2024.11.01
リーダーシップ
目次
最近社員(スタッフ)が愚痴っぽい
愚痴ならまだしも文句を言われる。
「めちゃくちゃがんばってるのに、
なんでそんなこと言われないといけないんだろう。。」
そう思ったあなた。
一度ゆっくり深呼吸を。
それはきっとスタッフさんたちの心の成長が追いついていないから。
文句を言っているスタッフはどういう心理状態なのか?
どう接していけばいいのか?のヒントをお届けします。
今回のテーマは【心の成長と人間関係】
どうやって人の心は成長していくのか?
それをどう経営に活かしていけばいいのか?
をご紹介します。

大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロン。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
心の成長は
「依存」→「自立」→「相互依存」という順番
で進んでいきます。
1つずつ説明していきます。
※ちなみに、ここでご紹介する考え方は「ビジョン心理学」の内容です。
さらに深く勉強したい!という方はぜひビジョン心理学を勉強してみてください。
→ビジョン心理学HP
まず最初の状態は「依存」
「他責」とも言います。
生まれたての赤ちゃんをイメージすると分かりやすいですが、誰かに頼らないと生きていけない状態です。
大人に当てはめると、進学や就職、転職など新しい環境に入るときには、また依存の状態からスタートすることが多いです。
知識も経験も少なく、誰かの助けが必要な
『あなたがいないとダメ』
という状態ですね。
この段階の特徴は

私はこんなに頑張ってるのに、上司は何もしてくれない!

〇〇さんのせいで仕事が進みません!

それは言われてないのでやってません!
などなど、言いたい放題です。
依存の状態は、
別名「被害者の立場」とも言います。
問題の原因は自分以外にある。
私は悪くない(他責)
と考えているので、
「〜のせいで」が口癖です。
第二段階は「自立」
これは「偽物の自責」とも言います。
自立と聞くと
なんとなく良いイメージがありますよね!
しかし、心理学的には
自立はあまり良い状態ではありません。
行き過ぎると一人で寂しい「孤立」状態になってしまうからです。
自立とは、簡単にいうと
「自分一人でできますよ」
という状態。
ある程度、知識や経験が付いてきて
「自分のやり方」が大切になってきます。
「自分のやり方が正しいんだ!」と固執してしまって、周りの意見を受け入れられなくなる。まさに孤立ですね。
入社3年目くらいのスタッフに多い傾向です。
経営者の中でもこの状態にいる方がたくさんらっしゃいます。
自立は別名「加害者の立場」
スタッフからの意見に「カチン」ときたり、
「俺の言うことが聞けないのか!」と感じたりしたら要注意です!
心の成長の最終段階は「相互依存」
イメージがつきづらかったら「共同創造」と言い換えるとわかりやすいかもしれません。
相互依存とは、
それぞれがプロの仕事をして相乗効果を発揮し、最高の結果を出せる状態のことです。
分かりやすい例を挙げると
「プロの医療チーム」

ドクターだけでなく、
麻酔医、看護師、検査技師などなど
チームにはいろんな役割のメンバーがいます。
どれだけ凄腕のドクターでも
メスを渡す看護師さんがもたついていたら
最高のパフォーマンスは発揮できませんよね。
それぞれがプロとして、
最高のパフォーマンスを発揮することで
最高の結果が出せるようになる。
これが「相互依存(共同創造)」の状態です。
「一人でやるよりも一緒にやれば、さらに良い!」
そんなパートナーシップ(対等感)を大切にできる状態です。
心の成長過程はご理解いただけましたか?
ここから人間関係の話に入っていきます。
「依存」同士、「依存」と「自立」、「自立」同士、「相互依存」同士など
二人以上の人が集まると
そこには関係性が生まれます。
冒頭のお悩みでもありましたが
部下(スタッフ)vs上司(リーダー)との間に多いのは
依存と自立の関係性です。
「上司が〇〇してくれない」と文句ばかり言うスタッフと「私の言うことが聞けないのか!」と自分の正しさを主張してしまう上司
まずはこの関係性を自覚して、互いに心を成長させていくことが大切なのです。
心の成長段階と人間関係について
もう少しご説明します。
依存と自立の関係でいると
依存の人がよく言う言葉があります。

やっぱり社長がいてくれないとダメなんです。
・
・
・
ちょっと嬉しくないですか?笑
依存的な言葉だけど、
言われると悪い気はしない。
そう。
人は依存されるとちょっと嬉しいのです。
逆に自立の人がよく言う言葉は

社長がいなくても私たちだけでできますよ
・
・
・
今度はちょっと寂しくないですか?笑
「あなたがいないとダメ」よりも
「あなたがいなくても大丈夫」の方が良い状態
わかっていても、
寂しいもんは寂しいのです。
だから、
依存と自立の関係性(過度に頼られる関係)を
“そのまま”にしたくなってしまうのです。
成果を出すチームのためにもう一歩先に進めるとしたら

社長がいるともっと頑張れます!
「あなたがいないとダメ」よりも
「あなたがいなくても大丈夫」よりも
「あなたがいるともっと頑張れる」
の方がいいですよね!
これが相互依存の関係性です。
覚えておいていただきたいのは、
「依存が悪い」
「自立が悪い」
というわけではなく
その状態にい続けることが良くないのです。
1つずつ段階を上げていけるように
頑張りましょう!
・スタッフが文句ばかり言うのは、依存の状態にいるから
・心の成長のどこのステージなのか?を理解する
・まずは早く「依存」の状態を抜け出すことが大切
この記事を書いた人
福永寿徳
大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
2022.03.08
リーダーシップはリーダーだけが発揮するもの?
リーダーシップ今まで部活やアルバイト、会社など様々なところで「リーダーシップを発揮していきましょう!」と言われることがありましたが、あまり自分事として感じることができていませんでした。 なぜならリーダーシップはリーダーが発揮するもので、私はリーダではないからまだ早い、いつか私もリーダーになってから頑張ればいいと思っていたからです。 1999年3月6日生まれ(22歳) フラップスプランの新入社員。 山形生まれ長野育ち。4歳から高校2年生まで空手道に打ち込む。 全国大会出場も鼻血を出しながら初戦敗退。 大学2年生の冬、フラップスプランにインターン生として通い始め、 その後入社。今一番欲しいパンは「暗記パン」 投稿一覧へ しかし!!! リーダーシップはリーダーだけが発揮するのではなく、今すぐ私も発揮できる。 いや、しなくてはいけないものだったのです。 先日、社長からこんな話を聞くことができましたので共有させて頂きます! リーダーとリーダーシップは違うらしい!? 私はリーダーシップはリーダーが発揮するものだと思っていたのですが、違いました。 教えていただいた違いはこうです。 リーダーとは 意思決定をするポジションのこと なのでリーダーはチームに1人だけです。進むべき方向を明確にしてチームを鼓舞して導く役割があります。 リーダーシップとは 個人が発揮できるスキルで、周りに良い影響を与えること。 いい影響を与えることで周囲を引き上げてチームを活性化します。ポジションではなくスキルですから誰でも発揮することができます。 最終的な決断をして向かうべき方向を指し示すのはリーダーにしか出来ないことですが、周りに良い影響を与えるリーダーシップは私でも発揮できる力でした。 リーダーシップを発揮する具体的な行動とは? ではリーダーシップを発揮するには具体的にどのような行動をしたらいいのか? 分かりやすく仕事をキャンプに例えて話してもらいました。 キャンプで夕食の時間 「お腹すいた」「ご飯どうする?」 こんな場面で「今日は豚肉のカレーを作ります!」と意思決定をするのがリーダー。 「じゃあ私が豚肉を買ってきます!」「私は野菜、私は鍋を用意します。」というスタッフの行動こそがリーダーシップ。 なるほど! 私は「あなたが豚肉を買ってきて下さい」と言われるまでいっさい動けない人... もはやカレーはリーダーが作るものだ!と思っていた。という事になるのか... ダメじゃないか!!! リーダーシップがないと、指示を待つだけになってしまう。 これが今までの自分でした。 「このキャンプでのカレー作りを成功させるためには何が必要だろう?」と考えて自ら動くことは誰にでもできることですし、その場にいる人全員がリーダーシップを発揮したらキャンプは大成功間違いなしですね。 まとめ 私はリーダーシップはリーダーが発揮すればいいと思ってしまっていたため、「リーダーシップを発揮していきましょう!」と言われてもまだ自分には早いなどと思い、自分事として捉えることができていませんでした。 しかしリーダーとリーダーシップの違いが明確になったことで、私もリーダーシップを発揮しなければいけないということがわかりました。 例え話であったキャンプで自分から動かず協力できていない状態は情けないですよね。リーダーシップを発揮して主体的に動いて協力できる人でありたいと思います。 これからはチームのために私に出来ることはなんだろうと考えます。 そして、自ら一歩を踏み出すリーダーシップをたくさん発揮していきます。 なるほど!理解できたぞ!で終わらせないために 「よし!リーダーシップだ!」と、どんなに意識をしていても、人間は忘れてしまう生き物です。 そのため、日常生活の中で思い出せるような工夫をしましょう! 忘れそうになったとき、スマホを見て思い出せたら最高です。 公式LINEにご登録いただければ、定期的にコミュニケーションのコツや生産性を向上させるための配信を受け取ることが可能になります。 是非下のボタンからご登録ください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2023.07.11
「ダブルループ学習」とは?概要やメリット、シングルループ学習との違いなどを紹介
リーダーシップ社員の成長を促す学習法として、「ダブルループ学習」に注目している企業が増えています。 ダブルループ学習とは、既存の常識を見直して新しい行動・考え方を生み出す手法を指しますが、「どのような学習法なのか」「どんなメリットがあるのか」といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。 今回の記事では、ダブルループ学習について、注目されている背景や反対の意味を持つシングルループ学習との違い、導入するメリットについて解説します。 ダブルループ学習とは ダブルループ学習とは、既存の枠組みを取り払い、新しい行動や考え方を取り入れる学習プロセスのことです。 アメリカ・ハーバード大学のクリス・アージリス名誉教授が提唱し、英語で「Double Loop Learning」と表します。 ダブルループ学習は、これまでの取り組みを客観的に見直し、問題の解決策を根本から変えていく手法で、社員の成長促進や組織力の強化、企業の順応力・適応力の向上などを目的として導入されています。 導入の事例として、家を訪問する営業スタイルからECサイトによるオンライン販売に変えたり、電話で営業を行うスタイルからSNSなどを活用した営業に変えたりといったものが挙げられます。 常に軌道修正しながら学習成果を高める点がダブルループ学習の特徴で、すでに存在する目的や想定なども含めて再検討します。 また、ダブルループ学習を取り入れて幅広い選択肢や可能性を持って行動を起こせる社員が増えれば、変化に強い企業に変化することが可能です。 ダブルループ学習が注目されている背景 ダブルループ学習は、次のような背景によって注目されています。 急激に変化する環境への対応 社員や組織の成長を図る必要性 それぞれ解説します。 急激に変化する環境への対応 企業を取り巻くビジネス環境は急激に変化しているため、しっかり対応する必要があります。 慣例や過去の成功体験などに固執して変化を拒んでいては、今後の生き残りが難しいと言えます。 企業には、常に最新の価値観を取り入れながら、柔軟に適応していく姿勢が求められているのです。 社員や組織の成長を図る必要性 さまざまな変化や予期せぬ事態が起こりがちな現代においては、困難・ストレスを受け入れて精神的に成長し、順応する力が必要です。 また、成長にはさまざまな角度からの柔軟な発想も欠かせません。 一人ひとりが既存の枠組みを取り払い、幅広い選択肢や可能性を持って行動を起こすことで社員個人はもちろん、企業の成長にもつながります。 シングルループ学習との違い 「シングルループ学習」は、すでにある考え方や行動、過去の成功体験に基づいて問題解決の方法を探る手法です。 ダブルループ学習とは反対の意味を持ち、既存の価値観や行動基準を一から見直すステップを省ける点が特徴と言えます。 既存のものの「改善」と言い換えることもできますが、目標や目的の設定が初めから不適切な場合は成果が出しづらく、誤りにも気づきにくいところがデメリットです。 そのため、高い効果を得るには、シングルループ学習とダブルループ学習を組み合わせて活用することが大切です。 ダブルループ学習を導入するメリット ダブルループ学習を導入した場合、どのようなメリットがあるでしょうか。 主な2つのメリットは下記の通りです。 多角的な視点で課題解決できる 成長スピードが早くなる それぞれについて解説します。 多角的な視点で課題解決できる ダブルループ学習は、前提を疑うことが基本のスタンスであり、既存のものに執着せず課題と向き合って、ベストな解決方法を見出します。 必ずしも課題を完全解決する必要はなく、場合によっては課題解決そのものの必要性まで検討するケースもあります。 そうすることで、課題を客観的・多角的な視点で見極められるようになるのです。 ダブルループ学習によって、革新的な解決方法の創出が期待できると言えます。 成長スピードが早くなる ダブルループ学習では、既存の枠組みにとらわれずに解決策を探すことで、飛躍的に企業の成長スピードが上がる可能性があります。 これまで行っていなかったSNS広告やECサイトの運営によって急激に売上がアップするなど、ダブルループ学習によって生まれたアイデアは、事業の成長を促す起爆剤になるはずです。 また、企業の市場優位性や利益向上のためには、社員の成長が欠かせません。 ダブルループ学習を実践することで柔軟な思考力が養われて変化に挑む姿勢が身に付き、変化に適応していく過程において一人ひとりの成長スピードが早まります。 まとめ ダブルループ学習は、既存の枠組みを取り払って新しい行動や考え方を取り入れる学習プロセスです。 常に軌道修正しながら学習成果を高めるのがダブルループ学習の特徴で、すでに存在する目的や想定なども含めて再検討を行います。 一方、「シングルループ学習」は、既存の行動や考え方を改善する手法ですが、それぞれの特徴を生かして併用すると効果が高まります。 ダブルループ学習にはさまざまなメリットがあるため、ぜひ導入を検討してみると良いでしょう。
2023.07.25
ダブルループ学習の実践に活用できる3つのフレームワークを紹介!
リーダーシップダブルループ学習は、「前提」を疑うことで新しい行動や思考を生み出す手法です。 そのため、「理論ではわかるものの、実践となると取り入れるのが難しい」と思っている方も多いのではないでしょうか。 ダブルループ学習の実践をスムーズに進めるには、フレームワークをうまく役立てることが重要です。 そこで今回の記事では、ダブルループ学習の3つのフレームワークを紹介します。 ダブルループ学習の実践にフレームワークを利用したい場合、ぜひ参考にしてみてください。 リフレーミング 「リフレーミング(reframing)」とは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事について、その枠組みを外し、違う枠組みで見ることでプラスに解釈できるようになるためのフレームワークです。 同じ物事であっても人によって見方や感じ方が異なり、ある角度からは長所になり、短所にもなります。 例えば、営業の目標件数が10件で7件契約できた場合、「まだ7件しか取れていない」と悲観的に考えるより、「7件も取れた、あと3件だ」と楽観的に考えた方が前向きな気持ちになれるはずです。 このように何事も良い方向に捉えることで、ダブルループ学習に必要な新しい考え方・行動が理解しやすくなります。 技術的問題と適応課題 解決すべき問題について「技術的問題」か「適応課題」か、を見極めるフレームワークも有効です。 技術的問題とは、明確な解決策があり、知識やスキルがあれば解決できる問題のことです。一方、適応課題とは、技術的な問題ではなく、ものの見方や周りとの関係性を変えなければ解決できない問題を指します。 新しいプロジェクトがなかなか進まないケースを例に挙げると、内容やスケジュールを見直しても特に問題がない場合、実はプロジェクト内の人間関係に原因があることも多いものです。 ビジネスにおいて、課題は基本的に目先の技術的問題として見なされる場合が多いですが、適応課題の可能性も高いため、よく問題の根本を見極めることが重要です。 クリエイティブ・テンション 「クリエイティブ・テンション」とは、マサチューセッツ工科大学(MIT)のピーター・M・センゲ教授が提唱した「創造的緊張」を意味するフレームワークです。 理想と現実のギャップを、ゴムを上下に引っ張ったときのテンションと見なし、ゴムの上(理想)とゴムの下(現実)の差をゴムが縮もうとする力(テンション)で勢いよく埋めようとする様子を表しています。 つまり、理想と現実のギャップがある場合、それを埋めようとすることで成長を促すエネルギーや緊張感が生まれる、という考え方です。 ゴムを強く引っ張るほど縮む力が強くなるように、成長を促すエネルギーも理想と現実が遠いほど高まります。 そのため、理想を実現する明確な「目標」が大事であり、目標を達成しようと真剣に取り組み、行動したことが大きな成長につながると言えます。 クリエイティブ・テンションを意識することは、ダブルループ学習の実践に大いに役立つはずです。 まとめ 今回は、ダブルループ学習の実践に使えるフレームワークとして、「リフレーミング」「技術的問題と適応課題」「クリエイティブ・テンション」の3つをご紹介しました。 ポイントは、以下の3つです。 リフレーミングで物事の見方を捉え直す 技術的問題か適応課題かの見極め 理想と現実のギャップを埋めるための行動で成長につなげる(クリエイティブ・テンション) 3つのフレームワークについて把握し、活用することで、ダブルループ学習をスムーズに進められます。 ぜひ、今回の記事を参考にして、内容を理解しておきましょう。
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。