目標を立てても8割の人が達成できないと言われています。
僕もばっちりその中の1人でした!
入社前から今までも、SMARTの法則など色々なフレームワークを調べては、前向きに目標設定に取り組んできました。
ですが、数多く立ててきた目標は、未達成のものばかり。笑
なぜうまくいかなかったのか?
理由は大きく2つあります。
- 目標を立てただけで安心してしまった
- 設定した目標のレベルが高すぎた
今回はそんな僕が、ワンネス経営で学び、日々達成を積み重ねられるようになったコツをお伝えしようと思います。
目標設定とは
目標とは「めじるし」です。
旅行でも、行き先が決まっていなければ一歩も進めませんし、行き方が分からなければ迷ってしまいますよね。
同じように、目標という「めじるし」があることで、人はスムーズに動くことができて、日々の生産性も高まっていきます。
ワンネス経営では、その「めじるし」を考えるときに大切な3つの軸をおすすめしています。
それが、
「状態目標」「結果目標」「行動目標」
です。
ここから1つずつ、詳しくお伝えしていきます。
状態目標
これは、自分が大事にしたい価値観に対しての状態を考えることです。
ここで大事なポイントは、「妄想」です!
私たちは、「わくわく」という状態(感情)を大切にしています。
「わくわく」を感じられる自分の状態を、たくさん妄想してみましょう。
ここは、すぐに出ないこともあるので定期的に時間を取っても良いと思います!
例:
- 体力をつけて、集中力の高い状態で仕事をしたい!
- 年に3回は離島に行ってゆっくり過ごしたい!
仕事でもプライベートでもOKです。
「無理かな」「現実的じゃないかな」という思考は一旦置いて、自由に妄想することがこの段階のポイントです。
結果目標
状態目標で出てきたものに対して、優先度を決めて期日を設定します。
ここで大切なのは、具体化です。
例:離島でゆっくり過ごすことを結果目標にすると…
- 年に3回、2泊3日で4月・8月・12月に行く
- 予算は毎回15万円、妻と一緒に
- 4月は宮古島、8月は奄美大島、12月は沖縄でダイビング
これが結果目標になります。
行動目標
毎日取り組めることを設定しましょう。
大切なのは「気合いや根性」ではなく、実際の行動に落とし込めるかどうかです。
例えば、
- 休みが取れるか会社に確認する
- 4ヶ月で15万円を貯めたいから、1ヶ月ごとに37,500円を貯める。そのためにできる行動は?
・ランチ代を1日500円以内にする
・お弁当を作る
・いつもより1件多く案件を対応する
・バイトを探して申し込む
こんな風に「小さくて続けられる行動」を目標にすると、行動に移しやすく習慣になりやすいんです。
たとえばお弁当なら「夜にご飯だけ炊く」「白米だけ持っていく」でもOK。
逆にレベルを高く設定しすぎると、続かなくて“形だけの目標”になってしまうので要注意です。
まとめ
当たり前ですが、“行動”に移し、“継続”しなければ目標には近づけません。
大切なのは、この原理原則を理解し、取り組めるレベルまで落とし込むことです。
僕は理想が高すぎて、最初は目標もハードルも高くなりすぎていました。
なので、継続できずに目標設定だけで終わっていたのです。
「もっとできるはずだ」と思っていたので、レベルを下げることに正直抵抗がありました。
でも、自分の弱さを受け入れて小さく始めたことで、継続できる行動が増え、少しずつ変化を実感できるようになっていきました。
また、僕は1ヶ月ごとに行動目標を振り返り、3ヶ月ごとに状態目標・結果目標を見直すようにしています。
色々な変化があるので、振り返ると面白いですよ!
時には、必要に応じて修正することで、「今どこに向かっているのか」を確認しながら取り組めるようになりました。
「目標は、めじるし」なので、途中で修正しても大丈夫です。
ガチガチに固めなくてもいいので、まずは一歩を踏み出し、少しずつブラッシュアップしていく目標設定や変化を楽しんでみませんか?