PMSって知っていますか?
94.5%の女性がPMSを感じたことがあるにもかかわらず、
PMSの理解が進まず多くの女性が一人でその苦しみを抱えている
という記事を拝読しました。
興味を持ってPMSについて調べていくうちに
自分に甘えている、気合いが足りない!と思っていたことが
まさかそれもホルモンのせいだったなんて・・・と
圧倒的にPMSの理解が足りていなかったと気づきました。
同じようにPMSに悩みながら働く女性や、
女性の部下を持つ男性にも是非知っていただきたい!と
このブログを書くことにしました。
フラップスプランの笑顔担当。一児の母。歌を愛し歌に愛された女。 働く人のサードプレイスとしてワンネス経営アシスタントトレーナー&毎月50名のメンタリングを担当。東京マラソン2023でサブ4達成!
PMSってなんなん?
PMS 、ぴーえむえす、何回言うの?って・・・(8回書きました。)
そもそもそれ、なんですか?!最新のゲーム?!というあなた。
安心してください、私も初めてちゃんと知りました。
PMSとは、“Premenstrual Syndrome”
(読めました?)
プレメンストルアル シンドローム!です!
覚えられそうにありません、引き続きPMSと呼ばせていただきます。
💡PMSとは、月経前症候群と呼ばれる症状で
生理前に起こるココロやカラダの不調を指します。
💡症状は人によってさまざま!
同じ人でも月によって症状が違ったり、
ホルモン分泌に影響をうけ、体質や体調によって
その種類はなんと!200以上!!
💡症状には年代によって異なる傾向があり、
20代の女性は、カラダの症状が強く
30代になると、心の症状が顕著になる。
特に、出産経験のある女性の方が、自己否定的になったり、
攻撃的な精神的症状が多くなりがちという傾向がある。
などなど・・・
これは調べたことのほんの一部ですが、
仕事も生活もとにかく忙しい時期に、
ストレスがよりいっそう症状を重くしてしまうという
悪循環に陥っていることが多いようなのです!!
ちなみに、私が初めて行った婦人科で言われた一言は
「負けず嫌いでしょ?」でした。笑
真面目な人、几帳面で完璧主義な人!負けず嫌いで自分に厳しい!
こんな性格の人は、PMSを我慢しがち。要注意だとか。
PMSは病気じゃないから、頑張れるよね?と言われてもつらく、
病気だから仕方ないね!と言われても悲しいという現実が、
じゃあどうしたらいいの!!と
自分自身も周りも困惑させてしまうのだと感じました。
まずは、自分の周期や症状を正しく理解することが大切です!
わたしとP M S
産後仕事復帰し、正社員として3年間
毎朝5時半に起き、1時間のトレーニング
シャワーを浴びて洗濯を干して、カーテンを開ける。
7時15分に息子を起こし、朝食と身支度、
8時に登校 & 通勤、9時半出勤、10時から朝礼、
これが理想の朝のルーティンです。
調子のいい時は、それはもう心もお肌もキッラキラ。
心の底から絶好調を真剣に数えてみた結果、1ヶ月のうち10日だけ!!?
メイクや服装で気分を上げて、なんとかやり過ごしながら、
7日間は絶不調、もう廃人。笑
私は、比較的我慢強い方なので、
腹痛やだるさ、めまいや吐き気、眠気や不眠、便秘やむくみなどの
一般的なカラダの不調は、気合いでなんとかしてきました。笑
しかし、こころの不調はキリが無いくらい・・・いきまっす!
・ぎゅーっと張り詰めた気持ちになる
・急に泣きたくなる
・集中できず、ぼーっとしてしまう
・考えや言ってることがコロコロ変わる
・誰にも会いたくなくなる
・でもどうしようもなく心細い
・世の中の甘いものを全部買い占めたくなる
・目に映るものすべてにイライラする
・・・・このへんにしておきます。嫌いにならないで♡
我ながら書いておいて、そんな奴いやだ!と思います。
そう!分かっているのに、自分ではコントロールできない。
その結果ミスが起きたり、信頼関係に影響したり、自己嫌悪に陥ったり、
生理が終わって自分でもなんだったんだろう?と思うくらい
嵐が去ったとしても、身の回りの被害が甚大・・・。
リカバリーするのに時間がかかることが大きな問題なのです。
社会人として、母親として、そんな自分がこわすぎる!
そう思った32歳の春から実は3年間向き合ってきました。
が、まだまだ全然ダメダメなのが正直なところです。
教えて!PMS対策!
PMSを改善させるためには、食生活の改善や軽い有酸素運動
睡眠や入浴、ストレッチ、漢方、アロマなどなど
ホルモンバランスを整えるための様々な方法があります。
自分にフィットする方法をとにかく試してみるのですが・・・
対策ができない!(信じられないくらい無気力)になってしまった時の
自分を動かす方法を、わたしが1番知りたいのです!笑
これはあくまでわたしの場合ですが、
PMSだからできない!ではなく、
この時期に普段できていないことがより浮き彫りになる感じがするのです。
具体的に言うと、
「できない自分を受け入れることができない!!!」ということ。
頑張っていない自分には価値がないという大きな恐れが
ちゃんとしなきゃ!やらねばならぬ!!!と
精神的にも身体的にも自分を追い詰めていることに気がつきました。
そして、これは正直気づきたくなかったのですが、
具合が悪いほうが都合のいいことがある、のです。(はぁ、言ってしまった)
優しくしてもらえる、大切にしてもらえる、という甘え、
そして、具合が悪いから仕方ないという評価からの恐れ・・・
ここにもいました、セルハン!!!(セルフハンディキャップ)
これは、PMSに限らず、大切なレースの前に体調を崩したり、
テストの前に熱が出る、と同じ原理原則です。人間ってすごいです。
もう一度言いますが、これはあくまでわたしの場合です。
本当に具合は悪いのです!お腹をチェンソーで切り刻まれるくらい痛いんです。
したことないから分かりませんよね、わたしもしたことないですけど。笑
PMSが爆発した時に読む3箇条
⓵100点より100%!
「100点は無理かもしれん。でもMAXなら出せるやろ。」
松本人志さんの言葉です。
100点は取れなくても、100%を出す努力をすること
完璧主義を手放して、できないをちゃんと認める。
それでも「できるとしたら?」と考えてみる。
そして、犠牲的に頑張るくらいなら、今日はやらない!を選択する。
10kmサクッと走れる日もあれば、1mmも動きたくない日もある。
そんな日々の変化を愛おしく受け止められるようになりたいと思います。
⓶体調管理は時間管理
最近では、生理休暇も労働基準法第68条に定められてます。
だからって「1週間休みます!」なんてなかなか言えない。
どうせ休むならキラキラな時に旅行で有給使いたいですよね。
今日はあかん!!!そんな廃人になりそうな日は
何もできないことを想定して準備をする。
・緊急な仕事を片付けること
・重要なアポや会議を調節すること
PMSを悪化させる可能性があるカフェインやアルコールを控えたり
こちらで選べるものであれば、
極力飲み会や会食を入れないようにしています!
最高のパフォーマンスが発揮できる時間管理を徹底していきます。
⓷周りに感謝して助けを求める
どんなに無気力になっても、廃人になっても
自暴自棄になったり、自分を責めるのではなく、
「できるようになりたい!」その気持ちだけは忘れない。
1人で抱えない、我慢しない、周りに助けを求めることが大切!
大切な人にはそう伝えているのに、自分にはなかなかできていない。
だからこそ、声を掛け合うことを大切にしたいと思います。
まとめ
生理は痛い、辛そう!というのは
きっと世の男性も理解をしてくださっていると思いますが、
その前後にも人それぞれ身体や心の不調を抱えているということ
これは、PMSに限ったことではなく、
雨が降った朝は片頭痛がひどい!とか
いっぱい飲んだ次の日は・・・(これはぎりアウト?)
人それぞれ抱えている持病や症状も含めて、1人で抱えすぎずに、
少しでも理解してもらえるように伝えることが大切だと思いました。
こんなに頑張ってるのに!!と悲劇のヒロインにならず、
ちょっと助けてもらっていい?手伝ってもらえると嬉しいです。と
しっかりとニーズを言葉にして伝えるようにしていきます。
自分にも周りも優しく、助け合える職場を一緒に作っていきましょう!