2023.06.13
リーダーシップ
目次
企業の成長を目指すには、チャレンジ精神を持つ主体性のある人材育成が欠かせません。
しかし、このような人材の育成に課題を抱えている方も多いのではないでしょうか。
「アントレプレナーシップ」は、新たな事業やものごとを創造・追及する姿勢を指す言葉です。
今回の記事では、アントレプレナーシップについて、その概要や求められる背景を詳しく紹介します。
社員の育成を図るためにも、ぜひ把握しておきましょう。
初めに、アントレプレナーシップの意味や似ている言葉について解説します。
「アントレプレナーシップ(entrepreneurship)」は、「アントレプレナー(entrepreneur)」に「状態」などの接尾語「シップ(ship)」をつけた言葉です。
アントレプレナーは、フランス語でもともと「仲買人」「貿易商」などを意味する言葉ですが、現在では「起業家」「実業家」といった「事業を起こす人」の意味合いで広く用いられています。
そのため、アントレプレナーシップは、日本では「起業家精神」などと訳されており、自ら新しい何かを生み出せる起業家のような、行動全体あるいは姿勢のことを指します。
アントレプレナーを理解するには、似ている言葉との違いを把握しておくことが重要です。
アントレプレナーの類語として、次の2つがあります。
それぞれ説明します。
「イントレプレナー」は、日本語で「社内起業家」を意味する言葉です。
社員でありながら社内で新規事業を創造する人を指し、責任者として経営陣に協力を求めたり、部署間を調整したりする力が求められます。
新規事業を立ち上げるという点でアントレプレナーと共通しますが、イントレプレナーは企業に属しながらの事業創造となります。
近年では、アントレプレナーシップ育成の一環として、イントレプレナー制度を取り入れている企業も増えてきています。
「シリアルアントレプレナー」とは「連続起業家」のことで、事業を続けざまに立ち上げる人を指します。
すでにアントレプレナーとして事業を立ち上げた人が、さらに別軸で事業創造した場合などに使われます。
現在、アントレプレナーシップは日本企業から大きな注目を浴びています。
アントレプレナーシップが求められている背景は、次の3つです。
アントレプレナーシップが求められる背景として、年功序列制度の崩壊や成果主義への移行といった「日本型経営」の衰退があります。
従来の終身雇用や年功序列制度の崩壊によって転職が一般的になり、成果主義をもとにした評価制度の導入も多くの企業で行われています。
このような流れの中、指示を待ってから実行するのではなく、新しいことに自発的にチャレンジし、成果を残せる人材が求められるようになったのです。
また、社員側としても、アントレプレナーシップの発揮は重要な資質の一つとなります。
今後も、さまざまな企業から高い創造意欲を持って行動できる人材が求められるのではないでしょうか。
世界経済においては、2010年代以降、「VUCA時代」に入ったと言われています。
VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の4つを指します。
企業は、こういった先行き不透明で目まぐるしい社会変化に対応しなければならず、積極的に新規事業を創造するアントレプレナーシップを備えた人材を必要としているのです。
近年のビジネス市場は、国内だけでなく、海外にも大きく広がっています。
海外進出を成功させるには、日本でのやり方だけでなく、ITを活用したり自社の強みを活かしたりしながら新しいビジネスの展開を図らなければいけません。
もともと日本には保守的な人が多いとされ、起業家精神を持つ人材が少ないと言われています。
ビジネス市場がグローバル化した今、アントレプレナーシップは社員に必要とされる要素の一つなのです。
「アントレプレナーシップ」は、「起業家精神」を意味する行動全体や姿勢のことです。
日本型経営の衰退や社会変化への対応、ビジネス市場のグローバル化といった背景によって、企業はアントレプレナーシップを持つ人材を求めていると言えます。
自社の社員育成のためにも、アントレプレナーシップについて理解を深めておくことをおすすめします。
この記事を書いた人
泉水 ちか
東京都在住のWEBライター。フリーランスで様々なジャンルのライティングをこなす。人のこころに興味があり、心理学・カウンセリングの資格を多数取得。マーケティングにも活かすべく奮闘中。趣味は映画鑑賞(ホラーやアクション!)と温泉・銭湯めぐり。長年、放送業界にいたため音楽に詳しい。運動嫌いのインドア派だが夏フェスは好き。ラーメンと寿司と焼肉があれば大丈夫。
2022.03.24
ネガティブな性格は口癖に注意!
リーダーシップ助けてもらって、「すみません」電話を受けても、「すみません」メールのやり取りでも、「すみません」あれもこれも「すみません」 私から出る言葉はいつも「すみません」なんです。 他にも 新しくこんなことやってみない?「でも…(今ちょっと忙しくて、、)」ここ改善できると理想なんだけど 「でも…(僕の知識だと、、)」 新しいことを始めようとするときに「でも…」といってすぐに挑戦できません。 しかも!指摘されるまで気がつきませんでした。 口癖がネガティブでなんか暗い。めちゃめちゃ暗い。(無意識にネガティブ。ツラい。) もうこれだけで背中が丸まった暗い人を容易に想像できてしまいます。 1999年3月6日生まれ(23歳) フラップスプランの新入社員。 山形生まれ長野育ち。4歳から高校2年生まで空手道に打ち込む。 全国大会出場も鼻血を出しながら初戦敗退。 大学2年生の冬、フラップスプランにインターン生として通い始め、 その後入社。身長が186cmもあるのに極度に猫背で小さく見える。ただいま猫背矯正中。 投稿一覧へ ホントは何事にも、もっと明るく楽しく取り組めたら良いと思っているんです。 でも、どうしてネガティブな言葉や選択をしてしまうのだろう。 自分の性格だからしょうがないのかな?と思っていましたが、そうではありませんでした。 社長に相談してみたらすごいことに気が付きました。 今回は、私と同じようについついネガティブに考えがちなあなたへ。 自分の性格を変える方法についてお伝えしていきます。 ネガティブな思考の癖 社長曰く。 冒頭の、なんでもかんでも「すみません」と言ってしまうのは、 癖!! だそうです。 性格とかじゃなくって! これは思考の癖なんですって。 逆に言えば、 性格とは反射レベルの思考の癖なんだそうです。 だから、自分の性格を変えたかったら反応レベルでの発言。 つまり、口癖を変えることがとても大事だと習いました。 マイナス言葉の口癖は言い換える マイナス言葉の口癖は言い換えなくてはいけません。 「すみません」は、してもらったことに素直に「ありがとうございます!」 「でも…」と挑戦せずに言い訳を探すのは「やってみます!○○が分からないので調べてみます!」とできない事・わからない事を明確にして次の行動を決める。 でもさっきまで「すみません」っていってたやつがいきなり「ありがとうございます!」って言える? と思いました? 私も少し心配でドキドキしています。 ちょっと人の少ないところに移動して練習してみますね。 いきますよ。 ヒラク「○○してもらってありがとうございます!」 新しいこと挑戦してみない? ヒラク「やってみます!」 実際言ってみると口角が少し上がりました!! 100パーセント明るくなってますよね。 私の口癖がこのように変わったら、もっと自分に自信を持ち、新しいことにも意欲的に取り組む様な、なりたい姿に近づく気がします。 今すぐ実践するべきですが、それでもまだ 「いやーいきなりポジティブなこと言えないよ。周りの人に変な目で見られちゃう…」 と思ったそこのあなた。朗報です。 周りの人から「あれ?なんか最近あの人やたらポジティブな言葉使ってない?」と思われるのは初めのうちだけで、3週間続けていると、もう違和感は一切なくなるそうですよ。 髪の毛を切ってすぐの時は目立つけど、2~3日したら全く違和感なくなる、あの現象とおなじですね。 まとめ とても残念なことに、これらのネガティブな言葉は全て自分に暗示をかけているような気がします。 自分が使う言葉は自分が一番よく聞いています。 だから自分が“発する言葉”は自分に大きな影響を与えるんだと気が付きました。 私はもっと自分に自信を持ちたいですし、新しいことにも意欲的に取り組みたい! 「自分を変えたいと思ったらまず口癖を変えるといい」 さっそくこれを実践していきます! ワンネス経営®︎公式ラインも配信中! ワンネス経営®︎の公式ラインでは週に一回のペースで、職場で起こりがちなコミュニケーショントラブルとの向き合い方や、今すぐ活用できる仕事術などを配信しています。 メッセージを受け取っていただくことで悩んでいたことが整理されるかもしれません。 皆さんが今よりちょっとだけ「豊か」に「前向きに」なる。そんな、きっかけをお届けしています。 事務局:スズキヒラク 友達追加はこちらから!ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2021.09.21
コミュニケーションの3つの基本
リーダーシップ会社の玄関口にゴミが落ちていた。 特に何も考えずに拾って、捨てているとスタッフが「ああ、そういえばゴミ落ちてましたね。拾ってくれてありがとうございます。」と声をかけてきた。 「うん、いいよー。」と答えたものの、(あれ?気づいたの?それなら片付けてよ...)と思ったので、「次から見つけたら片付けてもらえないかな?」と言ってみた。 するとスタッフは、 「いやでも私、掃除当番じゃないんで。」 当番とかそういう問題じゃないだろう!!! スタッフとコミュニケーションをとっていると、自分では当たり前だと思っていたことがそうじゃなかったり、なかなか自分の言うことを聞いてくれなかったり、頭を抱えるような出来事が多いですよね。 今回はそんなコミュニケーションの課題にぶつかった時に思い出してほしい『コミュニケーションの基本』についてお話しします! 3つの基本を抑えるだけでコミュニケーションは見違えるほどよくなります。 是非参考にしてみてください! 大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。 投稿一覧へ コミュニケーションの基本1『過去と他人は変えられない』 一つ目の基本は『過去と他人は変えられない』 どれだけスタッフにアドバイスしても本人が変わるかどうかは、その人次第です。 そして、起こってしまった出来事を変えることはできません。 なんでこんなに言ってるのにあいつは変わらないんだ!とか あの時もっとこうしていれば、、、とか 変えられないことに頭を悩ませるのではなく、本人が変わりたいと思うには、どう伝えたらいいか? ミスを繰り返さないためには、次どうしたらいいか? 変えられる自分自身のことに頭を使うようにしましょう! コミュニケーションの基本2『全ては自分が生み出している』 コミュニケーションの基本2つ目は 『全ては自分が生み出している』です。 火のないところに煙は立たない。という言葉があるように、突然スタッフが辞めてしまったり、なんだか奥さんの機嫌がすごく悪かったり、自分は悪くない!と、原因は自分の外にあると思っているうちは問題を解決することはなかなかできません。 あれ?もしかしたら自分が悪かったかも。 この問題を自分が生み出しているとしたら、どう行動を変えたらいいだろう? 自分の行動や言動を省みることがコミュニケーションの改善につながっていきます。 コミュニケーションの基本3『理解してから理解される』 最後のポイントは『理解してから理解される』 病院で診察を受ける時を思い出してみてください。 最初に聞かれることはなんでしょうか? まずは「どうされましたか?」と体調を細かく聞かれますよね。 お医者さんは最初にしっかり話しを聴いて、症状を把握してから 解決策として治療を行っていきます。 コミュニケーションにおいても同じです。 まずは相手の話をしっかり聴き、その人が何を思っているのかをちゃんと理解して初めて、自分の話に耳を傾けてもらえます。 普段のコミュニケーションの中で相手の話を遮り、自分の意見ばかりを伝えてしまっていないでしょうか? これは、「どうされましたか?」と診察されずに、話も聞かれずに「たぶんこの人は盲腸だろう」と決めつけて治療を始められてしまうのと同じことなのです。 そう考えると怖いですよね。 まずは相手の話を最後まで聴き、ちゃんと理解する。自分の意見はその後で伝えるようにしましょう! まとめ コミュニケーションの3つの基本についてご理解いただけたでしょうか? 『他人と過去は変えられない』 『全ては自分が生み出している』 『理解してから理解される』 もしあなたが、スタッフや家族とのコミュニケーションの中でイラっ!としてしまうことがあったら、この3つの基本を思い出してみてくださいね! 最後まで読んでいただきありがとうございました。 コミュニケーションの課題を解決するヒント 立場や経験の違いから、同じことを話していても解釈が異なり、コミュニケーションが複雑になってしまった経験はないでしょうか? そんな時、伝える側と受け取る側の双方がどのようなことに注意するべきなのか? 円滑なコミュニケーションを行い生産性を向上させるヒントを公式LINEにて配信中です。 また3分ほどの動画で学ぶことができるYoutubeチャンネルもあります!チームで共通の認識を作ることにも最適です。是非ご確認下さい! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加! ワンネス経営®︎公式Youtube https://youtu.be/k1MmdeDLnpI
2021.10.19
私たちはなぜ働くのか?-クラッシュがおこなった見事なコーチング-
リーダーシップ私たちは、なぜ働くのか? 突然ですが、あなたは 仕事が辛い仕事は楽しい辛い楽しいもない、仕事は仕事だ いかがでしょうか? なにが正解ってことはもちろんありません。 人それぞれ、いろんな考えがあっていいと思います。 でもまあ、「この辛い状況を私は絶対打開したくない!」という謎の修行モードの方は少ないと思うので、辛いよりかは楽しいほうがいいと思う人の方が多いと信じて書き進めます。 大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。 投稿一覧へ いつの間にか「仕事は嫌なことを我慢すること」という価値観を多くの人が持ってしまっています。 これはいつごろから、なぜ始まったのでしょうか。 「仕事 辛い」で(浅く)調べていくとまず出てくるのが 資本主義の台頭 です。 プロレタリア文学(労働者のことを書いた文学)の代名詞のような『蟹工船』に描かれる資本家VS労働者で激しくぶつかる構図。 『蟹工船』(小林多喜二 著)新潮文庫こちらからAmazonで購入できます。 この時代に大衆ウケする論調というのが「資本家は労働者から搾取する」という勧善懲悪っぽいメッセージだったのでしょう。 確かに、生産性の向上とは労働者の時間あたり生産高をあげることなので、労働者に「もっとがんばれ、同じ時間でもっと高い成果を出せ」というのは、捉え方によっては【労働者に限界以上に無理をさせること】となる可能性があります。 しかし、本来の目的は生産性の向上です。 資本家が効率化のための環境を整える投資をし、その利益還元が労働者まで行き渡るのであれば全員の幸せにつながるはずです。 もちろん、蟹工船に描かれるような、劣悪な環境で労働者を奴隷のように扱い、虐げるようなことは決してあってはいけません。というか、それは単純に犯罪です。 ところが、資本家=金持ちが、労働者=貧乏人をいじめる。これを成敗する。 こんなことが一般常識として人々に語り継がれたのだと思います。 そこから「働くことは辛いこと」という歪曲した思い込みになっていったのではないでしょうか。 では、資本主義の台頭以前はどうだったのでしょうか? ここからはただの妄想です。 弥生時代ぐらいでしょうかね。 日本中だいたい小作農家。 太陽が登ったら起きて、働いて、太陽が沈んだら1日が終わり。 そんな時代でも絶対いたと思うんです。 「マジ仕事ダリぃ」って言ってる人。 と、いうことはですね。 いき過ぎた資本主義が、とか、現代社会が、とか、時代の変化が、とかちっとも関係ないんじゃないか説。 人間はそもそも怠慢であり、楽しみたいし、サボりたい生き物。 で、その反対側にあるのが 人の役に立ちたいという本能。 マクレガーのX理論、Y理論に代表される人間の対極をなす二面性の話です。 1950年代にアメリカの心理、経済学者ダグラス・マクレガーが提唱した説で、 X理論:人間は本来怠け者。Y理論:人間は自分たち人間の進化と向上に貢献したい。 というもの。 結局のところ、いつの時代だって私たちはこの間(はざま)で「なぜ働くのか?」という問いに対してふわっとした認識を持ち続けているのではないでしょうか? でも今日、結論を出したい 私は実体験でこのX理論Y理論紛争の決着に触れました。 2012年にラスベガスに行った時のこと。 一緒に行った経営の師匠の友人がプロのポーカープレイヤーでした。 滞在中、何度もお話する機会がありました。 その方はシングルマザーで、カジノのポーカーでお金を稼いでいます。 ポーカーについてあまり詳しくない方のために超簡単に解説すると。 パチンコや競馬などは、お店や自治体など胴元VSお客のお金のやり取りです。 しかし、ポーカーはお客VSお客のお金のやりとり。 乱暴に言ってしまえばルールがきっちりある正々堂々とした勝負の果てに、相手のお金を奪う。というタイプのギャンブルです。 プロプレーヤーとして5年以上稼ぎ続けているというのは相当に凄腕。 もちろん年収もすさまじかったのです。 僕も男、いや漢ですから、そんな切った張ったな感じの生活にちょっとだけカッコよさみたいなものを感じ、興味本位からいろいろなお話を伺いました。 しかし。ある晩、その方が私の経営の師匠に向けて静かに話し始めました。 「確かに稼いでいるけど、人のお金を奪っているの…私は」 (確かにそうなんですけどね。その覚悟をもってプロだったわけでしょ?いいじゃん。その罪悪感を軽く上回る収入があるじゃない!) と、横で聞きながら心の中でツッコみました。 「もう勝っても稼いでも何の満足感もないよ」 (ええ~?) その時、彼女の目から大粒の涙がこぼれました。 そして一言。 「人の役に立ちたい…」 魂から絞り出すような声でした。 この時、私は人間の本質に触れた気がするのです。 先程のX理論、Y理論。 続きがあって、低次な欲求が満たされたらY理論が有効である。とのこと。 満たされている現代社会。 人間の本質はY理論という結論でいいんじゃないかと思います。 まとめ 最新の脳科学では人は人の役に立って「ありがとう」と言われて快感を覚えるのではなく【人の役に立とうとした瞬間】に快感を得るのだそうです。 役立てたか?役立てなかったのか? という成果は、あまり関係ないのだそうです。 これはつまり、【人は人のために役立ちたい】本能レベルでそう思っているのではないでしょうか? これは人類という種の繁栄を生命体として望んでいるところに起因しているわけで。 抗うことのできない真理なのかもしれません。 それがたった2分で表現されたすごい動画があります。 ディズニーシーにあるタートル・トークというアトラクション。 ちょっと詳しくないんであれがアレですが、簡単にいうと、クラッシュという名前のCGの亀が人間の疑問に回答してくれる、ウイットに富んだお悩み相談室みたいなやつです。 ある女性がクラッシュに「働きたくないんだけどどうしたらいいですか?」と質問します。 するとクラッシュは「働かなきゃいいんじゃない?」と軽いボケをかますんですが、その後、見事なコーチングをおこなうのです。 クラッシュ:仕事ってなにするの? ある女性:朝起きて、会社という嫌なところに行って、嫌なことをさせられる。 クラッシュ:たとえばどんなこと? 女性:パソコンっていう機械に向かったり、しゃべったりする。 クラッシュ:それはさ、最終的に誰かを笑顔にしてるの? 女性:多分してると思う。 クラッシュ:じゃあ、それは嫌なことじゃ無いんじゃない?目の前のことにしか目を向けられていないから嫌だと思うんじゃないかな?その先の誰かを笑顔にしてるってわかれば、それは嫌なことじゃなくなるんじゃないかな? 女性:明日からがんばります! すごくないですか?クラッシュ。笑。 いや、結局、人間は誰かの役に立ってると思うことができれば、仕事や働くことは嫌なことじゃなくなるんですよ。 冒頭の、なぜ私たちは働くのか?への私なりの解です。 私たちは、周りの人の役に立つために生まれてきたから。 と、私は答えたいと思います。 今、もし仕事が辛いな。とか嫌だな。と思ってしまっている人がいたら、自分の働きで誰かが笑顔になっていることを思い出してほしいなと思います。 ぜひ、続きは動画をご覧ください。(4:55から該当箇所です!) https://youtu.be/nuLUrrsph_A?t=294
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。