2023.08.29
チームづくり
目次
近年、プロセスを重視するマネジメント手法である「プロセスマネジメント」が注目されています。
プロセスマネジメントを取り入れることで業務効率化や生産性向上に効果があるとされ、業務の成果を最大化できます。
今回は、プロセスマネジメントについて、注目されている背景やメリットを解説します。
プロセスマネジメントについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
プロセスマネジメントとは、業務の結果ではなく、「プロセス」を分析し管理するマネジメント手法のことです。
業務の結果はその過程(プロセス)から生み出されるため、過程を最適化することで成果も最大化させる、という考えがベースになっています。
例えば、営業部のメンバーをマネジメントする場合、契約数などの結果にだけ注目してしまうと、どのような過程を経て、そこに至ったのかが不明のままです。
プロセスがわからないままでは、適切な改善策も見つかりません。
一方、プロセスマネジメントでは、営業の業務内容を「商談」、「見積り」、「契約締結」といった細かい段階に分解し、それぞれにおいての良し悪しを判断します。
各業務プロセスでの問題点が明確になるため、改善策が見つけやすくなります。
プロセスマネジメントが注目されている背景として、業務効率化や生産性向上の必要性が挙げられます。
日本は他国に比べて生産性が低いとの課題があり、公益財団法人日本生産性本部が調査した「労働生産性の国際比較 2022」でも27位という結果です。
また、今後の人口減少も相まって、労働力の確保と競争力の向上が企業の重要な焦点とされており、業務効率化や生産性向上がこれまで以上に重要視されています。
そのため、営業職などの業務においても業務プロセスを最適化する必要性が高まっているのです。
参考:労働生産性の国際比較2022|公益財団法人 日本生産性本部
プロセスマネジメントには、主に下記の4つのメリットがあります。
それぞれ解説します。
プロセスマネジメントの大きなメリットとして、プロセスの可視化が挙げられます。
プロセスマネジメントでは、プロセスごとにフローチャートや手順書などの作成が必要なため、携わるメンバー全員での把握・共有が可能です。
プロセスを可視化して共有すれば、チームの共通認識ができ、メンバー間での連携がスムーズになります。
プロセスマネジメントでは、プロセスごとに業務を管理します。
そのため、個々のプロセスの進捗状況が把握しやすい点がメリットです。
進捗状況の把握によって、各業務にかかっている時間が明確になることで、改善ポイントの発見につながります。
また、リアルタイムで進捗状況を把握することで、計画と現状を比較しながら業務全体の進捗管理を行うことが可能です。
業務の属人化が防げることも、メリットの一つです。
業務が属人化している場合、その担当者が不在時に業務が停滞したり、退職してノウハウが失われたりしてしまうおそれがあります。
さらに、業務が集中することで長時間労働が発生する可能性も高いです。
業務の棚卸しやフローチャートの作成などプロセスマネジメントを行えば、それぞれの業務プロセスが明確になり、業務の属人化を解消できます。
プロセスマネジメントを取り入れると、ミスやトラブルの防止にもつながります。
例えば、業務担当が属人化されている場合、他の誰もミスやトラブルに気づかなかった、といったケースが起こりがちではないでしょうか。
プロセスマネジメントで業務フローの型化ができていれば、ミスやトラブルの原因特定や今後の課題が明確化しやすくなります。
プロセスマネジメントは、結果ではなく、そのプロセスに焦点を当てることで成果の最大化を図るマネジメント手法です。
業務効率化や生産性向上の必要性を背景として注目されており、プロセスの可視化ができ、業務の属人化を防げるといったメリットがあります。
今回の記事を参考に、プロセスマネジメントについて理解を深め、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
泉水 ちか
東京都在住のWEBライター。フリーランスで様々なジャンルのライティングをこなす。人のこころに興味があり、心理学・カウンセリングの資格を多数取得。マーケティングにも活かすべく奮闘中。趣味は映画鑑賞(ホラーやアクション!)と温泉・銭湯めぐり。長年、放送業界にいたため音楽に詳しい。運動嫌いのインドア派だが夏フェスは好き。ラーメンと寿司と焼肉があれば大丈夫。
2024.09.19
ピグマリオン効果とは?概要やビジネスにおけるメリット・デメリットを紹介
チームづくりビジネスや人材育成などで活用できる心理学的行動の一つとして、「ピグマリオン効果」があります。 しかし、ピグマリオン効果とはどのようなものなのか、ピグマリオン効果がビジネスや人材育成でどう役立てられるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、ピグマリオン効果の概要を解説し、ゴーレム効果との違いやビジネスにおけるピグマリオン効果のメリット・デメリットについても紹介します。 ピグマリオン効果を理解してビジネスや人材育成に活かしたいと考えている企業の担当者は、ぜひ参考にしてみてください。 ピグマリオン効果の概要 「ピグマリオン効果」は、他者からの期待が個人の成果や行動に影響を与えるという心理現象を指します。 この効果はアメリカの教育心理学者ローゼンタールによって提唱され、ギリシャ神話に登場する彫刻家、ピグマリオンにちなんで名付けられました。 ピグマリオン効果は、他者の期待に応じて個人が成長し、期待通りの結果を生み出す傾向を説明したものです。 これは単なる理想の押し付けではなく、相手の自主性を尊重し、その成長を見守る姿勢から生まれます。 また、ピグマリオン効果が生じる背景には、次の2つの要因があります。 心理的要因 環境的要因 心理的には、他者の期待に応えたいという内的動機が働きます。 一方、環境的には、個人の自主性が尊重され、支持的な雰囲気の中で期待がかけられることが重要です。 ピグマリオン効果の理解と適切な活用は、教育現場はもちろん、ビジネスや人間関係のさまざまな場面で有効です。 ピグマリオン効果とゴーレム効果の違い ピグマリオン効果とゴーレム効果は、どちらも人々の期待が他者の行動や成果に及ぼす影響を表す心理学的概念です。 お互い表裏一体の関係にあり、同じ現象の正反対の側面を示しています。 ピグマリオン効果は、他者から高い期待を寄せられることで、その期待に沿った好ましい結果が生まれやすくなる現象を指します。 たとえば、上司が新入社員の能力を信じ、期待を込めて接することで、その社員が実際に優れた成果を上げるようになる場合などです。 一方、ゴーレム効果は、ピグマリオン効果の負の側面といえます。 他者から期待されない、あるいは低く評価されることで、実際にその通りの低い成果しか出せなくなってしまう現象です。 「新人だし、どうせできないだろう」といった否定的な先入観が、実際に新人の成長を妨げてしまうような状況がゴーレム効果に該当します。 また、両効果の名称の由来も興味深い対比を示しています。 ピグマリオン効果が、自作の彫像に命が吹き込まれることを願った彫刻家の神話に基づいているのに対し、ゴーレム効果は、呪文がなければ動かない泥人形の伝説から名付けられました。 これらの効果は、期待や働きかけの有無が結果を大きく左右することを象徴しているといえます。 ビジネスにおけるピグマリオン効果のメリット・デメリット ここでは、ビジネスにおけるピグマリオン効果のメリット・デメリットを取り上げて解説します。 メリット ビジネスの場においてピグマリオン効果を活用することで、次のようなメリットがあります。 心理的安全が高まる 業務効率の向上につながる まず、チーム内の心理的安全性が高まります。 上司が部下に対して明確な期待を示すことで、部下は自分の役割と価値を認識し、より自信を持って業務に取り組めるようになるからです。 これにより、オープンなコミュニケーションが促進され、部下が上司に相談しやすい環境が生まれます。 さらに、期待されることで社員の士気が高まり、それが業務効率の向上につながるという点もメリットです。 自分の能力を信じてもらえているという実感は、チャレンジ精神を刺激し、より高い目標に向かって努力する原動力になります。 結果として、個人の成長だけでなく、組織全体のパフォーマンス向上にも寄与することが期待できます。 デメリット ピグマリオン効果をビジネスに活用する際は、慎重さが求められます。 特に懸念されるのは、上司が一方的な理想像を押し付けたり、非現実的な期待をかけたりすることです。 このような状況では、社員に過度なプレッシャーがかかり、パフォーマンスを低下させるだけでなく、職場全体の雰囲気を悪化させる要因にもなりかねません。 ピグマリオン効果を有効に活用するには、個々の社員の現状を正確に把握し、適切で現実的な期待を示すことが重要です。 まとめ ピグマリオン効果は、他者からの期待が個人の成果や行動に影響を与える心理現象です。 この効果は、ビジネスや人材育成において適切に活用することで、チーム内の心理的安全性を高め、業務効率の向上につながる可能性があります。 ビジネスにおいてピグマリオン効果を活用する際は、個々の社員の現状を把握し、現実的な期待を示すことが重要です。 組織全体のパフォーマンス向上と個人の成長を促進させるためにも、ピグマリオン効果を理解し、適切に活用することをおすすめします。
2022.02.24
やらされ仕事からの脱出 〜モチベーションってなんだ?〜
チームづくりそもそも、スタッフのモチベーションのために上司が働きかけるべきか? この問いに対しての私の答えはノーであり、イエス。 上司が部下のモチベーションを管理する必要はない。 という広告はセンセーショナルだし、やらないといけないと思っていた「面倒臭いこと」をしなくていいんだ。と思える求心力のあるメッセージです。 確かに、自立心と主体性の高い優秀な人たちの集まりであれば、ルールと規則、セルフマネジメントでなんとかしろよ。という話で終わります。この場合は、前述の回答はノーです。 しかし、現実的にはそう都合よくいかない場面がたくさんあります。 というわけで、多くの場合、上司が部下のモチベーションを管理する必要性があると思います。 ただし。ここからが一番重要です。 私はモチベーションは上がるものでも下がるものでもないし、ましてや他人が上げたり、与えるものでもないという考えです。 え?っと思うかもしれません。 そもそも、モチベーション=動機づけ ですから、動機づけが上がったとか下がったって変な言葉なんですよ。 できることは、本人がモチベーション「される」=やりたくなる環境を整えることだけです。 では、どのようにしたらモチベーションされる環境を作ることができるのでしょうか。 今回は、スタッフのモチベーションの秘密に迫ります。 大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。 投稿一覧へ モチベーションとは? 前述の通り、 モチベーション=やる気 とよく勘違いされますが、正しくは モチベーション=動機付け です。 その動機付けには2種類あり、それを混同して考えるからよくわからなくなります。 まずは、ここから整理します。 動機付け ・外発的動機付け:ご褒美や罰。外的要因による刺激。・内発的動機付け:自分自身の興味や好奇心。内側から湧いてくる力。 外的動機付けは、ニンジンをぶら下げるというやつです。一時的な効果があるかも知れませんが、これをやっていると自分の力でがんばれない人材になってしまうから、冒頭の管理職はモチベーションを管理するべきではない。ということになります。私も全くの同意見です。 しかし、内発的動機付けは本人の興味関心による無限のエネルギーです。これを自らが感じられるような環境づくりはするべきだと考えています。 シンプルに仕事の総量の内訳がやりたい得意なこと>やりたくない苦手なことだと、モチベーションされます。 前向きに取り組みたくなる状態です。 逆にやりたい得意なこと<やりたくない苦手なことだと、モチベーションはされません。 できるなら取り掛かりたくない状態です。 このような配置、役割分担そのものが本質的なモチベーション管理です。 もちろん、全てが自分のやりたい得意な仕事になるわけはありません。 各自に苦手なことが20%ほどに分配されている状況が健全な状況とされています。 しかし、スタッフの中には仕事の全てがやらされているものであり、つまらない、面白くないと考えてしまう人がいます。 仕事をもっとたのしくおもしろくするには、どんな気づきが必要なのでしょうか? スタッフのモチベーションがいまいちな理由 「あなたの仕事はなんですか?」 この質問になんと答えるかで、 その人が仕事をどのように捉えているか?が分かります。 仕事が楽しくならない理由は その仕事をなんのためにやっているのか 仕事を頑張るとどうなるのかが見えていないから。 いわゆる、仕事をやらされているからです。 やらされ仕事は楽しくない。 当たり前ですよね。 このやらされ仕事をやりたい仕事に変えるポイントが 「目的」と「出口」です。 「目的」:なんのためにやるのか「出口」:どこに向かって最後にどんないいことがあるのか? これが仕事を楽しむためのポイントです。 すべきことを楽しいと感じさせること。 このマインドの変革を起こせるかどうか?が管理職として、かなり重要な職務になっていることが多いと思います。 では、どのようにしたらやらされ仕事だと思っている考え方を、やりたい仕事、楽しい仕事に変えていくことができるのでしょうか? 仕事を楽しめる人と楽しめない人の違い こんなお話があります。 ==================== ある旅人が町を歩いていると、1人の男が道の脇で難しそうな顔をしながらレンガを積んでいました。 旅人は、その男のそばに立ち止まってたずねました。 「ここでいったい何をしているのですか?」 すると、男はこう答えました。 「見ればわかるだろう。レンガ積みをしているのさ。毎日毎日、雨の日も強い風の日も、暑い日も寒い日も1日中レンガ積みだ。なんでオレはこんなことをしなければならないのか、まったくついてない」 旅人は、その男に「大変ですね」となぐさめの言葉を残して歩き続けました。 しばらく行くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会いました。 しかし、その男は、先ほどの男ほどつらそうには見えません。 そこで、また旅人はたずねました。 「ここでいったい何をしているのですか?」 すると、男はこう答えました。 「オレはね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これがオレの仕事でね」 旅人は「それは大変ですね」と、いたわりの言葉をかけました。 すると、意外な言葉が返ってきました。 「なんてことはないよ。この仕事でオレは家族を養ってるんだ。この仕事があるから家族全員が食べていけるのだから、大変だなんて言ったらバチが当たるよ」 旅人は、その男に励ましの言葉を残して歩き続けました。 さらにもう少し歩くと、別の男がいきいきと楽しそうにレンガを積んでいました。 旅人は興味深くたずねました。 「ここでいったい何をしているのですか?」 すると、男は目を輝かせてこう答えました。 「ああ、オレたちのことかい? オレたちは歴史に残る偉大な大聖堂をつくっているんだ」 旅人は「それは大変ですね」と、いたわりの言葉をかけました。 すると男は、楽しそうにこう返してきました。 「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ! 素晴らしいだろう!」 旅人は、その男にお礼の言葉を残して、元気いっぱいに歩き始めました。 引用:イソップ童話==================== さて、この三人の違いはなんでしょうか? 一人目は、やらされ仕事で不満が多く二人目は、家族のために目の前の仕事をがんばり三人目は、未来の人々が喜んでいる姿を目指して頑張っています。 言い換えると 一人目は、目的も出口もわからない二人目は、「家族を養う」という目的はあるけど出口はない三人目は、「たくさんの人を喜ばせる」という目的と「大聖堂を作る」という出口がはっきりしています。 三人目の職人は目的と出口が明確だったからこそ仕事を楽しむことができていたのです。 目的と出口を定めると仕事が楽しくなる この三人のレンガ職人の話を踏まえて 「あなたの仕事はなんですか?」 と聞かれたら、なんと答えたいでしょうか? 先日、清掃業をされている企業で研修をさせていただいた際のこと。 Aさん:私の仕事は道路掃除です。 Bさん:私の仕事は、街をきれいにして次世代の子どもたちに美しい地球を残すことです。 どちらの方が楽しんで仕事ができるでしょうか? 目の前の仕事だけでなく、 その仕事の効果や成果の未来のことまで考えている Bさんの方が楽しく仕事ができそうですよね。 自分たちがやっていることはなんのためにやっているのか? それを頑張るとどうなるのか? 「目的」と「出口」を意識すると 今目の前にある仕事が とても楽しくて、やりたいことに変わっていくのです。 まとめ やらされ仕事を抜け出すためには「目的」と「出口」が大切です。 だからこそ、まずは経営者、管理職であるあなた自身が、この仕事の目的と出口をしっかり理解し、伝えることがとても重要なのです。 ミッション、ビジョン、バリューを作って終わりにしていませんか? 日々の業務が誰を喜ばせているか?を伝えていますか? ちゃんと伝えること、そして伝えられる力を養うこと。 それが、内発的動機付けのきっかけを与えられる人です。 スタッフを育てる立場にいる人こそ、 自分たちの仕事は 「なんのためにしているのか?」 「これを頑張るとどうなるのか?」 ぜひこの2つをスタッフに共有してほしいと思います。 強いチームづくりの参考になれば幸いです。 コミュニケーション課題の解決方法を配信中! まだ仕事の「目的」と「出口」が明確になっていない部下の方には、ぜひ今回の内容をお伝えください! 三人のレンガ職人のような視座の違いだけでなく、他にも立場や経験が異なることで、コミュニケーションが複雑になってしまうことは起こりがちな問題です。 ワンネス経営®︎の公式ラインではそんなコミュニケーション課題を解決する指導方法などそのまま使える学びを配信しています。 是非、下のボタンからLINEを追加し配信をお受け取りください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加! ワンネス経営研修はこんなお悩みを解決します! 社員のためを思っていろいろやっても定期的な離職が止まらず組織が成長しない実力のある社員なのに会社への想いが弱く、実力があるだけに強く言えないビジョンなどを熱意をもって伝えているが会社の陰口を言う社員が常にいて悩んでいるそれでも社員と良い関係を築き、社員同士も良い関係を築いてみんなで会社の業績を上げていきたい 当てはまるかも?と思われましたら是非ご検討ください! 資料【5分で分かるワンネス経営研修】を無料配布中! ダウンロードはこちら!
2024.12.10
アンガーマネジメントとは?怒りを感じる仕組みや企業で必要な理由を解説
チームづくり「アンガーマネジメント」は、怒りの感情を適切にコントロールするためのスキルです。 個人はもちろん、企業にとっても役立つスキルであることから、「アンガーマネジメントについて理解したい」「社内に周知し、自社の人間関係をより良くしたい」という方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、アンガーマネジメントの概要を解説し、怒りを感じる仕組みやアンガーマネジメントが企業で必要な理由について紹介します。 アンガーマネジメントについて知りたい担当の方は、ぜひ参考にしてみてください。 アンガーマネジメントの概要 アンガーマネジメントは、私たちの日常生活で生じる怒りやイライラの感情を適切に管理し、コントロールするための実践的なスキルです。 単に怒りを抑え込むのではなく、健全な形で対処し、建設的な行動につなげることがアンガーマネジメントの目的です。 適切なアンガーマネジメントができないと、問題の責任を他者に転嫁したり、物に当たったりするなど、非生産的な行動につながりがちです。 また、時には自己否定的になり、自分を責めることで精神的な負担を増やしてしまうこともあります。 このような不適切に表れた怒りは、職場の人間関係を損なうだけでなく、業務効率や生産性の低下という形で組織全体にも影響を及ぼしがちです。 そのため、アンガーマネジメントは単なる個人的なスキルを超えて、職場の円滑なコミュニケーションと生産性を支える重要な要素として認識されています。 怒りを感じる仕組み 人が感じる「怒り」は、複雑な感情の仕組みから生まれます。 怒りの根底には、不安や恐れ、悲しみ、寂しさといった「第一次感情」が隠れています。 これらの感情は誰もが日常的に抱くものですが、「第二次感情」である怒りとなって表面化しがちです。 怒りは単独で存在するものではなく、常に第一次感情と結びついています。 つまり、内面に抱える不安や悲しみが大きければ大きいほど、表に出る怒りも強くなる傾向があるといえます。 特に注意が必要なのは、激しい怒りや長く続く怒り、頻繁な怒り、攻撃的な怒りです。 怒り自体は自然な感情ですが、その表れ方によっては周囲の人々や自分自身を傷つける原因となることがあるため、適切な対処が必要となります。 アンガーマネジメントが企業で必要な理由 企業でアンガーマネジメントが必要な理由は、下記の3つです。 職場環境の改善 良好な人間関係の構築 意思決定と業務効率の向上 それぞれ解説します。 職場環境の改善 職場での怒りのコントロールは、快適な環境づくりの基本です。 アンガーマネジメントを実践することでギスギスした雰囲気を防ぎ、社員の定着率を高められます。 また、怒りによるストレスが原因で起こる胃潰瘍やメンタル疾患のリスクを低減し、健康的な職場づくりにつながります。 良好な人間関係の構築 良好な人間関係の構築にも、アンガーマネジメントは欠かせません。 特に上司と部下の関係改善に重要な役割を果たすのが、アンガーマネジメントです。 怒りをコントロールできる上司は部下から信頼され、良好な人間関係を築きやすくなります。 職場全体のコミュニケーションの質が向上するのはもちろん、ハラスメント防止にも効果的です。 意思決定と業務効率の向上 怒りをコントロールすることで冷静で的確な判断が可能になり、理性的に働けるようになります。 また、感情的な行動による時間の無駄が減るため、業務の効率化が図れる点もメリットです。 アンガーマネジメントは、企業の成長に不可欠となる、新規事業の展開や業務改革などの実現にもつながりやすいといえます。 まとめ アンガーマネジメントは、現代のビジネス環境において欠かすことのできない重要なスキルです。 怒りの感情が適切にコントロールされないと、個人だけでなく職場の人間関係や業務効率などにも影響を及ぼします。 怒りの感情は誰でも起こるものですが、それを適切に管理し、建設的な方向に導くことが重要です。 ぜひ、今回の記事を参考に、アンガーマネジメントについて理解を深めておくことをおすすめします。
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。