2021.07.22
特集
目次
今回はよりよいチームづくりの方法を学ぶため、
組織の可能性を引き出すスペシャリストとして有名な
株式会社てっぺん創業者の大嶋啓介さんをお迎えしました。
「最高のチームのつくり方」
についてインタビューをさせていただきましたのでご覧ください!
是非ご自身のチームづくりに生かしていってください!
大嶋啓介(おおしまけいすけ)氏
◯株式会社てっぺん 創業者
◯NPO法人居酒屋甲子園 初代理事長
■著書
◯『予祝のススメ 前祝いの法則』
(共著:ひすいこたろう氏)
◯『すごい朝礼 たった15分で人生が変わる』
2004年、居酒屋から日本を元気にすることを目的に居酒屋「てっぺん」を設立。
2007年には外食産業に最も影響を与えた人に贈られる「外食アワード」を受賞した。
「日本中に夢を広めたい」という熱い念いから、企業・学校・部活動へと活動の場を広げ、「夢を大切にする生き方」「人を惹きつける魅力的なリーダーの在り方」などのテーマで全国各地で講演を行っており、2018年6月に出版した「予祝のススメ 前祝いの法則」は7万部を突破!
インタビュアー:経営者の悩みとして、「経営陣だけが燃えているけど、社員の元気がない。
ついてきてくれない。」ということがあるのですが、大嶋さん流の生き生きとしたチームづくりのポイントを教えてください!
大嶋さん:会社でもお店でも、何にしても
“目標がおもしろいかどうか”
がすごく大事だと思っています。
自分自身もお店の店長をしていた時やてっぺんの会社経営の時には、
みんながワクワク楽しめるような目標だったり、
みんなが楽しめるようなビジョンだったりを
すごく大切にしていました。
「社員にやる気がない」というのは、
社員が悪いのではなくて、目標がつまらないからで。
仕事にやりがいを持たせる方法はいくらでもあります。
やり方よりも
「全員でこの職場を楽しくする」とか
「全員でこの仕事をやりがいのあるものにしていく」とか
そういう意識を作ることが一番大事だと思います。
働く場所は変えられなかったとしても、
どんな仕事でも、どんな職場でも楽しんで働くことはできるんです。
大切なことはやっぱり“楽しい”なんですよね。
働く職場が楽しくてやりがいのあるものじゃないと続かないので。
会社経営者の方からしたら
「いやいや飲食はすこし特殊でしょ」とか
「目標を楽しくするって言われてもイマイチよく分からないよ」
って方も多いと思います。
私がもし飲食以外の業界の会社を経営することになったら、
まずは日本中で「働く人がやりがいを持って、生き生きしている同業の会社」ベスト5を探します。
そしてそこでは
「どんなチームづくりをしているのか?」
「どんな取り組みをしているのか?」
「なんでそんなに社員が楽しそうなのか?」
をものすごく学んで、自分のチームにどんどん取り入れるっていうことをやりたいですね。

インタビュアー:チームづくりにおいて男性、女性の違いで気をつけたり、
意識されていることはありますか?
大嶋さん:基本的にはスタッフに任せてしまうことが多いですね。
あんまり男性女性という分け方はしないですけど、チームの中で女性リーダーをつくって、その人に任せるということはよくやります。
とにかくその女性リーダーとたくさんコミュニケーションをとって、その人には自分の言いたいことが何でも言えるという関係性を作ります。
自分が店長だった時も女性のリーダーをつくって、その人の育成をしっかりやってました。
全員に対してももちろん関わるんですけど、その女性リーダーに任せることの方が多かったり、
スタッフからの相談ごとも集まるようにしたり、
なるべくその人の出番をつくるようにしていました。
男性でも女性でもうまくスタッフの出番をつくってあげることが大事だと思いますね。
インタビュアー:職場の雰囲気を変えたい!と思っているリーダーに向けて
大嶋さんからアドバイスをするとしたらどんなことをされますか?
大嶋さん:先ほども言いましたが、私が職場を変えたいと思ったら、
まずはみんなで学びに行ったりして、何かきっかけをつくります。
例えば、私がいきなり社長をやることになって、
周りからの信頼もない、自分の技術も自信もない、
そんな状態からチームをつくっていくとしたら、
いきなり「こう変えよう!」というんじゃなく、
みんなと
「どんな職場だったら楽しいか?」
「どんな仕事だったらやりがいを感じるか?」
というアイディア出しを一緒にして、
自分の考えと合わせながら「みんなでこうしたい!」と思える方向を決めていきますね。
自分自身いろいろなお店の店長を経験した中で、
ほんとにコミュニケーションを通してチームづくりをしてました。
やっぱりみんなと一緒に成長していきたいし、人が成長できる環境ややりがいを見つけていくことを大切にしたかったので。

大嶋さん:とにかくチームづくりに欠かせないものは『楽しさの追求』です。
楽しいの追求は本当に最強です。
経営者の仕事は
「いかに社員さんを楽しませてあげるか」
楽しいといってもいろいろな楽しさがあるので、
「みんなは何に楽しさを感じるのか?」
ということを大切にしていきたいですね。
楽しいことをたくさんやる。
極端な話「毎月社員旅行に行く」とか。
1年間くらい利益は全部社員さんに還元して、
とにかく育成と楽しさに投資します。
もちろんただ楽しいだけじゃなくて、楽しさの中にチームづくりの要素を入れていきながらですけど。
私が職場を変えようと思ったらそのくらいやりますね。
インタビュアー:最後に明日から実践できるような行動のポイントがあれば教えてください。
大嶋さん:「職場が楽しくなる方法を100個考える」
とにかく楽しさを追求して、
どうやったら今より1ミリでも職場が楽しくなるか?
というアイディア出しをする。
一人でやるのもいいんですが、できれば幹部と一緒にやるといいと思います。
そのリストの中からできることを実践していく。
「今月はこの3つをやろう」とか
「今週はまずこれをやってみよう」とか
とにかく「楽しさの追求」これに尽きると思います。
インタビュアー:ありがとうございました!
お話を伺って感じたのは、
インナーブランディング強化のヒントとなることばかりだということ。
ご本人はインナーブランディングについての意識はありませんが、
結果として、大嶋さんのお話は私たちフラップスプランが伝えたいことともリンクしていて
とても勇気をいただきました!
とにかくチーム作りで大切なことは
『楽しさの追求』
・働く社員が楽しく生き生きしている同業の会社さんTOP5
・職場を楽しくするための社員へのヒアリング、
・100個のアイディア出しなど、
すぐに実践できるヒントがたくさんあったと思います。
何か1つでもご自身のチームに取り入れることで変化を起こしましょう。
ぜひ、素晴らしいチームづくりにご活用ください。
これからも、私たちはもっとたのしくおもしろく働く人を増やして、
生き生きと成果を出すチームを日本中に増えることを応援していきます!
マネジメントやチームづくりについてワンネス経営®︎では登録者限定に即活用できるお役立ち情報を配信しています。
目標達成や時間管理、チームの生産性を向上させる為のヒントが満載です!
メンバーに仕事を楽しみながら成果を出してもらうコツは何か?主体的に取り組んでもらう為のポイントはどんなものか?などお悩みの経営者・管理職の皆さん是非ご登録下さい!
事務局:スズキヒラク
この記事を書いた人
福永寿徳
大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
2022.01.04
てっぺん二代目のチームビルディングとは?[後編]
特集株式会社てっぺん二代目代表の和田裕直さんにチームビルディングについてお話を伺いました。後編の今回はチームを一つにすることについて掘り下げます。 前編の記事はこちら https://flapsplan.co.jp/blog0055/ チームビルディングで大切なこと 福:あれだけ逆風のコロナ禍でどのように乗り越えたんですか? 和:やっぱり、改めて大切だなと思ったのは、目標の大切さですね。チームづくりに大切なことは、他にもいろいろあると思うんですが、あれだけの危機というか、緊急事態でしたからね。一つにならないと到底乗り切ることができなかったです。 福:相当早い段階で営業自粛を始めてましたもんね。 和:そうですね。一応、生意気かもしれませんが日本を代表する居酒屋という自負もあって何よりお客様と従業員メンバーの健康のことを考えて営業自粛をしていました。 福:めちゃきつかったですよね。 和:毎日、胃がもげそうでした。 福:でも笑ってましたよね。 和:笑ってましたね。今も笑い続けてます。笑。 福:それは目的があって? 和:はい、やはりリーダーが暗い雰囲気出しちゃったらチームが暗くなります。起きている現実は暗くても明るくても変わらないんで。だったらリーダーは明るくいようと。今月◯◯千万円飛んでったー!って明るく言おうと思いました。笑。 福:真剣になっても深刻になるな。まさに大変な時ほどリーダーの真価が問われるってやつですね。 和:いやそんな大したもんじゃないですよ。でも絶対何とかなるし、何とかするって決めてました。 福:先ほどの目標にもつながる話? 和:そうなんです。チームが一つになった時すごい力を発揮します。そのためには同じ方向を向くことがめちゃくちゃ重要になります。目標は絶対に欠かせません。 例えば、ラグビー日本代表って、普段一緒に練習してるわけじゃないし、ポジションによって役割が全く違うじゃないですか、ですけど、勝利するという目標は一緒です。だからこそ、それぞれが、それぞれの役割に徹して、やることはバラバラだけど勝利という一つの目標に向かっていけるんだと思うんです。 福:なるほど。確かにそうですね。 和:目標があるからこそチームが一つになれるんだと思います。この大変なピンチをどうチャンスにしていくのか。今もチームみんなで取り組んでいます。 これからの未来 福:では最後にこれからのビジョンというか展望を教えてください。 和:てっぺんの理念である「夢とありがとう」は何一つ変わることがありません。そして「日本中を明るく元気に」というビジョンも変わりません。 ただ今後は飲食だけではなく、ここまで蓄積した人育てのノウハウも最大活用してフィットネスや美容といった新しい分野での挑戦もしていきたいと考えています。 福:すごい挑戦が続きますね! 和:バックギアないんで!前にしか進めないんです! 福:さすがです。今日はありがとうございました。 和:こちらこそ!ありがとうございました! インタビュー後記 てっぺんの朝礼は怖い。 12年ぐらい前に初めてその存在を知った時、自分はそう思っていた。 大きな声で叫ばされて、気合と根性だ!みたいなノリがとても苦手だった。 しかし、創業代表の大嶋さんや引き継いだ和田さんから、なぜ?それをやっているのか?という背景を聞いていくと、決して気合と根性のマインドコントロール朝礼なんかではなく、科学的で論理的な理由が存在していた。 私を含め人は見たいものだけを見たいように見てしまう生き物だ。 人が本気で自分と向き合う姿を目の当たりにした時、何とも言えない恐怖が襲ってくる。 それを正面から受け止めることができない自分の弱さを棚に上げて「気持ち悪い」と一言で済まそうとしてしまっていた。 しかし、自分と向き合う恐れから一歩踏み出して、初めて朝礼に参加した日。 本当にたまたまだったが和田さんが司会だった。 私は彼のスピーチで涙を流していた。魂が震えた体験だった。 その日から自分自身とてっぺんのことが少し好きになっている自分がいた。 そして今、てっぺんが新しいステージに進もうとしている。 より多くの人に元気と笑顔を届けて、日本中を明るく元気にするために。 他にもチームビルディングの事例をご紹介! ワンネス経営®︎の公式ラインにご登録いただくと定期的に成果を出しているチームビルディングの取り組みや、すぐに実践可能なチームづくりのポイントを知ることができます。 相互理解を深め、チームがひとつになって目標に向かっていくために配信を受け取ってください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2021.12.28
てっぺん二代目のチームビルディングとは?[前編]
特集居酒屋てっぺん 居酒屋てっぺんは一時期、中小企業の経営者で知らない人はいないぐらいの認知度があった。 「日本一元気な朝礼」として社員教育に導入する企業もあり、実際に年間1万人もの人がお店の朝礼に参加していた。 しかしながら「元気がいい居酒屋」というコンセプトそのものが日本中に伝播した結果、その魅力は一般化していった。 そしてネットの一部の評価では「宗教だ」「洗脳だ」と誹謗中傷の対象となることもあった。そんなこともあり、居酒屋てっぺんは下火に…ならなかった!! コロナの直前には創業15年で過去最高売上、過去最高利益を達成した。卒業生の活躍も目を見張るものがあり、今日も日本中に元気と笑顔を届け、夢とありがとうの大切さを伝え続けている。 今回はその苦難の時期にも負けることなく、現在進行形で最強のチームを構築しているてっぺん2代目代表の和田裕直さんにお話を伺った。 和田裕直 (わだひろなお) さん ◯ 株式会社てっぺん代表取締役 三つ星フランス料理店「Regis et Jacques Marcon」で修行後恵比寿 一つ星レストランン「Le jeu de l’assiette(現 A nu, retrouves-vous owner chef)」下野昌平chefの元で修行 22歳でてっぺんに出会い、人が輝いて働くことの重要性を知る。店長、総料理長を経て、現在社長として社員の可能性およびお客様へ感動を追求し続ける ▷ 株式会社 てっぺんHP インタビュアー:福永寿徳 (フラップスプラン株式会社の代表取締役。愛知県出身) 二代目って大変じゃない? インタビュアー福永:よろしくお願いします。 和田さん:よろしくお願いします。なんか照れますね。 福:確かに。ほぼ毎日顔見てますからね。笑 和:いや、ふくさんに話すの緊張しますね。笑。 福:大丈夫です。いつも通りで。笑。 和:はい。 福:以前に、大嶋さんにも出てもらったんですが、今回はより最近のてっぺんというか、具体的なチームづくりについてお話しを聞かせてください。 和:はい!わかりました。 福:まず、 和田さんは創業の大嶋さんから重すぎるバトンをがっちり受け取った男として有名ですが、ぶっちゃけ最初どう思ったの? 和:そこからですか!?最初はそうですね。「はい」か、「イエス」しかなかったんで。 福:確かに。大嶋さんに頼むって言われて断れる人いるんかな。笑。 和:ですよね。笑。でも、まあ勝負してみたい。っていうのはあったし、大嶋大将が私に言ってくれたということはお前ならできる。というメッセージだと思って謹んで受け取りました。 福:実際、経営者になってみてどうでした? 和:いや、本当に何が何だか。料理のことやお店のことはわかるんですけどね。本当に決算書なんて意味わからないし、貸借対照表って何ですか?っていうところからでしたから。 福: でしたよね。めちゃくちゃ勉強してたもんね。 和:たくさんの人のお力を借りて何とか。 福:自分の勉強もそうだけど、和田さんがメンバーに対して最初に着手したのが勉強会でしたよね。しかも「あり方系」の。 和:そうなんです。飲食力を上げないといけない、という課題感はあったんですが、それよりもまず、一生懸命働くことと、悲壮感を切り離したかった。 福:というと? 和:なんか、今の風潮って社員が一生懸命働いていると、会社から働かされてるっていうように一方向からしか見てもらえてないなと思っていて。 特に飲食業って勤務時間が長いとかブラックってすぐ言われてしまうんですよね。実際に、よくも悪くもてっぺんの歴史の中でそういう側面があったことも真実だと思います。それは本気で独立を目指すメンバーが集まっていた時代には絶対に必要な要素だったと思います。 決してそれを否定したいのではなくて、時代の変遷に合わせた働き方ってとても重要だし、逆に変わらずに大切にすべきことも存在するんじゃないかと思います。だからこそなんですが、働くことに楽しいという概念を持ち込みたかったんです。 福:ものすごく共感します。本当にそう。 和:だからこそ、一貫して「自分で決める」ということをメッセージし続けました。入社する際にもですし、入ってからも目標も成長も自分で決める。よく自分で決めさせるって言いながら無言の圧力がある場合があるじゃないですか。笑。ああいうのが嫌いなんで、本当にあらゆることを自分で決めさせました。 福:自分自身の二代目というプレッシャーに打ち勝つことも自分で決めるから始まったのかもしれないね。 和:あ、ほんとそうですね。そこからかもしれないです。 チームビルディングで大切なこと 福:まずは、チームに対して自分が大切にしていることを理解してもらって、そこから相互理解を深めて、それから飲食力のアップに着手したよね。 和:おっしゃる通りです。これかなり企業秘密ですけど全公開ですよね?笑。 福:そうですね。笑 和:人間力にはとにかく自信がありました。てっぺんの商品は人間だと言い切れるぐらい。でも、今は日本中に元気な居酒屋が溢れている。その中で当たり前なんですが、飲食力の強化って避けることができないな。と。 福:「あり方」の下地を作っているからこそ「やり方」を載せた時に効果が出たわけですね。 和:そうです。おかげさまで飲食サイトでも高評価をいただくようになって、連日満席の状態が続くようになりました。 福:で、コロナがやってきた。と。 和:来ちゃったんですよね〜。 福:あれだけ逆風のコロナ禍でどのように乗り越えたんですか? 和:やっぱり、改めて大切だなと思ったのは… 後編に続く https://flapsplan.co.jp/blog0060/ お互いを理解しあう強いチームをつくるために 個性が違うひとりひとりが同じ目標を目指して集まるチームだからこそ、お互いを知り、得意不得意をチームづくりに活かしていく必要があります! 理解するためにはどんなことが必要か?違いを活かしてチームとして強くなるためのポイントは何か?ワンネス経営®の公式ラインでチームづくりのコツをお伝えしています! ラインの友達登録をして配信をお待ちください!皆さんのチームづくりに「プラス」となるようにメッセージをお届けします! ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2021.07.20
「生産性を高める会議術」前田鎌利 氏
特集会議が前月の数字を報告するだけの時間になっている。定例会議がマンネリ化して、正直効果が感じられない。 会議やミーティングはチームを前に進める重要な機会ですが、ちゃんと意識しなければ、ムダな時間になってしまうことも。 今回は会議の生産性を高めるコツを、大手企業で会議術研修なども実施されている前田鎌利氏に伺いました! どれもすぐに実践可能な内容ですので、もし今の会議に少しでも疑問を持たれている方は取り入れてみてください。 前田鎌利(まえだ かまり)氏◯一般社団法人プレゼンテーション協会 代表理事◯株式会社 固 代表取締役◯一般社団法人継未 代表理事 HP:https://www.katamari.co.jp/ 著書◯『社内プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)◯『社外プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)◯『最高品質の会議術』(ダイヤモンド社)◯『最高のリーダーは2分で決める』(SBクリエイティブ社)◯『プレゼン資料のデザイン図鑑』(ダイヤモンド社) プロフィール17年にわたりIT業界に従事。2010年に孫正義社長(現会長)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考され初年度第1位を獲得。孫正義社長に直接プレゼンして幾多の事業提案を承認されたほか、孫社長のプレゼン資料づくりも担当。その後、ソフトバンク子会社の社外取締役や、ソフトバンク社内認定講師(プレゼンテーション)として活躍。2013年12月にソフトバンクを退社、独立。2016年7月、株式会社固を設立。ソフトバンク、ヤフー、ベネッセコーポレーション、Jリーグ、UQ、SONY、Panasonic、日テレ、松竹、TOPPAN、OKI、ニトリなど200社以上の企業・団体などで講演、企業研修などを行う。 ゴールを明確にしてからスタートする インタビュアー:会議をもっと生産性の高い時間にしたいと考えている方は多くいらっしゃると思います。会議の品質を高めるためにはどんなことが重要なのでしょうか? 前田さん:まず一番の問題点としては、ゴールが明確じゃない会議がすごく多いんですよね。 「定例会議です。集まりましょう。」 といって、大して共有することも議題もないんだけど、毎週集まってるからとりあえず集まりました。とか、 何かがあった時の緊急会議。必要で呼ばれるならいいけど、「とりあえず呼ばれたけど、なんのために集まったんだ?」みたいな状態。 会議の品質を高めるなら、 「今日集まってもらった理由はこうです。」「この会議のゴールはこうです。」 と最初にゴールを明確にしてからスタートすることが必要です。 インタビュアー:「なんとなく」で会議をしてはいけないということですね。 会議にもコストがかかっている 前田さん:人を集めるということは、その人のリソースをその時間全部拘束してしまうので、ある意味その人に払っているお給料の時間分は自分が預かってしまうということになるわけです。 例えば、時給2,000円分くらいで働いているスタッフがいるとします。 その人が2時間拘束されると4,000円コストがかかっていることになります。それが定例で毎週すると1ヶ月に16,000円。1年に直すと20万円近くになります。 1人ならまだいいとして、これが5人10人とかになったら、年間で100万、200万円のコストがかかっていることになります。 これはバカにできないですよね。 会議でかかったコストを回収するにはどれくらい売上を上げないといけないか? を考えていかないといけません。 会議をするときは必ずコスト意識を持つことが大切です。 会議の本質は決めること もう1つ重要なことは、会議の定義は「情報を共有して決定をすること」です。 ただ集まって、情報共有をするだけであれば、メールで展開するだけで十分ですよね。 みんなが集まるなら情報共有だけではなくて、必ず意思決定をする。 これがすごく大事なことです。 インタビュアー:確かに。何も決まらない会議だと「なんで集まったんだろう?」となってしまいますね。会議を主催する側と参加する側、それぞれの立場で気をつけるポイントはどんなことでしょうか? 会議をデザインする 前田さん:経営者やマネージャーなど、会議を運営する役割の方は、1時間ならその1時間の会議をどういう風にするか?と事前にちゃんとデザインしておかないといけません。 会議のはじめに「今日集まってもらったのはこういう主旨で、これを決めたいと思っていて、そのためにみんなから意見がほしい」みたいにきちんと共有できるようにしておくこと。 その上で、じゃあどんな質問をしたら良い意見が出やすいか?どのタイミングで誰に話を振るか?など 一時間後のゴールに向かう道筋をデザインしておくことが事前準備として重要です。 参加する側が遠慮しない 前田さん:次に、会議に参加する側のポイントは「遠慮しない」こと。 例えば、会議に社長や上の立場の人がいると、「結局その人が決めちゃうから言ってもしょうがないな。」とか、「忙しい中で、こんな質問したら申し訳ないかな。」とか。 結局、発言もしないまま会議が終わってしまう。 これなら、そもそも参加しない方がいいです。 でも、呼ばれているからには何かしら発言を求められているんです。そのためにはわからないことは遠慮しないで聞かないといけないですよね。 自分から発言をすれば、上の人も下の人もそれに応えてくれます。 もちろん前提として、発言しやすい空気作りも大切です。 会議に参加する時には、どんな主旨で、自分に何が求められていて、議題に対して何を伝えることが大事なのかを事前にちゃんと考えてから参加することが大切です。 インタビュアー:ありがとうございます!最後に会議の品質をさらにあげるために実践できるポイントがあれば教えてください。 ファシリテーションは持ち回りで 前田さん:オススメなのは、会議のファシリテーションをスタッフが持ち回りで行うことです。 会社のトップがファシリテーションをしてしまうとその人の言うことが全てになってしまうので、トップじゃない人、特に若手のスタッフが順番にやれるといいですね。 色々なスキルが磨かれるのでぜひ順番にやってもらいたいなぁと思います。 それと、うまくいっている会社ほどボトムアップの会議が多くなります。 「これやりたいんです、承認して下さい」「新しい案を考えました!どうでしょう?」 という下からの意見がたくさん集まってくる方が、会社はさらに好循環で回っていきます。 トップダウンで上の人が「これ決めたい」「あれ決めたい」だけだと、だんだん自走力がなくなっていくんですよね。 「どうせ上の人が考えるからいいや」とか「これ以上仕事増えるの嫌だ」「自分がパンクするだけだからやめとこう」とか、どんどんやらなくなってしまいます。 なので、ボトムアップで積極的に提案ができる雰囲気作りができている会社の方が成長スピードは早いですよね。 何よりも自分がやりたいことを提案するわけだから、一生懸命やってくれます。 ぜひ挑戦してみてください。 チームの成果を最大化する為に 会議の生産性を高め、チームの成果を最大化するために、即活用できるお役立ち情報を受け取ってください! ワンネス経営®︎の公式LINEではリーダー育成やチームビルディングのコツを定期的に発信しています。 チームの生産性を高める為にLINEの友達登録をしてメッセージを受け取ってください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。