表題の言葉。
挑戦のない時間経過を老いという。
私はとても好きで自分の研修でもよく伝えている。

大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
出典は友人というにはおこがましいし、敬愛するというと他人行儀すぎる。
なので「岐阜の母」という呼称がしっくりくる井上富紀子さんの言葉だ。
(結果、一番失礼な気もしてきた)
とにかく挑戦し続けている彼女が言うからこそ説得力がすごい。
20歳そこそこで結婚、出産、子育てがひと段落したと(自己)判断するや否やアクセル全開。エアロビクスにハマればスタジオをオープンし、素敵なウエアがないとわかれば、オーストラリアから輸入販売を始める。さらに筋トレにハマればボディビル大会で優勝。
世界中のリッツカールトンホテルを巡る!と決めて巡ってみたらリッツカールトン認定の親善大使になって帰ってきた。
挙句のはてに59歳でトライアスロンかっこいい!という動機だけでトライアスロンデビュー。しかも、「やるなら本気」なので、オーストラリアまで行ってトップ指導者に弟子入り志願
(ちなみに「O K 、O K」と言われてその方のママを紹介された。笑)
こうして常に挑戦している富紀子さんは本当に若い。
気持ちが若いのは当たり前だが、なぜか見た目も本当に若い。
まさに「挑戦のない時間経過を老いという」を実践していて効果を体現している。
挑戦のない時間経過を老いというなら、逆に挑戦のある時間経過は成長だろう。
老いるどころか、60歳を超えて今なお成長しているのだ。
他にもこんな語録がある。
「どうせ歳とってどっか痛くなるなら筋肉痛がいいじゃんね!」
これまた名言だった。
「英語?誰でも話せるようになるわよ。40年勉強したら」
たまらんでしょ?
他にも、スキー、スキューバ、乗馬などなど、おおよそ人類が「アクティブだね〜」と言いたくなるものは大体やっているのではないだろうか。
こんな極端な挑戦者がいる反面、なぜ私たちは挑戦しなくなるのだろう。
私たちは歳を重ねるごとに挑戦することが少なくなっていく。
既知の世界で生きていると安心だからだろう。
不満もなければ感動もない世界で生きてしまう。
気づけば自分の世界の正しさだけで物事を判断、主張し、新しい文化を拒絶する。
老害というやつだ。
私も老害と呼ばれる存在になりたくなければ、挑戦し続けるしかない。
若い人に教えてもらい、どんなことでもやってみるしかない。
昨日までの自分の枠を超えて、未知の自分と出会うことをワクワクできる自分でありたい。
ところが、これは相当に訓練が必要だ。
なぜなら、挑戦的な目標を掲げ、目指すことは尊いが、同時にできなかったらどうしよう。というしょぼい自意識に襲われるから。
私たちはそろそろ気がつかないといけない。
そんなことを気にして悠長に躊躇できるほど人生は長くないということを。
逆に短期的成果だけを求めて焦って色々やって中途半端になっては意味がないということを。
好奇心全開にして何でもやってみる行動力と、中長期で成果を積む継続力。
この二つの力こそが人が活力を持って生きる秘訣なのだろう。
目標がなければ人生はただの時間経過だ。
今度の休みは初めての場所に遊びに行ってみよう!
これですら立派な目標だ。
小さな目標だろうが、それが挑戦と呼べるなら間違いなくその1日は成長という時間経過に変わるだろう。
挑戦のない時間経過を老いという
外見とは一番外側にある内面だ。
気持ちを若く保つことが、若々しい外見を作る一歩めであることは間違いない。
恐れず一歩を踏み出そう。
日々挑戦する私たちでいるならば、魂が老けることはないのだから。
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