2022.09.08
リーダーシップ
みなさんの怖いものって何ですか?
地震?雷?火事?労基?
全く関係ないですが、怖いものの代表が地震、雷、火事、おやじなんていっていた時代からは信じられない状況になっていますね。
さて、たくさんの社員さんと話していて怖いといえば「変化」なんですよね。
さらに具体的にいうと「誰かの助言に従って今までと違うことをやってみること」に対してものすごく抵抗感がある人が多いです。
今回は、こんな成長痛とも呼べる変化と怖さについて解説をしていきます。

大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
まずは、この大いなる勘違いから紐解いていく必要性があります。
例えばこんな状況の時あなたはどんな行動に出るでしょうか?
あなたは、ある会社のある部署の課長で自分の可能な限り努力をしていた。
この課の今があるのは間違いなく自分の努力の成果だし、自信も持っている。
ところがある日、あなたの元に今までより数段レベルが高い部長がやってきて、
「残念だけど全然ダメ。私のいう通りに手法を変えてください」
とか言われてしまった。
さて、あなたは?
①腹を立てて「私は正しい」と反論する
②素直に「え?そうなんですね?すぐ変えます!」と受け入れる
③聞いたふりだけして何も変えない
いかがでしょうか?
実はこれは私の体験でして、即答で①を出して見事に不正解だったという体験談です。笑。
びっくりするぐらい受け取れないですよね。
この正解は②。
え?お前にはプライドがないのか?とか言われそうですけど、ちゃんと解説しますね。
ちなみに③が最低の答え、チームにもっとも悪となる人の答えです。
どういうことかというと、ポイントなのは、実力差が明らかな自分よりできる部長がきたと明記してあることです。相手の技量がわからないのではありません。今までより数段レベルが高い部長なのです。
私がしていたのは、私が見える範囲での努力でしかありません。
しかし、もっと経験値があり視座が高い人から見ると全くもって不十分だったのです。
それでも、なぜ助言が受け取り難いか?というと以下の3点の理由が考えられます。
このように、助言を受け取り難い理由は全て自分都合、自分本位の話であって、チームの成果の最大化には全く関係のない話なのです。
それなのに、相手の言い方がひどい、否定された感じがする、そんなんじゃやってられない。
つまりは私を否定しないで認めてほしい。ということをただ駄々をこねている子どもみたいになってしまっているということです。
こんなふうに、助言を素直に受け取って変化することを恐れる自分にもしも気がついた時に想像してほしいことがあります。
それは、あなたが大人なのに子ども用の三輪車に乗ってめちゃくちゃ一生懸命漕いでいる姿です。
あなたの欲求はもっとスピードを上げて走ること。つまりはもっと早くゴールに辿り着くことです。だから一生懸命漕ぎにくい三輪車を死に物狂いで漕いでいます。
そんなあなたを見かねたとても親切な人が教えてくれるのです。
「隣に置いてある自転車に乗り換えたらどうですか?」
あなたは答えます。
「いや、今まで自分はこれでやってきたんで」
「自分のやり方にプライドあるんで」
「今まではこれしかなかったんだからしょうがないじゃないですか」
とても滑稽だと思いませんか?
何を大切にすべきなのでしょうか?
自分の正しさでしょうか?
それならば早くゴールしたいなんて言わなければいいだけです。
あなたが早く走りたいというから、親切な人は
「残念だけど全然ダメ。私のいう通りに自転車に変えてください」
と言ったまでです。
決して今までのあなたのやり方を否定してダメージを与える目的などないのです。
プライドを傷つけられたとか、言い方が悪いとかそういうことを理由にして、本当は自分がもっと早く走る自転車を乗りこなせるのだろうか?とか、もしも転んだら危ないじゃないか?とか、そんな本当の恐れを隠そうと抵抗しているだけなのです。
あなたが本当に早く走ろう、成果を出そうと思えているならば、
②素直に「え?そうなんですね?すぐ変えます!」と受け入れる
の一択しかないということです。
あなたに対する助言、特に新しい考え方ややり方の提案は、決してあなたを否定してきているのではありません。
自分が変わることへの恐れを隠すために、わかりやすく言い訳がしたいだけなのです。
変化は過去の自分の否定ではありません。今までの自分があるから次の変化にも対応ができるのです。三輪車に乗っていた筋力があるから、自転車が漕げるのです。自転車に乗っていたから今度はバイクに乗れるのです。バイクに乗っていたから道路に慣れているので車にも乗れるようになるのです。
助言を否定されたと感じた時、三輪車で「速くなりたい」といっている自分を想像してください。助言を受け入れてしばらく経つとほとんどの人が「もっと早くやればよかった」ということを知っておいてください。
変化に対する恐れとは想像の中の産物です。
まずは恐れを手放してやってみるという事、指摘をされたときになるほどと受け取ってみること、頑なに過去のやり方に執着するのではなくて変化し続ける私であり続けること。
これが人生をスイスイ前に進めていくコツです。変化を恐れずにどんどん前に進んでいきましょう。
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事務局:スズキヒラク
この記事を書いた人
福永寿徳
大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
2021.12.14
30種類以上の職種を体験してわかったこと
リーダーシップ私はこれまでに30種類以上の仕事をしてきました。 決して飽き性なわけではなく、アルバイトや人材派遣の仕事でたくさんの体験をしただけですが、、 書き出してみると、なんと壮観!!! No.仕事1ラーメン屋2引越し(個人)3引越し(法人)4パチンコ屋5店舗やオフィスの什器設置6缶詰打検士アシスタント7ビデオデッキのヘッド検品8ケータイ電話物流倉庫9イベント設営10イベント警備11通販商品ピッキング12運送会社の仕分け13人材派遣の営業14ピザの配達15寿司の配達16運送会社配達アシスタント17トラック運転手18スポーツクラブスタッフ19リハビリトレーナー20介護スタッフ21通販事務22倉庫整理23家庭教師24塾講師25マーケティングディレクター26セミナーディレクター27結婚式宴席係28イベント企画29映像制作30経営コンサル31タレントマネジメント32研修講師※働いた順じゃなくて思い出した順 今振り返ってみると、この体験は私にとって「仕事とは?」を探求する旅だったのかもしれません。 今回の記事は動画でも解説しています! 動画が視聴可能な方は是非こちらもご覧ください! https://www.youtube.com/embed/gHfoZ1CEE9Y 大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。 投稿一覧へ なぜなら両親ともに公務員の家で育てられた私にとって仕事とは「労働」であり、それは可能な限り楽で安定していることが重要だと教えられていたからです。 今思えば安定した仕事について欲しいという親心。 しかし真意を受け取ることができず、私は仕事とは「嫌なことを我慢すること」と刷り込まれていました。だからこそアルバイトをしていてもどうやってサボろうか。しか考えないような人間でした。 ところが、19歳の時、転機が訪れました。 派遣アルバイトでビデオデッキ(若い人諦めるな!ついてこい!)を製造する工場で働いていた時のこと。当時はAIやデジタル技術などなく人間の目で精密部品を検品して不良品を排除していました。 私はいつものように「早く時間よ過ぎろ」と強く強く念じながら 、パレットと呼ばれる板の上に縦に3つ横に8つ並んだ精密部品を ひたすらダラダラと検品していたのです。 「こんなのは誰がやっても一緒。面白くない」開始5分で文字通り本当に飽きていました。 「はああああ、めんどくさ。。」とつぶやいて、ふと視線をあげると。ある一人の中年女性のスタッフが作業をしていました。 女の手は信じられない速度で動いていたのです。 しかも、片方の指先で2個、両手合わせて同時に4つの部品を正確無比につかんで検品。 な、なんだあれは?まじか?となぜか心を奪われました。 現場リーダーに聞いてみると、この工場に長く入っている熟練者とのこと。 今思い返しても不思議なのだが、くだらないと心から思っていたくせに、なぜか「なるほど。ああやればいいのか」と思い真似をしてみました。 すると、やや作業効率がよくなった気がする。もちろん、たまに落としてめっちゃ叱られるが早くなっているという体感がありました。 次は自身の作業速度が気になり1パレットを何分で終わらせるか?を測るようになった。タイムを計測するうちに無心で作業に没頭している自分に気がつきました。 ※今思えば、この定量的に変化を捉えようとしたことが良かったのかもしれない。 翌日、また同じ現場で同じ作業な訳だが、「昨日より早くやってやるぞ」となぜか燃えている私がそこにいたのです。 結果、1週間その現場に入り続けた私は最終的に精密部品のミクロンの違いまで指で感じることができる「マイスター級」になり、誰よりも作業効率の良いアルバイトになっていました。 最終日、帰ろうとすると現場リーダーから 「指名するから来週も入ってくれない?」 と声がかかり・・・ 当時の私は初めて人から必要とされた気がしてとても嬉しかった記憶があります。 自分自身の成長に目を向けると、どんな仕事でも楽しくなる。楽しく没頭できることは、人から必要とされる能力かもしれない。 当時の自分としてはとても大きな気づきでした。 そんなことに気がついてから、どの現場でもたのしくおもしろく働くには? をいつも考えて仕事をしてきました。 その結果、 自己成長で誰かの役に立てるようになると「ありがとう」と感謝され喜ばれる。 他者に貢献できたという実感が自己成長の欲求を増幅させる。 こんな結論に至りました。 私たちは人生の中で3分の1の時間は働いています。 もし、今、仕事が辛くて楽しくなかったら「成長と貢献」が少し感じられていないのかもしれません。 働く時間がたのしくなれば人生はきっともっとたのしくおもしろくなります。 仕事を変えることはなかなか大変ですが、働く態度はすぐに変えられます。 きっと、あなたが自分で決めた仕事ならば、 心の持ちよう一つで働く時間は幸せな時間に変えることができます。 私はそう信じています。 もっとたのしくおもしろく!!福永寿徳 動画でもワンネス経営®︎の学びを得る ワンネス経営®︎のYoutubeチャンネルでは3分の動画でチームの生産性を向上させるコツを知ることができます。 具体的な行動方法まで詳しくお伝えしているため、知らなかった状態から→知っていて学びを活かせる状態になる事が可能です!是非ご確認ください! Youtubeはこちら!チャンネル登録お願いします!ワンネス経営®︎公式Youtube
2022.08.25
【子育て&部下育成】 共通点に気がついたら幸せしかなかった話
リーダーシップ私たちアシスタントトレーナーの毎朝のルーティーンは、ワンネス経営受講生の皆さんの気づきダイアリーをチェックすることから始まります! その名の通り、日々の気づきを日記のように書いてもらっています。 140文字でコンパクトにインパクトのある言葉を磨くトレーニングとして学びを習慣化し定着させるために活用していただいています。 毎日継続することで気づく力、伝える力が身についたと実感される方も多いです。 特に週明けのダイアリーはプライベートのこと、特にご家族のことを書かれる方が多く、月曜日の朝は、慌ただしい中でほっこりすることが多いです。 そんな中見つけた30代男性のダイアリー ちょうど午後からその方とメンタリングでお話することができ業務のこと、マネージャーとしての悩み、子育ての話題でも盛り上がりました。 そして、今朝のダイアリーを読んで感じたことがあったのでブログに書いてもいいですか?とお聞きしたところ是非是非!と快諾いただけたので、気づきダイアリーを読んでの気づきをシェアさせていただきたいと思います。 フラップスプランの笑顔担当。一児の母。歌を愛し歌に愛された女。 働く人のサードプレイスとしてワンネス経営アシスタントトレーナー&毎月50名のメンタリングを担当。東京マラソン2023でサブ4達成! 投稿一覧へ 今朝の気づきダイアリー 2022.08.22 もうすぐ2歳になる下の娘が決して折れずに自分の意志を貫いてくる。叱られようが泣かされようが何時間もやりたいと思ったことが叶うまで貫いてくる。 それも大小様々な事で。親としてとても辛い事がある。でも、2歳の娘の絶対に諦めない気持ちを何度も見て一人の人間として尊敬してしまった。 同僚からのコメント ★娘さんから学びを得ている◯◯さん素敵です! ★子どもと接しているとハッとすることいろいろありますよね。親ばかりが教える側ではないなと思う機会がたくさんあります。 ★大人になると、妥協という言葉がいつか出てきてしまうので、お子さんの真っ直ぐさは素晴らしいですね! 投稿もコメントも愛がいっぱいで朝からジーンとして、このダイアリーを読んで、ただただ、「分かる!!!」と首がもげそうなくらい共感しました!!!!! と言ってしまえばこのブログはここで終了なんですが・・・(それだけ?笑 私も9月で6歳になる息子がいます。(えーもう6歳!?と書きながら震。) 多くの子どもが2歳前後から自己主張を始めて「イヤイヤ期」がやってきます。 本当に泣きたいのはこっちだよー!とお手上げ状態になっていたのも今となっては可愛かった泣き顔だけが記憶に残るいい思い出です。 子育てを通しての学びって本当にすごいと思うんです。 そして、新しくマネージャーになって初めて部下を持った!という方と同じ悩み、葛藤、気づき、成長があるなと感じています。 部下に任せきれなくて、結局自分でやった方が早いと思ってしまうというお悩みも「分かる分かる!それでも自分で出来るように何度でも伝えるし、グッと堪えて見守ってあげなきゃですよね」と親心で共感しちゃいます。 「もういいや!」ってなりそうな時でもすぐにあきらめてしまう自分に気づかせてくれてるんだな、と子育てを通して自分の足りないところに気づき成長できたことも多々あります。 このダイアリーを読んで、色んな記憶が蘇ってきました。 ◯◯の壁!? イヤイヤ期よりも記憶に新しいのは4歳の頃。 自己主張が落ち着いて、自己抑制が徐々に発達することで噂に聞いていた「4歳の壁」にぶち当たりました。 少しずつお兄ちゃんになってきて例えば、公園で遊んでいても「まだブランコに乗りたいけれど、友達が待っているから代わってあげよう」という行動できるようになってきた頃。 それでもまだまだ未熟な4歳児なので、自己主張と自己抑制のバランスが上手くとれない。だから自分の気持ちに折り合いがつけられなかったりして、葛藤したり不安を感じていたんだなぁと今では懐かしく、愛おしく感じます。が、当時は私も一緒に揺らぎまくっていました。 “2歳の娘の絶対に諦めない気持ちを何度も見て一人の人間として尊敬してしまった。” と、「結構限界です!」と笑いながら話してくださる姿も重なりながら達観的に尊敬してしまった姿に、私もただただ尊敬したのでした。 ワンネス経営では、マネージャー幹部・次世代リーダー向けに最強で最高のチームのリーダーになるために人間の仕組みから本格的に学んでいきます。 わたしが初めて現場に出た2年前は、どちらかというとマネージャー幹部・次世代リーダーを困らせている未熟な部下代表!みたいな思考だったので、めちゃくちゃ耳も胸も痛かったのですが(笑 まずは自分のリーダーになる!ことから少しずつ始めることで仕事にも子育てにも生かせる学びがたくさんありました。 少しずつ自分のことが出来るようになってくると自分が未熟だった時のことを忘れてしまいがちですが、してもらって嬉しかったことを今度は自分がしてあげられるようになりたいと思います。 新入社員の方の不安な気持ちに寄り添うことが出来るのはスーパー未熟だった自分が葛藤してきたおかげです。 そして、諦めそうになったとき、背中を押してくれたり、叱ってくれた存在があったからです。私もそんな存在でありたいです。 そして、かっこいい完璧なお母さんじゃないけど、「私も頑張るから、これから一緒にがんばろう」仕事と育児の両立を楽しんでいきたいです。 次は、小1の壁ね〜♪とドキドキわくわくしながら頑張りたいと思います。 気づきのシェアの大切さ 冒頭にも書いたように、このダイアリーを読んで、仕事と育児を頑張る同世代にただただ、「めっちゃ共感!!!」と言ってしまえばこのブログはここで終了だったのですが、 気づきダイアリーを読んで、私の中で色んな感情や思い出や忘れたくない大切なことに改めて気づくことができました。 仕事でもプライベートでも「私事ですが・・・」ということもシェアすることはとても大切だと思います。 なぜなら自分のことを知ってもらうこと、そして相手の考えや意見を聞くことが出来ることで相互理解にも繋がるからです。 その日常で築かれた信頼関係の上で今悩んでいることをシェアすることで、問題解決に繋がったり同じように悩んでいる人の勇気や救いになることもあると思うんです。 業務でもスムーズに対話ができるようになったり信頼し協力し合うことで生産性も上がっていくはずです。 まとめ 1日を振り返って、嬉しかったこと・悲しかったこと・頑張ったこと周りの方にありがとうやごめんね。などなど、言葉にして伝えること。これは特に精神的な自立を求められるマネージャーや管理職の方にとって、自分自身の心や気持ちを安定させるのにとても効果的です。 手軽な方法として気づきダイアリーと同じ140文字のTwitterなどを活用して人に見てもらうことや、3分で家族に話すことも最高のトレーニングですね! ポイントはただの愚痴を吐き出してスッキリすることを目的とするのではなく、アウトプットに触れた人が“読んでよかった”“話してくれてありがとう”そんな気持ちになれるよう、感情を整理しながら伝えることです。 今悩んでいること、乗り越えられたことはきっと誰かの勇気になる財産となります!!! 仕事もプライベートもたくさん挑戦して、葛藤してもっとたのしくおもしろく!1日1日を大切にしていきましょう!!! 最後まで読んでいただきありがとうございました♪ ワンネス経営®︎公式ラインも配信中! ワンネス経営®︎の公式ラインでは週に一回のペースで、職場で起こりがちなコミュニケーショントラブルとの向き合い方や、今すぐ活用できる仕事術などを配信しています。 メッセージを受け取っていただくことで悩んでいたことが整理されるかもしれません。 皆さんが今よりちょっとだけ「豊か」に「前向きに」なる。そんな、きっかけをお届けしています。 事務局:スズキヒラク 友達追加はこちらから!ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2022.06.02
“いつか”という日は一生来ない。
リーダーシップこれまでに3,000人以上の面談を通じて分かったことがある。 行動する人としない人の違いだ。 気づいたきっかけは、何かしらの挑戦を促した際に結構な確率でこのように答える人が多いこと。 「“いつか”自信がついたらやってみます」 類似例として 「◯◯ができたらやってみようと思います」 「ひと段落ついたらやってみたいんですけどね」 などのパターンが存在する。 残念ながら、この人たちに“いつか”はやってこない。 今回は、なんだかんだで行動しない人のメカニズムについて掘り下げる。 大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。 投稿一覧へ 私の“いつか”はいつなのか? 現在、私はワンネス経営という研修のトレーナー(講師)をしています。 おかげさまで「話すのが上手ですね」とか「わかりやすい」などと、お世辞も含めて言っていただけることがあります。 とても嬉しいしありがたいのですが、そもそも今の研修トレーナーという仕事をしようなんて思ったことがありません。むしろ気がついたらこれしか残ってなかったという消去法です。 そう考えると、前述の 「“いつか”自信がついたら」 はて?お金がいただけるほどの話をできるようになったのはいつからだったのか? 私の“いつか”はいつ来たのだろうか? きっかけがあるとしたら、フィットネスクラブのインストラクターとして人前で運動指導をしていたことなのかもしれません。 ただ、その時もアルバイト感覚で(実際アルバイトだったし)今のように伝えることをトレーニングしたわけではありません。そもそもリズム感も音感も悪いので、むしろワンツーワンツーとリズムをとるので精一杯だし、よく間違えていました。 それなのに、なぜか「できる」という確信だけがありました。 気がつけば、エクササイズ指導そっちのけで体の仕組みについて講義を始めていました。 「さっさとエアロビクス始めろ〜!」とヤジをいただくほどに。 しかし、私の話を喜んで聞いてくれる「理解してからエクササイズしたい勢」の後押しのおかげで、それなりに人気のインストラクターになっていたのです。 これが人前で話をしてお金をいただいた人生初の体験だったのかもしれません。 ただ、断言できるのは決して何かの準備が整ったから、自信が持てたから人前で話し始めたわけではないことは確かです。 晒される勇気 その後、さまざまな職業を体験したのち、パーソナルトレーナーやグループインストラクターの育成に深く携わることになりました。 パーソナルトレーナーとは、1対1でトレーニング指導を、グループインストラクターは数人〜数十人の人にエクササイズ指導をする職業です。 だからこそ、人前で話すことについて話題にすることが多かったのですが、 「“いつか”自信がついたらやってみようと思います」 この言葉を繰り返し発して「人前デビュー」した人を私は見たことがありません。 なぜなら、人前で話せる人は、既にもう人前で話しているからです。 自信がついたらの自信はいつつくのでしょうか? 結局のところ、できるとかできないとかは横に置いて、人前で話してみて失敗して、恥をかいたり、悔しい思いをしたり。そういう体験で自分の心を磨いていくしかないでは? 私たちの自信とは、晒される勇気を持って心を磨き、保身の鎧を手放していくしかない。 そう確信したのです。 逆に「人前デビュー」したのは「あと◯回、友人相手に本番想定でやってみて、よさそうならデビューします」と明確な目標設定をしている人たちでした。 自信も不安も実態がありません。 きっと自分で決めた目標に向けて努力したことしか残らないということなのでしょう。 万全など一生来ない 私は趣味でトライアスロンをやっていますが、正直、走ることがとにかく苦手です。 ですからトレーニングと称してフルマラソンにたびたび出場しています。(そこまでしないと日頃走らないからです) しかし、どれだけゆっくり余裕を持って走っていても、30キロを超えると膝をはじめあちこちに痛みが出て足が止まってしまい、歩いたり止まったりを繰り返してしまいます。 もう、あちこちが痛いので、できることならすぐに回収車に乗りたい。そんな気持ちです。 しかし、同時に負けず嫌いなので“膝さえ痛くなかったら、体が万全だったら最後まで走れるのに”そんな言い訳が頭に浮かんでくるのです。 そんな状況を弊社のサブ3.5を目指しているスタッフ水越ユカに相談をしてみました。 福「30キロを超えたときやっぱり走り慣れてるから痛みとかないの?」 ユ「え?めちゃ痛いですよ、あちこち痛いです」 え?マジ?ってなりました。 いつも笑顔でマラソンを走り切る水越を見ていて、私は練習すれば痛みが出なくなって、最後まで楽しく走りきることができると信じていました。 もちろん、練習の目的は最後まで楽しく走りきれる体力をつけるためでもありますが、それよりも走り込むことで【痛みに慣れる】そうです。 衝撃的でした。それこそ、そもそも走り込みが足りない私からすると異次元の話でした。 結局、万全な状態など存在しない。 この話をしていたときに、大好きなマンガを思い出しました。 『め組の大吾』曽田正人 小学館 に出てくるワンシーンです。 主人公の朝比奈大吾がレスキュー隊を目指すため、過酷な試験に向けて必死にトレーニングを積み上げる。しかし、その試験前日の山火事によって一晩中、要救助者の命を守るために徹夜で山を駆けまわることになってしまった。結果、要救助者の命は守ることはできたが心身ともに疲れ果てた大吾の姿を見て、同僚たちは「明日の試験は無理だ。諦めて、また来年頑張れ」と。 しかし、伝説のファイアファイターである五味所長だけは違った。 「一生こんなもんさ、俺たちは!」 『め組の大吾』第7巻より 小学館 そう言って大吾を試験に送り出した。 試験の結果は、、ぜひマンガを読んでみてください。 私はこの一言こそが真理だなと思うのです。 まとめ “いつか”という幻想を追いかけてはいけません。 なぜなら、準備が整う、万全の状態など一生来ないのですから。 私たちは常に見切り発車で一歩を踏み出すしかないのです。 走りながら考えて、走りながら決めるしかありません。 きっと、あちこちが痛くなるでしょう。 それこそがあなたを輝かせる自信の素(もと)なのです。 筋肉がトレーニングの筋肉痛を乗り越えることで強くなるように。 私たちは一歩踏み出す勇気で心のトレーニングができるのです。 “いつか”なんて待たず、一歩を踏み出しましょう。 私も一緒に踏み出します。 学びを日常的な習慣にするために! どんなに意識をしていても、人間は忘れてしまう生き物です。 公式LINEにご登録いただければ、スタッフ教育やチームづくりについてのお役立ち情報を自動的に受け取る事ができます。 特に経営者や管理職の方で、チームづくりについてお悩みがある方は必見です! 下のボタンからご登録お願いいたします! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。