まで分かりやすく解説
チームづくり「その場の感情にまかせて相手に怒りをぶつけてしまった」 「ちょっとしたことでイライラしてしまう...」 「職場の雰囲気をより良くしたい」 コロナ禍における環境変化のストレスもあり、怒るほどでもないようなことにもイライラするようになったという声もある、昨今。 怒りの感情をうまくコントロールし、ビジネスやプライベートの場面で活用することで好影響をもたらすアンガーマネジメントが注目されています。 とくに、怒りが支配する職場は誰もが働きにくく、怒られない方に意識が向いてしまい、結果として不正を隠すといったことに繋がりかねません。 アンガーマネジメントを活用することで、今以上にポジティブに仕事と向き合えるはずです。 本記事では、アンガーマネジメントの意義から実践方法まで詳しく解説していきます。 アンガーマネジメントの意義 アンガーマネジメントは、怒りの感情とうまく付き合うための心理トレーニングのことです。 もとは1970年代にアメリカで、DV加害者や暴行事件を起こした犯罪者に対する矯正プログラムとして開発されたと言われており、今では広く一般的に使われています。 前提として、アンガーマネジメントの目的は「怒らないようになること」ではありません。 怒りは、身を守るために必要な感情です。しかし、怒りの感情により深刻な問題を引き起こすこともあり得ます。 そのためにアンガーマネジメントで大事にしているのは、怒ることを抑え込むのではなく、怒りの感情との向き合い方を変えていくためのアプローチです。 アンガーマネジメントを活用することで、良好な人間関係を築けるようになるだけでなく、気持ちに余裕をもって過ごせるようになるでしょう。 職場におけるアンガーマネジメント アンガーマネジメントをビジネスの現場で活用することで職場の人間関係を良好にします。 怒りの感情をコントロールできずにいると、人に当たってしまったり、自分を責め過ぎたりして職場の雰囲気を悪くしてしまうのは想像に難くないでしょう。 特に、上司が感情的になり、部下に怒りをぶつけてしまうと、部下は上司の顔色をうかがうようになります。 本来であれば、お客様との良好な関係を築き、顧客満足度を高めることで自社の利益を最大化させることを目的とすべきでしょう。 しかし、部下が上司の機嫌ばかり気にしている状態になっていると、本来の目的を達成できません。 そのため、アンガーマネジメントを管理職研修、マネジメント研修に導入する企業が増えています。 心理学における怒りの感情のメカニズム 「なぜ怒るのか」という根本的な原因を理解することで、アンガーマネジメントがしやすくなります。 ここでは怒りの感情が沸き起こるメカニズムについて紹介します。 まず怒りの背景にはどんなものがあるでしょうか。 不安や悲しみ疲れや孤独焦燥感恐怖 など、怒りの感情にはさまざまな背景が隠れているものです。 これを第一次感情といいます。 怒りの根本的な部分では、不安や怖れ、辛いといったネガティブな感情があります。 たとえば、「仕事がうまくいかない」「意見がぶつかった」といった出来事が積み重なると無意識のうちにネガティブな感情がたまってしまいます。辛く感じたり、不安を覚えたりする人も多いでしょう。 第一次感情が小さいうちに解消できれば問題ないのですが、ため込んでしまい容量オーバーとなったときに怒りが沸き起こります。 あふれ出した怒りの感情は、第二次感情です。 この第二次感情は、第一次感情がなければ発現しません。 怒りは自分を守るために必要な感情ですが、どんな第一次感情を背景にしているかを理解することが大切です。 つまり、アンガーマネジメントは第一次感情とうまく付き合うためのトレーニングといえます。怒りの感情をなくすのは不可能ですが、怒りのきっかけとなる背景を理解することでうまくコントロールできるようになるでしょう。 アンガーマネジメントがもたらす効果 怒りの感情とうまく付き合うようになることで、自分だけでなく周囲にも良い影響をもたらします。 アンガーマネジメントがもたらす効果は以下の3つです。 人間関係が良好になる感情をセルフコントロールする力がアップする取り組むべきタスクに集中できるため生産性が向上する それぞれ以下で説明します。 人間関係が良好になる アンガーマネジメントで怒りの感情をコントロールできるようになると、周囲と良好な人間関係を構築できます。 怒りのままに感情を相手にぶつけてしまうと、相手はストレスを感じてしまいます。そうなれば、相手との関係性はギスギスしてしまうでしょう。 アンガーマネジメントで怒りの感情をうまくコントロールできれば、自分の気持ちを分かりやすく相手に伝えられるようになるのです。 感情をセルフコントロールする力がアップする 怒りの感情とうまく付き合えるようになることで、感情をセルフコントロールする力がアップします。 日々コミュニケーションをとるなかで、思わず怒りにまかせて感情的になってしまった経験はないでしょうか。 後から「感情的になって言わなくてもいいことを言ってしまった」と後悔しても、発言を取り消すことはできません。 アンガーマネジメントで感情をセルフコントロールできるようになると、「怒りにまかせて感情的に言ってしまった」という後悔を減らせるようになるでしょう。 取り組むべきタスクに集中できるため生産性が向上する アンガーマネジメントによる怒りのコントロールは、業務の生産性向上にも期待できます。 たとえば、集中して行うべき重要な業務があっても、怒りの感情を抱いたまま、業務に取り組んでいても、頭の中は作業どころではなくなっているでしょう。 つまり、ネガティブな感情に左右されてしまうと、作業効率が悪くなるのです。 アンガーマネジメントで怒りの感情をうまくコントロールできるようになると、目の前の仕事に集中でき、結果として生産性がアップします。 アンガーマネジメントの実践方法について ここからは、アンガーマネジメントを具体的にどのように実践すればよいのかについて解説します。 アンガーマネジメントの実践方法は以下の5つです。 ストップシンキング(思考停止させる)コーピングマントラ(怒りが収まる言葉を心の中で唱える)スケールテクニック(怒りの度合いを数値化する)グラウンディング(怒りとは別のものに意識を向ける)タイムアウト(時間を置いて仕切り直す) ストップシンキング(思考停止させる) 一度怒りを覚えると、さまざまなことが記憶からよみがえります。 このような状態では怒りが膨れ上がり、自分でも手が付けられなくなりますが、頭の中を真っ白にして何も考えない瞬間を作りましょう。 これをストップシンキングといいます。 ポイントは、思考停止させている間は、原因も解決策も一切考えないことです。 心の中を落ち着かせ、気持ちがクールダウンしてから考えを再開させるとよいでしょう。 コーピングマントラ(怒りが収まる言葉を心の中で唱える) 怒りを覚えたときに、自分に言い聞かせる言葉を用意しておき、心の中で唱えることをコーピングマントラといいます。 これは、ストレスの元になる感情に働きかけ、ストレスをゆるめる手法です。 たとえば、「きっと大丈夫」「想定内だから問題ない」といった自分にとって怒りを落ち着かせる言葉を見つけましょう。この時の言葉は、自分の心が落ち着く言葉でよいので、好きなペットの名前でも大丈夫です。 スケールテクニック(怒りの度合いを数値化する) スケールテクニックは、自分がどのくらい怒っているのかの度合いを数値化し、怒りを静める手法です。 怒りを覚えたら、10段階でその気持ちに点数をつけます。0をまったく怒りを感じていない状態として、10は「絶対に許せない!」と思うほどの激しい怒りです。 こうして怒りの度合いを数値化することで、「これは2だから、たいしたことないな」「これは7くらいだからかなり怒っているぞ」と自分を客観視でき、具体的な対処方法を考えることができるようになります。 また、点数づけに集中することで、怒りの感情にストップをかける効果も期待できます。 グラウンディング(怒りとは別のものに意識を向ける) 怒りで頭がいっぱいになると、他のことが考えられなくなります。そんな時はグラウンディングが効果的です。 グラウンディングとは、怒りを覚えた時に別の物事に注目することで意識をそらす手法のことをいいます。 たとえば、パソコンに向かっていたら、ディスプレイの形状をひたすら観察したり、傍らにコーヒーがあれば、コーヒーの香りや味をしっかり味わうなど、目の前の物事に集中しましょう。 つまり、強制的に「今」に集中することで、怒りの増幅を防ぐことができるのです。 タイムアウト(時間を置いて仕切り直す) 怒りは覚えた直後が最も激しく、段々と沈静化していきます。そのため、怒りを覚えたら、最低でも5〜10秒ほど間を置くことがおすすめです。 一度その場を離れ、感情の流れをリセットし、さらに深呼吸や軽いストレッチをすると高ぶる気持ちが静まります。 タイムアウトの手法を活用し、感情のままに怒らなくても済むように切り替えましょう。 まとめ 怒りの感情は周囲に伝播する性質も持っているため、職場の雰囲気にも悪影響を及ぼします。 一人ひとりがアンガーマネジメントを身につけることで、職場の人間関係は良好になり全体の雰囲気も大きく改善するでしょう。 皆が働きやすい職場になれば、業務効率も上がり生産性向上にも期待できます。 また、アンガーマネジメントにより、怒りの感情とうまく付き合えるようになると日々のコミュニケーションがスムーズになります。 コミュニケーションが円滑な雰囲気の良い環境づくりのためにも、アンガーマネジメントを取り入れてみてはいかがでしょうか。 コミュニケーションの課題を解決するにはワンネス経営®︎ ワンネス経営®では公式LINEやYoutubeチャンネルでチームづくりのコツや社内コミュニケーションの改善術をお伝えしています。 立場や経験の違いから、同じことを話していても解釈が異なってしまいコミュニケーションが複雑になってしまう。 そんな時、注意するべきなのか? すぐに試していただける具体的な行動方法まで詳しく丁寧に配信しています。学びを活かして、ひとりひとりが躍動し活躍する強いチームを目指しましょう。 皆さんのチームビルディングにワンネス経営®︎をご活用ください! 事務局:スズキヒラク LINE友達追加はこちら!ワンネス経営®︎公式LINE たった3分の動画で認識を揃えることができます!ワンネス経営®︎公式Youtube https://youtu.be/JMdGhmrIn8A
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