2018.07.06
特集
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事務局:スズキヒラク
この記事を書いた人
福永寿徳
大学卒業後、ヘルスケア業界で1000名以上のトレーナーを育成。 セールス下手でも日本の隅々にまで展開することに成功。 好きで得意なことで役に立つと自分も周りも幸せだ。と確信する。 その後、独立起業。インナーブランディングの専門家として活動中。 趣味はトライアスロンだが走るのは嫌い。サウナとバスケ観戦が好き。 焼肉の部位はハラミ。フラップスプランの代表。
2021.11.16
エンパワメントとインナーブランディング#2
特集おもてなし研究家の井上富紀子さんにエンパワメントとインナーブランディングについてお話を伺いました。 最終回の今回はより具体的にスタッフの力を引き出す関係性の構築について掘り下げます。 前回の記事を読んでない方はこちらから↓ https://flapsplan.co.jp/blog0045/ 井上富紀子(いのうえふきこ)さん ◯ザ・リッツ・カールトンホテルLLC公認親善大使◯テイクオフ株式会社 代表取締役 ■著書◯『リッツ・カールトン20の秘密』(オータパブリケイションズ)◯『関心力』(ビジネス社) 1981年ラブリークイーンに入社。1985年に独立、テイクオフを設立。エアロビクスとジムのフィットネスクラブを運営、レオタードを中心としたスポーツウエアを企画・生産・販売などを手がける。ザ・リッツ・カールトンホテルカンパニーLLC公認親善大使も務めている。 ▷井上富紀子オフィシャルサイト エンパワメントとは… ビジネスにおけるエンパワメントとは権限移譲のこと。権限を与えることが、結果的に個人の主体性を促進したり、結果的に責任能力を開花させたりすることを指す。 エンパワメントに必要な関係性とは 福:エンパワメントを実現させるためには管理職と現場スタッフの関係性が非常に重要だと思うのですが、具体的にどんな取り組みがあるんでしょうか? 富:例えば、役職で呼ばないというのはとても効果的だと思います。役員と一般社員であっても◯◯さんと呼び合います。 福:最近、いろんな企業での取り組みとして紹介されていますよね。 富:やはり、常に最前線は現場スタッフなんですよね。役員や管理職がどれだけ頭をひねって計画を立ててもいいサービスにはならないんです。問題は常に現場だし、解決策も現場にあります。だからこそ、現場に対してリスペクトがあるのです。 福:なるほど。本当の意味での対等感があるわけですね。 富:そうです。先ほどの頭ごなしに叱らない。もそうですが、現場を持ち上げるとかヨイショする。とかいうことではなく、お互いがお互いの役割に徹すること。そして、本当の意味で気持ちよく働ける環境を作ることをとても重要視していると感じています。 福:まさに相互依存の関係性ですね。だからこそ、主体的に動ける方が多かったり、仕事そのものを楽しんでいる方が多くいるわけですね。 富:そうだと思います。やらされ感の強い「しかたなし」の心では気持ちの良いサービスはできませんから。自分たちが楽しむからこそ「おもてなし」の心になるのだと思います。 福:絶対そうですね。間違いない。 富:意外と心に残るおもてなしって盛大なものじゃなかったりするんですよ。 福:と言いますと? 富:もちろん派手なサプライズ的なことはやはり心躍るというか、とっても嬉しいは嬉しいんですよ。ただ、心に残ることってそのスタッフの方が本当に楽しみながら、こちらのニーズを少しだけ先回りしてくれること。例えば、私は結構本気でプールで泳ぐんですが、、 福:ええ、存じております。トライアスロンで世界目指してますもんね。(笑) 富:そうそう。(笑)で、プールを上がった時に、私の好きなペリエ(炭酸水)とライムをセットで用意してくれた。とか。当日出かける先を心配してくれて天気を教えてくれたとか。ちょっとしたことなんだけど、すごく心があったかくなるんです。 福:そういう動きを現場スタッフの判断でできてることがやっぱりすごいですよね。 富:やはりエンパワメントの実践として経営陣と従業員、それぞれが信頼関係で結ばれていることが全てのスタートだと思います。信念を持って信頼をする。その信頼関係の心理的安全性から顧客に対しての積極的なアプローチが生まれて、ひいては良いサービス、感動を生むサービスにつながっていくのだと思います。 福:エンパワメントとインナーブランディングがこんな関係性があったとは。ものすごく勉強になりました。 富:いえいえ。お役に立てれば光栄です。 福:本日はありがとうございました。 富:こちらこそありがとうございました。 インタビュー後記 「成長のない時間経過を老いと呼ぶ」 富紀子さんの言葉で一番好きな言葉だ。 昨日より今日、今日より明日。 1mmでも成長する自分であること。 富紀子さんは常に実践されている。 私自身が起業する際にもとても影響を受け、力になってくださった。 間違いなく井上富紀子の主成分は圧倒的な好奇心と行動力だ。 きっとワクワクし続けられているのは、素晴らしいサービスマン、ホテリエ(ホテルスタッフ)たちとの出会いも、その原動力の一つになっているのだと思う。 私も富紀子さんからどこのホテルの朝食M T Gに呼び出されてもフルスイングで食べれる体調管理を怠らないでおこう。 決して「あら?トライアスロンやめたの?」なんて言わせない身体を維持しよう。 昨日より今日、今日より明日の自分を輝かせよう。 富紀子さんと話すとそんな気持ちにさせてくれるから不思議だ。 井上富紀子さんがまた新しい取り組みを始めたようです。 ぜひご覧ください。 https://flapsplan.co.jp/blog0030/ https://flapsplan.co.jp/blog0013/ https://flapsplan.co.jp/blog0010/ すぐに活用できるチームビルディングのコツ ワンネス経営®︎の公式ラインでは登録者の方限定にすぐに活用できるチームビルディングのコツを配信しています。 成果を上げているチームとうまくいっていないチームの違いとは何か?目標達成や時間管理、チームの生産性を向上させる為のヒントが満載です! チームメンバーが仕事を楽しみながら成果を出す秘訣は何か?配信からご確認ください! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2021.11.01
てっぺん創業代表 大嶋啓介氏に聞く 会社が「人材」を「人財」に育てる方法#3
特集人材を人財にする日本一! 大嶋啓介さんにインタビュー!させていただきました! 第3回の今回はチームの力を引き出すことについてフォーカスしてお伺いしていきます。 前回の記事を読んでない方はこちらから↓ https://flapsplan.co.jp/blog0030/ https://flapsplan.co.jp/blog0035/ チームワークを機能させるために最も大切なこと 大嶋さん:それは「チームの目標を明確にする」こと。 チーム全体の目標が明確になっていないと、それぞれのメンバーが、どの方向を軸にして協力すべきかがわから無いから、そもそもチームワークが生じない。 福永:なるほど。 大:チームや社風を活性化するには、社員に自信や達成感を与えることが重要だと思う。 チームにどれだけ負荷を与えるか。その負荷に対して、どれだけこたえられるだけの能力を持っているか。この見極めがとても難しいと思ってます。 目的と意味を知れば、モチベーションは必ず向上する。そして、目的や意味を理解しないことが、成長しない最も大きな理由なんだよね。 会社や職を選んだ時は、きっと何らかの意味づけをしたはず。その初心を保ち続けられる人は、意味をもっと深化させることができるひと。 この意味を見失うから、簡単に退職したり、安易な転職をしてしまうことになる。 結果的に自分の持っている能力を埋もれさせてしまっているんだよね。 目的や意味づけをしっかり理解することが、非常に重要なことだと思います。 福:最後にこれだけは大事にしたほうがいいっていうことを教えてください。 大:これだけは?2つでもいい?笑 「肯定的に物事を解釈する能力」と「プラス思考」かな。 事実をどう解釈するかで、自分の人生は決まるから。人生はすべて自分がつくった結果、選んだ結果。プラスに解釈すれば、肯定的な考え方が生まれる。 物事のすべてが前向きになってくるから、マイナスをプラスに考える力。 ここが重要だと思う。人間は脳が瞬間的に「嫌なものは嫌」と感じるから。 でも、そこから時間をかけて、自分と葛藤しながら、物事を肯定的に解釈していく。 こういう能力さえ身につければ、物事はすべてうまくと思う。 「人財」育成の重要ポイントは、この一つのみで良いといっても言い過ぎじゃない。 その事実をどう解釈するかで苦しんだりプラスに転化したりするから、この解釈能力さえ身につければ、どんな人も、自らの個性を発揮して意味のある人生を送れます。 福:ありがとうございました! 大:ありがとうございました! 【インタビュー後記】 久しぶりにお会いしましたが、やっぱり元気。笑。 元気というか、会うとこっちが元気になる。 あまり知らない人はただ元気でエネルギーの高い人って感じるかもしれませんが、(そんなことなかったらごめんなさい。笑) 大嶋さんってものすごく考えてる人だなといつも思います。 本当に色々なことを学ばれていて、いつもたくさん教えてもらっています。 大嶋さんと会うと人材という字を人財と書きたくなるから不思議です。 今までは刺激をもらってばかりだったけど、これからはこちらからも。 大嶋啓介さん、本当にお忙しい中ありがとうございました。 福永寿徳 大嶋啓介さんへの講演依頼などご連絡はこちら 人が育ち、自走するチームをつくるために マネジメントやチームづくりについてワンネス経営®︎では登録者限定に即活用できるお役立ち情報を配信しています。 目標達成や時間管理、チームの生産性を向上させる為のヒントが満載です! メンバーに仕事を楽しみながら成果を出してもらうコツは何か?主体的に取り組んでもらう為のポイントはどんなものか?などお悩みの経営者・管理職の皆さん是非ご登録下さい! 事務局:スズキヒラク ワンネス経営®︎公式LINEを追加!
2022.04.12
インナーブランディングとは?目的とメリットを分かりやすく解説!
特集「社内を活気に溢れる状態にしたい」 「社員が定着するようにするにはどうすればいいのか?」 経営者や管理職にとっては、社内の士気を上げることや人材育成は課題の一つでしょう。 そんな課題の解決に役立つのがインナーブランディングです。 そもそもブランディングは、市場での自社の強み・ポジションを明確化することで、「○○といえばあの会社」というように浸透させていく活動を指します。 これは社外に対して行うことですが、インナーブランディングは、それを社内に向けたものです。 インナーブランディングを実施することで、社員の自社に対するイメージが向上し、企業活動が活発になるため、成果にも繋がります。 本記事では、「インナーブランディングとは何か?」について、その目的やメリットまで分かりやすく解説していきます。 インナーブランディングとは インナーブランディングとは、企業理念やブランド価値を社員に伝えて浸透させる活動のことです。 社員一人ひとりが理解し、納得した上で意識変革をしていくことがインナーブランディングの核心といえます。 具体的な施策 インナーブランディングの具体的な施策は、以下のようなものが挙げられます。 社員研修報酬制度人事評価制度 などの教育活動のほか、具体的なシステム改革も含まれます。 インナーブランディングで価値観の共有が上手くできていると、社員一人ひとりが企業理念やブランドに愛着を持ち、仕事への向き合い方も変化します。 そして、目標達成のために「自分ごと」として企業活動に取り組むようになります。 「自分ごと」として仕事に向き合うとは、内発的動機付けを社員自らが感じて行動していることを意味します。 インナーブランディングでその環境作りをしていくことで、結果的に、商品やサービスの質が向上し、社員の業務効率アップなどに大きな効果をもたらすのです。 インナーブランディングの目的 インナーブランディングの目的は、企業理念やブランドに愛着を持てる社員を育成することです。 なぜなら、社員一人ひとりの言動や対応が、企業イメージに大きな影響を与えるからです。 たとえば、社員自身が自社に対して愛着がなければ、お客様に自社の商品やサービスを心からおすすめすることができません。それは、お客様側も敏感に感じ取ってしまいます。 社員一人ひとりの企業理念やブランドコンセプトに基づいた行動により、企業理念の実現やブランド価値の体現につながるのです。 インナーブランディングのメリット3つ インナーブランディングに取り組むメリットは、社員の満足度の向上や連帯感の強化、離職率の軽減など数多くあります。 こちらでは、メリットを3つに絞り解説していきます。 インナーブランディング 3つのメリット 組織のパフォーマンスの向上ロイヤリティの向上社員の定着率が上がる それぞれのメリットを以下で詳しく解説します。 組織のパフォーマンスの向上 インナーブランディングには、組織のパフォーマンスが向上するというメリットがあります。 なぜなら、企業理念やブランド価値について社員の理解を深めることが、自社に対するイメージが上がり、社員同士の連帯感強化にもつながるからです。 社員全員がメンバーの一員であるという思いで社員が互いに助け合い、組織全体の生産性が高まる効果が期待できます。 ロイヤリティの向上 インナーブランディングを実施することで、社員のロイヤリティが高まります。 この場合のロイヤリティとは、社員が勤める企業に対して抱く、「信頼」や「愛着」「帰属意識」のことを指します。 つまり、インナーブランディングは、企業と社員の信頼関係の強化につながるのです。 社員の定着率が上がる インナーブランディングで社員が勤める企業に対する信頼度や好感度が高まるため、人材の定着や確保にも大きく貢献します。 また、自社の価値を正しく伝えられることで、自社に合う優秀な人材も採用しやすくなります。 強力な企業理念や価値観は多くのファンを生み、「チームに参加したい」という強いモチベーションを持った人材が集まります。 企業が掲げる理念や価値観に合う人材が集まるため、ミスマッチを防ぐことができ、早期離職防止にもなるため、採用コスト削減にも効果的です。 まとめ 今回は、インナーブランディングについて解説しました。 社外に向けて行ういわゆるブランディングも大切ですが、社員に向けて行うインナーブランディングもとても重要です。 社員が自社の理念についてよく知らなかったり、待遇に対して不満を抱いたりしているままでは、社内の士気も落ちてしまいますし、何より顧客に対して質の高いサービスすることはできません。 インナーブランディングを成功させることは、決して簡単なことではありません。 しかし、インナーブランディングが成功すれば、企業にとって大きな利益をもたらすのです。 インナーブランディングの強化を通じて、業績の向上に貢献するワンネス経営®︎ ワンネス経営®では公式LINEやYoutubeチャンネルでチームづくりのコツやコミュニケーションのポイントをお伝えしています。 具体的な行動方法まで詳しくお伝えしているため、知らなかった状態から→知っていて学びを活かせる状態になる事が可能です! 職場のコミュニケーションのズレを解消し、チームの生産性が上がると結果として売上も上がっていきます! 事務局:スズキヒラク LINE友達追加はこちら!ワンネス経営®︎公式LINE チャンネル登録お願いします!ワンネス経営®︎公式Youtube
ワンネス経営®プログラムは、インナーブランディング強化というアプローチを通して、 お客様企業が求める成果を達成していくという「新しいチームビルディングのプログラム」です。 イメージが持ちづらい点があるかもしれませんが、どうぞお気軽にご質問、ご相談ください。