2021.10.12
特集
人材を人財にする日本一!
大嶋啓介さんにインタビュー!させていただきました!
第2回の今回はより具体的な方法についてお伺いしていきます。
前回の記事を読んでない方はこちらから↓
大嶋啓介(おおしまけいすけ)氏
◯株式会社てっぺん 創業者
◯NPO法人居酒屋甲子園 初代理事長
■著書
◯『予祝のススメ 前祝いの法則』
(共著:ひすいこたろう氏)
◯『すごい朝礼 たった15分で人生が変わる』
2004年、居酒屋から日本を元気にすることを目的に居酒屋「てっぺん」を設立。
2007年には外食産業に最も影響を与えた人に贈られる「外食アワード」を受賞した。
「日本中に夢を広めたい」という熱い念いから、企業・学校・部活動へと活動の場を広げ、「夢を大切にする生き方」「人を惹きつける魅力的なリーダーの在り方」などのテーマで全国各地で講演を行っており、2018年6月に出版した「予祝のススメ 前祝いの法則」は7万部を突破!
福永:「人財」育成の具体的なポイントってありますか?
大嶋さん:いいね~。大きなポイントはまず社長、幹部から学ぶことだよね。社長や幹部はもっと深く人の育成の決意し、安易な部下への妥協を止めないといけない。
福:それはもちろんそうだなと思うんですが、なんでなんですかね??
大:それはね。社風を作るため。社風っていうのは畑。人材育成の基本は畑である社風を変えることだと思う。社風って空気みたいなもの。
会社中にきれいな空気があれば、働く社員さんは心身ともに健康だよね。活発に仕事に取り組めるし、人間関係もスムーズ。発想も前向きだし、物事の解釈も肯定的になる。
でも会社の空気が悪いと息苦しくなって、生産性は落ち、退職者が増え、意欲がなくなってしまう。
健全な空気がないと人間は心身ともに個性を発揮できなくなるんだろうね。
福:確かにそうですね。
大:生半可な姿勢では社風は絶対に変わらない。トップが相当命懸けで取り組む必要があるよね。
だから経営者は、「どういう社風にしたいのか」「どういう土壌にしたいのか」を明確にすることが大事。
福:組織は一つになることが大切だと思うんですけど、、
大:お?さすがワンネス(経営)笑。
福:そうなんです。笑。
ベクトルを合わせるために大事なことって何ですか?
大:最も大事なのは目標だね。ここでいう目標は、経営理念、ビジョン、会社の目的、使命、自社の存在価値、存在理由といったもの。
これらをいかに全員に浸透させるかがカギだよね。で、打ち立てた経営理念を浸透させるためにはどういう教育カリキュラムを作るべきなのかを考えることがすごい大事。
あと社風を活性化していくためにはお互いを認め合うコミュニケーションづくりが大切だよね。全体的に風通しのよいコミュニケーションがとれる社風にすれば、必然的に人財は育ってくると思ってる。
福:それを実践するのがワンネス経営なんですよね。笑。
大:あ、そういうことなんだ。初めて知った~。笑。最高やん。
福:ありがとうございます。笑
大:良い社風っていうのは、会社への貢献意欲が高く、お客様満足、新商品開発、売上や利益目標へのコミットメントとか。この貢献意欲の低い会社はやっぱり衰退していくよね。
福:そこに人財っていう考え方が重要だってことですね。
大:そう。健全な社風を創り出し、お客様に喜んでいただけるような顧客価値の高い会社にしていくためには、物事を肯定的に解釈する「人財」がいるかどうかで決まると思う。
福:実際に教育にあたる際に気をつけることはありますか?
大:厳しいだけでは人は育たない。特に今の時代はね。
根底に「この人間を、とにかくなんとしてでも育てよう」という優しい気持ちが必要だと思う。その上で、厳しくいうのならばその思いは絶対に伝わる。
福:なるほど。本当に相手に対し優しくなることですね。
大:そう。それに加えて任せる。ってことだと思う。
結局、マネジメントって効果的、効率的に経営資源を活用することだと思ってて。これを実現するためには「誰にどれだけの責任を与えて、どこまでの権限を与えるか」が重要なカギだよね。
福:ここまでは個人の成長についてだと思うんですが、チームの成長ってどうですか?
大:個人それぞれがベストを尽くしたとしても、それは足し算にしかならんもんね。
だけどチームワークが機能すれば、メンバーの力を全部足したよりすごい能力が発揮されるよね。
福:チームの意義ってどこにあるとお考えですか?
大:チームって個人では実現不可能なことを、可能にするものだからそこに存在意義があると思ってます。だけど、時代の変化で個人主義的な発想がどんどん出てきて、ある意味で個人プレーを推奨しているような感じがするよね。
福:チームの成果を最大化するために気をつけることは??
大:チームワークを有効に機能させるために、最も大切なのは、、、
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この記事を書いた人
福永寿徳
大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
2021.08.12
人をその気にさせる人材育成術!吉武永賀 氏
特集「スタッフ教育って何を大事にしたらいいんだろう」 「スタッフのやる気を引き出すポイントはなんだろう」 今さら聞きにくいけどリーダーが気になる人材育成のポイントを、「ミッショントレーナー」として活躍されている人育てのプロ 吉武永賀さんにお伺いしました! ミッショントレーナー吉武 永賀(よしたけ ひさよし) 氏 ○ 株式会社LPN 代表取締役○ 財団法人日本コアコンディショニング協会 名誉理事HP:https://missiontrainer.jp/ ■著書 セルフコーチングが身につく「成功のルール」【販売サイトはこちら】 ■プロフィール県立高校教員時代は体育教師の傍ら、陸上国体監督も務め、部作りではまったく0の状態から陸上で日本一を育てる。 39歳で独立起業。現在は、長年培ったコーチング能力を生かし、中小企業経営者や独立起業家、ビジネスパーソン等、成功者の育成をライフワークとして行なっている。「人をその気にさせる天才」との異名をもつ。 「自分らしさ」とは「好きで得意なこと」 聞き手吉武さんはスタッフと接するとき、どんなことを大切にされていますか?吉武さん流の人育てのポイントについて教えてください。 「吉武流の」といえるような大層なものはないですが、大切にしていることは、社員さんに「自分らしく働いてもらう」ということですかね。 自分らしく働くとは、その人の好きで得意なことで頑張るということ。 人は好きなことしか頑張れないし、頑張ったことでしか成果は出せないですからね。 今の仕事をする前は、高校体育の教員を19年間やっていました。教員時代ずーっと掲げていた級訓がありまして。『自愛』という言葉を掲げていました。「愛せる自分であれ」というメッセージです。 教育関係者からは「困難校」と呼ばれるような学校に勤めていたので、よく生徒が問題を起こすんですよ。その度に「おー、やっちまったなぁ。お前そんな自分を愛せるか?」と説いてました。 誰しも「愛せる自分でありたい」と思っているはずです。 じゃあどんな自分だったら愛せる自分・誇れる自分か?というのを実践することが「自愛に生きる」ということで、それが「自分らしく生きる」ということだと思うんですよ。 まずリーダーが社員の強みを理解して伝えてあげる みんな輝きたいとは思っているけれど、上司に命令された「やらされ仕事」で輝きたいわけではなくて、自分の強みと特徴が生かされて、それを評価された時に嬉しいと感じるわけです。 でも、悲しいことに自分で自分のことはよく見えません。 だから、その人が本当にやりたくて評価されたい何かをリーダーが見つけてあげることが必要なんじゃないでしょうか? 私自身、社員さん全員に取材をして、その人の好きで得意なことを言葉にして渡したりもしていました。 この前もちょうど大学3年生で就職活動中の娘からLINEが来たんですよ。「私の強みを教えてください」って。 「明るい・元気・謙虚!そして誰かの笑顔のために尽くせる貢献力!」と返しました。これは私が親として彼女を見ていて強みだなーと感じる部分です。 なので、まずはリーダーが社員さん一人一人の強み(好きで得意なこと)を理解して、本人にもそれを伝えて理解してもらうこと。そして本人とともにそれに取り組む。 その好きで得意なことに取り組んでいる人たちの集合体で、チームで勝つ。これが大事です。 やる気よりも「その気」を引き出す 聞き手たしかに。自分の強みがわかって、それが仕事に活きていると実感できればやる気も出てきますね!そのやる気を一時的ではなく、持続させるためには何が必要なんでしょうか? そもそも、やる気は長続きしないですよ。 やる気よりも上位にあるのが「その気」です。私は多分、人をその気にさせる天才でして。 そのおかげで高校陸上部の監督として、弱小チームを全国大会の常連校に導くことができました。 しかし、じゃあそこで「全国目指すぞー!」と言われて頑張れる人がいるかといえばあまりいません。私が勤めていた学校は勉強も運動も得意じゃない子が多かったので、「陸上競技が楽しいか?」と聞かれたら楽しくはないわけですよ。 目的が決まらない限り、練習なんて全然やる気も起きないから結果も出ません。 でもその中で勝つことの喜びを知った時に「どのメニューをやるとどうなるんだ」という話が選手に響くようになるんです。 名監督たちはみんな「こうなったらああなる」という因果関係を知っていて、ダメ監督たちは因果関係もわからず「やれー!」としか言わないんですよ。 因果関係というのは、例えば 「ハンマー投げで60m投げられればインターハイの8位までに必ず入れる。60m投げれば確実に全国入賞できるぞ。」 「そうしたらお前、大学行けるようになるぞ!就職も決まるかもしれんぞ!どうする?」と。 そしたら「やります!頑張ります!」となるわけですよ。 「だったらお前ウェートトレーニングで何キロ、後ろ砲丸投げで何mできないかん!」 「先生、何キロまで上がりました!」 「おー!いいぞ!あと何キロで絶対超えれるぞ!頑張ろうな!!」 ここまで分解できていたら頑張れそうな気がしてきませんか?これがその気ということですよ。 因果関係も見せずに「頑張れ!」と言ったって、その人の潜在意識は知ってるんです。「これ無駄になるかもしれん」と。だから頑張る気にもなれない。 これは仕事をする上でも全く同じですよ。社会ではこれをKPIといって管理していますよね。 スポーツでも仕事でも「こうしたらこうなる」という因果関係が本当に重要なんです。 人をその気にさせるのは、言語化と因数分解ですよ。 新人スタッフに必要なのは長期ビジョン 聞き手新人スタッフが入ってくる時に、リーダーとして意識した方がいいポイントはあるでしょうか? まずは「戦力になんかならん」ということです。 いきなりそこを期待したらダメですよ。 一番大事なことは「部(環境)になれること」生活が変わるわけですからね。 まずは新しい環境に慣れて、そこが楽しいと感じること。 つまりは、飛ばしすぎないことが大切です。 部活をやめる原因の98%は故障です。女子に関しては70%がケガ、残りの30%が人間関係。 きっと職場も一緒だと思います。 だから故障させないということが一番重要で、 新しく入ってきた子は「早く試合に出たい」「早く活躍したい」と張り切ってしまうけど、そこで無理をさせないこと。 仕事で言えば、頑張りすぎて体調を崩したり、心を病んでしまったり、そういうのをセーブしてあげるのがリーダーの役割でしょう。 約束と行動で信頼を得る 聞き手この記事を読んだ方が、明日から行動を変えるとしたらどんなことをしたらいいかアドバイスをお願いします! 最初は母性からというのを大事にするといいと思います。最初に父性から入っても通用しないんです。 母性というのは、お母さんのような優しさをもって接すること。 父性とは、昔のお父さんのように厳しく接することです。 みんなが欲しいのは信頼できる上司でしょう? じゃあ信頼を因数分解するとなんだと思いますか? 答えは「約束し、それを守ること」です。これを積み重ねたものが信頼なんです。 小さなことからでもいいので、まずは社員さんに宣言(約束)してその通り行動する。 そこから始めてみてください。 吉武さんのHPはこちら 書籍も販売中!セルフコーチングが身に付く 成功のルール ご購入はこちらから チームの生産性を高めるために ・どうして部下に伝わらなかったのか?・チームメンバーに理解してもらえたかわからない?などコミュニケーションの課題を感じたことはないでしょうか? チームビルディングやマネジメントは、ちょっとしたポイントやコツを理解し実践できているかどうかで大きく結果が異なります。 ワンネス経営®︎の公式LINEを受け取ることでチームづくり・マネジメントの実践的な学びを得る事が可能です。あなたのチームの生産性を高めるためにご活用ください。 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2022.01.04
てっぺん二代目のチームビルディングとは?[後編]
特集株式会社てっぺん二代目代表の和田裕直さんにチームビルディングについてお話を伺いました。後編の今回はチームを一つにすることについて掘り下げます。 前編の記事はこちら https://flapsplan.co.jp/blog0055/ チームビルディングで大切なこと 福:あれだけ逆風のコロナ禍でどのように乗り越えたんですか? 和:やっぱり、改めて大切だなと思ったのは、目標の大切さですね。チームづくりに大切なことは、他にもいろいろあると思うんですが、あれだけの危機というか、緊急事態でしたからね。一つにならないと到底乗り切ることができなかったです。 福:相当早い段階で営業自粛を始めてましたもんね。 和:そうですね。一応、生意気かもしれませんが日本を代表する居酒屋という自負もあって何よりお客様と従業員メンバーの健康のことを考えて営業自粛をしていました。 福:めちゃきつかったですよね。 和:毎日、胃がもげそうでした。 福:でも笑ってましたよね。 和:笑ってましたね。今も笑い続けてます。笑。 福:それは目的があって? 和:はい、やはりリーダーが暗い雰囲気出しちゃったらチームが暗くなります。起きている現実は暗くても明るくても変わらないんで。だったらリーダーは明るくいようと。今月◯◯千万円飛んでったー!って明るく言おうと思いました。笑。 福:真剣になっても深刻になるな。まさに大変な時ほどリーダーの真価が問われるってやつですね。 和:いやそんな大したもんじゃないですよ。でも絶対何とかなるし、何とかするって決めてました。 福:先ほどの目標にもつながる話? 和:そうなんです。チームが一つになった時すごい力を発揮します。そのためには同じ方向を向くことがめちゃくちゃ重要になります。目標は絶対に欠かせません。 例えば、ラグビー日本代表って、普段一緒に練習してるわけじゃないし、ポジションによって役割が全く違うじゃないですか、ですけど、勝利するという目標は一緒です。だからこそ、それぞれが、それぞれの役割に徹して、やることはバラバラだけど勝利という一つの目標に向かっていけるんだと思うんです。 福:なるほど。確かにそうですね。 和:目標があるからこそチームが一つになれるんだと思います。この大変なピンチをどうチャンスにしていくのか。今もチームみんなで取り組んでいます。 これからの未来 福:では最後にこれからのビジョンというか展望を教えてください。 和:てっぺんの理念である「夢とありがとう」は何一つ変わることがありません。そして「日本中を明るく元気に」というビジョンも変わりません。 ただ今後は飲食だけではなく、ここまで蓄積した人育てのノウハウも最大活用してフィットネスや美容といった新しい分野での挑戦もしていきたいと考えています。 福:すごい挑戦が続きますね! 和:バックギアないんで!前にしか進めないんです! 福:さすがです。今日はありがとうございました。 和:こちらこそ!ありがとうございました! インタビュー後記 てっぺんの朝礼は怖い。 12年ぐらい前に初めてその存在を知った時、自分はそう思っていた。 大きな声で叫ばされて、気合と根性だ!みたいなノリがとても苦手だった。 しかし、創業代表の大嶋さんや引き継いだ和田さんから、なぜ?それをやっているのか?という背景を聞いていくと、決して気合と根性のマインドコントロール朝礼なんかではなく、科学的で論理的な理由が存在していた。 私を含め人は見たいものだけを見たいように見てしまう生き物だ。 人が本気で自分と向き合う姿を目の当たりにした時、何とも言えない恐怖が襲ってくる。 それを正面から受け止めることができない自分の弱さを棚に上げて「気持ち悪い」と一言で済まそうとしてしまっていた。 しかし、自分と向き合う恐れから一歩踏み出して、初めて朝礼に参加した日。 本当にたまたまだったが和田さんが司会だった。 私は彼のスピーチで涙を流していた。魂が震えた体験だった。 その日から自分自身とてっぺんのことが少し好きになっている自分がいた。 そして今、てっぺんが新しいステージに進もうとしている。 より多くの人に元気と笑顔を届けて、日本中を明るく元気にするために。 他にもチームビルディングの事例をご紹介! ワンネス経営®︎の公式ラインにご登録いただくと定期的に成果を出しているチームビルディングの取り組みや、すぐに実践可能なチームづくりのポイントを知ることができます。 相互理解を深め、チームがひとつになって目標に向かっていくために配信を受け取ってください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2021.07.13
「伝わるプレゼンの超基本」前田鎌利 氏
特集人前で話す機会は多いけど、正直得意じゃない。スライドを作っても文字ばかりでなんだかわかりづらい。 そんな悩みを抱えている方へ、ソフトバンク・孫会長のプレゼンも任されていたプレゼンテーションのプロである前田鎌利氏に「伝わるプレゼンの基本」についてお話を伺いました! とてもわかりやすくプレゼンテーションのコツ・ポイントを教えていただきました。 役職など関係なく皆さん必見の内容です! 前田鎌利(まえだ かまり)氏◯一般社団法人プレゼンテーション協会 代表理事◯株式会社 固 代表取締役◯一般社団法人継未 代表理事 HP:https://www.katamari.co.jp/ 著書◯『社内プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)◯『社外プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)◯『最高品質の会議術』(ダイヤモンド社)◯『最高のリーダーは2分で決める』(SBクリエイティブ社)◯『プレゼン資料のデザイン図鑑』(ダイヤモンド社) プロフィール17年にわたりIT業界に従事。2010年に孫正義社長(現会長)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考され初年度第1位を獲得。孫正義社長に直接プレゼンして幾多の事業提案を承認されたほか、孫社長のプレゼン資料づくりも担当。その後、ソフトバンク子会社の社外取締役や、ソフトバンク社内認定講師(プレゼンテーション)として活躍。2013年12月にソフトバンクを退社、独立。2016年7月、株式会社固を設立。ソフトバンク、ヤフー、ベネッセコーポレーション、Jリーグ、UQ、SONY、Panasonic、日テレ、松竹、TOPPAN、OKI、ニトリなど200社以上の企業・団体などで講演、企業研修などを行う。 ターゲットの明確化が基礎中の基礎 インタビュアー:人前で話す機会は多いけど、「正直プレゼンが苦手」というお悩みをよく伺います。伝わるプレゼンのためには、どんなことを意識するといいのでしょうか? 前田さん:プレゼンを考える上で大事な1つ目のポイントは、「そもそもターゲットは誰なのか」ということです。 社内のスタッフ向けなのか、組織外の人向けなのか、それだけで全然プレゼンの内容が変わってきます。 例えば内部の人なら、ある程度聞く姿勢ができているはずで、外部の人ならそもそも聞く姿勢ができていなかったり、専門用語が通じなかったりしますよね。 まずはターゲットが明確になっているかどうかというのが基礎中の基礎ですよ。テクニック的なことが大事になるのはその後です。 内部向けは、話しすぎに注意 インタビュアー:たしかに、誰に話すのかによって内容が大きく変わってしまいますね。では、ミーティングなど内部でのプレゼンで意識すべきことはどんなことでしょうか? 前田さん:内部向けのプレゼンでありがちなのは、(立場が)上の人の話が長くなってしまうことです。 上の人からすると、良かれと思ってたくさんのことを伝えてしまうんだけど、スタッフからすれば、一度に色々言われてもまず頭には残らない。 つい「内部の人だし、わかってくれるだろう」というスタンスで話しすぎちゃうんだけど、「いつも聞いてることだしな」って、経験の長いスタッフほど思っていたりします。 小学校の時の校長先生の長い話なんて聞きたくないじゃないですか。 あれと一緒ですよ。 朝礼やミーティングでトップが30分も喋ったらスタッフとしてもしんどい。 なので、3分〜5分ぐらいで終わるような内容にまとめないと、聞いてもらうのは難しいと思います。 話を短くわかりやすくまとめるためには、「伝えたいことを3つに絞ってから話す」のがおすすめですね。 もちろん1時間以上話すような内容があってもいいんですが、その場合に重要なことは「寝かせない」ということ。 じゃあ寝かせないためにはどうしたらいいかというと、最後までワクワク興味をもって聞いてくれるようなスライドを作ることですね。 「どんな内容であれば、寝ずに聞いてくれるか?」という意識を持ってもらうと、いいプレゼンに近づけると思います。 インタビュアー:ありがとうございます。スライドのお話が出ましたが、わかりやすいスライド資料のポイントについて教えていただけますか? スライドの文字量は少なく! 前田さん:これは伝わるプレゼンのための2つ目のポイントで、「スライド(投影資料)の文字数はなるべく少なくする」というのが大事です。 スライドに書いてある文字が多ければ多いほど、人はその文字を読んでしまうので、話している内容を聞いてくれないんですよ。 さらにプレゼンターは、書いてあることを話してもしょうがないという意識があるから、書いてないことまで話そうとする。 結果、伝えたいことが伝わらないっていうミスマッチが起こってしまいます。 パワーポイントなどを投影して話をする場合には、「なるべく文字量を減らす」というのを心がけてください。 特にキーメッセージは13文字以内にすると印象に残りやすいです。 最初に文字で全部見せるようなネタバレ感満載の資料ではなくて、最後までワクワクしてみてもらえる資料構成にするといいと思います。 アニメーションでワクワク感を演出する 3つ目のポイントは「アニメーション」 寝ずに聞いてもらうとか、ワクワク感を持ってもらうためには、視覚効果を使うことが大切です。 資料作りにパワーポイントを使う方が多いと思うんですが、「フェード」や「変形」という画面切り替えのアニメーションがオススメ。 バリエーションが多いので、いろんな種類を使いすぎると目がチカチカして逆に疲れちゃうので気をつけてくださいね。 「ターゲットを決めて」「なるべく文字量を少なく」「アニメーションを使う」 伝わるプレゼンの基本的なポイントは、その3つくらいかな。 インタビュアー:その3つを意識したら、一気にプレゼンのレベルが上がりそうですね!更にレベルを上げるために意識するといいポイントはあるでしょうか? 「比喩」で印象に残す 前田さん:プレゼンで大切なことは、「いかに伝えたい内容を印象的に見せるか。覚えてもらうか」ですよね。 私が特に印象に残したいことを伝える時は、「比喩(例え)」をよく使います。 伝えたいことがよりわかりやすく、理解しやすい例えを使ってあげるということです。 例えば、売上目標があるとしたらただ数字を掲げるんじゃなくて、「この売上は検診患者〇〇人分」とか「検診を受ける人数×検診の単価=目標売上」みたいに分解してみるとか。 聞いている年代に合わせて、例えを置き換えたりするとさらに共感が得られると思います。 内部に話すときほど、「わかってるでしょ」「伝わるでしょ」という意識になりがちなんですけど、そこを改めて「これで伝わるかな?」と見直してもらえるといいと思います。 インタビュアー:なるほど。たしかに例え話があるとすごくわかりやすくなりますね!最後に、「そもそもパソコンが苦手」という方もいらっしゃると思うのですが、そういった方へのアドバイスはありますか? PCが苦手ならホワイトボードで 前田さん:パソコンが苦手な方は、ホワイトボードでプレゼンをするのが一番いいですよ。 3つ話したいことがあるなら、1、2、3と最初に書いておいて、「1つ目がこれ、2つ目はこれ、3つ目はこれ」とその場で話しながら書いていく。 書く言葉は文章で書かずにキーワードにするといいです。 自分で最初に3つ書いておくと、何について話さなきゃいけないかを覚えていられるので、「じゃあまず1個目ね」といって話し始める。 話の途中で覚えておいて欲しいことは、キーワードをその場で書く。みたいにするといいと思います。 パソコンやデジタル機器が苦手な方はそういう方法でプレゼンをするといいと思います。 伝える力を更に磨くために プレゼンテーションなど伝え方のコツ・ポイントは学んで実践する事で上達していきます。 伝える為の工夫や、言葉を磨く為の効果的なトレーニング方法を公式LINEにて発信しています。 下にあるボタンから友達登録をしてメッセージを受け取ってください! 伝える力を磨き自分の市場価値をどんどん上げていきましょう! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。