2022.06.09
スタッフブログ
私は研修の中などで相互依存という言葉をよく使う。
プロとプロがお互いに力を合わせることで、1+1=2以上のパフォーマンスを発揮するような状態だ。
その状態を説明する際に「わたし、失敗しないので」でおなじみドクターX外科医大門未知子の例を挙げている。
どんな天才外科医であっても100%のパフォーマンスを発揮するのは容易ではない。麻酔医として患者の全身状態を管理する内田有紀はもちろん必要だ。そして完璧なタイミングで器械出しをするオペ看護師、人工心肺などを管理する臨床工学技師など、さまざまな役割の人たちが誰一人欠けても「100%の大門未知子」ではいられないのである。
つまり、その状況においては、どれだけ天才的で独善的な存在であっても、「わたしが存在していられるのは周りの人のおかげ」となるのである。同時に周囲のサポートメンバーも大門未知子がいるおかげで自分達の役割が生まれている。
通常であれば、医師とそれ以外という職種や役職による上下関係が存在する。
しかし、この目標にまっすぐ向かった際に生まれる対等感こそが相互依存の特徴である。「あなたがいないとだめ」でもなく、「あなたがいなくても大丈夫」でもなく、「あなたがいるともっとがんばれる」という関係性を構築する。仕事でも恋人でも家庭でも友人でもなんでもいいので、その関係性こそが最強で最高だ。そんなことを研修中にお伝えさせていただいている。
そんな私が、つい先日、本当に患者となり手術を受けてきた。
先にお伝えしておくと、超ひまな人だけに読んでいただきたい。
こんなことを書くと普段の文章は学びがあるように聞こえてしまって、また墓穴を掘っている感が否めないが、とにかく楽しんでいただければ幸いだ。

大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
2022年6月7日午前10時30分
私は手術を受けた。
背中の右の肩甲骨付近にできていた脂肪腫(しぼうしゅ)の摘出術だ。
それはもう腫瘍の中でも無害中の無害のやつだ。
全くもって命にも関わらず、何かの症状があったわけでもない。
ただただ、気になっただけだ。
誰に晒すでもない、誰に見られるわけでもない、恥じらいもトキメキもない41歳男性の背中だ。
ただ3年ほど前から存在は認知しており、年々少しずつ大きくなっている感じはしていて、なんとなく、将来的にもっとでっかくなったら嫌だなぁ。そんな動機だった。
遡ること3週間前。
いつのまにか病院という場所はふらっと行ってはいけない場所になっていた。
このコロナ禍で電話による事前ヒアリングと予約が常識らしい。
会社のそばの形成外科に連絡。もちろんこっちは理学療法士の免許持ちだ。専門用語で自分の状況を簡潔に説明することなど朝飯前なのである。(ただし一度も病院勤務などしたことがないペーパー医療従事者であり、車の免許だったら一度も車の運転したことがない人が何を偉そうに。という状況なのは幸いにもバレてはいない)
初診の日も、診て3秒で「はい、脂肪腫ですね〜。手術前の血液検査しましょうね〜」で、同意書を書き日程を決めた。
万全の体調で当日を迎えた私は、きっちり10時30分に処置室にいた。
とても簡素な手術、いや、そこにいた全員が簡素な簡素な10分ぐらいで終わる【処置】ぐらいの予定だったのだ。だからこその処置室。ただカーテンで仕切られた部屋で医療従事者が何度もうつ伏せに寝た私の目の前を通り過ぎて行った。
担当は女性ドクター。落ち着いたトーンで「よろしくお願いします」と、挨拶をしてくれた。
そして助手を務める女性の看護師さん。ドクターが背中に麻酔を打っている際に背中をトントントントンしてくれていた。これは「タッピング」と呼ばれる手法で患者の気持ちが少しでも落ち着くようにという優しさ溢れるテクニックであり、41歳の男性をうっかり子ども扱いしたわけではないのである。
麻酔が効力を発するまでの間に、再度、これから行う手術の概要と見通しを話してくれた。決して愛想がいいわけではないが気配りをしてくれる女性ドクターと看護師であった。
この時に私の頭の中でドクターエックス大門未知子のオープニング曲が流れていたのは言うまでもない。
背中の局所麻酔が効いてきたのを確認して手術がはじまった。
ややテンションが上がった私は
「麻酔すご!全然痛くない!」と、
誰も得しない、何の生産性もない、笑いも気づきもない、ただ二酸化炭素を増やすだけの言葉を発していた。
それから30分後。手術はなぜか続いていた。
簡単な処置だったはずだ、10分ほどで終わる簡単なやつだったはずだ。
なぜだ?なぜドクターはまだ私の肩甲骨付近に開けた穴から鉗子をツッコんでいるのだろう?なぜ何かしらの軟部組織を引っ張り続けているのだろう?
雲行きがおかしい。
「せ、先生、ど、どうされました?」
「あ、いえ、問題ないんですよ。問題ないんですが、腫瘍が思いのほか深いところにあって」
なるほど、確かに外から見ただけではその腫瘍がどの深さにあるかは分かりにくいのかもしれない。
「で、でも順調ですからね。あ、安心してくださいね」
どう考えても動揺している。よし、ここはあれだ。あれしかない。
相互依存だ。
「あ、あの、なんか私にできることがあったら言ってくださいね」
うつ伏せに寝て肩甲骨あたりにぱっくり切れ目が入っている男が、手術中のドクターと看護師を助けようとしているのだ。
それはもう滑稽だったのだろう。
二人して私の背中越しでも分かるほどの苦笑いをしてくれた。
それなのにドクターがノッてきた。
「じゃあ、今どんな仕事をされているか教えてください(苦笑)」
任せろ。
そんな話は任せろ。と。
企業研修をやっていること。チームビルディングや、マネジメント向けの研修が得意なこと。
おそらくその医院史上もっとも流暢に話す患者がそこに誕生した。
うつ伏せ背中ぱっくりお喋り男だ。
ドクターも看護師も「おい、まだかよ?」系の患者だと焦って非常にやりにくいらしい。
その点、うつ伏せ背中ぱっくりお喋り男は非常にやりやすいのだろう。
いや一周回って逆にやりにくかったかもしれない。
しかし、ドクターも看護師もリラックスしてくれたのか、色々話しかけてくるようになった。
「かなり深いところに腫瘍があります。今、筋肉を切ってもう一つ深い層に進んでいます。」
「せ、先生、かなりの大手術じゃないですか?」
「そうなんですY O!診察のドクターからの報告とはかなり話が違うんです。」
「そうだったんですね?」
「どうしよう、これ全然終わりが見えない」
「止まない雨はありませんよ、終わらない脂肪腫もありません」
「www」
「あなたならできます」
「ありがとうございます!私できます!やります!」
こうして、私たちは背中の脂肪腫を囲んで一体感を育んでいったのだ。
医師、看護師、患者。の3名が個を発揮し、長所を生かし、1+1+1=3以上の成果を出したのだ。これこそがチーム医療(違う)
ファースト切開から約1時間、ついに待ちに待った一言が
「み、見えました!終わりが見えました!」
全員の脳内に負けないで♪が流れた瞬間だった。
そして、背中から何かが取り出された。
決して爽快感ではない。何かが取り出されたことだけがわかっただけだ。
「ご覧になります?」
「え?見ます」
目の前に現れたのは、
牛ホルモン一人前
「焼肉屋で見るなぁ。これ」
「www」
「いや本当、福永さんのおかげで最後まで集中できました」
「(本当か?)笑。もしよかったら YouTube始めたんで見てください」
「www」
処置室が苦笑いと優しい一体感で包まれた。
丁寧に縫っていただき手術は終了。
こうして、うつ伏せ背中ぱっくりお喋り男は、背中縫われお喋り男になって帰路についたのである。
相互依存は心持ちと行動だけで成し得ることができる。ということを伝えたい。
ただし、病院ではお静かに。
・生産性を向上させたい
・人材育成で課題を抱えている
・会社に一体感を作りたい
など、お悩みをお持ちの経営者・管理職の方に動画をお届けしていきます!
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事務局:スズキヒラク
この記事を書いた人
福永寿徳
大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
2025.08.12
今までとは違う熱中症のリスク!
スタッフブログこんにちは!健司です。 私ごとではありますが、つい先日、熱中症になってしまいました。週末、炎天下でBBQをしたところフラフラになり、帰宅後に体温を測ったら37,8℃。アルコールも入っていたこともあり、気づかないうちに熱中症になっていました。 「このくらいなら大丈夫だろう」と思って行動してしまったのが間違いでした。そこで、今回初めて熱中症について本格的に調べてみることにしました。 営業で外回りの方、屋外でお仕事をされている方はもちろんのこと、「自分は大丈夫」と思っている方にとっても、熱中症はとても身近なリスクになり得ます。 この記事を通じて、行動が変わるヒントになったら嬉しいです。 まだ大丈夫は危ない 私は、よくわからない我慢強さで「まだ大丈夫」と言い聞かせておりました。熱中症になったことがある方なら、きっと共感してくださるのではないでしょうか。 気合いだけでは乗り越えられなくなっているなと思いながら、怖いことに気づいた時にはすでに熱中症になっていることがほとんどです。 それは、熱中症が「段階的に進行する」ものだから。だからこそ、気づきにくいのです。 例えば、「ちょっとだるいな」「少し疲れているかも」と感じることは、誰にでもあると思います。ですが、それが身体からのSOS「熱中症の初期症状」だと気づく人は少ないのではないでしょうか。 普段から感じている体調の変化を、わざわざ「これはSOSかも?」と思うのは難しいですよね。しかし、この小さな違和感こそが、熱中症の始まりだそうです。 日頃から屋外で活動されている方やスポーツをされている方は、暑さに慣れている分、気づきにくい傾向もあると思います。 また、寝不足やお酒を飲まれている方は脱水になりやすく、熱中症になるリスクも高い上に、気づきにくいとも言われています。 身体からのサインを見逃すと、症状は進み、やがてふらつきや頭痛など、より重い症状へと移行してしまいます。 だからこそ、普段の小さな身体の反応にも注意を払い、見逃さないことが大切だと思いました。 昔の暑さとはもう違う 先日、厚生労働省からこんな発表がありました。 令和7年6月1日に【職場における熱中症対策の強化について】改正労働安全衛生規則が施行されました。 まとめると、・早期発見の体制整備・対応手順の作成・関係者への周知 「またまた〜。大袈裟でしょ?」と思い、調べて見たら、本当に昔と全然違っていました。 1880年代は、35℃以上の日が年に1〜3日だったのに対し、2020年以降は、年に22日も猛暑日が続いています。 特に、昨年2024年は、なんと39日もありました。 また、1880年代と比べると平均気温が約3℃も上昇しています。 これをお風呂の温度で例えると、43℃と46℃の違いのようなもので、46℃はかなり熱くて、入るのが難しいレベルですよね。 つまり、ここ最近の夏はずっと危険な状況にあるということです。 昔の夏とはまったく違うため、夏の過ごし方や暑さの対策も見直し、熱中症への意識をより強く持つ必要があると改めて感じました。 熱中症を防ぐ+なってしまった時の対処 では、どうやって防ぐのでしょうか。 今までの熱中症の防ぎ方といえば、「水分」「塩分」「糖分」を摂ること、とお聞きになった方も多いのではないでしょうか。 これは、もう当たり前のことになっているようです。 「摂りましょう」ではなく、「摂りなさい」というレベルみたいです。極端に言うと、これだけでは防げないとさえ言われているそうです。 実際には、涼しい場所で休むことや作業の中断など、今までとは少し違う工夫も必要になってきています。 「仕事の都合でそれは無理!」という声もよくお聞きします。 そんな方は、凍らせたスポーツドリンクを何本か常備することや、経口補水液をこまめに飲むなど、できる限りの対策をしてほしいと思います。 ご自身で「もしかしたら?」と感じた場合は、涼しいところに移動して、水分、塩分、を摂ってください。 また、鼠蹊部や首元を冷やすと良いそうです。 そして、もし近くで熱中症になった方がいた場合は、以下の手順でサポートしてあげてほしいです! 引用:厚生労働省 【職場における熱中症対策の強化について】 上記の図から、・自分で水分が飲めるかの判断。・1人にさせない。この2つがとても重要だと感じました。 いざという時は、迷わず勇気を持って行動してほしいと思います。 まとめ 数字で見ると、思った以上に気温が上がっていて、驚きました。でも、知識があるからこそ、ちゃんと対策も対応もできるなと改めて気づきました。 私たち人間は、身体の健康が一番大切な土台です。お仕事でもプライベートでも、身体が健康であってこそ、心も元気でいられますよね。 暑さが変わっていることを理解して、少しだけ「熱中症」に目を向けて過ごしてほしいと思います。 本当に夏は暑いですが、一緒に頑張っていきましょう!
2021.06.15
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スタッフブログこんにちはフラップスプランの新卒スタッフ スズキヒラクです。 「なんか〜入社前のイメージと違って〜」 「自分にはこの仕事が合わないのかなと思って...」 こんなことを言って 新卒スタッフが辞めていったという体験はないでしょうか? 会社は学校じゃねぇんだよ と思いつつも多くの会社では、まだまだ未熟なのは当たり前。 少しずつできることを増やしていこうね。と丁寧に新人教育をしているのではないでしょうか? 大切に丁寧に教育をしている。 でも... 辞めていく。 どうして!?!?!? ですよね。 私と同じ平成10年度生まれが、たくさん悩ませてしまって申し訳ありません。 代表してお詫び申し上げます。m(._.*)mペコッ といいつつ、私も辞める新卒の気持ちがなんとなく分かります。(気持ちがわかるだけで実際に退職したりしませんよ!!退職を考えていたら会社のブログでこんな記事書きません。笑) 今日は私が「辞める新卒」の気持ちを代わりにお伝えしたいと思います。 2分ほどお付き合いください。 1999年3月6日生まれ(23歳) フラップスプランの新入社員。 山形生まれ長野育ち。4歳から高校2年生まで空手道に打ち込む。 全国大会出場も鼻血を出しながら初戦敗退。 大学2年生の冬、フラップスプランにインターン生として通い始め、 その後入社。今食べたいアイスは「おいももなか」 投稿一覧へ なぜ新卒は辞めるのか?それはズバリ「〇〇〇と〇〇がないから」なんです! 今まで私たちは学校という自分の好き嫌いで行動を選べる世界にいました。 気の合う友達とだけ行動を共にし、「単位が取りやすいよ」と言われた授業を選択して、ワガママが許されていました。 ですが社会はワガママを許してはくれません。 好き嫌いではなく、やらなくてはいけない仕事があります。 やらなくちゃいけない仕事がある?そんなの当たり前じゃないか! その通りです... でも、ワガママが許されてきた分、ここにギャップを感じるんです。 そして、やらなくてはいけない・やるべき仕事こそが必要なことである、重要なことである、 ということにも全く気がつきません。 物事を長い目で見る視力なんて持ち合わせていません! 私たちは目の前しか見えません!! もっとできると思っていたのに、何もできない自分がダメ人間に思えてくる。先輩の様に仕事をこなせる自分の将来が想像できない。雑務や単純作業ばかりでなんのために仕事をしているのかわからない。 理想と現実が離れ過ぎているんです。 そしてこんなはずじゃなかった。辛い。自分はやっていけるのだろうか?と 不安を覚え、勝手に焦り出す。 勝手に焦り出すと見える範囲が極端に狭くなるんです。 もう心の視力は0.01! な〜にも見えていません。 右も左もわからない、なんなら自分の現在地もわからず、砂漠にポイっとされたと錯覚します。 「心の視力が悪過ぎて何も見えないし、そもそもどこに行ったらいいのか分からない」という状態です。 私自身、そんな錯覚に陥ったこともあります。 ですが退職を考えたことはありません!(すごいでしょ、褒めてください。) でもこれはフラップスプランという会社に恵まれたから。というのがおそらく一番の理由です。 なぜかというと、会社から将来的にこうなって欲しい。 だから半年後にはこのくらい、3ヶ月後にはこれくらいできるようになるといいよね。 じゃあ今できなくて当たり前のレベルから、ちょっと挑戦するべきところはここだね。 といった、どんなお馬鹿さんでも使いこなせる「安心」というメガネと「目標」という地図をもらったからです。 「安心」というメガネにより、落ち着いて周りを見渡すことができ、視野が広がりました。 「目標」という地図を持つことでいつまでに何を頑張ったらいいのか理解することができました。 メガネと地図をもらった私は頑張るべきことが明確になり、砂漠をも歩ける様になりました。 漠然とした不安を→「大きな〇〇」に変換 もう少し言うと、そもそも砂漠だと錯覚していたが舗装された綺麗な道があるじゃないか!と気がつきます。 社会人の諸先輩方からしたら、甘やかしすぎだと思われるかもしれません。 でも本当にこれだけで違うんです。 もし身近に砂漠にポイっとされた錯覚に陥って、漠然とした不安を感じている新人くんがいましたらどうか話しを聞いてあげていただけないでしょうか? 「何がそんなに不安なの?」と。 (もしかしたら未熟過ぎて何が不安なのかすら、答えられないかもしれません。笑 それでも話しを聞くだけ聞いて欲しいのです。) そして1年後・半年後・3ヶ月後の目標を先輩のエピソードなどを絡めつつ、一緒に設定してください。 それだけで未熟な新卒は救われます。 漠然とした「不安」が大きな「安心」に変わるんです!! もう神様に救われた気分です。 何を頑張ればいいのか分からないという「不安」を解消すれば 「なんか〜入社前のイメージと違って〜」なんてやつは 「イメージと違うのかな?なんて思ったんですけど、ちょっと視野を広げてみたらやっぱり自分の憧れていた世界だったんです!」とか 「自分にはこの仕事が合わないのかなと思って...」なんてうつむきながら言ったあの子も 「憧れている先輩も新卒の時、同じことを感じたと聞いて安心しました!頑張ります!」なんて目を輝かせながら言うことでしょう。 新卒って手がかかる存在で申し訳ありません。笑 でも頑張りたい気持ちはあるのです! 何も見えていない心の視力0.01を矯正するメガネと、いつまでにどうなって欲しいのか?という地図を与え、頑張るべきはここだよと、そっと教えていただけると助かります。 きっとあっさり辞める新卒も減るはずです。 これからも情報発信を頑張ります。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 新卒教育やマネジメントで頻発する問題の向き合い方 まだ何も理解できていない新卒を代表に、立場や経験の違いからコミュニケーションやマネジメントのトラブルが起こってはいないでしょうか? トラブルを予防・解決するにはお互いが学び、お互いを理解していく必要があります。 ワンネス経営®︎の公式LINEでは円滑なコミュニケーションのコツや、組織を強いチームにするためのヒントを配信中です。 コミュニケーションや組織づくりのお役立ち情報を下のボタンからLINEを追加し配信を受け取ってください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2021.12.16
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スタッフブログ先日ワンネス経営研修でアシスタントをしていたときこんな出来事がありました。 それは、研修開始早々・・・ 前回の講義の振り返りをしてから1ヶ月取り組んだことをシェアする時間に 衝撃発言・・・「忘れてました!」・・・と! 忘れてただとおおおおおおおおおお!? フラップスプランの笑顔担当。一児の母。歌を愛し歌に愛された女。 働く人のサードプレイスとしてワンネス経営アシスタントトレーナー&毎月50名のメンタリングを担当。東京マラソン2023でサブ4達成! 投稿一覧へ 確かに人は忘れてしまう 例えば、リアクションは相手のためにしましょうという講義。 話を聞いているときの相槌って自然発生で無意識で出来ていると思っているけど実際は全然出来てないんですよね。 ちゃんと聞いてますよ!伝わってますよ!興味ありますよ~!なリアクション。 「1ヶ月意識してみます!」とキラキラした瞳で語っていた彼、グッバイ。 悲しいです。 と言いつつも、たしかに忘れちゃうんですよね。 どれくらい忘れるかというと、エビングハウスの忘却曲線ってご存知ですか? これくらい忘れちゃうんです。 研修中にもちゃんとお伝えしています。 そう、それでも・・・ すぐに忘れちゃうということさえ、忘れないぞ!と決めたことさえ、人は忘れてしまうのです。ああ、刹那。 5つのステップ 赤ちゃんが歩けるようになることにしても、仕事のスキルの習得にしても、 人が成長するには5つのステップがあります。 分かりやすく説明するために図にしてみたのにどうして富山弁で書いてしまったのでしょう。・・・解説します! 1段階目知らないからできない!!!(無意識的無能状態)2段階目分かっちゃいるけどできない(意識的無能状態)3段階目頑張ればできる(意識的有能状態)4段階目当たり前にできる(無意識的有能状態)5段階目完璧!人に教えることができるレベル(無意識的有能に意識的有能) 1段階目:知らないから出来ない!!! 「君ならできる!」と応援されても「一億円あげる」と言われても知識も経験もないので出来るわけがありません。研修前は何も知らないこの状態! どんなことに取り組むにしても、まずはこの状態からスタートします。 そして2段階目! 2段階目:分かっちゃいるけどできない! 自転車に乗ろうとした子供が急に乗れないといった状態と同じですね。 こんな風にやったらできるかも?と頭では分かっていても、実際にやってみたらできない。 一番もどかしい段階であり、一番時間がかかる段階でもあります。 しかーし!!! この1段目と2段目の間にもっとも大きな魔物が潜んでいるのです!!! 1段目と2段目の間に要注意 知っているはずだけど、まだ分かっちゃいないそのときに出る言葉。 そうthis is 「忘れてました!」です。 小学校のとき、必死に覚えた九九。どんなに時がたっても覚えていますよね。 覚えていれば使えます。忘れてしまったら、まったく使えないのです。 当たり前のことをドヤ顔で言いますが、まずは覚えていること、そして実際に使うことが大切なのです!!!!! すぐ忘れちゃうあなたへ、そしてわたしへ。 忙しい日々に追われて忘れちゃうんだもん、仕方ないじゃん。 しかし、意識しないと今までの自分と変わらない。また1ヶ月後、1年後、見事に忘れてしまう繰り返しです。 とっておきの方法!答えはもうこれしかありません! 今すぐ紙に書きましょう!そして、それを貼りなさい! 研修中のシェアの中でも様々な工夫をして継続されている人を見てきました。 携帯やデスクトップの待ち受けに設定する PCに付箋を貼る そしてトレーナーの福永が2年間実践したという【玄関に貼って毎朝読み上げてから家を出る!】は効果絶大です! 「毎朝、妻に笑顔を見せてから出社する」と玄関のドアに貼って3ヶ月実践した20代男性の家庭はとても円満になったそうです。(奥さんの気持ちは謎です。笑 恥ずかしながら、わたしはやらないといけないことを忘れてしまうことがよくありました。 ・〇時までにメールを送る・〇日までにシステムの設定をする 等、とても基本的なタスク管理が出来ていませんでした。 そこでわたしは、大切な予定やタスク、締切を忘れてしまわないように Googleカレンダー 手帳 スマホ 会社の壁掛けカレンダー というあらゆる場所に書き込んでいます。何度も書くことでリマインドし、とにかく目につくところにあることで常に意識せざるを得ない環境を作るようにしています。 一見効率が悪いように見えますが、わたしなりの成長のための努力です。 まとめ 「忘れてしまう」ことを忘れないために工夫をしましょう! 紙に書いて目につく場所に設定し、さらに毎日声に出すと効果絶大! あと、どうしても直したい無意識なクセなんかは、周りの人を巻き込むとさらにGOOD! 「腕を組む、足を組むクセは、やってたら教えてね!」で解決出来た人多数♪ 無意識を意識する努力をすることで、必ずよい習慣にすることが出来ます! 2021年も残りわずか! 新年に掲げた目標を覚えていますか? 紙に書いて手帳に書いた人、常に見えるところに貼っている人はどれくらいいるでしょうか? 是非2022年の目標を立てる際にも、参考にしてみてください♪ タスクも紙に書き出し管理しましょう! こちらから弊社で使用している週間管理表をダウンロードしていただくことが可能です!仕事ができる人とできない人の違いは、ズバリ!タスク・スケジュールが管理できているかどうかです。 書き出すことでしっかりと管理をすることが可能になります。是非ダウンロードをして仕事にプライベートに、ご活用ください! 事務局:スズキヒラク 週間管理表のダウンロードはこちら↓↓↓週間管理表エクセルファイルを手に入れる
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。