2021.07.08
リーダーシップ
結局のところ
“どう生きたいか?” は “どう死にたいか?”
ということになる。
いきなり重たそうに聞こえるが、真実だ。
どう死ぬか?を決めるから、どう生きたいか?が決まる。
禅問答がしたいのではない。
武士道を語りたいわけでもない。

大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
こんなふうに未来を見据えた考え方の逆にあるのは
“今が楽しかったらいい!うぇいうぇい!” だろうか。
これに関しては全く異論がない。
その通りだと思う。
しかし、一点だけ気をつけなければいけないとしたら、
今の楽しさはそのまま続くのか?
ということだ。
若さにはそれだけで価値がある。
見た目、体力、気力、全てにおいて充実している。
しかし、必ず歳をとり衰える。
私たちは変化する。
それが劣化となるか、進化となるか。
それを分けるのが生き方なのだろう。
私たちはつい、この“いい状態”がこのまま続くと錯覚してしまう。
だからこそ、今が楽しければいい、という生き方ではなく。
“今も未来も楽しい”という生き方が大事ではないだろうか。
だから今苦労しようぜ。という話でもない。
ちゃんと考えて向き合おうぜ。とお伝えしたい。
なぜなら、多くの人が目の前の苦痛を避けて人生で最大の損失をしているから。
人生最大の損失。それは“後悔”。
自分らしく生きればよかった。と後になって悔やむ。
だからこそ今すぐ働く時間を見直そう。
人が生まれて死ぬまで大体80年あるとして、多くの人が20歳前後で働き始める。
そして65歳前後までそれが続く。人生の1/3ぐらいは何かしら働いている。

この時間がつまらなかったり、おもしろくなかったりしたら結構きつい。
どんな仕事でも楽しむということが幸せに生きるための究極的なスキルなのだろう。
しかし、これは理想論だと思う。少なくとも私はそこまで人間ができていない。
自分の興味関心のあることにしか目は向かないし、好き嫌いという感情もある。
だからこそ、自分の好きで得意なことで人の役に立ちたい。
「好きなことで生きていけるわけがない。そんなに甘くない」
このように反応してしまう人はきっと
好きなこと=楽なこと。
と考えているのではないだろうか。
好きなことで生きることと、楽をして生きることは違う。
好きなことで生きていくことは楽(たの)しいけど、楽(らく)ではない。
間違いなく努力がそこにはある。
しかし好きなことをしている人は努力を努力とも思わず夢中になってやっているだけだ。
努力は夢中に敵わない。
逆に言いたい。
「嫌々仕事をし続ければいつか幸せになれる」
よっぽどこの考えの方が甘い。
その仕事が好きで得意な人には敵わない。
百歩譲って好きで得意とまでは言わなくとも、誇りを持っている人に絶対負けてしまうのだから。
絶対に私たちの人生には終わりが来る。
これは真実だ。
だったら、今日を思いっきり生きよう。
うじうじ後ろ向きに悩んでいる時間はもったいない。
不平不満愚痴に囲まれて被害者的に生きるのはもったいない。
決して「もっとあれもこれもしたかった」なんて言わないように。
あー楽しかった。と言える生き方をしよう。
そのためにも、好きで得意なことで人の役に立てる人になろう。
会社を働く人の目標や夢を叶える場所にしよう。
たらたらとごく普通のことを書いてしまったが。
改めて自分に向けて。
ちゃんと考えて”今”も”未来”も楽しもう。という話。
楽しみながら明るく前向きに働くためには、日々学んでいく必要があります。
そして学んだことを仕事で実践していくことは、さらに楽しみながら働くことにつながるのではないでしょうか?
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事務局:スズキヒラク
この記事を書いた人
福永寿徳
大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
2023.07.25
ダブルループ学習の実践に活用できる3つのフレームワークを紹介!
リーダーシップダブルループ学習は、「前提」を疑うことで新しい行動や思考を生み出す手法です。 そのため、「理論ではわかるものの、実践となると取り入れるのが難しい」と思っている方も多いのではないでしょうか。 ダブルループ学習の実践をスムーズに進めるには、フレームワークをうまく役立てることが重要です。 そこで今回の記事では、ダブルループ学習の3つのフレームワークを紹介します。 ダブルループ学習の実践にフレームワークを利用したい場合、ぜひ参考にしてみてください。 リフレーミング 「リフレーミング(reframing)」とは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事について、その枠組みを外し、違う枠組みで見ることでプラスに解釈できるようになるためのフレームワークです。 同じ物事であっても人によって見方や感じ方が異なり、ある角度からは長所になり、短所にもなります。 例えば、営業の目標件数が10件で7件契約できた場合、「まだ7件しか取れていない」と悲観的に考えるより、「7件も取れた、あと3件だ」と楽観的に考えた方が前向きな気持ちになれるはずです。 このように何事も良い方向に捉えることで、ダブルループ学習に必要な新しい考え方・行動が理解しやすくなります。 技術的問題と適応課題 解決すべき問題について「技術的問題」か「適応課題」か、を見極めるフレームワークも有効です。 技術的問題とは、明確な解決策があり、知識やスキルがあれば解決できる問題のことです。一方、適応課題とは、技術的な問題ではなく、ものの見方や周りとの関係性を変えなければ解決できない問題を指します。 新しいプロジェクトがなかなか進まないケースを例に挙げると、内容やスケジュールを見直しても特に問題がない場合、実はプロジェクト内の人間関係に原因があることも多いものです。 ビジネスにおいて、課題は基本的に目先の技術的問題として見なされる場合が多いですが、適応課題の可能性も高いため、よく問題の根本を見極めることが重要です。 クリエイティブ・テンション 「クリエイティブ・テンション」とは、マサチューセッツ工科大学(MIT)のピーター・M・センゲ教授が提唱した「創造的緊張」を意味するフレームワークです。 理想と現実のギャップを、ゴムを上下に引っ張ったときのテンションと見なし、ゴムの上(理想)とゴムの下(現実)の差をゴムが縮もうとする力(テンション)で勢いよく埋めようとする様子を表しています。 つまり、理想と現実のギャップがある場合、それを埋めようとすることで成長を促すエネルギーや緊張感が生まれる、という考え方です。 ゴムを強く引っ張るほど縮む力が強くなるように、成長を促すエネルギーも理想と現実が遠いほど高まります。 そのため、理想を実現する明確な「目標」が大事であり、目標を達成しようと真剣に取り組み、行動したことが大きな成長につながると言えます。 クリエイティブ・テンションを意識することは、ダブルループ学習の実践に大いに役立つはずです。 まとめ 今回は、ダブルループ学習の実践に使えるフレームワークとして、「リフレーミング」「技術的問題と適応課題」「クリエイティブ・テンション」の3つをご紹介しました。 ポイントは、以下の3つです。 リフレーミングで物事の見方を捉え直す 技術的問題か適応課題かの見極め 理想と現実のギャップを埋めるための行動で成長につなげる(クリエイティブ・テンション) 3つのフレームワークについて把握し、活用することで、ダブルループ学習をスムーズに進められます。 ぜひ、今回の記事を参考にして、内容を理解しておきましょう。
2022.08.18
優先順位の正しい付け方【もう迷わない!お悩み解決編】
リーダーシップ最近ワンネス経営研修プログラムの中で「時間管理」についてのコンテンツが大変ご好評いただいています! 今さら聞けないタスク管理の基礎基本についても記事を書かせていただきました! https://flapsplan.co.jp/blog0113/ 「仕事ができる=正しい優先順位がつけられること」というくらい優先順位をつけることは重要でタスク管理の4ステップの中でもStep3 優先順位を決める!が難しい!と感じている方が多いようと感じます。 仕事の引き継ぎが一生終わらない! 新しいプロジェクトが始まるのに今の業務で手一杯! いつも目の前の業務に追われてしまう! どの企業様でも“あるある”の素敵なお悩みです。 今回はアシスタントトレーナー水越結花がお答えさせていただきます! フラップスプランの笑顔担当。一児の母。歌を愛し歌に愛された女。 働く人のサードプレイスとしてワンネス経営アシスタントトレーナー&毎月50名のメンタリングを担当。東京マラソン2023でサブ4達成! 投稿一覧へ お悩み「部下に仕事を渡すには?」 Q .最近チームリーダーになりメンバー2人と仕事をすることになりました! 部長からは、自分の持っている仕事をメンバー2人にお願いして、自分はさらに大きな案件に取り組んでいくために時間を作るようにと言われました。 しかし、いざメンバーにお願いしようと思うと、何をお願いすればいいのか分からなくなってしまいました。 (BtoB製造メーカー 営業職 29歳男性) 回答「優先順位を明確にしましょう!」 A .まずは優先順位を明確にしましょう! チームリーダー就任おめでとうございます。 自分一人の時は、そんなに困らなかったのに、いざ部下を持つと何をどうしていいか分からなくなる人は結構多いです。 それだけ、他のメンバーに対して責任を持っている証拠なんだと思います。 自分が本当にすべきことがなんなのか?が不明確だと優先順位がわからなくなり、どの業務を渡していくべきか?が分からなくなっていくのです。 そんな時に便利なとても有名な表があります。 緊急重要マトリックスと呼ばれるものです。 調べてみると、アメリカ軍元帥であり第 34 代大統領のドワイト D アイゼンハワーアイゼンハワーさんの業務遂行能力がとても高く、その考え方を7つの習慣で有名なスティーブン・コビー博士がまとめたそうです。 なので、アイゼンハワーのマトリックスとも呼ばれています。 縦軸に重要度、横軸に緊急度を置くと4つの区分ができます。 A重要で緊急 第1象限 B重要だが緊急ではない 第2象限 C重要ではないが緊急 第3象限 D重要でも緊急でもない 第4象限 研修中に「どの順番で着手しますか?」と質問をすると、多くの人が A→C→B→Dと回答します。 そりゃそうですよね。緊急って書いてあるんだから。 でも、時間管理を勉強したことがある人は A→B→C→Dと回答するのです。 なぜなら、アイゼンハワーのマトリックスの内訳がこんな中身だからです。 ふむふむ。。。 確かに、第2領域大事だ。 え、でも、、かかってきた電話を無視できんやん。 多くの会議や報告書を後回しにしたら上司が激おこやん。 わたしと同じように多くの会社員の方がそう思ったのではないでしょうか? そこで! 弊社代表の福永は考えました! アイゼンハワーさんからのコビーさんからの福永さん。 レジェンドたちからのバトンを受け取り仕上がりました。 それがこちら! 福永曰く、 「重要度という表現が曖昧すぎて人によって捉え方が変わってしまう。だから、自分にしかできないこと、もしくは、自分がすると自らの価値が最大化できて、コストパフォーマンスが良いことと定義すると分かりやすくなる」 だそうです。 例えば、会社に電話がかかってきた時、不毛なセールスなのか嬉しい問い合わせなのかは出てみないと分かりません。 だからこそ、集中して新しいプロジェクトの資料作りをしている上司の手を止めずに部下が電話に出ることは、とっても意味があり価値が高いことなのです! 自分にしかできない仕事 自分の時給より価値の高い仕事 自分の価値が最大化する仕事 この3つの原則が重要です。 それなのに、多くの会社では「新人の(精神的)トレーニング」みたいな扱いになっていてちょっと本質からずれてしまっているなぁと感じることが多くあります。 その渡し方では、嫌なことを押し付けられた、と感じてしまいますよね。 まとめ 時間管理、優先順位について共通認識を持つことが生産性の向上にとても重要であることがお分かりいただけましたか?? 優先順位を明確にする たったそれだけ、人にお願いしやすくなったり、自分自身の充実感も全く変わってきたりします。 そして迷ったらすぐに上司に相談する。 優先順位を明確にして、毎日の仕事をもっとたのしくおもしろく!していきましょう! 優先順位が明確になったらスケジューに落とし込みましょう! この記事を読んでくださった方に弊社で使用しているの週間管理表を差し上げます! エクセルファイルになっていますので自由にカスタマイズが可能です。 目標達成のために仕事の優先順位を明確にして、スケジュールをしっかり管理しましょう! 事務局:スズキヒラク 週間管理表のダウンロードはこちら↓↓↓週間管理表エクセルファイルを手に入れる
2021.09.23
不安や恐れの解消法!もやもやを吹き飛ばす3ステップ
リーダーシップ突然ですが、今あなたが不安に思っていること、怖いなと感じていることはどんなことでしょうか? 小さな不安が沢山ありますか?それとも、ひとつの大きな恐れがありますか? きっと皆さんそれぞれ大きさも形も違う、悩みや恐れがあると思います。 だって人間だもの。(笑) 今回はこの「不安」や「恐れ」とどのように向き合うと良いのだろうか?というお話しです。 もしかしたら、あなたの「不安」や「恐れ」を解消するお手伝いができるかもしれません。 是非読んでみてください! 大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。 投稿一覧へ 不安と恐れの正体は… そもそも不安とは?恐れとは?要するになんでしょうか? 今実際に、あなたの心をざわつかせているものを思い浮かべてみてください。 失敗?病気?借金?お化け? え、奥さん??? いくつかある中でも、きっとその共通点は「自分の身体または心(特に自尊心)が危機にさらされる可能性があること」ではないでしょうか? 「身体の危機」がある場合はどうにか対応しなくてはいけませんが、きっとそれはブログ記事では手に負えないことがほとんどでしょう。 今回は「心の危機」についてです。 この「心の危機」のことを、私たちは「不安」や「恐れ」と言っています。これがあるとなかなか前に進むことができません。 共通点が「心の危機」だとわかったところで、今度は時間軸で考えてみてください。あなたの抱えている不安は「今」のことでしょうか? 『ちょうど今、失敗してる最中だからすごい不安!!!』 笑。なんだか違和感があります。 「不安」や「恐れ」とは、未来を想像した時の産物です。 もっと平たく言うなら、未来のことは「よくわからない」から不安なのです。 「定義する」ことが不安や恐れを解消する第一歩 「よくわからない未来」が不安の原因ならば、先に「決めて」しまえばいいのです。 「よくわからないもの」を「わかるもの」に変えてみましょう。 不安なら、決めてしまおう、ホトトギス。です。 不安や恐れを解消する最初の一歩は「言葉の意味を決めること」つまり「定義する」ことが大切なのです。 ※ミーティングなどで「まず定義しちゃいましょう」と共通言語で使えるといいですね。 ちなみに私の師匠は類義語「不明確を明確にせよ」を使用していました。 ※ちょっとニュアンスが違う使い方もするので同義語ではない。 定義する→因数分解→行動で不安を吹き飛ばす 「定義する」ことがどのように不安を解消していくかを具体例で考えてみようと思います。 例えば、「お客様へ新商品のプレゼンをする」という場面があったとします。けっこう緊張して、「うまくできるかな、、」「失敗したらどうしよう、、」と不安も大きくなりますよね。 では「お客様へ新商品のプレゼンを成功させる」を定義してみると。「上手に商品の魅力を伝えること」だとします。 ※この定義が合っている間違っているというのは、大して問題ではありません。 ここから「上手に商品の魅力を伝えること」を因数分解してみましょう。 ▼商品の魅力を完璧に理解する。▼相手の前で緊張しないで話すことができる。 ぐらいでしょうか? 因数分解のコツは、【行動レベルの項目まで細かく】することです。 --------------------------------------------------------- ▼商品の魅力を完璧に理解する・実際にその商品を使いこむ・使用者に魅力をヒアリングする・ノートにまとめ、移動中に読み込む --------------------------------------------------------- ▼相手の前で緊張しないで話すことができる・普段の話し方から意識をしてみる・発声のトレーニングをする・上手な先輩に聞いてみる --------------------------------------------------------- ここまでして人は初めて「よしやってみよう!」と行動に移すことができます。 この状態になると、「うまくいかなったらどうしよう」という不安よりも「うまくいくために頑張ろう!」という気持ちに変わってくるはずです。 定義する→因数分解する→行動に移すこの3ステップで不安を吹き飛ばしていきましょう! まとめ 今回は不安や恐れの解消法をご紹介しました!ポイントは【よく分からないこと】を【よく分かる】ところまで分解して行動レベルまで落しこむことです。 定義する→因数分解する→行動を決める ここまでして人は行動に移すことができるようになります。 こんなの当たり前すぎて…と思ったあなた! 知っててもできている人は少ないですよ。 人に対してはもちろん、自分自身に対しても。 これから先、漠然として不安を感じた時には、ぜひ定義することから始めてみてください! またあなたの周りに、不安や恐れ押しつぶされそうな部下や同僚がいたら是非この方法をお伝えください。3ステップで前向きに捉えることができるかもしれません。 それでは! 学びを忘れずに継続するために 気づいた事、学んだ事を忘れていってしまうのはとても勿体無い事です。 ワンネス経営®の公式LINEではチームの生産性を上げる方法やマネジメントのコツについて定期的に情報発信を行っています! 継続可能で実践的な学びを公式LINEから受け取ってください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。