先日、弊社は春の社員旅行に行ってまいりました!
行先は……名古屋!!
なぜ名古屋かというと、3月13日に開催された「名古屋ウィメンズマラソン・名古屋シティマラソン」に社内全員で出場する為です!
弊社フラップスプランにはトライアスロン部というものがあります。
4人中3人が部員として健康管理を目的に様々なマラソンやトライアスロンの大会に挑戦しています。
4人中3人が部員・・・
残りの1人誰よ。
そうです。私です。
なぜ参加しないのかというと、
「膝をケガしたことがあるから身体が心配」
というのは言い訳で、本心は「マラソンは苦しそうだからちょっと嫌、わざわざ身体をいじめなくても・・・」と思っていました。
ですが今回は私も10㎞マラソンに参加しました。
そして自分でも驚いているのですが、また挑戦してみたい。もっと走れるようになりたい。と今思っています。
何があったのか、どんな社員旅行だったのかレポートいたします!
1999年3月6日生まれ(23歳) フラップスプランの新入社員。 山形生まれ長野育ち。4歳から高校2年生まで空手道に打ち込む。 全国大会出場も鼻血を出しながら初戦敗退。 大学2年生の冬、フラップスプランにインターン生として通い始め、 その後入社。身長が186cmもあるのに極度に猫背で小さく見える。ただいま猫背矯正中。
出場以前の関門それがPCR!
コロナ禍での開催ということもあり、出場するためにはPCR検査の陰性証明が必要でした。
ここで陽性になったらどうなってしまうのだろう?とドキドキしながら、大会前日のお昼に大会側で用意してくださった名古屋駅前の会場で検査を受けました。
結果が出たのはその日の夜。うどんを食べている時。
晴れて皆陰性!
ここでようやく明日選手として走れることが決まりました。
選手インタビュー
ユカ:人生13回目のフルマラソンに出場。初めて本気でトレーニングを2ヶ月間毎日コツコツ継続!自己ベスト更新を目指し今回こそは間違いなく4時間を切る。いや、むしろ3時間半を目指す勢いで名古屋の街の爆走する所存。
福永:3年ぶり2回目のハーフ出場。そこそこ練習をしたため、少しだけ余裕の表情(のみ)目標は2時間半を絶対に切る!あわよくば2時間15分!
幸代:ハーフに出場。人生最高に練習をしたと豪語。その月間走行距離30km。なぜその練習量でその自信を手に入れることができるのか?練習量と手に入れる自信の費用対効果が良すぎるコスパモンスター。
ヒラク:10キロに出場。膝に爆弾を抱えている。ゴールの段階で0脚が◯脚ぐらいに両膝が外側に折れているんじゃないか?ということだけが周囲の興味。目標は生きて帰る。
いよいよ当日!9時10分号砲!
ウィメンズマラソンのスタートは9時10分!
7時10分から手荷物預け開始ということで、ホテルを6時30分に出て7時前には会場入りしました!
当日のメディカルチェックも厳重!
手荷物預けて、目標タイム順に分けられたブロックに整列します。
3時間45分でゴールを目指すユカ選手はDブロックスタート!
一足先にスタート地点に向かわれました。
ぼくたちのシティマラソン
さぁ次は私たちの番です。
ですがこの時シティマラソンのスタート時刻まで約3時間。
特にすることもなく、ちょこんと座ってその時が来るのを待ちました。
(終わってから、「朝見送ってくれてありがとね。あの後スタートまでだいぶ待ったでしょ。」とユカさんに言われたのですが、マラソン初出場の私には見送りをしたことで待ったという感覚がなく、本気でマラソン大会とは待ち時間がとても長いものなのだなぁと思っていました。ちょっと馬鹿。)
3時間後…
さぁ今度こそ私たちの番です。
私にとって初めての10㎞マラソンがスタートしました。
初めてのマラソン大会にエントリーをしてから当日まで約4カ月の間、「完走できるだろうか?」「膝が爆発しないだろうか」など様々な不安が頭をよぎったのですが、実際に1回の練習で走った最長距離は3〜4キロほど。そして練習回数も3回のみで総走行距離は約10km。
10キロは気合で走れるよ。という謎の言葉を信じて本番に臨んでしまったため、とても緊張しながらスタートしました。
ひとまず目標は「生きて帰ること」でしたが、1時間ほどで完走したいと思っていたので、単純計算で、1キロ6分で走り続けるつもりでした。
しかし、1キロ6分のペースが全く分かりません。
どのくらいのスピードで何を意識して走ったら良いのかわからない為、もう賭けに出るしかありませんでした。自分と背格好が似ていて速くもなく、遅くもなさそうな人を探し、キョロキョロ。あ、あの人よさそうだなと見つけた赤いウェアのお兄さんにピッタリついていくことにしました。
あとは赤いウェアのお兄さんを信じてただひたすらに走るだけです。
距離表示の看板が1キロ2キロと出るたびに、「よし、あと9キロ!8キロ!7キロ!」
・・・・!
私の立派なO脚が猛威を振るい、膝と足首が痛み出したのは5キロほど走ってからでした。
練習では3〜4キロしか走っていない為、この時点ですでに未知の世界です。
何をしても膝と足首が痛い、正しいフォームが分からない、大丈夫?私走れていますか?
勝手に信じてついていった、赤いウェアのお兄さんの背中が徐々に遠くなり、心の中で「待って!裏切者!」と暴言を吐きながら、なんとかその後も走りました。(笑)
足が棒のようになりながらゴールしたタイムが1時間1分58秒。まぁまぁ(笑)
ゴール出来て良かった!という安堵と達成感。
「練習して走れる身体を作っていたらもっと早く楽しく走れただろうな」という次への意欲が湧いてくるのを感じました。
マラソン大会に出て苦しい想いをするなんて嫌だ、と思っていた自分が「今度は足腰鍛えてまた挑戦してやる」と思っています。
なんでもやってみる事はとても大切なことですね。
スリーリバースの真相
初めての10キロマラソン終えて清々しい気持ちになった私は、ユカさんのゴールを迎えるためウィメンズマラソンのゴールであるバンテリン名古屋ドームに向かいました。
ドームの中まで入れるなんて凄い!と少し興奮しながら、ゴールのすぐそばで待つことにしました。
目標タイムではそろそろゴール付近に来る頃だ。と待機をしていたのですが、まだ来ない。
選手が今どこを走っているのか計測を元に予測して表示してくれる応援naviというアプリで位置を確認しようとしたら・・・おや?
まだ40キロの計測地点を超えていないと表示されてしまう。あれ?計測壊れた?と思っていた時にハーフマラソンを完走されてすぐの社長から電話がありました。
「ユカさん熱中症のような症状があって残念ながらリタイアしたって。搬送された病院に向かうからヒラクはホテル戻って一旦待機しといて!」
え!?なんですって!?
確かにこの日は3月中旬とは思えないほど暑かったんです。
まさかの出来事だったのでとても驚いたのですが、私にできることは何もなく指示通り待機することにしました。
ユカさんの激闘の様子はこちら!!↓↓↓
そしてここからは私も後日談として聞いた話なのですが、とても壮絶でした。
ユカ:フルマラソン35キロ地点で熱中症・脱水症状になってしまいリタイア。意識がない状態で病院に救急搬送され、胃液ももう出ないほどにすべてをリバース。(点滴を2リットル投与してもらい回復)
福永:ハーフマラソンを2時間23分で完走!完走後スマホを確認するとユカさんが病院に搬送されたとコーチから連絡がありすぐに緊急事態対策本部長に就任。ヒラクを含めた応援隊に連絡をし、自身もタクシーで病院へ直行。病院に着き、ユカさんのひとまずの無事が確認できた社長は、様々な重圧から解放され病院のトイレでリバース。
幸代:ハーフマラソンを2時間31分で完走!やり切った直後、状況の整理もつかないまま福永と共にタクシーに乗車。呼吸を整える間もなくゼリーを口にした幸代さんは、タクシーを降りたあとリバース。
社員旅行参加者の4人中3人がリバースしていたのです!!!
またしても私は残りの1人になってしまいました。
吐くほど頑張る全力な大人の背中を追いかけて、まだまだ修行に励みます。
まとめ
その後、皆さんお風呂に入って驚異的に回復され夜には
「4人中3人がリバースする社員旅行って何!?(笑)」
「日本一過酷な社員旅行なんじゃない!?笑」
「次の社員旅行は下呂温泉がいいな」
と笑い話になりました。
どうか次の下呂温泉への社員旅行は穏やかな旅行になることを願います。
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事務局:スズキヒラク