こんにちは、映像ディレクターのテル.浜野です。
「スマホ視聴とPC視聴、どちらを基準に考えたらいいの?」
お客様からご質問を頂きましたので、今回は動画制作媒体の基準についてお伝えしたいと思います。
スマホの登場により活躍の場が格段に広がった動画。ニーズの高まり、機材の発達や発信媒体の増加もあり、今動画は幅広い媒体に合わせた設計が求められています。
それでは一体、動画はどの媒体を基準に作るべきなのでしょうか?
-動画は〇〇を基準に作る
スマホ?PC?その他にも、テレビや街頭モニターなどもありますが、様々な媒体が存在する中で、一番のオススメは“スマホを基準に作ること”です。
なぜスマホなのか?それは、2つの理由が挙げられます。
1.スマホ視聴の割合が高まっている
2.スマホとPCの両方の対応が出来る
1.スマホ視聴の割合が高まっている
スマホ視聴の割合が近年圧倒的に伸びてきています。
そして特にこれからは新時代通信「5G」の登場によって、よりスマホでの動画視聴の環境が整うとされています。
Q.5Gとは?
「第5世代移動通信システム」と呼ばれ、現在のスマホの通信速度に比べ約10倍の
通信速度とデータ量のやり取りが可能になる通信システム。簡単に言うと、動画などの通信スピードへの不自由がなくなる。
2.スマホとPCの両方の対応が出来る
もちろん視聴媒体を絞る事は大切な事なのですが、視聴媒体が両方想定される場合もあると思います。その場合はスマホ対応にする事で、スマホとPCの両方に対応する事が可能です。
具体的に行うと良いポイントとしては「スマホでもわかるテキストの大きさ」と「音なし視聴を前提」に作ることです。
スマホに合わせた大きさのテキストはPCでも見れますが、PCの大きさに合わせたテキストはスマホで見ると小さくて見れません。
そのため、出来る限りスマホで視聴可能なテキストの大きさで作るのがオススメです。
また、動画は電車の通勤・通学時間などのようにスキマ時間に見る事が多いため。無音視聴でもわかるように作る事も大切です。
「スマホ視聴前提で動画制作を行うこと。」
以上が動画制作の媒体基準になります。ぜひ動画の発注にお役立てくださいませ。
【PR担当者向け!発注者のための動画入門シリーズ】
1.動画の発注前に決めておくべき事
2.写真や文章よりもすごい!動画の4つの特徴とは?
3.動画はスマホとパソコンどちらを基準に制作するべきか?
4.視聴者に届く!最適な動画の長さの決め方
5.初心者向け!知っておくと失敗しない動画発注時のポイント