2021.07.20
特集
目次
会議やミーティングはチームを前に進める重要な機会ですが、ちゃんと意識しなければ、ムダな時間になってしまうことも。
今回は会議の生産性を高めるコツを、大手企業で会議術研修なども実施されている前田鎌利氏に伺いました!
どれもすぐに実践可能な内容ですので、もし今の会議に少しでも疑問を持たれている方は取り入れてみてください。
前田鎌利(まえだ かまり)氏
◯一般社団法人プレゼンテーション協会 代表理事
◯株式会社 固 代表取締役
◯一般社団法人継未 代表理事
HP:https://www.katamari.co.jp/
著書
◯『社内プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)
◯『社外プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)
◯『最高品質の会議術』(ダイヤモンド社)
◯『最高のリーダーは2分で決める』(SBクリエイティブ社)
◯『プレゼン資料のデザイン図鑑』(ダイヤモンド社)
プロフィール
17年にわたりIT業界に従事。2010年に孫正義社長(現会長)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考され初年度第1位を獲得。孫正義社長に直接プレゼンして幾多の事業提案を承認されたほか、孫社長のプレゼン資料づくりも担当。その後、ソフトバンク子会社の社外取締役や、ソフトバンク社内認定講師(プレゼンテーション)として活躍。2013年12月にソフトバンクを退社、独立。2016年7月、株式会社固を設立。
ソフトバンク、ヤフー、ベネッセコーポレーション、Jリーグ、UQ、SONY、Panasonic、日テレ、松竹、TOPPAN、OKI、ニトリなど200社以上の企業・団体などで講演、企業研修などを行う。

インタビュアー:会議をもっと生産性の高い時間にしたいと考えている方は多くいらっしゃると思います。会議の品質を高めるためにはどんなことが重要なのでしょうか?
前田さん:まず一番の問題点としては、ゴールが明確じゃない会議がすごく多いんですよね。
「定例会議です。集まりましょう。」
といって、大して共有することも議題もないんだけど、毎週集まってるからとりあえず集まりました。とか、
何かがあった時の緊急会議。必要で呼ばれるならいいけど、「とりあえず呼ばれたけど、なんのために集まったんだ?」みたいな状態。
会議の品質を高めるなら、
「今日集まってもらった理由はこうです。」
「この会議のゴールはこうです。」
と最初にゴールを明確にしてからスタートすることが必要です。
インタビュアー:「なんとなく」で会議をしてはいけないということですね。
前田さん:人を集めるということは、その人のリソースをその時間全部拘束してしまうので、ある意味その人に払っているお給料の時間分は自分が預かってしまうということになるわけです。
例えば、時給2,000円分くらいで働いているスタッフがいるとします。
その人が2時間拘束されると4,000円コストがかかっていることになります。
それが定例で毎週すると1ヶ月に16,000円。
1年に直すと20万円近くになります。
1人ならまだいいとして、これが5人10人とかになったら、年間で100万、200万円のコストがかかっていることになります。
これはバカにできないですよね。
会議でかかったコストを回収するにはどれくらい売上を上げないといけないか?
を考えていかないといけません。
会議をするときは必ずコスト意識を持つことが大切です。
もう1つ重要なことは、会議の定義は「情報を共有して決定をすること」です。
ただ集まって、情報共有をするだけであれば、メールで展開するだけで十分ですよね。
みんなが集まるなら情報共有だけではなくて、必ず意思決定をする。
これがすごく大事なことです。
インタビュアー:確かに。何も決まらない会議だと「なんで集まったんだろう?」となってしまいますね。会議を主催する側と参加する側、それぞれの立場で気をつけるポイントはどんなことでしょうか?

前田さん:経営者やマネージャーなど、会議を運営する役割の方は、1時間ならその1時間の会議をどういう風にするか?と事前にちゃんとデザインしておかないといけません。
会議のはじめに「今日集まってもらったのはこういう主旨で、これを決めたいと思っていて、そのためにみんなから意見がほしい」みたいにきちんと共有できるようにしておくこと。
その上で、
じゃあどんな質問をしたら良い意見が出やすいか?
どのタイミングで誰に話を振るか?など
一時間後のゴールに向かう道筋をデザインしておくことが事前準備として重要です。
前田さん:次に、会議に参加する側のポイントは「遠慮しない」こと。
例えば、会議に社長や上の立場の人がいると、「結局その人が決めちゃうから言ってもしょうがないな。」とか、「忙しい中で、こんな質問したら申し訳ないかな。」とか。
結局、発言もしないまま会議が終わってしまう。
これなら、そもそも参加しない方がいいです。
でも、呼ばれているからには何かしら発言を求められているんです。
そのためにはわからないことは遠慮しないで聞かないといけないですよね。
自分から発言をすれば、上の人も下の人もそれに応えてくれます。
もちろん前提として、発言しやすい空気作りも大切です。
会議に参加する時には、どんな主旨で、自分に何が求められていて、議題に対して何を伝えることが大事なのかを事前にちゃんと考えてから参加することが大切です。
インタビュアー:ありがとうございます!最後に会議の品質をさらにあげるために実践できるポイントがあれば教えてください。
前田さん:オススメなのは、会議のファシリテーションをスタッフが持ち回りで行うことです。
会社のトップがファシリテーションをしてしまうとその人の言うことが全てになってしまうので、トップじゃない人、特に若手のスタッフが順番にやれるといいですね。
色々なスキルが磨かれるのでぜひ順番にやってもらいたいなぁと思います。
それと、うまくいっている会社ほどボトムアップの会議が多くなります。
「これやりたいんです、承認して下さい」
「新しい案を考えました!どうでしょう?」
という下からの意見がたくさん集まってくる方が、会社はさらに好循環で回っていきます。
トップダウンで上の人が「これ決めたい」「あれ決めたい」だけだと、だんだん自走力がなくなっていくんですよね。
「どうせ上の人が考えるからいいや」とか「これ以上仕事増えるの嫌だ」「自分がパンクするだけだからやめとこう」とか、どんどんやらなくなってしまいます。
なので、ボトムアップで積極的に提案ができる雰囲気作りができている会社の方が成長スピードは早いですよね。
何よりも自分がやりたいことを提案するわけだから、一生懸命やってくれます。
ぜひ挑戦してみてください。
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事務局:スズキヒラク
この記事を書いた人
福永寿徳
大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
2022.01.04
てっぺん二代目のチームビルディングとは?[後編]
特集株式会社てっぺん二代目代表の和田裕直さんにチームビルディングについてお話を伺いました。後編の今回はチームを一つにすることについて掘り下げます。 前編の記事はこちら https://flapsplan.co.jp/blog0055/ チームビルディングで大切なこと 福:あれだけ逆風のコロナ禍でどのように乗り越えたんですか? 和:やっぱり、改めて大切だなと思ったのは、目標の大切さですね。チームづくりに大切なことは、他にもいろいろあると思うんですが、あれだけの危機というか、緊急事態でしたからね。一つにならないと到底乗り切ることができなかったです。 福:相当早い段階で営業自粛を始めてましたもんね。 和:そうですね。一応、生意気かもしれませんが日本を代表する居酒屋という自負もあって何よりお客様と従業員メンバーの健康のことを考えて営業自粛をしていました。 福:めちゃきつかったですよね。 和:毎日、胃がもげそうでした。 福:でも笑ってましたよね。 和:笑ってましたね。今も笑い続けてます。笑。 福:それは目的があって? 和:はい、やはりリーダーが暗い雰囲気出しちゃったらチームが暗くなります。起きている現実は暗くても明るくても変わらないんで。だったらリーダーは明るくいようと。今月◯◯千万円飛んでったー!って明るく言おうと思いました。笑。 福:真剣になっても深刻になるな。まさに大変な時ほどリーダーの真価が問われるってやつですね。 和:いやそんな大したもんじゃないですよ。でも絶対何とかなるし、何とかするって決めてました。 福:先ほどの目標にもつながる話? 和:そうなんです。チームが一つになった時すごい力を発揮します。そのためには同じ方向を向くことがめちゃくちゃ重要になります。目標は絶対に欠かせません。 例えば、ラグビー日本代表って、普段一緒に練習してるわけじゃないし、ポジションによって役割が全く違うじゃないですか、ですけど、勝利するという目標は一緒です。だからこそ、それぞれが、それぞれの役割に徹して、やることはバラバラだけど勝利という一つの目標に向かっていけるんだと思うんです。 福:なるほど。確かにそうですね。 和:目標があるからこそチームが一つになれるんだと思います。この大変なピンチをどうチャンスにしていくのか。今もチームみんなで取り組んでいます。 これからの未来 福:では最後にこれからのビジョンというか展望を教えてください。 和:てっぺんの理念である「夢とありがとう」は何一つ変わることがありません。そして「日本中を明るく元気に」というビジョンも変わりません。 ただ今後は飲食だけではなく、ここまで蓄積した人育てのノウハウも最大活用してフィットネスや美容といった新しい分野での挑戦もしていきたいと考えています。 福:すごい挑戦が続きますね! 和:バックギアないんで!前にしか進めないんです! 福:さすがです。今日はありがとうございました。 和:こちらこそ!ありがとうございました! インタビュー後記 てっぺんの朝礼は怖い。 12年ぐらい前に初めてその存在を知った時、自分はそう思っていた。 大きな声で叫ばされて、気合と根性だ!みたいなノリがとても苦手だった。 しかし、創業代表の大嶋さんや引き継いだ和田さんから、なぜ?それをやっているのか?という背景を聞いていくと、決して気合と根性のマインドコントロール朝礼なんかではなく、科学的で論理的な理由が存在していた。 私を含め人は見たいものだけを見たいように見てしまう生き物だ。 人が本気で自分と向き合う姿を目の当たりにした時、何とも言えない恐怖が襲ってくる。 それを正面から受け止めることができない自分の弱さを棚に上げて「気持ち悪い」と一言で済まそうとしてしまっていた。 しかし、自分と向き合う恐れから一歩踏み出して、初めて朝礼に参加した日。 本当にたまたまだったが和田さんが司会だった。 私は彼のスピーチで涙を流していた。魂が震えた体験だった。 その日から自分自身とてっぺんのことが少し好きになっている自分がいた。 そして今、てっぺんが新しいステージに進もうとしている。 より多くの人に元気と笑顔を届けて、日本中を明るく元気にするために。 他にもチームビルディングの事例をご紹介! ワンネス経営®︎の公式ラインにご登録いただくと定期的に成果を出しているチームビルディングの取り組みや、すぐに実践可能なチームづくりのポイントを知ることができます。 相互理解を深め、チームがひとつになって目標に向かっていくために配信を受け取ってください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2020.02.04
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特集リーダーとマネージャーの違いとは? 大人が人生を豊かにするための情報メディア 『ボクノメディア』 こちらの記事を弊社代表の福永が監修させていただきました。 ぜひご覧ください。 https://bokunomedia.net/leadership/
2021.07.13
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ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。