2021.10.19
リーダーシップ
突然ですが、あなたは
いかがでしょうか?
なにが正解ってことはもちろんありません。
人それぞれ、いろんな考えがあっていいと思います。
でもまあ、「この辛い状況を私は絶対打開したくない!」という謎の修行モードの方は少ないと思うので、辛いよりかは楽しいほうがいいと思う人の方が多いと信じて書き進めます。

大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
いつの間にか「仕事は嫌なことを我慢すること」という価値観を多くの人が持ってしまっています。
これはいつごろから、なぜ始まったのでしょうか。
「仕事 辛い」で(浅く)調べていくとまず出てくるのが 資本主義の台頭 です。
プロレタリア文学(労働者のことを書いた文学)の代名詞のような『蟹工船』に描かれる資本家VS労働者で激しくぶつかる構図。

『蟹工船』(小林多喜二 著)新潮文庫
こちらからAmazonで購入できます。
この時代に大衆ウケする論調というのが「資本家は労働者から搾取する」という勧善懲悪っぽいメッセージだったのでしょう。
確かに、生産性の向上とは労働者の時間あたり生産高をあげることなので、労働者に「もっとがんばれ、同じ時間でもっと高い成果を出せ」というのは、捉え方によっては【労働者に限界以上に無理をさせること】となる可能性があります。
しかし、本来の目的は生産性の向上です。
資本家が効率化のための環境を整える投資をし、その利益還元が労働者まで行き渡るのであれば全員の幸せにつながるはずです。
もちろん、蟹工船に描かれるような、劣悪な環境で労働者を奴隷のように扱い、虐げるようなことは決してあってはいけません。というか、それは単純に犯罪です。
ところが、資本家=金持ちが、労働者=貧乏人をいじめる。これを成敗する。
こんなことが一般常識として人々に語り継がれたのだと思います。
そこから「働くことは辛いこと」という歪曲した思い込みになっていったのではないでしょうか。
では、資本主義の台頭以前はどうだったのでしょうか?
ここからはただの妄想です。
弥生時代ぐらいでしょうかね。
日本中だいたい小作農家。
太陽が登ったら起きて、働いて、太陽が沈んだら1日が終わり。
そんな時代でも絶対いたと思うんです。
「マジ仕事ダリぃ」って言ってる人。

と、いうことはですね。
いき過ぎた資本主義が、とか、現代社会が、とか、時代の変化が、とかちっとも関係ないんじゃないか説。
人間はそもそも怠慢であり、楽しみたいし、サボりたい生き物。
で、その反対側にあるのが
人の役に立ちたいという本能。
マクレガーのX理論、Y理論に代表される人間の対極をなす二面性の話です。
1950年代にアメリカの心理、経済学者ダグラス・マクレガーが提唱した説で、
X理論:人間は本来怠け者。
Y理論:人間は自分たち人間の進化と向上に貢献したい。
というもの。
結局のところ、いつの時代だって私たちはこの間(はざま)で「なぜ働くのか?」という問いに対してふわっとした認識を持ち続けているのではないでしょうか?
私は実体験でこのX理論Y理論紛争の決着に触れました。
2012年にラスベガスに行った時のこと。
一緒に行った経営の師匠の友人がプロのポーカープレイヤーでした。
滞在中、何度もお話する機会がありました。
その方はシングルマザーで、カジノのポーカーでお金を稼いでいます。
ポーカーについてあまり詳しくない方のために超簡単に解説すると。
パチンコや競馬などは、お店や自治体など胴元VSお客のお金のやり取りです。
しかし、ポーカーはお客VSお客のお金のやりとり。
乱暴に言ってしまえばルールがきっちりある正々堂々とした勝負の果てに、相手のお金を奪う。というタイプのギャンブルです。
プロプレーヤーとして5年以上稼ぎ続けているというのは相当に凄腕。
もちろん年収もすさまじかったのです。
僕も男、いや漢ですから、そんな切った張ったな感じの生活にちょっとだけカッコよさみたいなものを感じ、興味本位からいろいろなお話を伺いました。
しかし。ある晩、その方が私の経営の師匠に向けて静かに話し始めました。
「確かに稼いでいるけど、人のお金を奪っているの…私は」
(確かにそうなんですけどね。その覚悟をもってプロだったわけでしょ?いいじゃん。その罪悪感を軽く上回る収入があるじゃない!)
と、横で聞きながら心の中でツッコみました。
「もう勝っても稼いでも何の満足感もないよ」
(ええ~?)
その時、彼女の目から大粒の涙がこぼれました。
そして一言。
「人の役に立ちたい…」
魂から絞り出すような声でした。
この時、私は人間の本質に触れた気がするのです。
先程のX理論、Y理論。
続きがあって、低次な欲求が満たされたらY理論が有効である。とのこと。
満たされている現代社会。
人間の本質はY理論という結論でいいんじゃないかと思います。
最新の脳科学では人は人の役に立って「ありがとう」と言われて快感を覚えるのではなく【人の役に立とうとした瞬間】に快感を得るのだそうです。
役立てたか?役立てなかったのか?
という成果は、あまり関係ないのだそうです。
これはつまり、【人は人のために役立ちたい】本能レベルでそう思っているのではないでしょうか?
これは人類という種の繁栄を生命体として望んでいるところに起因しているわけで。
抗うことのできない真理なのかもしれません。
それがたった2分で表現されたすごい動画があります。
ディズニーシーにあるタートル・トークというアトラクション。
ちょっと詳しくないんであれがアレですが、簡単にいうと、クラッシュという名前のCGの亀が人間の疑問に回答してくれる、ウイットに富んだお悩み相談室みたいなやつです。
ある女性がクラッシュに「働きたくないんだけどどうしたらいいですか?」と質問します。
するとクラッシュは「働かなきゃいいんじゃない?」と軽いボケをかますんですが、その後、見事なコーチングをおこなうのです。
クラッシュ:仕事ってなにするの?
ある女性:朝起きて、会社という嫌なところに行って、嫌なことをさせられる。
クラッシュ:たとえばどんなこと?
女性:パソコンっていう機械に向かったり、しゃべったりする。
クラッシュ:それはさ、最終的に誰かを笑顔にしてるの?
女性:多分してると思う。
クラッシュ:じゃあ、それは嫌なことじゃ無いんじゃない?目の前のことにしか目を向けられていないから嫌だと思うんじゃないかな?その先の誰かを笑顔にしてるってわかれば、それは嫌なことじゃなくなるんじゃないかな?
女性:明日からがんばります!
すごくないですか?クラッシュ。笑。
いや、結局、人間は誰かの役に立ってると思うことができれば、仕事や働くことは嫌なことじゃなくなるんですよ。
冒頭の、なぜ私たちは働くのか?への私なりの解です。
私たちは、周りの人の役に立つために生まれてきたから。
と、私は答えたいと思います。
今、もし仕事が辛いな。とか嫌だな。と思ってしまっている人がいたら、自分の働きで誰かが笑顔になっていることを思い出してほしいなと思います。
ぜひ、続きは動画をご覧ください。(4:55から該当箇所です!)
この記事を書いた人
福永寿徳
大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
2022.11.17
相談ができない人は相談が苦手だと相談しよう
リーダーシップほうれん草。ホウレンソウ。報連相。 お馴染みの野菜だったのに。 働き始めたらいつの間にか意味が変わっていました。 初めてこれを思いついたのはきっとおじさん・・・。 “うまいこと言ったった顔”してたんだろうなぁ。 今回はその中でもわたしも苦手な相談について書いてみました。 フラップスプランの笑顔担当。一児の母。歌を愛し歌に愛された女。 働く人のサードプレイスとしてワンネス経営アシスタントトレーナー&毎月50名のメンタリングを担当。東京マラソン2023でサブ4達成! 投稿一覧へ 相談って意外と難しい 「なんでもっと早く言わなかったの?」 仕事があんまり上手く進んでない時や、自分の体調があんまりよくない時など、とにかく困りごとを抱えている時。 限界の限界までガマンして、もーーだーめーーだー。となって。 その状況が周りの人たちに溢れて漏れて伝わった時に言われる言葉ランキング一位です。 たまに「なんでもっと早く言わなかったの!!??(怒)」と、語調が強い時にはもう一生穴から出ないぞと決め込んだモグラの気持ちです。 でも、この言葉を言ってくれるのは、間違いなくわたしのことを心配したり、大切にしてくださっている人たち。 今書いていて、最初に浮かんだのはお母さんだし、次に浮かんだのは会社の上司とトライアスロンのコーチ。うん。大切にされている。間違いない。 とっても信頼しているし、相手もわたしを大切に思ってくれている。 それなのになぜわたしは相談できないのでしょう。 なんで相談できないのか 理由は3つあります。 1.そんなこともわからないの?できないの?と思われたくない わたしの大切な人たちだからこそ、残念に思われたくないという感情がとても強くなってしまいます。決してカッコつけたいとか、いいカッコしたいのではありません。とにかく最低限の期待を裏切りたくないのです。 でも結局できなくてバレて助けてもらうわけですから最初っから伝えたほうがいいに決まってます。 2.できないことが浮き彫りになるのが怖い 一つ目は相手からの期待でしたが、自分に対しての期待を裏切るのも嫌なのです。 自分の中でできてる、大丈夫。と信じていることが、まさかできないだなんて!相談してしまうと今のできない度合いが明らかになってしまいます。だから相談しない。相談さえしなければ明らかにならなくて自信が保てるわけです。コペルニクス的逆転の発想です。えへん。 いばってる場合ではありません。そんなに周りの大人たちの目は節穴ではないのです。甘くないのです。結局できないことはグサグサ指摘されてメンタルやられるわけですから、先に自分で認めてしまったほうが絶対に楽です。 3.相談しても何も変わらないという思いこみ これは小さいときの体験が大きいのかも知れません。何か状況がひどくなってからお母さんに相談すると冒頭の「なんでもっと早く言わなかったの?(怒)」発動です。 そうすると、状況は何も変わってない→さらにお母さんを怒らせた→だったら言わないほうがよかった→ひとりで解決することがいいことだ。という論法です。 小さいときのわたしに言ってあげたい 「もうちょっと早く言ったらお母さんも優しかったと思うよ〜」 そりゃ何もできなくなって、手を貸せない状態で言われたら怒りの感情だって出てきますよね。(お母さんごめんね)早めに相談することが実は、自分も周りも助かるんです。 まとめ 今回、なぜ相談が苦手なのか?について書かせていただきましたが、きっと相談が苦手な人って結構多いと思います。わたしだけじゃないはず。 特に、一生懸命がんばって、できるようになりたい!一人前になりたい!と思っている半人前状態のとき、相談ができなくなってしまうと思います。 決して、素直じゃないとか、ひねくれているわけではないのです。 ちょっとだけビビっちゃうんですよね。 なので、相談が苦手な人は少しだけ勇気を出して、いつもあなたのことを大切に思ってくれている人に「相談が苦手なんです」って相談してみてください。 そして、部下や周りの人になんで相談してこないのかな?と感じている方。 きっと相手はこのブログに書いてある状況だと思います。 「なんでもっと早く言わなかったの!?(怒)」の、(怒)をできるだけ抑えてもらえると相談しやすくなります。 相談が苦手選手権、日本代表からのお願いです。
2023.07.04
目標達成などに役立つ「マンダラチャート」とは?作成するメリットや作り方を紹介
リーダーシップ目標達成やアイデア発想に役立つフレームワークとして、今大きな注目を浴びているのが「マンダラチャート」です。 メジャーリーグで活躍中の大谷翔平選手が使ったことで話題となっており、「マンダラチャートを自社でも活用してみたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。 今回の記事では、マンダラチャートについての概要や作成するメリット、作り方を紹介します。 自社で活用を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。 マンダラチャートの概要 「マンダラチャート」の「マンダラ」は、仏教(密教)の「曼荼羅(まんだら)」が由来です。 主尊が中心に置かれ、その周りを諸仏諸尊が取り囲んでいるものが多く、独自の世界観がわかりやすく表現されています。 このマンダラのように、中心に達成したい「目標・テーマ」を、周囲にそれを達成するために必要となる「アイデア」や「要素」を配置するのがマンダラチャートです。 マンダラチャートは、目標達成ツールとして利用できるシンプルなフレームワークで、基本的に3×3の9マスの枠で構成され、さらに一回り大きな9×9の81マスで構成される場合もあります。 マス目を埋める過程の中で思考が整理されるため、アイデア出しや事業計画、スケジュール作成などさまざまなシーンに活用可能です。 また、目標達成に必要な要素が明確になることで、意欲的かつ効率的な行動につながります。 マンダラチャートを作成するメリット マンダラチャートの作成には下記の3つのメリットがあります。 アイデアが生まれやすくなる 目標達成しやすくなる 一人でもグループでも実施できる それぞれ解説します。 アイデアが生まれやすくなる マンダラチャートのメリットとして、アイデアや発想が生まれやすくなる点が挙げられます。 マス目を埋めていく作業の際に漠然とした思考が整理されるため、思いつかなかったアイデアのヒントが生み出せるのです。 また、作業中にアイデアが浮かばなくても、質問などをマス目にメモしておくことで、後で見返した時に質問の答えが見つかる可能性もあります。 このように、マンダラチャートを上手に活用すれば多くのアイデアが得られます。 目標達成しやすくなる マンダラチャートをしっかり作り込むことで、目標を達成するための行動が視覚化できます。 目標や起こすべき行動が明確になると意欲が湧き、目標達成の効率化が可能です。 さらに、マンダラチャートを見やすい場所に貼っておく、ノートなどに挟んでおく、スマホ画面に設定しておくなどの工夫で、意欲の継続につながります。 一人でもグループでも実施できる マンダラチャートは、紙と筆記用具があれば、いつでもどこでも実践できる手法です。 ブレインストーミングのために複数名のグループを作る必要がなく、一人でも気軽にアイデアを出せるという点がメリットになります。 グループでマンダラチャートを作っていく場合、目標の共有ができたり、結束が強まったりというメリットがあります。 一人でもグループでも、マンダラチャートは有効に働くと言えます。 マンダラチャートの作り方 マンダラチャートを作る手順は、下記の通りです。 3×3のマス目を書く 中心のマスに目標やテーマを書く 周辺のマスに関連項目を書き込んでいく 例えば、来年度の目標設定をマンダラチャートに表す場合、中心に「来年度の自分の理想像」を一言で記載し、その理想を達成するために必要な「仕事」や「家庭」、「趣味」といった要素を周囲のマスに入れていきます。 そして、各項目に詳細を記入していきますが、後から振り返りやすいよう、できるだけ具体的に書くことが重要です。 場合に応じて周りに3×3のマスを追加することで、さらに各項目を詳細に要素分解できます。 まとめ マンダラチャートは、目標達成やアイデア発想に役立つフレームワークです。 3×3を基本としたマス目の中心に達成したい目標やテーマを書き、達成するために必要となる「アイデア」や「要素」を周囲に記載します。 メリットとしては、アイデアが生まれやすく、目標達成しやすい、また一人でもグループでも実施できるなどが挙げられます。 ぜひ、目標達成やアイデア発想に役立つツールとして、マンダラチャートの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
2022.06.07
仕事ができる人とできない人の違いとは?
リーダーシップ今さら聞けないタスク管理の基礎基本 ワンネス経営を導入してくださっている企業の皆様に向けて、月に1回の1on1(メンタリング)を行っています。 4月から部署が変わったり、メンバーが変わったりと変化がある中、最近よく聞くお悩み・共通した課題を見つけました。 フラップスプランの笑顔担当。一児の母。歌を愛し歌に愛された女。 働く人のサードプレイスとしてワンネス経営アシスタントトレーナー&毎月50名のメンタリングを担当。東京マラソン2023でサブ4達成! 投稿一覧へ お悩みあるある3選の発表です! その1 目の前の業務に追われてしまう!その2 何から手をつけていいか分からない!その3 就業時間内に業務がなかなか終わらない! その結果っ! がんばってるはずなのに成果がいまいち出ない!!(せつないっ!!) そして、決め台詞は・・・「時間がない!!!」(いよっ!めっちゃよく聞く!) 新入社員からマネージャー・経営幹部メンバーまで表現の仕方や業務の中身は違えど、共通して多い課題。 それがタスク管理! 自信を持って効率的に管理できている!と言える人は少ないようです。 今回は、ワンネス研修でもお伝えしている時間管理の重要性、タスク管理の方法についてご紹介します。 タスク管理とは? この記事を書くにあたって改めて、自分でも勉強してみようと思い「タスク管理とは?」から調べてみました。 文字通り、 タスクを管理すること。以上。 いやいやいや。 タスクってなに? 課された仕事。課題。 コンピュータで処理される作業の最小単位。ジョブ。 だ、そうです。 つまり、タスク管理とは、 ある仕事を完遂するために必要な業務を洗い出し、重要度や優先順位を設定し、日々業務を進めること。 と言えます。 コロナ禍のテレワークの急速な普及により、オフィスにいなくてもタスクを自己管理し、情報を共有できる環境が今まで以上に求められるようになりました。 実際、【タスク管理】と検索すると、効率的に管理するT O D Oリストや進捗管理ツール、チャット機能やスケジュールと連携できる便利ツールなど、数々のI Tツールがラインナップされています。 業務効率化をはかるためタスク管理ツールが注目され、多くの企業が導入していることが分かります。 しかし、どれだけ道具が充実していてもそれを使う人が使い方をよく分かってなかったら意味がありません。 次になぜタスク管理が必要なのか考えてみました。 なぜタスク管理が必要なのか? タスク管理、その目的は?と考えてみると、 個人が担当している目標を達成し、 できてない部分をチームメンバーが協力できるように、 メンバーの進捗状況を正しく把握し、チーム全体の目標を達成させるため と、言えます。 つまり、目標達成に向けて部署やチームのマネジメントにおいてもタスク管理は必要不可欠なのです。 タスク管理を行うことで、 抜け漏れがなく、 効率の良い業務の遂行 が可能な状態を作るのです。 やはり、ただツールを導入するのではなくて、共通認識を持つことが重要だと思いました。 みんながバラバラなマネジメントをしていたら成果が出ないのと同じで、タスク管理の方法を共通にすること、同じ認識で共有することがとても大切ですね。 その中でも、実際に仕事をしていて感じるのは、仕事の優先順位を明確にすることが、とても重要で難しいということです。 わたし自身、やることはあるのに、何から手をつけたらいいの?となった時に、一番不安になってパフォーマンスが落ちる。という体験がありました。 そこで、改めて自社内のタスク管理を見直そうと勉強会をしてもらい、学んで実行したところとても充実してきたのでご紹介したいと思います。 タスク管理の4ステップ それではここからは私たちフラップスプランで実際に行っているタスク管理の方法をお伝えしていきます。 私はこの方法を習ってから仕事が少し楽しくなってきました。 以前はやらないといけない事が頭の中にたくさんあるんだけど今何をすればいいかと言うことに対してとても不安を感じてしまっていました。 この方法であれば新入社員の方から管理職の皆さんまで 頭の中を整理して思考スッキリ行動バッチリの状態を作ることができるのでは?と思っています。 その手順がこちら! Step1 タスクを書き出すStep2 時間の見積もりをするStep3 優先順位を決めるStep4 週間スケジューに落とし込む Step1 タスクを書き出す(ぶあーっと書き出す) まずは今やらないといけないことを全て書き出します。 ここに制限を持たせてはいけません。 とにかく 今やらないといけないと感じていること やりなさいと言われていること やった方がいいなと思っていることなど 気にせず全てを書き出します。書き過ぎぐらいでちょうどいいです。 その際のコツとして「今不安な事は?」自問をしてみてもいいかもしれません。 Step2 時間の見積もりをする(慣れないうちは思っている倍) 次にそのタスクに対して一体どれくらい時間がかかりそうか?をざっくりでいいので書いていきます。 2時間を超えるものに関してはさらに細分化をしていきます。 タスクの右に書いていくのをおすすめします。 この時間見積りがやったことがない場合、少なすぎたり、多すぎたりするのです。 経験者に教えてもらって目安を教えてもらうといいかもしれません。 Step3 優先順位を決める はい!タスク管理のハイライトがこちらです! すごく難しくてここが不明確なことが理由で道に迷うことがよくあります。 ワンネス研修の中で「仕事ができる=正しい優先順位がつけられる」と習いました。 この図にあるように緊急重要なタスクの左側にAと書きます。緊急重要とは締め切りのある自分にしかできない業務です。 そして緊急ではないが重要なタスクにはBと書きます。 緊急ではない重要なこととは締め切りがない自分にしかできないことです。いますぐ求められているわけではないが着手しておくことでこの先さらに良くなること。例えば、健康づくり、商品の改善や未来の計画などがこれにあたります。弊社の福永がよく言ってますが、「Bタスクに時間をかけることが人生を前に進める秘訣」だそうです。 さらに、人にお願いできることにCとつけていきます。 そして、そのアルファベットの右に本当の優先順位をつけていきます。 A1、A2、B1、B2、という具合です。 これを読んでくださっている方が管理職の方や一人前のプレイヤーであれば自分自身で優先順位をつけて構わないと思います。 しかし、わたしもそうですが、まだまだタスク管理に慣れていらっしゃらない方はここを上司に相談することがとても望ましいと思います。 なぜなら、ついつい、すべきこと、めんどうくさいこと、大変なことを後回しにしてしまうからです。だって人間だもの。 人間は簡単なこと楽なこと好きなことから着手してしまう。この人間の真実を受け止めて優先順位を考えていくと、本質的な時間の使い方の改善につながっていくのだと思います。 Step4 週間スケジューに落とし込む ここまで来ればもう安心です。 ここまで上げたタスクを今度は週間スケジュールに記入していきます。 オススメなのはバーチカルタイプの手帳です。 ちなみに弊社ではオリジナルのこのような形のものを使用しています。 この時のポイントが着手日を決めるということ。 締め切り日から逆算して、いつ着手するかを書いていきます。 ついつい締切日にとらわれがちで、(あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ)と頭の隅っこにあることが一番集中できないない。つまりパフォーマンスが落ちる原因です。 だからこそ「いつ始めるかを明確にする」そうすると、その時まで忘れていいのです。この忘れていい、が今ここに集中するためにとても重要だと感じています。いつ始めるかを決めるからマインドがフルネスするのです! まとめ 時間を制するものは目標達成を制する。 1日24時間はみんな平等に与えられています。 「時間がない!」は自分の能力がない!と言っているのと同じ。かなぴー どんなにI Tが進化しても実行するのは人間!私たち自身だーーーーーー 目標達成に向けて、もう1度タスク管理から見直してみてはいかかでしょうか? きっとこの力は仕事だけではなくプライベートにも活かせるはず。 わたしもコツコツ積み上げて時間とタスク管理の達人を目指します! そして! この記事を読んでくださった方に弊社で使用中の週間管理表を差し上げます! 下記からアクセスアクセス! 週間管理表のダウンロードはこちら↓↓↓週間管理表ファイルを手に入れる 週間管理表をさらに活用するために! ワンネス経営®︎の公式ラインでは生産性が高く強いチームづくりの情報を定期的に配信しています。 目標達成や時間管理のポイントやコツを紹介中です。週間管理表とセットで活用していただける内容になっていますので是非ご登録ください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。