2023.12.05
チームづくり
目次
近年、環境の変化や技術の進化に伴い、「越境学習」が注目を集めています。
中高年層のさらなる活躍と次世代リーダーの育成が目的で、越境学習に興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、越境学習とは何か、なぜ注目されているのか、またどのようなメリットがあるのかについて解説します。
越境学習について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
越境学習とは、自分の所属する企業や部署の枠を越え、異なる環境で新たな学び・経験を得ることです。
短期あるいは長期にわたり別の業務やプロジェクトに参加しますが、あくまで一時的な活動です。
そのため、社員の籍は現在在籍している企業・部署のままで、異動などは伴いません。
越境学習が注目されている理由には、次の3つがあります。
それぞれ解説します。
VUCAとは、「Volatility(変動性)」、「Uncertainty(不確実性)」、「Complexity(複雑性)」、「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字を取ったもので、現代社会の特徴を表す言葉です。
VUCA時代においては、変化が激しく、先の見通しが難しい状況が続いており、企業には変化に対応できる人材を育成することが求められています。
越境学習では、新たな学びや経験を得て視野を広げ、多様な価値観やスキルを身につけることができます。
社員に越境学習をさせることは、企業がVUCA時代に対応するためにも有効な手段の一つです。
越境学習では、社員が自分の興味・関心に合わせ、幅広い分野で学びや経験を得られます。
そのため、キャリア形成にも大いに役立ちます。
企業は、社員のキャリア形成を支援して一人ひとりの仕事への意欲を高め、定着率や生産性の向上につなげることが可能です。
少子高齢化が進む日本においては、社員の高齢化が進んでいる企業も多いのではないでしょうか。
若手社員の採用が難しい中、これまで以上に中高年層の活躍を促す必要があると言えます。
越境学習を受けることで、中高年層は新たな学びや経験を得られて刺激を受け、さらなる成長に向けた努力ができるようになります。
越境学習のメリットは、下記の3つです。
それぞれ解説します。
異なる環境での学びや経験によって、自らの強みや弱み、興味・関心に気づき、それを充実させる機会となるのが越境学習のメリットです。
また、新たな価値観やスキルを身につけることで、一人ひとりの成長にもつながります。
越境学習における異なる文化やビジネス環境での経験によって、社員の視野が広がり、新たなアイデアや発想が生まれることが期待できます。
イノベーションが起こりやすくなり、企業の体質改善や新規事業創出が図れます。
越境学習は、次世代を担うリーダーの育成にも効果的です。
異なる環境での経験はリーダーシップスキルを向上させ、柔軟性や問題解決能力を養います。
また、越境学習によってグローバルな視野を身につけたリーダーは、国際的なビジネス環境においても的確な対応が可能です。
越境学習とは、自分の所属する企業や部署の枠を越え、異なる環境で新たな学びを得ることです。
VUCA時代への対応や社員のキャリア形成、中高年層の活性化などを背景として注目されており、取り組むことで企業や社員にさまざまなメリットをもたらします。
例えば、社員の自己理解と成長、社内のイノベーション創成、次世代リーダーが育成できるといった点に期待ができるでしょう。
ぜひ、越境学習の導入を検討してみることをおすすめします。
この記事を書いた人
泉水 ちか
東京都在住のWEBライター。フリーランスで様々なジャンルのライティングをこなす。人のこころに興味があり、心理学・カウンセリングの資格を多数取得。マーケティングにも活かすべく奮闘中。趣味は映画鑑賞(ホラーやアクション!)と温泉・銭湯めぐり。長年、放送業界にいたため音楽に詳しい。運動嫌いのインドア派だが夏フェスは好き。ラーメンと寿司と焼肉があれば大丈夫。
2023.09.19
プロセスマネジメントを効果的に導入するには?企業事例や失敗例を紹介!
チームづくりプロセスマネジメントの効果的な導入を検討する場合、具体例を把握しておくことも重要です。 「実際の事例として、どのようなものがあるのか知りたい」という方も多いのではないでしょうか。 今回は、プロセスマネジメントの2つの企業事例と失敗例を取り上げて解説していきます。 プロセスマネジメントの企業事例 ここでは、プロセスマネジメントを実際に行っている企業の事例を2つ紹介します。 ロイヤルホテル 大阪府に本社を置くロイヤルホテルは、1935年の開業以来、国賓・皇室など国内外の顧客を迎えるホテルとして、感動と満足の追求を主軸とする経営を実践しています。 現在、「リーガロイヤルホテル(大阪)」を中心に、全国13のホテルを運営中です。 ロイヤルホテルでは「5S運動」の徹底を行い、作業品質向上のための業務プロセス改善を行いました。 整理、整頓、清掃、清潔、しつけの「5S」によって業務に必要なものを絞り、作業スピードが17%向上(平均値)したそうです。 また、職場環境が整うことで導線確保や作業効率アップはもちろん、ES(従業員満足度)も向上したと発表されています。 近年では基幹システムの更改を契機に、ホテルの主要業務プロセスの可視化にも取り組み、グループ全体の業務改革と標準化を図っています。 ANA(全日本空輸) ANA(全日本空輸)では、さまざまな業務プロセス改革を行っています。 例えば、2012年4月から業務にタブレットPC(iPad)を導入し、客室乗務員、パイロット、整備士、空港係員にそれぞれ配布することで職場環境のペーパーレス化を実現しました。 これにより、紙資源による約4億円の経費削減を成功させています。 また、iPadには各種業務に必要な情報やマニュアルが入っており、いつでもどこでも検索できることで、現場でのきめ細かなサービスにつなげています。 さらに、荷物預かり業務ができるAIロボットと自動機を導入・活用することで、カウンター人員を約70%削減、乗客の待ち時間を最大80%削減しました。 数々の業務プロセス改革を行ってきたANAですが、「事業本質を侵さない改革を行う」ことを重要視して推進を図っている点が大きな特徴です。 エアライン業界の事業本質は「安全」です。 顧客・パイロット・乗務員・整備士・空港係員などの安全性を侵害してしまうような改革では、ビジネスそのものが破綻するおそれがあります。 そのため、芯の通った信念のもとで業務プロセス改革を進めているということです。 プロセスマネジメントの失敗例 プロセスマネジメントの失敗例としてよくあるのが、下記の2点です。 事業本質や目的、実情が理解されていない 全社的な導入から始めてしまう それぞれ解説します。 事業本質や目的、実情が理解されていない 事業本質を理解しないまま進めるプロセスマネジメントは、失敗する可能性が高いです。 上記で紹介したANAの「安全性を侵害する改革は行わない」という事例のように、本質を理解したプロセスマネジメントを行うことが重要です。 また、何がプロセスマネジメントの目的なのか、どこに向かうのかが共有されていないと、メンバーは細かい判断を行えないものです。 そのため、計画から実行に至るまで、メンバーとの密なコミュニケーションを保つ必要があります。 加えて、初めから理想だけを追い求めても、現実の結果には結びつきません。 経営層がしっかり関与し、現場の実情を考慮したプロセスマネジメント計画を立てることが大切です。 全社的な導入から始めてしまう 失敗例として多いのが、最初から全社的にプロセスマネジメントを導入してしまうことです。 プロセスマネジメントは、一つの業務においても、入念な課題把握や解決策の立案、実現と評価・改善を繰り返す必要があります。 規模が大きいほど効果が大きいと思われがちですが、いきなり全社的に取り入れても効率的かつ最適化された業務プロセスの改善にはつながりません。 まずは、優先度や状況に応じて改善すべき業務プロセスを決定し、慎重に実践することで継続的な成果が上げられます。 まとめ プロセスマネジメントは、さまざまな企業で取り入れられていますが、事業本質や目的、実情を明確にしておくことで成功につながりやすいと言えます。 また、一つの業務プロセスから慎重に改善していくことも重要です。 ぜひ、今回ご紹介した2つの企業事例と失敗例を参考に、プロセスマネジメントの効果的な導入を図りましょう。
2022.10.27
チームづくりのお作法
チームづくりチームづくり、チームビルディングに興味がある方へ とにかく情報が多いこの時代にこのブログに辿り着いていただきありがとうございます。 めちゃくちゃ勉強になった〜とか、役に立った!とか言ってもらえるかはわかりませんが、読んで損した〜、とか読むんじゃなかった〜とは絶対にならないのでぜひ最後までお付き合いください。 大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。 投稿一覧へ 概要 チームづくりには手順がある 茶道、華道、柔道、弓道… あらゆる求道の世界には初心者が学ぶべき「お作法」があります。 それはきっと終わりのない探求の旅に出るというハードルを少しでも下げるための手順なのではないでしょうか。 同様にチームビルディングという終わりのない種目にもお作法があります。 それは人と人とが関わり合い相互に協力し成果を出す。 改めて考えてみれば、かなり難易度の高いことです。 しかも、もうあるチームを活性化するのか、新たに人が加わるのか、スタートアップのように全員が初めましてなのか。 一口にチームビルディングと言っても、その置かれている状況によって全く違うアプローチが必要だったりします。 このように終わりも正解もないわけで、ある意味「道」的ともいえます。 ゆえに外してはいけない手順が存在するわけです。 それがこちら チームが大切にしていることを大切にする個人のスキルアップ個人のマインドアップ(あり方・リーダーシップ)チームの信頼関係、心理的安全性の構築チームで本質的なフィードバック、アドバイス、リクエストができるリーダーが経営理念、ビジョン、目標を理解し伝えられるようになる定期的に共通の学びなど時間の共有や改善機会を設け継続する 今回は「とある会社の営業部」を例に各項目について解説していきます。 各論 1.チームが大切にしていることを大切にする これは採用の段階と言えます。 ある意味、一番重要なのかもしれません。 どんな人でもどんとこい!という業務のシステム化がされていたり、教育体制が整っていれば問題ないのですが、そんなチームはあまり存在しません。 例えばチームで大事にしているのは「協力」と言っているのに人と協力するのが絶対に嫌いな人が入ってくると双方にとって不利益だったりします。 具体的な取り組みとして 明文化されているルールや規則を理解し遵守する明文化されていない雰囲気、風土を作っている共通言語を理解する この二つがチームに参加させるかどうか?の段階で約束し、実践できるかがとても大切です。 2.個人のスキルアップ 次に取り組むことは、新しく入った人に業務の中でスキル系の教育です。 一部分であろうが、少しであろうが業務の一端を任せられる状態を先に作ります。この段階での、あり方であったり、仕事への取り組む姿勢であったりというのは最低限で構いません。 なぜなら、まずは本人が「他者の役に立つ」感覚を持てること、そして周囲からもそのように認識されることがとても大切です。 なぜなら、仮に誰よりも早く出社して、みんなのデスクを拭くといった貢献活動をしていても、実際の責任業務の中で自分が役に立てている感覚が持てないとそのチームの中での自己重要感が持てないからです。 3.個人のマインドアップ(あり方・リーダーシップ) そして、いよいよ心の成長が求められます。 もちろんスキルアップと同時でも構いません。 しかしながら、ここが人材育成の最大の関門と言えます。この方法がわからない、できないことによって、社内教育の限界を感じ外部研修などを活用していくことになります。 もちろん、採用の失敗は教育では取り返せないという言葉の通り、採用で半分は決まっている部分もあるでしょう。しかし、教育によってこの壁を突破した事例は無数に存在します。 個人のマインド、心の成長にどのように取り組むかが、これからの時代の経営において最重要課題となるのではないかと予想しています。 4.チームの信頼関係、心理的安全性の構築 自分を知り、他者を知る段階です。 価値観の違いを認め合い、同じ方向に向かう仲間として認識を新たにしていきます。 ただの仲良しグループではなく、高い成果を目指すプロ同士としてのコミュニケーションを取るための準備段階です。 5.本質的なフィードバック、アドバイス、リクエストができる 前段階を経て、相手に対して本当に大切な情報を伝えることができるようになる必要性があります。 フィードバックとは、事実について感想を伝えること。 アドバイスとは、個人的な体験に基づき行動変容を促すこと。 リクエストとは、もっとこうなって欲しいとニーズを伝えること。 例えば、同じチームの先輩に対して「いいことだと思う」というフィードバックは誰でもできますが、「それは悪いことだと思う」ということをまっすぐ伝えられる後輩はなかなかいません。しかし、それこそが強いチームに必要な関係性です。 多くの人が「いい人」でありたいので、意見をまっすぐ伝えられない。という病にかかっています。そして、伝える勇気のない自分のことは棚に上げて、「ストレス」と呼び換えているのです。ここのフェーズはとても大切です。 6.経営理念、ビジョン、目標を理解し伝えられるようになる 特にリーダーとなる人は目指す必要性があります。 経営者の熱量100が末端スタッフに100として届くことはありません。 だから経営者は200とか300の熱量で話すのですが、それでも限界があります。 そのために、途中でその熱量を中継してくれるスピーカーが必要なのです。 これこそが中間管理職の真の役割と言えます。 7.定期的に共通の学びなど時間の共有や改善機会を設け継続する 人間は忘れる生き物です。 信じられないぐらい忘れます。昨日の昼ごはんすら覚えているか怪しいものです。 私は1週間前に履いていた靴下の色なんて確実に覚えていません。 ですから、常に意識させる必要性があります。 日常の中でいかに共通言語を使っていくか。学びで得たノウハウを活用するか。 そっくりそのまま継続力という言葉につながり、学びの日常的な活用度合いこそが長期的成果につながる重要指標とも言えます。 だからこそ定期的なM T Gや復習など仲間同士の時間の共有が大切になるのです。 まとめ いかがだったでしょうか? ご自身のチームはどの段階でしょうか? 人間は感情の動物です。 メンバーとの距離が近すぎて客観的視点で見れないこともしばしばあるでしょう。 「自分はできてるのにメンバーの能力が低いせいでうまくいかない」「自分はちゃんと伝えているのにメンバーが受け取らない」 まずはそこを認めて、感情と事実を分けて考えてみてください。 現状を正しく認めることができれば、必ず前に進めます。 チームビルディングの手順を大切にして最強で最高のチームを作っていきましょう!
2025.04.15
モンスター社員を見分けるには?判断基準や対応策について解説
チームづくり問題のある言動や態度を示すモンスター社員は、企業にさまざまな悪影響をもたらす存在です。 モンスター社員が自社にいるのか、いた場合の対応について把握しておきたいという方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、モンスター社員を見分けるときの判断基準や対応策について解説します。 自社にモンスター社員がいるのではないか、もしくは存在を確認していて対応策を知りたいという方はぜひ参考にしてみてください。 モンスター社員の見分け方 モンスター社員の判断基準は明確に定められているわけではありませんが、適切な見分け方を理解することが重要です。 モンスター社員の主な特徴は、自分の非を認めない姿勢と他者への責任転嫁です。 注意や指導を受けた際に、自らの行動の正当性を主張し続けたり、問題の原因を周囲の人間のせいにしたりする傾向が見られます。 具体的な判断基準としては、下記の4つの基準が挙げられます。 業務命令に従わない:合理的な説明なく上司からの指示を無視したり、業務上必要な手順を意図的に省略したりする行為が見られる 同僚や上司に迷惑をかける:自分の担当業務を他者に押し付けたり、チームの協力体制を乱したりするなど、周囲の人間の業務効率を低下させる行動を取る 部下への暴言:威圧的な態度や不適切な言葉遣いで部下を萎縮させ、職場の雰囲気を悪化させる 業務に支障をきたす言動:無断欠勤や常習的な遅刻、無断での早退など、組織の業務進行に悪影響を及ぼす行動パターンが見られる これらのうち、複数の点が見られる社員については、モンスター社員である可能性を慎重に検討する必要があります。 ただし、社員は労働関連法規によって保護されたさまざまな権利を持っており、正当な権利行使を不当に「モンスター行為」と決めつければ、企業側が法的責任を問われるおそれがあります。 逆に、不適切な要求や行動をすべて受け入れてしまえば、問題行動がさらにエスカレートするかもしれません。 そのため、モンスター社員かどうかの判断は迅速かつ正確に行うことが重要です。 適切な見極めと対応によって健全な職場環境を維持することが、組織全体の生産性と社員の満足度向上につながります。 モンスター社員への対応策 モンスター社員の問題は組織全体に悪影響を及ぼす可能性があるため、体系的な対応策を講じる必要があります。 モンスター社員への対応策として挙げられるのは、次の3つです。 職場ルールと行動規範の明確化 相談体制の充実とサポート体制の構築 予防的コミュニケーションの実施 それぞれ解説します。 職場ルールと行動規範の明確化 モンスター社員への対応の第一歩として、職場における明確なルールと行動規範の整備が挙げられます。 具体的なガイドラインを策定しておけば、許容される行動と許容されない行動の境界線を明確にすることができます。 特に、職場における暴言や暴力の禁止、ハラスメント行為の防止、業務遂行に支障をきたす行動の制限などを明文化しておくとよいです。 明確なルールが存在することで、モンスター社員は自らの行動が組織の基準に違反していると認識せざるを得なくなります。 また、こうした規範があることで、問題行動の被害を受けた社員も「これは許されない行為だ」と確信を持って相談しやすくなるというメリットもあります。 この場合、ルールの設定だけでなく、全社員への周知と理解促進も欠かせないポイントです。 相談体制の充実とサポート体制の構築 モンスター社員の問題に効果的に対処するためには、社員が安心して相談できる窓口を設置することが重要です。 この相談窓口は苦情を受け付けるだけでなく、実質的な解決策を提供する役割を担う必要があります。 また、相談を受けた後の対応プロセスも明確化し、相談者に適切なフィードバックを提供することが信頼関係構築に効果的です。 必要に応じて、専門家によるカウンセリングや法的アドバイスなど、包括的な支援体制を整えることで、被害者の孤立感を軽減し、早期の職場復帰や業務正常化を促進できます。 予防的コミュニケーションの実施 モンスター社員への対処方法として、問題が発生する前の予防も効果的です。 そのためには、組織内の定期的かつ効果的なコミュニケーションの実施が欠かせません。 全社員参加のミーティングでは、組織のビジョンや方針を共有し、共通の目標に向かって協力する意識を醸成します。 さらに、上司と部下の1対1のミーティングを定期的に実施することで、個人の悩みや不安を早期に発見し、解決しやすくなります。 これらのコミュニケーション戦略に加え、社内SNSやコミュニケーションツールの活用で、日常的な情報共有や意見交換の促進が可能です。 まとめ モンスター社員を見分けるには、自分の非を認めず他者に責任転嫁するといった典型的な特徴を把握し、今回取り上げた4つの判断基準を参考にしてみるとよいでしょう。 存在を確認できた場合は、明確な職場ルールの整備、相談窓口の設置、そして予防的なコミュニケーション戦略の実施といった対策が効果的です。 これらの対策を組織全体で継続的に実施することで、すべての社員が能力を発揮できる健全な職場環境の構築につながります。 ぜひ、今回の記事を参考に、モンスター社員を見分けて適切に対応していきましょう。
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。