2021.08.10
スタッフブログ
「靴をそろえなさい!」
「イスをしまいなさい!」
「使ったものは綺麗に整理して戻しなさい!」
こんなことを言われた時、みなさんはどんな反応をしますか?
(くううう、、今やろうと思ったのに!)
(たまたま今回やってないだけだもん!)
と頭の中でついつい言い訳をしてしまう?
僕と一緒ですね。(笑)

1999年3月6日生まれ(22歳) フラップスプランの新入社員。 山形生まれ長野育ち。4歳から高校2年生まで空手道に打ち込む。 全国大会出場も鼻血を出しながら初戦敗退。 大学2年生の冬、フラップスプランにインターン生として通い始め、 その後入社。
今食べたいアイスは「雪見だいふく」
僕も仕事中に
「もっと丁寧に作業をしないとダメだよ」
「最後の確認が甘かったんじゃない?」
と言われると
「でも忙しかったんです…」と
ついつい言い訳をして逃げてしまいがちです。
それではいけないと分かっているのですが…
ですがこの間(ああ、こういう事か!)と気づく出来事がありました。
……
その日、僕は会社のトイレ掃除の当番だったので、出勤して一番にトイレに向かいました。
すると…なんということでしょう。
あまりにも悲惨に飛散しているではありませんか。
コナン君じゃなくてもすぐわかります。
明らかに犯人は男性。

良く言えば掃除のしがいがあるトイレ。
本音で言えば目を背けて触りたくないトイレ(パンドラのトイレ)がそこにはありました。
実は前日、会社の方ではない方(工事で入ってくださっていた業者の方)にトイレをお貸ししていました。
会社には「トイレは綺麗に使いましょう」という暗黙のルールがあります。
ですから普段はとても綺麗なんです。
汚れるべきところが汚れ、掃除がとてもしやすい状態にあります。
さらに弊社のスタッフにはお上品な方がいます。
Tさん(男性)といいます。
使用するたびにトイレットペーパーを三角に折ってくださるのです。
ホテルじゃないんだから、そこまでやらなくてもいいのに。面倒くさいでしょ。初めて見たわ!
なーんて今までの僕は思っていたのですが、
この飛散で悲惨なトイレを前にした僕はTさんを尊敬しました。
あぁ、Tさんはいつも丁寧に使っていることを見える化していてくれたんだ。
それは、次に使う人のことまで考えての行動だったんだ。と
この無残なトイレに出会うまで、気づきのアンテナが弱かった僕には気づけなかったのです。
三角折はTさんの思いやりの表現なんだということに。
誰しも人から悪く思われたいとは思いません。
だからこそ人が見ているところではちゃんとする。ということができます。
しかし、それは本当の力ではなのかもしれないと思いました。
本当にすごい人は誰も見ていない所でも、ちゃんとしているのです。
自分さえ良ければいいという意識ではなく、周りの人の幸せもみえているのかもしれません。
僕は、掃除のしがいがあるトイレを前にして、Tさんを尊敬すると同時に、ついつい「これくらいはいいでしょ」思ってしまう自分を反省しました。
トイレをきれいに使う。これはすごく当たり前のことです。
ですが今回たったそれだけのことで、トイレをお貸しした業者の方に対してがっかりしました。
逆にTさんへの評価がものすごく上がりました。
(なぜ僕が評価するのかわかりませんがプラス査定ですね。笑)
そして、これはトイレだけには限ったことではない。と感じました。
靴をきれいに揃えない人、イスを出しっぱなしの人、借りたものを返さない人、はものすごくもったいないことをしている。
当たり前のことを当たり前にしないというのはすごく相手をがっかりさせるんだと思いました。
「もっと丁寧に最後まで確認しなよ」と言われる僕はおそらく、丁寧な仕事ができない人という印象を与えてしまっているのでしょう。
「忙しかったんだもん!だって!」と子どもみたいな言い訳をしている僕は未熟者でした。
ほんのわずかな労力で、もうちょっとだけ頑張ればいい印象を持ってもらえる。
そんな小さな信頼の積み重ねが実は重要で、その結果、新たな仕事を任せてもらえるようになるかもしれません。
逆に「これぐらいいいか」と気を抜いて少しさぼることで信頼を失ってしまっているのです。
今回、僕はトイレ掃除を通して気づけました。
ヒラクがトイレで悟りを開いた事件
としてこれからも語り継いでいきたいと思いました。
大きく頑張る必要はありません。
いつもより少しだけ丁寧に思いやりをもってできるかどうかです。
そしてこの話を社長にすると
「それはABCアップデートというんだよ」
と教えてもらいました。
ABCアップデートとは
A:当たり前のことを
B:馬鹿にせず
C:ちゃんとやる
という意味だそうです。うん、その通り!
そしてそれを少しずつアップデート
「当たり前」の基準を上げていくことが大切なんだそうです。
うん、間違いない。
これは大きなチャンスです。
だって頑張る量は大きくありません。
意識を向けられるかどうか、わずかな差です。
靴をそろえる、
イスをなおす、
トイレをきれいに使う。
仕事は提出前にいったん落ち着いて丁寧な確認をする。
自分のわずかな意識で相手がもつ印象は変わってきます。
僕もついついさぼりがち人間ですが、これなら頑張れると思いました。
私と同じようにさぼりがちなみなさまも。
いつもの行動に少しだけ自分以外を意識してみませんか?
いままで逃していたチャンスをつかむきっかけになるかもです!
私もますます成長できるようにがんばります!
目標にしている人や尊敬している人は、当たり前の事を疎かにしていないはずです。
ワンネス経営®︎の公式ラインをご登録いただくと、ABCアップデートが出来ているか振り返る事ができます。
尊敬できる人に近づくため、そして自分も尊敬してもらえる人になるために、A(当たり前の事を)B(馬鹿にせず)C(ちゃんとやる)アップデートを徹底しましょう。
さらにLINEを登録する事で、心のあり方を高める気づきを受け取る事が可能です。ご登録者様限定ですので是非下のボタンからLINEを追加してください!
事務局:スズキヒラク
この記事を書いた人
スズキ ヒラク
1999年3月6日生まれ(23歳) フラップスプランの新入社員。 山形生まれ長野育ち。4歳から高校2年生まで空手道に打ち込む。 全国大会出場も鼻血を出しながら初戦敗退。 大学2年生の冬、フラップスプランにインターン生として通い始め、 その後入社。今食べたいアイスは「雪見だいふく」
2023.08.30
ワンネス経営体験版WEBセミナー開催
スタッフブログ/ワンネス経営の講義を体験いただけるWEBセミナーをやってみます!!\ 日程9月4日(月)20:00〜9月7日(木)14:00〜 受講料は無料です。 時間は45分程度。 全て同じ内容の予定でしたが、今日から使えるプチ講義コンテンツ(💡初回は自主性と主体性でした)毎回変えていく説が濃厚です! 🔻申し込みURLhttps://oneness-mgmt.jp/329/lp/02/ これから定期開催していく予定です。ぜひお気軽にご参加ください!!!
2022.01.11
何者かになれなかったすべての人へ
スタッフブログ「今日、会社休んでもいいですか?」 子供が急に熱を出したり、行事があったり、わたし自身もよく急にお腹が痛くなることがあって、結構あって、笑朝連絡を入れることがあります。 フラップスプランの笑顔担当。一児の母。歌を愛し歌に愛された女。 働く人のサードプレイスとしてワンネス経営アシスタントトレーナー&毎月50名のメンタリングを担当。東京マラソン2023でサブ4達成! 投稿一覧へ わたしが働いているご存知フラップスプランという会社には、外食に行くと「黙って早く食え!」と言わんばかりに料理が次々と出てくること以外(感謝)ブラックな要素はまったくない。 だから、上司からの返信はもちろん「ゆっくり休んでね」と、わたしがいつもやっている緊急な業務は「代わりにやっておくね」と。 フォローし合い、サポートしてくれるチームは最高!と思う反面、 たまに、わたしの中のわたしが・・・ 拗ねるのです!!!笑 (わたしが休んでも、たいしたことないんだ…)と。いや、もしも死んだって世界は終わらないよ、分かってるよ? 嬉しいのに、本当にありがたいのに、この気持ちは一体なんなんだ? 「じゃあ、会社行きなさいよ!もっと頑張りなさいよ!」大人なんだから、仕事なんだから、と考えれば考えるほどお腹が痛くなるのです。笑 非常に面倒くさいので、どうにかしたい!というわけで、この場を借りてしっかり内観内省して検証&消化?浄化?成仏?したいと思います。 こどもの頃、何になりたかったですか? 今どんなお仕事をしていますか? どこかで、こっちを選んでよかったのか?そんな想いを抱えて生きている人に届いたら嬉しいです。 どうぞ、お付き合いよろしくお願いいたします。 はじめまして、水越結花です。 わたしは20歳から音楽活動をしてきました。幼い頃から「歌手になりたい!」と、他の道を考えることは一切なく、勉強もほとんどせず、笑 夢は必ず叶う!と、根拠のない自信と気合と根性と、周りの人達にとにかく恵まれて「歌手になる」という夢は叶えました。 例えば、CDデビューをしたり、大きなホールでコンサートをしたり、カラオケに自分の曲が入っていたり、故郷のちいさな町では少しチヤホヤしてもらえる、などなど。 もう10年以上、かけがえのない経験をさせていただいています。 学生時代は「学校の勉強は意味ない!」と謎の正論を掲げ、「自分には関係ない!」と思っていたほとんどのことを上手にスルーしてきました。 しかし、特に親になって、これではさすがにやばい。やばすぎる。と感じることが増えました。 2020年4月から息子の保育園入園と共にコロナさんの後押しもあって、わたしは生まれてはじめて会社に勤め、社会人になりました。 コピーもまともにとれなかった31歳から、おかげさまで粗利とか営業利益とか言えるようになりました。笑 「大人になってから勉強したくなるぞ!」は本当でした。先生ごめんなさい。笑 コピーがとれたわたし 歌手になるとき、レコード会社の方に言われた衝撃的な一言があります。「親の死に目に会えないことを覚悟しなさい」と。当時18歳だったので、「はい。」と小声で言いましたが、絶対にいやだと思いました。 あの頃とはだいぶ時代は変わったかもしれませんが、「そんなん間違っとる」と、その後の人生の選択に繋がる価値観になったように思います。 極端な話かもしれませんが、そんな覚悟で仕事をしてきたつもりなので、どんなに高熱が出ようとも、点滴をして張ってでも笑顔でお客さんの前に立つ。ステージをキャンセルすることなんて絶対にありえませんでした。(あ、1回だけ悪阻のときはごめんなさいね。) でも!!!いまのわたしは!!! お腹が痛くて当日の朝に会社を休んでいるのです!だだん。いーばーるーなー わたしの仕事観 わたしは今、ワンネス経営®︎研修のアシスタントをしています! カウンセラーの資格も習得し、個別面談も担当させていただけるようになってきました。 様々な企業様で研修のサポートをさせていただく中で、わたし自身も毎回考えさせられる仕事観についての講義があります。 「あなたの仕事はなんですか?」 この質問にどう答えるかで仕事が楽しいか、楽しくないかが一瞬で分かってしまう、最近のわたしにとって、恐怖の質問になっていました。笑 冒頭では「コロナのおかげで」と書きましたが、「コロナのせいで」なくなったイベントなどのオファーが戻ってくるまで会社のお手伝いをする、つなぎの仕事だと考えていたのは正直なところです。 なぜ働くのか、どんな仕事をしているか、それは人それぞれ。 仕事自体が人生そのもの!自己実現!という人 生活のため、家族のため、趣味のためにお金を稼ぐ手段だという人 もしもお金があったら、今の仕事をしていない、そんな人もいるかもしれません。 コロナ禍の2年間で延べ239人の受講生の仕事観を聞かせていただきました。 見えないところで当たり前の日常を支えてくれている人がいる。日本の安全を守ってくれている人がいる。 こんなお仕事があるんだ~!と、まだまだ知らないことばかりですが、必要のない仕事なんてひとつもなくて、いらない人間なんて絶対いない。 どんな動機であれ、夢や目標を持っていきいきと働いている人は成果を出しているし、人生を楽しんでいることは間違いない!そして、わたしもそうありたいと思っています。 だからこそ、「仕事だから・・・仕方ない」という気持ちで1日をやり過ごそうとしている人や、自分の可能性に蓋をしている人、幸せになることをあきらめている人が目の前に現れると、自分のことは棚に上げて、もったいないと熱くなってしまいます。 なんとかしたい・・・気付いてほしい。「あなたには価値があるのよ!」「人生1度きりよ!」と湧き上がる気持ちがあります。それは、わたし自身がそう言ってもらって救われた1人だからです。 今までは、「歌しかない」と思っているほうがアーティストっぽくてかっこいいと思っていましたが、職業や肩書きやプライドではなく、自分のあり方について真剣に向き合いました。 例えば、医療従事者が仕事が休みの日でも、目の前で倒れている人を見て見ぬ振りはしないように、わたしは歌手だから目の前の人を笑顔にしたいのではなく、どんなときでも大切な人には笑っていてほしい。 人生を楽しんで生きている人が増えたら、優しさで溢れる日本になるのかな?大きな世界にもきっと繋がって、こどもが大きくなった未来もどうかそうであってほしいと願います。 もちろん求めてもらえるのであれば、いつまでも歌い続けることができるし、どこへでも走っていきます。そんなに甘くない世界で苦い思いもたくさんしてきたから、自分の甘さは十分分かっています。 だけど、「ステージの上だけで輝くわたし」から、いつでもどこにいても人の魅力を引き出して光をあてられる、そんな仕事がしたい!そう思うようになりました。やっぱりコロナのせいで、コロナのおかげです! 何度も問いかけた。「あなたの仕事はなんですか?」 わたしの仕事は「自分の人生の主人公は自分だ!と胸を張って、楽しく生きる人を増やすことです」 言葉を磨く 音楽活動を通して、たくさんの人に出会ってきました。しかし、こんなに目の前の人の深い内面と向き合うことは初めての経験です。 自分のことを話す機会のほうが圧倒的に多く、人の話を聞くことも、全然出来ていなかったことに恥ずかしながら最近気づきました。 人に勇気や元気を与えるためには、まずは自分がエネルギーで溢れていよう!と、とにかく自分を磨いて輝くことに力を注いできました。 どのくらいかというと、ダイエットのためにマラソンを始めて、トライアスロンでIRONMANを目指すようになったレベルです。笑 とにかく自分が頑張る!挑戦する!そして、その経験を楽曲としてアウトプットして、全力で「頑張れ!」と伝える。気合と根性!な応援の仕方しか知りませんでした。 しかし、カウンセリングや心理学などを学び、現場で様々なことを経験し、相手を知る努力、傾聴力を鍛えながら、相手のためにまっすぐフィードバックすることを心がけて、少しずつ積み重ねてきました。 すると、「ゆかさんの言葉で救われました」「勇気をもらいました」のその先の、目の前で一歩踏み出す瞬間に触れられる機会が増えてきました。 定性的ではなく定量的に 、具体的にできなかったことができるようになっていく、変化、成長、成果に触れさせていただくことが出来たのです。「役に立てた!」すごく嬉しくて、嬉しくて、、、嬉しかったです。笑(語彙力。 このとき、自己表現をしたい、評価されたい、認められたい、必要とされたい、とうんざりするくらい自分本位で、信じられないくらい強い承認欲求の奥底にちゃんと【役に立ちたい】という気持ちがあるんだと気づけました。 そして、わたしはずっと【とにかく自分にしかできないこと】を探していたんだと分かりました。 それは大げさな、特別なことじゃなくて、仕事の大きさや役職でもなくて、「トイレ掃除がめちゃくちゃ上手」とか「とにかく元気で会社が明るい雰囲気になる」とか、 どんな仕事をするかより、どんな姿勢で働くかが大切で、誰にでもできる当たり前のことを誰にもできないレベルを目指すことで、「あなたがいてくれてよかった」「助かったよ、ありがとう」そんな風に言ってもらえる些細な日常を大切に積み重ねること。それこそが幸せで、努力で手に入れることが出来るんだと知りました。 そこに気付いてから、心から仕事が楽しい!もっと成長したい!努力しよう!と思えるようになりました。 お腹が痛くなる日も少なくなりました。笑 「会社とわたし」から「会社のわたし」へ 【いきいきと働いて成果を出すチームを日本中に増やす】仕事が楽しいと思える大人が増えたら、こどもたちは未来に希望を持てるかな?夢を語ってもバカにされない世の中。 ワンネス経営 ®︎ 研修は経営者や幹部向けのリーダー育成プログラムが好評ですが、きっとその先に、こどもたちが自由に夢を描ける未来も作れるはず!そう思うと、わくわく夢が膨らんでいくし、自分の仕事がどんどん誇らしくなります。 会社の理念と自分の夢が重なって、自分1人では想像もできなかった大きな仕事や貴重な体験をさせていただいています。漠然と不安だった未来がとっても楽しみになってきました。 そして、「自分にしかできない仕事」にするのは、自分次第。選ばれる人になればいい。そのために、もっと言葉を磨きたい、伝える力を磨きたい。 自分と同じように悩んだり苦しんだりしている人を助けられるように。「夢語ったっていいじゃない?」「目標があるって幸せじゃない!」自分の人生を通して、目標の重要性を伝えられるようになりたいです!そして、ずっとずっと夢を語れる大人でいたいです。 結婚して、母になって、30歳を過ぎて、幼い頃の夢を叶え続けないと、過去を否定してしまうようで、ずっと続けていくことが目標になっていました。 夢って変わっていいものだし、未来の理想だって変わっていい。ただ、自分の持って生まれた自分にしかない強み、個性、仕事とは「好きで得意なことで人の役に立つこと」 そこだけはぶれずに、アップデートしながら、大切にしていきたい思います! 夢はいくつあってもいいどうせなら大きな夢を持って生きていこう「わたしの夢」は、100個以上あります! 例えば、高校生のときに夢見た、「富山県で1番大きなオーバードホールを満員にすること」この夢はずっと変わらず、形を変えながらも、より具体的になってきています。全国から故郷富山に足を運んでもらいたいな♪ 舞台に立つことが目的ではなく、その先の夢をまた実現するために。何をするのか、誰に、どんなことを伝えられるかは、これからの人生を通して、まだまだ探して見つけて、積み上げていきます♪ 「自分の人生の主人公は自分」仕事を楽しもう 人生を楽しもうわたしもがんばります。一緒にがんばりましょう!!! 富山弁で言うと、、、「がんばらんまいけーーー!!!」 読んでいただきありがとうございました!2022年もよろしくお願い致します! 経営者の皆さん!うっかり下のボタンを押しちゃってください! コミュニケーション課題を解決するワンネス経営®︎ ワンネス経営®では公式LINEやYoutubeチャンネルでチームづくりのコツやコミュニケーションのポイントをお伝えしています。 具体的な行動方法まで詳しくお伝えしているため、知らなかった状態から→知っていて学びを活かせる状態になる事が可能です! 職場のコミュニケーションのズレを解消し、チームの生産性が上がると結果として売上も上がっていきます! 事務局:スズキヒラク LINE友達追加はこちら!ワンネス経営®︎公式LINE チャンネル登録お願いします!ワンネス経営®︎公式Youtube
2022.06.09
わたし失敗しないので
スタッフブログ私は研修の中などで相互依存という言葉をよく使う。 プロとプロがお互いに力を合わせることで、1+1=2以上のパフォーマンスを発揮するような状態だ。 その状態を説明する際に「わたし、失敗しないので」でおなじみドクターX外科医大門未知子の例を挙げている。 どんな天才外科医であっても100%のパフォーマンスを発揮するのは容易ではない。麻酔医として患者の全身状態を管理する内田有紀はもちろん必要だ。そして完璧なタイミングで器械出しをするオペ看護師、人工心肺などを管理する臨床工学技師など、さまざまな役割の人たちが誰一人欠けても「100%の大門未知子」ではいられないのである。 つまり、その状況においては、どれだけ天才的で独善的な存在であっても、「わたしが存在していられるのは周りの人のおかげ」となるのである。同時に周囲のサポートメンバーも大門未知子がいるおかげで自分達の役割が生まれている。 通常であれば、医師とそれ以外という職種や役職による上下関係が存在する。 しかし、この目標にまっすぐ向かった際に生まれる対等感こそが相互依存の特徴である。「あなたがいないとだめ」でもなく、「あなたがいなくても大丈夫」でもなく、「あなたがいるともっとがんばれる」という関係性を構築する。仕事でも恋人でも家庭でも友人でもなんでもいいので、その関係性こそが最強で最高だ。そんなことを研修中にお伝えさせていただいている。 そんな私が、つい先日、本当に患者となり手術を受けてきた。 先にお伝えしておくと、超ひまな人だけに読んでいただきたい。 こんなことを書くと普段の文章は学びがあるように聞こえてしまって、また墓穴を掘っている感が否めないが、とにかく楽しんでいただければ幸いだ。 大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。 投稿一覧へ 2022年6月7日午前10時30分 私は手術を受けた。 背中の右の肩甲骨付近にできていた脂肪腫(しぼうしゅ)の摘出術だ。 それはもう腫瘍の中でも無害中の無害のやつだ。 全くもって命にも関わらず、何かの症状があったわけでもない。 ただただ、気になっただけだ。 誰に晒すでもない、誰に見られるわけでもない、恥じらいもトキメキもない41歳男性の背中だ。 ただ3年ほど前から存在は認知しており、年々少しずつ大きくなっている感じはしていて、なんとなく、将来的にもっとでっかくなったら嫌だなぁ。そんな動機だった。 遡ること3週間前。 いつのまにか病院という場所はふらっと行ってはいけない場所になっていた。 このコロナ禍で電話による事前ヒアリングと予約が常識らしい。 会社のそばの形成外科に連絡。もちろんこっちは理学療法士の免許持ちだ。専門用語で自分の状況を簡潔に説明することなど朝飯前なのである。(ただし一度も病院勤務などしたことがないペーパー医療従事者であり、車の免許だったら一度も車の運転したことがない人が何を偉そうに。という状況なのは幸いにもバレてはいない) 初診の日も、診て3秒で「はい、脂肪腫ですね〜。手術前の血液検査しましょうね〜」で、同意書を書き日程を決めた。 万全の体調で当日を迎えた私は、きっちり10時30分に処置室にいた。 とても簡素な手術、いや、そこにいた全員が簡素な簡素な10分ぐらいで終わる【処置】ぐらいの予定だったのだ。だからこその処置室。ただカーテンで仕切られた部屋で医療従事者が何度もうつ伏せに寝た私の目の前を通り過ぎて行った。 担当は女性ドクター。落ち着いたトーンで「よろしくお願いします」と、挨拶をしてくれた。 そして助手を務める女性の看護師さん。ドクターが背中に麻酔を打っている際に背中をトントントントンしてくれていた。これは「タッピング」と呼ばれる手法で患者の気持ちが少しでも落ち着くようにという優しさ溢れるテクニックであり、41歳の男性をうっかり子ども扱いしたわけではないのである。 麻酔が効力を発するまでの間に、再度、これから行う手術の概要と見通しを話してくれた。決して愛想がいいわけではないが気配りをしてくれる女性ドクターと看護師であった。 この時に私の頭の中でドクターエックス大門未知子のオープニング曲が流れていたのは言うまでもない。 背中の局所麻酔が効いてきたのを確認して手術がはじまった。 ややテンションが上がった私は「麻酔すご!全然痛くない!」と、誰も得しない、何の生産性もない、笑いも気づきもない、ただ二酸化炭素を増やすだけの言葉を発していた。 それから30分後。手術はなぜか続いていた。 簡単な処置だったはずだ、10分ほどで終わる簡単なやつだったはずだ。 なぜだ?なぜドクターはまだ私の肩甲骨付近に開けた穴から鉗子をツッコんでいるのだろう?なぜ何かしらの軟部組織を引っ張り続けているのだろう? 雲行きがおかしい。 「せ、先生、ど、どうされました?」 「あ、いえ、問題ないんですよ。問題ないんですが、腫瘍が思いのほか深いところにあって」 なるほど、確かに外から見ただけではその腫瘍がどの深さにあるかは分かりにくいのかもしれない。 「で、でも順調ですからね。あ、安心してくださいね」 どう考えても動揺している。よし、ここはあれだ。あれしかない。 相互依存だ。 「あ、あの、なんか私にできることがあったら言ってくださいね」 うつ伏せに寝て肩甲骨あたりにぱっくり切れ目が入っている男が、手術中のドクターと看護師を助けようとしているのだ。 それはもう滑稽だったのだろう。 二人して私の背中越しでも分かるほどの苦笑いをしてくれた。 それなのにドクターがノッてきた。 「じゃあ、今どんな仕事をされているか教えてください(苦笑)」 任せろ。 そんな話は任せろ。と。 企業研修をやっていること。チームビルディングや、マネジメント向けの研修が得意なこと。 おそらくその医院史上もっとも流暢に話す患者がそこに誕生した。 うつ伏せ背中ぱっくりお喋り男だ。 ドクターも看護師も「おい、まだかよ?」系の患者だと焦って非常にやりにくいらしい。 その点、うつ伏せ背中ぱっくりお喋り男は非常にやりやすいのだろう。 いや一周回って逆にやりにくかったかもしれない。 しかし、ドクターも看護師もリラックスしてくれたのか、色々話しかけてくるようになった。 「かなり深いところに腫瘍があります。今、筋肉を切ってもう一つ深い層に進んでいます。」 「せ、先生、かなりの大手術じゃないですか?」 「そうなんですY O!診察のドクターからの報告とはかなり話が違うんです。」 「そうだったんですね?」 「どうしよう、これ全然終わりが見えない」 「止まない雨はありませんよ、終わらない脂肪腫もありません」 「www」 「あなたならできます」 「ありがとうございます!私できます!やります!」 こうして、私たちは背中の脂肪腫を囲んで一体感を育んでいったのだ。 医師、看護師、患者。の3名が個を発揮し、長所を生かし、1+1+1=3以上の成果を出したのだ。これこそがチーム医療(違う) ファースト切開から約1時間、ついに待ちに待った一言が 「み、見えました!終わりが見えました!」 全員の脳内に負けないで♪が流れた瞬間だった。 そして、背中から何かが取り出された。 決して爽快感ではない。何かが取り出されたことだけがわかっただけだ。 「ご覧になります?」 「え?見ます」 目の前に現れたのは、 牛ホルモン一人前 「焼肉屋で見るなぁ。これ」 「www」 「いや本当、福永さんのおかげで最後まで集中できました」 「(本当か?)笑。もしよかったら YouTube始めたんで見てください」 「www」 処置室が苦笑いと優しい一体感で包まれた。 丁寧に縫っていただき手術は終了。 こうして、うつ伏せ背中ぱっくりお喋り男は、背中縫われお喋り男になって帰路についたのである。 まとめ 相互依存は心持ちと行動だけで成し得ることができる。ということを伝えたい。 ただし、病院ではお静かに。 ワンネス経営®︎ Youtube チャンネルを開設しました! https://www.youtube.com/embed/0HMSEIwAgQU ・生産性を向上させたい ・人材育成で課題を抱えている ・会社に一体感を作りたい など、お悩みをお持ちの経営者・管理職の方に動画をお届けしていきます! YouTubeでの情報発信も力を入れていきますのでチャンネル登録をして配信をお待ちください! 事務局:スズキヒラク 是非ご確認下さい!ワンネス経営®︎ Youtube
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。