日本の伝統文化の結晶「書」を世界に発信
日本の代表書家11名の執筆風景の映像制作
クライアント:東京2020オリンピック・パラリンピック記念書展実行委員会
後援:読売新聞社、毎日新聞社、産経新聞社、朝日新聞社、共同通信社
活動期間:2019年6月~2020年6月21日(開催期間:2020年6月11日〜21日)
開催場所:国立新美術館
概要
2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を記念して『日本の書200人選』が2020年6月11日〜21日まで東京の国立新美術館にて開催されました。日本の伝統文化の結晶であり、多くの愛好者を抱える「書」を世界に発信するため、日本を代表する現代書家約200人よって制作された新作の作品を展示が行われました。また、代表作家の制作風景の映像放映や、パネル・キャプションの多言語表記を通じて、訪日外国人にも理解して頂けるような構成の展示でした。
公式HP http://shobi.or.jp/sho200/
活動内容
「書道の魅力を世界中の人に伝えたい」との想いを形にするべく、今回は企画・撮影〜編集までをすべてフラップスプランで担当させて頂きました。今回はまず撮影にあたり、書道を習うところから始め、撮影に臨みました。また、先生方の普段執筆されている、自然なお姿を撮らせて頂くことを一番意識しました。
ご親族やお弟子さんでも見たことがないと言われるほど、貴重な執筆風景。展示会では多くのご来場者様に、11名の先生方の執筆時の緊張感をお届け出来たのではないかと思います。
1年間携わらせて頂き感じた、書道の奥深さと日本文化の素晴らしさ。そして、映像・動画という仕事の面白さと責任を感ることの出来る貴重な時間を過ごさせて頂きました。
11名の先生方、そして今回ご協力頂きました関係者の皆様本当にありがとうございました。
【代表作家11名の作品名と作家名】
『顯徳』 新井 光風先生/Arai Kofu
『我射心』 髙木 聖雨先生/Takaki Seiu
『響』 仲川 恭司先生/Nakagawa Kyoji
『賈誼之語』 辻元 大雲先生/Tsujimoto Daiun
心猶鏡』 杭迫 柏樹先生/Kuiseko Hakuju
『道無窮』 星 弘道先生/Hoshi Kodo
『五輪旗』 齋藤 香坡先生/Saito Koha
『大和心』 井茂 圭洞先生/Ishige Keido
『桜』 黒田 賢一先生/Kuroda Kenichi
『古今和歌集仮名序』 土橋 靖子先生/Tsuchihashi Yasuko
『工藤直子の詩「だっこ」より』 石飛 博光先生/Ishitobi Hakko
【撮影風景※一部のみ】写真:唐亨
【展示会風景】