2023.12.22
リーダーシップ

フラップスプランの笑顔担当。一児の母。歌を愛し歌に愛された女。 働く人のサードプレイスとしてワンネス経営アシスタントトレーナー&毎月50名のメンタリングを担当。東京マラソン2023でサブ4達成!
自信がある人とない人の違いってなんだと思いますか?
それは、「わたしは自分に自信があります!」と言っているか、
「わたし自信ないんです・・・」と言っているか、それだけの違い。
うそーん。
以前の記事でも「自信の正体」について書いたことがありますが、ないんです!笑
「本日はあいにく、自信の方は出張しており、社には戻りません。
明日でよろしければ、担当から折り返し連絡いたします」
そんなことあるかー!ですよね♡
つまり、自信を持つとは私は自信があるというセルフイメージを持つこと。
正体がないのにどうやって持つのよ!持てるもんならもう持ってるわよ!
わたしは、ずっとそう思っていました。
でもさ、自信を持つことになんの試験も認定もお金もかからないのなら
いますぐ持ったほうが良くない?・・・(と何年か前に福永に丸め込まれて今の私があります。笑)
「わたしは今、超絶自分に自信があります!!!」
と言ったら、ちょっと嘘になります。が!!!
自信を持って、最高の自分でいたい、と日々努力をしています。
そう、努力をしている自信はあります!!!
その感覚を得ることが自信満々!へのスタートラインだと思います。そう信じたい。
めっちゃ努力してます!って言うのは大変未熟でお恥ずかしいですが・・・
今すぐ出来る!セルフイメージアップの方法をお伝えします!!
どんな努力をしているのか、話し出したら3年かかりそうなので3選です!
です!!!
はい、できるかどうか、自信ありませんねー!!!
セルフイメージが低いと、自信がないからできない!と反射レベルで
メンタルブロック!シャッターが閉店ガラガラします。笑
これは我ながら本当にもったいない。1つずつ解説していきます。
まずは、姿勢を変える!
これは、見た目を変えると言っても過言ではありません。
整形して自信が持てるのであれば、どんどんすべきです。
女の子はメイクという最強の武器があります。
毎日なりたい自分になれる、作れるんです。
そのためにわたしがしている努力1つ目は、朝早く起きることです。
時間の余裕も持って、心のゆとりを持って、
鏡に向かって「わたし綺麗?」と声をかけます。ホラーです。笑
仕事をして、子育てをして、家事をして、そんなん無理だよ!と思ってました。
だけど、できる女(風)!かわいいママ(風)!は毎日作れます。
その風(ふぅ〜)がいつか、いつの間にか本物になっていく!はず!です!!
何でも形から入るって大事です。
自信がある人はとにかく胸を張っている 心と身体は繋がっています。
無理と思ったら無理です!でも、出来る!したい!と思ったらできます。
最悪だー!って言ってたら最悪になりますし、
幸せー!って言ってたら幸せになれます。
そんなバナナですが、本当にバナナなんです。
次に、口癖を変えるです。
どうせ、わたしなんて・・・って言ってませんか?
時間がない、自信がない、そんな自分が大嫌い!
(🎵ラップ調でどうぞ〜
これ言ってる時の自分の顔想像してみてください・・・おお。ホラーです。
確実にシワが増えます。おばあちゃんになった時に絶対魔女の仕上がりになります。
ニコニコのほわほわのおばあちゃんを目指しましょう。
話がそれましたが、
そのためにわたしがしている努力2つ目は、
大きな声を出す!です。はい、体育系きました。
気づいたんです、ボソボソ話す経営者の方ってあんまりいない。
少なくともワンネス経営プログラムを導入いただいている企業様の経営者さんは
みんな声がでかい!笑
研修中自分が感じたことをシェアする回数が多いのですが、
向こうのグループにいらっしゃっても、大きな声が響き渡る!
それはもうすごい影響力です。
だから、自信がない時こそ、大きな声で返事をする!
はい!わかりません!教えてください!(ニコッ)です。
どうしようもない時は、最悪だ・・・じゃなくて
最悪だあああー!って笑顔で言ってみてください、
最高に笑えてきて元気になれます♡
そして笑顔のあなたを見てきっと誰かが助けてくれます。
最後は思考を変える!です。
こちらは只今スーパートレーニング中です。
最悪だあああー!ってことが起きたとき、
一旦落ち込みを選択します。どん底まで落ちたがります。
失恋した時に、悲しい映画を見て泣くやつです。あれなんなんでしょう。笑
そこからが大切。
落ち込んでいて都合がいいことは何?と自問自答して、
最悪な出来事にも何か意味があるとしたら?と考えるようにしています。
常に肯定的な受信をしてポジティブな言葉で発信することがベストですが、
ネガティブなこともたくさん溢れていますよね。
毎日寝る前に気づきダイアリーを書いて
いいこともダメだったことも、振り返る習慣をつけています。
ポジティブな言葉や思考を磨いて、変換する力をつけていきたいです。
自分を信じると書いて、自信。
結局、やっぱり積み上げなのよねー!!!!
・姿勢を変える
・口癖を変える
・思考を変える
是非はじめのいっぽに、なんかやってみよう!そんな気持ちになって、
少しでもこの記事がお役に立てたら嬉しいです。
最後に自慢
♡今年積み上げた自信
秘書検定2級に合格しました!
合格が分かった日の気づきダイアリー

(社会人経験が少なく自信がないところから、一般常識やビジネスの場で必要な共通のスキル、接遇マナーなど学ぶことができました。毎日秘書検定の本を開く!の最初の一歩すぎる行動目標でも継続したら結果目標が達成できたことも胸を張って伝えていきます。)
小さなできた!を積み重ねて、自信に満ち溢れたなりたいわたしを
一緒に目指していきましょう!!!
この記事を書いた人
水越 結花
フラップスプランの笑顔担当。一児の母。歌を愛し歌に愛された女。 働く人のサードプレイスとしてワンネス経営アシスタントトレーナー&毎月50名のメンタリングを担当。東京マラソン2023でサブ4達成!
2022.11.17
相談ができない人は相談が苦手だと相談しよう
リーダーシップほうれん草。ホウレンソウ。報連相。 お馴染みの野菜だったのに。 働き始めたらいつの間にか意味が変わっていました。 初めてこれを思いついたのはきっとおじさん・・・。 “うまいこと言ったった顔”してたんだろうなぁ。 今回はその中でもわたしも苦手な相談について書いてみました。 フラップスプランの笑顔担当。一児の母。歌を愛し歌に愛された女。 働く人のサードプレイスとしてワンネス経営アシスタントトレーナー&毎月50名のメンタリングを担当。東京マラソン2023でサブ4達成! 投稿一覧へ 相談って意外と難しい 「なんでもっと早く言わなかったの?」 仕事があんまり上手く進んでない時や、自分の体調があんまりよくない時など、とにかく困りごとを抱えている時。 限界の限界までガマンして、もーーだーめーーだー。となって。 その状況が周りの人たちに溢れて漏れて伝わった時に言われる言葉ランキング一位です。 たまに「なんでもっと早く言わなかったの!!??(怒)」と、語調が強い時にはもう一生穴から出ないぞと決め込んだモグラの気持ちです。 でも、この言葉を言ってくれるのは、間違いなくわたしのことを心配したり、大切にしてくださっている人たち。 今書いていて、最初に浮かんだのはお母さんだし、次に浮かんだのは会社の上司とトライアスロンのコーチ。うん。大切にされている。間違いない。 とっても信頼しているし、相手もわたしを大切に思ってくれている。 それなのになぜわたしは相談できないのでしょう。 なんで相談できないのか 理由は3つあります。 1.そんなこともわからないの?できないの?と思われたくない わたしの大切な人たちだからこそ、残念に思われたくないという感情がとても強くなってしまいます。決してカッコつけたいとか、いいカッコしたいのではありません。とにかく最低限の期待を裏切りたくないのです。 でも結局できなくてバレて助けてもらうわけですから最初っから伝えたほうがいいに決まってます。 2.できないことが浮き彫りになるのが怖い 一つ目は相手からの期待でしたが、自分に対しての期待を裏切るのも嫌なのです。 自分の中でできてる、大丈夫。と信じていることが、まさかできないだなんて!相談してしまうと今のできない度合いが明らかになってしまいます。だから相談しない。相談さえしなければ明らかにならなくて自信が保てるわけです。コペルニクス的逆転の発想です。えへん。 いばってる場合ではありません。そんなに周りの大人たちの目は節穴ではないのです。甘くないのです。結局できないことはグサグサ指摘されてメンタルやられるわけですから、先に自分で認めてしまったほうが絶対に楽です。 3.相談しても何も変わらないという思いこみ これは小さいときの体験が大きいのかも知れません。何か状況がひどくなってからお母さんに相談すると冒頭の「なんでもっと早く言わなかったの?(怒)」発動です。 そうすると、状況は何も変わってない→さらにお母さんを怒らせた→だったら言わないほうがよかった→ひとりで解決することがいいことだ。という論法です。 小さいときのわたしに言ってあげたい 「もうちょっと早く言ったらお母さんも優しかったと思うよ〜」 そりゃ何もできなくなって、手を貸せない状態で言われたら怒りの感情だって出てきますよね。(お母さんごめんね)早めに相談することが実は、自分も周りも助かるんです。 まとめ 今回、なぜ相談が苦手なのか?について書かせていただきましたが、きっと相談が苦手な人って結構多いと思います。わたしだけじゃないはず。 特に、一生懸命がんばって、できるようになりたい!一人前になりたい!と思っている半人前状態のとき、相談ができなくなってしまうと思います。 決して、素直じゃないとか、ひねくれているわけではないのです。 ちょっとだけビビっちゃうんですよね。 なので、相談が苦手な人は少しだけ勇気を出して、いつもあなたのことを大切に思ってくれている人に「相談が苦手なんです」って相談してみてください。 そして、部下や周りの人になんで相談してこないのかな?と感じている方。 きっと相手はこのブログに書いてある状況だと思います。 「なんでもっと早く言わなかったの!?(怒)」の、(怒)をできるだけ抑えてもらえると相談しやすくなります。 相談が苦手選手権、日本代表からのお願いです。
2022.02.01
小さな革命を起こさせる
リーダーシップ「うちのスタッフになんて言ったんですか?」 先日、顧客企業の幹部から電話がかかってきました。 文字面だけ見るとクレームみたいですが、 逆でした。 「うちのスタッフになんて言ったんですか?私があれだけ言っても伝わらなかったのに。ものすごい変化です。めちゃくちゃ助かりました!」 めちゃ喜ばれました。笑。 というのも・・・ 大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。 投稿一覧へ とある1on1にて 私たちはインナーブランディングを強化するワンネス経営®︎というプログラムを提供しています。そのプログラムの特徴として研修と研修の合間に1on1(個人セッション)も実施するという他があまりやってないことをしているわけです。 その1on1の中で新卒で入った会社を半年ほどで辞めて転職して現職についた20代半ばの女性社員(冒頭の幹部の部下)の話を聞いていたときのこと。 ・今の仕事(総務経理系)に情熱が持てない・なぜなら、決して今の仕事をしたいと思って転職したわけではないから・前職の労働環境がきつすぎて、働きやすさを求めてきてしまった という、とても正直な気持ちを相談してくれました。 元々、クリエイティブ系の仕事に憧れがあり制作会社に入ったものの、ハイパー過酷な現実と直面した時、半年で身体がもたないことに気が付いたんだそうです。(弊社も以前は制作の仕事をしていましたから、その会社の内情と致し方なさはめちゃくちゃよくわかります) それで、自分の限界を感じ諦めと共に退職。もう仕事で消耗したくないという思いで職種は選ばず、労働環境だけで今の仕事を選択。そして2年経った今、なんだか仕事が楽しく無くなってきたというか、このままでいいのだろうか?と自問自答するようになってきたそうです。 しかし、今の仕事そのものを否定するようなことを上司や同僚に相談するわけにもいかず悶々としていたそうです。さらに、決して今の仕事が嫌で辞めたい、とかそういうわけではないからこそ、変な受け取られ方をすると嫌だという気持ちもあったと思います。 心のブレーキが見えてくる 私が感じたのは、まずこの人は仕事が好きなんだな。ということ。 そして、過去の情熱があった世界に挫折してしまって、傷が癒えるまでじっとしてたけどだんだん元気になってまたがんばりたくなったんだなということ。 しかし、人間という生き物は一度心の炎が消えてしまうと再着火するのには結構なエネルギーが必要なもの。 お祭りの中ではしゃいでいるときは楽しいけど、一歩離れて何やってんだろと客観的になってしまったらなかなか戻れない。そんな感じ。 そこには 「戻りたい」でも「また消耗したら怖い」や「戻りたい」でも「またがむしゃらにやるなんて少し恥ずかしさや照れがある」 というブレーキがかかっています。 だから、表面上は問題なく仕事をしますが、上司からするとその人の基礎能力ならもう少しレベルの高いことができてもおかしくないのにな?という、可もなく不可もなくという事なかれ主義の時間が経過していくのです。 上司はもっとできるんじゃないかと声かけしますが、打てども響かぬ鐘状態というか、なんなら打たれたら自分の手で音を止めてる感じでした。 気づきからどう変化するのか? そんなタイミングでの1on1でした。 改めて自分の中にある情熱ってなんだろう、自分のしたいことってなんだろう。と考えてもらうことで一つの結論に達しました。 それは、 「自分自身の創造性を総務経理で活かすとは?」 という質問です。 すると彼女は、 社内外の活動をスマホで撮影編集して社内報ムービーとして発信してはどうか?地域貢献活動をまとめて外部に発信してはどうか? そんなアイデアが出てきました。 私は答えます。 「そうだね。そういうのを広報って言うんだよ。」 ...「コウホウ。。。」 絶対カタカナでしたからね。笑。 相当な衝撃だったようです。 もちろん、彼女が広報という言葉を知らなかったわけではありません。 自分のやりたいクリエイティブと総務という仕事がリンクできると思えていなかったのです。 この気づきは極端に言えば、彼女が自分自身でコウホウという仕事を生み出した瞬間なのです。 人間は自己決定が大好き。自分が生み出した仕事以上に燃えるものはないはずです。 彼女はすぐにアクションを起こしました。 まずは上司に相談。もちろん通常業務に支障が出ないという条件で快諾。 現状はスマホ片手にメンバーの活動インタビューを集めて回っています。 まとめ 主体的に動くようになった彼女をみて上司は驚き、私に電話をかけてきました。 「うちのスタッフになんて言ったんですか?」 「なんも言ってません。本人が気がつきました。」 私のいつもの返答です。 他人を変えることはできません。本人が気がついて変わりたいと思ったときだけ行動が変わります。 そのためには本人の中で「小さな革命」を起こす必要性がある。大きな革命なんてできない。小さな小さな革命でいいんです。 ほんの小さな意識の変化が行動を小さく変えます。行動が小さく変わると自分に少し自信が湧いてきます。 少し自信が出てくると行動が大きく変わります。行動が大きく変わると、周りの評価が変わります。周りの評価が変わると、確信的な自信がついてきます。 確信的な自信がついてきたとき初めて、周りに良い影響を与えようと思えます。 周りに良い影響を与える人のことをリーダーシップと呼びます。 本人の中に小さな革命を起こさせること。 それはつまり、リーダーシップを覚醒させることができること。 それができるマネージャーがたくさん増えますように。 まずはあなたの中で小さな革命を起こしましょう。 部下への声掛けに自信がない! 部下への声掛けに自信がない。指導のコツがわからない。そんなお悩みがある方に是非ご登録いただきたいのがワンネス経営®︎の公式ラインです! 実例を交えながら指導のコツ・チームづくりのポイントを定期配信しています。 質の高いコミュニケーションによってチームの生産性を向上させていきましょう! 事務局:スズキヒラク LINE友達追加はこちら!ワンネス経営®︎公式LINE
2021.10.19
私たちはなぜ働くのか?-クラッシュがおこなった見事なコーチング-
リーダーシップ私たちは、なぜ働くのか? 突然ですが、あなたは 仕事が辛い仕事は楽しい辛い楽しいもない、仕事は仕事だ いかがでしょうか? なにが正解ってことはもちろんありません。 人それぞれ、いろんな考えがあっていいと思います。 でもまあ、「この辛い状況を私は絶対打開したくない!」という謎の修行モードの方は少ないと思うので、辛いよりかは楽しいほうがいいと思う人の方が多いと信じて書き進めます。 大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。 投稿一覧へ いつの間にか「仕事は嫌なことを我慢すること」という価値観を多くの人が持ってしまっています。 これはいつごろから、なぜ始まったのでしょうか。 「仕事 辛い」で(浅く)調べていくとまず出てくるのが 資本主義の台頭 です。 プロレタリア文学(労働者のことを書いた文学)の代名詞のような『蟹工船』に描かれる資本家VS労働者で激しくぶつかる構図。 『蟹工船』(小林多喜二 著)新潮文庫こちらからAmazonで購入できます。 この時代に大衆ウケする論調というのが「資本家は労働者から搾取する」という勧善懲悪っぽいメッセージだったのでしょう。 確かに、生産性の向上とは労働者の時間あたり生産高をあげることなので、労働者に「もっとがんばれ、同じ時間でもっと高い成果を出せ」というのは、捉え方によっては【労働者に限界以上に無理をさせること】となる可能性があります。 しかし、本来の目的は生産性の向上です。 資本家が効率化のための環境を整える投資をし、その利益還元が労働者まで行き渡るのであれば全員の幸せにつながるはずです。 もちろん、蟹工船に描かれるような、劣悪な環境で労働者を奴隷のように扱い、虐げるようなことは決してあってはいけません。というか、それは単純に犯罪です。 ところが、資本家=金持ちが、労働者=貧乏人をいじめる。これを成敗する。 こんなことが一般常識として人々に語り継がれたのだと思います。 そこから「働くことは辛いこと」という歪曲した思い込みになっていったのではないでしょうか。 では、資本主義の台頭以前はどうだったのでしょうか? ここからはただの妄想です。 弥生時代ぐらいでしょうかね。 日本中だいたい小作農家。 太陽が登ったら起きて、働いて、太陽が沈んだら1日が終わり。 そんな時代でも絶対いたと思うんです。 「マジ仕事ダリぃ」って言ってる人。 と、いうことはですね。 いき過ぎた資本主義が、とか、現代社会が、とか、時代の変化が、とかちっとも関係ないんじゃないか説。 人間はそもそも怠慢であり、楽しみたいし、サボりたい生き物。 で、その反対側にあるのが 人の役に立ちたいという本能。 マクレガーのX理論、Y理論に代表される人間の対極をなす二面性の話です。 1950年代にアメリカの心理、経済学者ダグラス・マクレガーが提唱した説で、 X理論:人間は本来怠け者。Y理論:人間は自分たち人間の進化と向上に貢献したい。 というもの。 結局のところ、いつの時代だって私たちはこの間(はざま)で「なぜ働くのか?」という問いに対してふわっとした認識を持ち続けているのではないでしょうか? でも今日、結論を出したい 私は実体験でこのX理論Y理論紛争の決着に触れました。 2012年にラスベガスに行った時のこと。 一緒に行った経営の師匠の友人がプロのポーカープレイヤーでした。 滞在中、何度もお話する機会がありました。 その方はシングルマザーで、カジノのポーカーでお金を稼いでいます。 ポーカーについてあまり詳しくない方のために超簡単に解説すると。 パチンコや競馬などは、お店や自治体など胴元VSお客のお金のやり取りです。 しかし、ポーカーはお客VSお客のお金のやりとり。 乱暴に言ってしまえばルールがきっちりある正々堂々とした勝負の果てに、相手のお金を奪う。というタイプのギャンブルです。 プロプレーヤーとして5年以上稼ぎ続けているというのは相当に凄腕。 もちろん年収もすさまじかったのです。 僕も男、いや漢ですから、そんな切った張ったな感じの生活にちょっとだけカッコよさみたいなものを感じ、興味本位からいろいろなお話を伺いました。 しかし。ある晩、その方が私の経営の師匠に向けて静かに話し始めました。 「確かに稼いでいるけど、人のお金を奪っているの…私は」 (確かにそうなんですけどね。その覚悟をもってプロだったわけでしょ?いいじゃん。その罪悪感を軽く上回る収入があるじゃない!) と、横で聞きながら心の中でツッコみました。 「もう勝っても稼いでも何の満足感もないよ」 (ええ~?) その時、彼女の目から大粒の涙がこぼれました。 そして一言。 「人の役に立ちたい…」 魂から絞り出すような声でした。 この時、私は人間の本質に触れた気がするのです。 先程のX理論、Y理論。 続きがあって、低次な欲求が満たされたらY理論が有効である。とのこと。 満たされている現代社会。 人間の本質はY理論という結論でいいんじゃないかと思います。 まとめ 最新の脳科学では人は人の役に立って「ありがとう」と言われて快感を覚えるのではなく【人の役に立とうとした瞬間】に快感を得るのだそうです。 役立てたか?役立てなかったのか? という成果は、あまり関係ないのだそうです。 これはつまり、【人は人のために役立ちたい】本能レベルでそう思っているのではないでしょうか? これは人類という種の繁栄を生命体として望んでいるところに起因しているわけで。 抗うことのできない真理なのかもしれません。 それがたった2分で表現されたすごい動画があります。 ディズニーシーにあるタートル・トークというアトラクション。 ちょっと詳しくないんであれがアレですが、簡単にいうと、クラッシュという名前のCGの亀が人間の疑問に回答してくれる、ウイットに富んだお悩み相談室みたいなやつです。 ある女性がクラッシュに「働きたくないんだけどどうしたらいいですか?」と質問します。 するとクラッシュは「働かなきゃいいんじゃない?」と軽いボケをかますんですが、その後、見事なコーチングをおこなうのです。 クラッシュ:仕事ってなにするの? ある女性:朝起きて、会社という嫌なところに行って、嫌なことをさせられる。 クラッシュ:たとえばどんなこと? 女性:パソコンっていう機械に向かったり、しゃべったりする。 クラッシュ:それはさ、最終的に誰かを笑顔にしてるの? 女性:多分してると思う。 クラッシュ:じゃあ、それは嫌なことじゃ無いんじゃない?目の前のことにしか目を向けられていないから嫌だと思うんじゃないかな?その先の誰かを笑顔にしてるってわかれば、それは嫌なことじゃなくなるんじゃないかな? 女性:明日からがんばります! すごくないですか?クラッシュ。笑。 いや、結局、人間は誰かの役に立ってると思うことができれば、仕事や働くことは嫌なことじゃなくなるんですよ。 冒頭の、なぜ私たちは働くのか?への私なりの解です。 私たちは、周りの人の役に立つために生まれてきたから。 と、私は答えたいと思います。 今、もし仕事が辛いな。とか嫌だな。と思ってしまっている人がいたら、自分の働きで誰かが笑顔になっていることを思い出してほしいなと思います。 ぜひ、続きは動画をご覧ください。(4:55から該当箇所です!) https://youtu.be/nuLUrrsph_A?t=294
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。